ふたご島から戻り、しっかりと休んだ翌日
俺達はグレンジムへと挑戦する旨を伝えに行くも、今日は3人の内、2人までしか無理だと言われた。
なので、俺だけ別行動すると皆に伝えて皆にはジム戦をしてもらう事にした。
俺は今、グレン島の火山に来ている。
久しぶりに感じる単独行動だ。
俺はこの火山で手持ちの修行とブーバーを捕まえに来た。
昨日は滅茶苦茶寒かったが、今日は滅茶苦茶暑い!
リザードン達を出して、各々に合ったトレーニングをする。
そうしてトレーニングしているとブーバー達が来たので、通常特性持ちと、夢特性持ちの能力が高い個体を捕まえた。
トゲピーや、今から持つであろうたまごを意識しての事だ。
孵化装置に通常特性のブーバーが入ったモンスターボールをセットして、アルセウスボールに入れておく。
アルセウスフォンに現在のたまごの進行情報が送られるので、大変わかりやすい。
ポケモン達の訓練風景を眺めていると、リザードンの2匹が急に火口に降り始める。
どうしたのかと確認に向かうと、火口に降り立ち、岩肌に向かい攻撃している。
何か有るのかと思い暫く待っていると、石のようなものを2匹とも持ってきた。
もしかしてメガストーンか?
進化の石では無い気がする。
誰かわかる人に見てもらわないとな。
修行を終えて、火山の麓に降りるとグリーンさんが居た。
「お、サトシじゃねぇか。 ちゃんとバッジ集めしてんだろうな?」
「お久しぶりです、グリーンさん。 今は6個有りますよ。 此処のジムリーダーを倒したらグリーンさんに挑む予定です。」
「中々早いじゃねぇか。 シゲルは今9個持ってるらしいがな! ちゃんと強くなってんだろうな? 俺にあんな啖呵切ったんだ。 腑抜けた試合見せんじゃねぇぞ?」
へぇ~シゲルは9個か。
バッジコレクターか?
「勿論ちゃんと強くなってるんで安心して下さい。 それと少し聞きたい事有るんですけど良いですか?」
「ん? 何だ?」
「この石を後ろの火山でリザードン達が持ってきたんですが、何かわかります?」
そう言って先程の石をグリーンさんに見せる。
「お! これはリザードンナイトだな! それもXとYの! ついにお前もメガシンカ使いに一歩近付いたな!」
だからリザードン達があんなに惹かれたのか。
「でもこれだけじゃ何の効果もない。 もう一つ必要なもんが有るからな。」
「キーストーンですよね?」
「何だ、知ってんのかよ! 優秀なガキは教え甲斐が無くていけねぇ〜な。」
「あはは…キーストーンって余ってたりします?」
譲って欲しそうな目をしながら聞いてみる。
「持ってるし余ってるぞ。 だが、実はもう一つ重要な要素が有る。 じゃないとこの2つが有ってもメガシンカ出来ねぇからな。」
「絆ですかね?」
「何だよコイツ! まぁ知ってんなら良いか。 なら取り敢えずリザードン出してみろ。 使えるならやるよ。」
そう言ってキーストーンを差し出すグリーンさんにお礼をする。
「ありがとうございます! じゃあお前達、出てこい!」
そう言ってホルダーからリザードンの2匹を出した。
「お、リザードン2匹も持ってたのか! 良い趣味してるわ! じゃあ、お前等の絆、見せてみろよ?」
そう言ってグリーンさんは少し下がり、俺達を見る。
「じゃあまずは最初に貰ったヒトカゲの方のリザードンから行きますね? ん゛っん゛〜 あ〜 石2つ、心1つで、メガシンカ」
「俺のオヤジかよ! ちげぇ〜だろ!!」
俺のボケにナイスなツッコミをするグリーンさん。
「冗談ですよ。 じゃあ、改めて。 リザードン、俺と心を1つにしろよ? 行くぞ! 進化を超えろ! メガシンカ!!」
俺が叫ぶとキーストーンとリザードンナイトが共鳴し合い、リザードンの体に炎が纏わりつく。
炎がグルグルと回転し、弾け飛ぶと中からメガリザードンYが出て来た。
「お、出来たな。 流石、あの時から旅してるだけは有る。」
「そうですね! よっし、メガシンカ解除して良いぞ! 次はお前だ! 行けるな?」
リザードンYを解除させて、物理型リザードンを見て確認する。
物凄いやる気が見てとれる。
「よし、行くぞ! 進化を超えろ! メガシンカ!!」
すると、リザードンの周りに黒炎が纏わりつく。
かっこよすぎか!?
黒炎は先程と同じように回転し、弾け飛ぶの中からメガリザードンXが出て来た。
「そっちもあっさり出来たな。 普通最初は出来ねぇんだが…」
「俺達なら余裕ですよ! メガシンカ出来て良かったな! リザードン!!」
そう言ってリザードン達に抱きつく。
通常リザードンもメガシンカしたリザードンも格好良いから本当に好きだ!