トキワの森で、セレナがピカチュウをゲットした。
ニビジム対策に、俺達はポケモンを鍛える。
そうしていると、夜になったので野宿をする。
キャンプを設営して、
焚火を囲んで、皆で食事をして談笑する。
リーフがマサラタウンを出発する前の出来事を話すと、カスミが絶叫する。
「サトシ何考えてんのよ! いくらレッドさんの息子だからって! あの天上人達に喧嘩を売るようなマネするなんて!」
カスミがご立腹だ。
まぁ仕方ないか。
セレナもドン引きするくらいの事をした自負は有るし。
「とは言えだ、その位の啖呵切れるようじゃなきゃ、あの人達には追いつけも、追い越せもしないと思うぞ。 憧れてるだけじゃ、追いすがる事位しか出来ないって俺は思う。 啖呵切って、己を追い詰め、努力すればイケる気がするんだ。」
そう、俺の心情をカスミに話す。
「そうなのね、まぁ取り敢えずはハイパーボールクラスには上がって来なさい。 精々今のアンタじゃスーパーボールクラスでしょ? マスターボールクラスには全く届かないわ。」
流石ジムリーダー、ハイパーボールクラスなだけは有るな。
「スーパーボールクラスとか、ハイパーボールクラスとかって何ですか?」
セレナが疑問を口にする。
「セレナちゃんは初心者だから説明しなきゃわからないわよね。 良いわ、説明するから。」
そう言って、カスミは口を開く。
「まず、トレーナーは最初、モンスターボールクラスから始まるの。 それから大体バッジ5個以上の実力を付けるか、モンスターボール級の大会で上位に行けばスーパーボールクラスに行けるの。 ハイパーボールクラスは本気のジムリーダーが犇めく精鋭達の場所。 マスターボールクラスは四天王以上の場所。 まぁ端的に言えば、モンスターボールクラスは初心者。 スーパーボールクラスは熟練者。 ハイパーボールクラスは精鋭。 マスターボールクラスは達人かしらね。 各地のチャンピオンは達人以上って考えたら分かりやすいって感じかな。」
そうカスミは締め括る。
「へぇ~ そうだったんだね! それにしても、サトシは凄いのね! 旅に出たばかりで、もう熟練者なんて!」
セレナが興奮して言うが…
「リーフも、リーフの双子の兄も似たようなもんだぞ? 俺達3人はたまごから孵化させたポケモンを旅立つ前に鍛えてたからな。」
俺はピチュー、リーフはイーブイ、シゲルはエレキッドを最初のポケモンとした。
そのポケモンを持って、俺はカケルさんに、リーフはアユミに、シゲルはシンさんに教えを乞うた。
それからは個人鍛錬だけでなく、ポケモン育成にも力を入れた。
マサラタウンには強いポケモンが多かったからな。
経験を得るには不足しなかった。
その鍛錬で俺のピチューはピカチュウに、シゲルのエレキッドはエレブーに進化したし。
だから、ニビシティのタケシにはバッジ1個分のポケモンでバトルはしない。
リーフにもランクを上げて貰って戦わせるつもりだ。
「そうなんだ~ カスミもそう言う事知ってるって事は強いんだよね?」
「何言ってんだ。 強いに決まってるよ。 カスミはハナダのジムリーダーだぞ?」
俺が口を滑らせると、カスミから威圧感が出る。
「言ってないのに何でわかるのかな〜?」
あっ…やっべ!
やらかした!
…まぁいいや。
「父さんから聞いたから。」
そう言っとけば解決だろ。
「ま、バレてしまったのなら仕方ないわ。 私はハナダジムリーダーのカスミ! ウチのジムリーダーは後、3人居るけどね! 私がバレるようなヘマしたかな〜」
カスミが不思議そうに言う。
ふう…乗り切れた。
その後、皆で就寝する。
俺は
可愛い女の子3人が居るからな。
万が一、襲われても敵わないし。
そう思って焚火に火を焚べていると
「サトシ、ありがとうね」
リーフが起きて、言う。
「いや、大丈夫だ。」
「皆寝てるし…抜いてあげようか?」
そう言ってリーフは口を開けて、手でシゴく動作をする。
「バレないならお願いするわ。」