翌日、タマムシに向かいながら歩く俺達。
道中で俺のリザードがリザードンに進化した!
拾ったヒトカゲも既にリザードに進化させ、物理技を磨かせている。
ヒトカゲは可愛いし、リザードもリザードンも格好良いし、言う事無しだな!
リザードンは羽が生えた事にまだ違和感が有るようだが、飛ぶ練習をさせないとな。
一度ハナダシティに戻り、東側を抜け、イワヤマトンネルに向かう。
道中にワンリキー、コイル、ビリリダマ、ヤドン、タッツーを捕まえた。
そしてイワヤマトンネルに入るが滅茶苦茶暗い。
リーフ達も結構ビビッている。
そこで、ピカチュウにフラッシュをしてもらって歩いている。
カラカラ、サイホーン、ガルーラ、イワークを見つけたので捕まえた。
ガルーラナイトが欲しいと切実に思う。
イワヤマトンネルを抜けるとシオンタウンだ。
子供の頃、ここのBGМが苦手でシオンタウンとポケモンタワーは音量0にしていたな〜と、ふと昔を思い出す。
ポケモンタワーでゴースを捕まえたかったので、渋るリーフ達を置いて、1人でポケモンタワーに向かう。
色んなゴース、ゴーストが居るが、中々目当ての個体が居ない。
ずっと探し回ってついに最上階付近で目当てのゴースを見つけた。
特性ふゆうの個体だ!
ふゆうの特性は強すぎて途中で無くなったけど、ふゆう持ち居て良かったよ、本当に!
後は帰るだけだと思って、振り返るとグリーンさんが居た。
「こんにちは、グリーンさん。 こんな所でどうしたんですか?」
「ん? あぁ、サトシか。 久しぶりだな。 俺は昔の相棒の墓参りだよ。」
そう言ってグリーンさんは語る。
昔、グリーンさんがヒトカゲを貰う前から持っていたポケモンがコラッタ。
コラッタとヒトカゲと共に冒険に出て、どんどん強くなって行った。
だが、イワヤマトンネル内で多数のロケット団との戦闘になり、全員倒しはしたが最後のロケット団員が銃を取り出し、グリーンに向けて発砲したらしい。
それを見たラッタがグリーンさんを庇うべく前に行って撃たれた。
他のポケモンで撃ったロケット団員を倒したが、ラッタは出血が酷く、シオンタウンのポケモンセンターに着く頃には既に死んでしまったようだ。
「アイツは俺の為に命を投げ出したんだ。 ロケット団を倒して有頂天になってたバカな俺の為にな。 もっと周りを警戒すべきだった、もっとロケット団の悪事を知っておくべきだった、当時の俺は何度も後悔したさ。 だから命日には毎年こうして此処に来るんだよ。 どんなに忙しくてもな。」
「そうだったんですね。 なら俺にも墓参りさせてください。」
「ん? あぁ、良いぜ。 ありがとうな。」
了承を得たので、ラッタの墓前に行き、手を合わせ黙祷する。
実際に見た事も無いラッタ、アンタのお陰でグリーンさんは助かった。 アンタが助けてくれたから、皆の今が有る。
本当にありがとう。 天国でゆっくりしてくれ。
「ありがとうな、サトシ。 お前のお陰で、少し気持ちが軽くなったよ。」
「いいえ、当然の事をしただけですので。 7つバッジを
集めたら、ジム戦お願いしますね?」
「あぁ、良いぜ? その時はコテンパンにしてやるからよ!」
いつものグリーンさんに戻ったな、良かった良かった。
グリーンさんとポケモンセンターに行くと、リーフとカスミが驚いていた。
「お父さん!? どうしたの!?」
「グ、グリーンさん! 御無沙汰してます!」
「おう! いつもこの日は此処に来るんだよ! 言わせんな!」
「グリーンさん…ですか? 私、カロス地方のアサメタウンって所から来ました、セレナと言います! リーフ達と一緒に旅してます。」
セレナはそう言うと、ペコッと頭を下げる。
「初めまして、セレナ。 俺はこいつの父のグリーンだ! トキワジムリーダーもしてるから、いつか挑戦しに来たらよろしくな!」
「はい! よろしくお願いします!」
「それにしてもサトシ。 お前女の子侍らせて何してやがんだ? もしかしてウチのリーフにちょっかい出してんじゃねぇだろうなぁ~?」
「まぁまぁ、気にしないで下さい。 しっかり皆の事も鍛えてるんで。」
「まぁ良いか。 最近ロケット団の復活の情報が入ってる。 お前等も気を付けて旅すんだぞ。 じゃあな!」
グリーンさんは手を上げながら帰って行った。