ロケット団を無事に吹っ飛ばし、ポケモンセンターの被害も窓ガラスだけで済んだ。
そう安堵していると
「貴方達! ありがとうね! お陰でポケモンセンターの被害も抑えられたわ! 私はハナダシティのカスミよ! よろしくね!」
「カスミさんですね! よろしくお願いします! 俺はマサラタウンのサトシです!」
「カスミさん、よろしくお願いします! 同じくマサラタウンのリーフです!」
「カスミさん、よろしくお願いします! 私はカロス地方、アサメタウンから来たセレナです!」
そう言って、俺達はカスミさんと握手をする。
「カロスから…へぇ〜色々話しが聞きたいわね! 後、敬語は不要よ! カスミって呼んで良いわよ!」
助かる、カスミはカスミって呼ぶ方がピンと来るし。
「あぁ、わかった! じゃあ改めてよろしく! カスミ!」
「それにしてもアンタ強いわね? それにそのピカチュウ、見たこと無いような耳ね? 強さと云い、そのピカチュウらしからぬ、雰囲気と云い、まるでレッドさんのピカチュウを彷彿とさせるわね。」
やっぱり父さんを知ってるのか。
「父さんから貰ったたまごから産まれたのが、このピカチュウだからな! 父さんのピカチュウに似た雰囲気なのも当たり前だよ。」
「レッドさんの息子さん!? 本当に!?」
カスミが驚いた顔をして、俺を見る。
周囲の他の客もジョーイさんもざわついている。
「俺だけじゃないぞ? こっちのリーフはグリーンさんの娘だよ。」
「うん! 私のお父さんは此処、トキワシティジムリーダーのグリーンで、サトシのお父さんはレッドさんです!」
「こんな可愛い子まで!? 凄いわね〜アンタ達って…」
そう、沁み沁みに言うカスミ。
すると、何かに気付いたように口を開く。
「私は今、自己鍛錬で修行の旅に出てるの。 もし良かったら、私も同行しても良いかしら? さっきのロケット団みたいに悪い奴等も懲らしめないとだしね!」
そうカスミさんは提案してくる。
俺としては、こんな美女と同行出来るのは嬉しいんだが…
「俺は賛成だけど、2人はどうだ?」
「私は問題無いよ! サトシとずっと2人旅になるとは思って無かったし!」
「私も問題無し! カスミ! 私は初心者だけど、よろしくね!」
2人の了承を確認して、カスミを見る。
「良かったわ! レッドさんの息子の話しも聞きたいし、グリーンさんの娘の話しも、カロス地方の話しも聞きたいから退屈しなくて済みそうだわ!」
そう言ってカスミは俺達と行動を共にする事になった。
では、そろそろ出発…と、思った所にジョーイさんが来る。
「先程は、ありがとうございました! お陰で大した被害も無く、無事に済みました! 貴方達の事は他のポケモンセンターにも通達しておきます! 本日は本当にありがとうございました!!」
そう言ってジョーイさんは、頭を下げてお礼をする。
「いえいえ、態々すみません。」
そう俺も返して、出発する。
トキワの森を越えて、目指すはニビシティだ!
出発する俺達にジョーイさんや他のお客さん達も頭を下げたり、感謝をしてたりと笑顔で見送られた。
トキワの森に着いたぞ!
キャタピーやビードル、ナゾノクサ、マダツボミを捕まえながら、俺達はグングンと先を行く。
道中に会った鎧姿の少年を、鎧袖一触で蹴散らし、どんどん進むと、妙に懐かしい? 何か俺の琴線に触れるようなピカチュウに出会った。
もしかして、このピカチュウは本来サトシの相棒になるピカチュウなのか?
でも、俺はもうピカチュウ持ってるしな〜
どうしようか。
そこで、2人に聞いてみる事にした。
「リーフかセレナ、あのピカチュウ捕まえないか?」
「う〜ん、私はイーブイと貰ったばかりのフシギダネを育てたいかな〜」
リーフはあまり乗り気じゃなさそうだな。
「私は捕まえたいかな! でも良いの?」
セレナは捕まえたいようなので、手伝ってみるか。
「あぁ! 俺は既にピカチュウ持ってるからセレナが捕まえてくれ! 手助けはする!」
そう言ってピカチュウを繰り出す。
「ピッカー!」
セレナはフォッコを繰り出すようだ。
「行って! フォッコ!」
「フォッコッ!」
「フォッコ! ひのこ!」
「ピカチュウ! てだすけ!」
ピカチュウのてだすけにより威力の増したひのこがピカチュウに当たり、倒れる。
「さぁ、モンスターボールを投げな!」
「捕まって!ピカチュウ!」
こうしてピカチュウはセレナの手持ちになった。