※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

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第65話

 

 

 

 カンナ、カスミ、セレナはロケット団と死闘を演じていた。

 カンナは1人でロケット団幹部のアテナ、ジラルダンと戦い、合間を見て他の団員達にも攻撃を行っている。

 

 「チッ! 本当に強いわね! ジラルダン! ちゃんと働きなさいよ!」

 

 「おやおや、私はバトルをする為にロケット団に与した訳では無いのですが…」

 

 アテナは既にヤミカラスが戦闘不能にされている。

 アーボックとラフレシアで応戦するも、カンナのジュゴン1匹に良いようにあしらわれている。

 その怒りをジラルダンにぶつけるも、ジラルダンは手持ちのポケモンを持たないどころか、モンスターボールすら持っていない。

 

 「私はコレクターなのですよ? サカキ様の野望の過程に欲しい物のコレクション出来るから協力してるに過ぎません。 私はサカキ様の兵隊では無いのですよ。」

 

 徹底的なまでの個人主義な返答にアテナも怒りを覚える。

 

 「あ〜ッッ!! もう!! アテにならないわね!」

 

 憤慨しながらも交戦から意識を離さないのは、流石ロケット団の幹部だからか。

 だが、それでもカンナの牙城は切り崩せていないが。

 

 「茶番はお終い? なら氷漬けにしてあげる。 ジュゴン、ふぶき。」

 

 カンナはジュゴンに攻撃を命じると、アテナのポケモンが氷漬けの氷像と化した。

 

 「そん…な…」

 

 「ふむ。 アテナも直ぐ様倒されますか。 あちらも劣勢のようですし、私は消えるとしましょう。 それでは。」

 

 「逃がすと思う?」

 

 カンナの冷徹な瞳がジラルダンを捉えるも…

 

 「この飛行艇は元々私の物なのですよ。 全てを知り尽くしている、この私が逃走出来ないとでも? それでは今度こそさようなら。」

 

 そう言うと、ジラルダンの立っている床が開き、ジラルダンが落ちると共に床が元に戻る。

 

 「逃げられたか…カスミちゃん達ももう大丈夫そうね。 じゃあ私はロケット団を捕らえようかしら。」

 

 カンナはカスミとセレナの方に視線を向け、手を貸さなくても大丈夫と確信し、倒れたロケット団の捕縛を優先する事にした。

 

 「スターミー! 10まんボルト! からのサイコキネシス!」

 

 「マフォクシー! 扇状にかえんほうしゃ!」

 

 カスミ、セレナの波状攻撃にロケット団員はなすすべ無く倒されていく。

 最後の1人も倒れた所を確認して、カスミとセレナはハイタッチする。

 

 「やったわね! セレナ!」

 

 「やったね! カスミ! カスミの本気、本当に強かったわ!」

 

 「全力の手持ちでは無いけど、ジムリーダーの1人何だからこれ位わね♪」

 

 セレナの感心にカスミは上機嫌で答える。

 

 「そっちも終わったわね。 じゃあロケット団員を捕縛するわよ。」

 

 「「わかりました!」」

 

 3人で逃げられないよう捕縛し、ロケット団員を纏め上げる。

 

 「ポケモンリーグトレーナーにはさっき連絡したから、こっちに来たら監視を頼んで他の場所に行くわよ?」

 

 「「了解です!」」

 

 

 第6班 任務完了

 

 

 

 

 

 

 

 「見た事の無いニャースを使うようだが、俺には勝てなかったようだな。」

 

 「く、くそっ!」

 

 タケシの前に倒れたアローラニャースと、突っ伏したマトリ。

 

 「では君を捕縛させて貰う。」

 

 「ふん、好きにしたら。」

 

 タケシはシバの方を見て、問題無い事を確認したのでマトリの捕縛を優先する。

 

 「ちょっと! 何処触ってるのよ!」

 

 「仕方ないだろう! 我慢してくれ!」

 

 

 

 「ふむ、タケシ君の方も終わったか。」

 

 腕組みをするシバの前にはランスとゴズの最後の1匹のポケモンが肩で息をしながらシバのカポエラーと戦っていた。

 

 「何て強さなんですか。 反則でしょう。」

 

 「俺と四天王にここまで差があるのか…!」

 

 ランスのマタドガスも、ゴズのボスゴドラも既に殆ど戦えない。

 シバのカポエラー1匹になすすべ無く倒されて行き、どうしようもない状況だ。

 

 「ゴズ、マタドガスにだいばくはつさせます。 一矢報いて下さい。」

 

 「了解。」

 

 ランスがマタドガスにハンドサインを送ると、マタドガスがカポエラーに接近する。

 

 「むっ、爆発か。 みきり」

 

 マタドガスがカポエラーの近くでだいばくはつするも、カポエラーは無傷。

 直ぐ様、ボスゴドラに接近しトリプルキックをお見舞いし、ボスゴドラも戦闘不能になった。

 

 「私達に勝った所で、ロケット団の怒りを強めただけですよ。」

 

 「笑止。 タケシ君、3人を連行するぞ。」

 

 「わかりました。 ほら、歩いてくれ。」

 

 「五月蝿い! この変態!」

 

 

 第5班 任務完了

 

 

 

 

 

 「フェッフェッフェッ 弱い、弱すぎるねぇ?」

 

 「アタイ達には勝てないよ!」

 

 「サトシの方がよっぽど強かったわね。」

 

 キクコ、アンズ、ナツメの前に横たわるポケモンとロケット団幹部達。

 

 「ぐうう… 全く歯が立たない。 サカキ様、お許し下さい…」

 

 「やはり今の私では無理でしたか…。」

 

 「強すぎる…」

 

 横たわるロケット団幹部を見てキクコが口を開く。

 

 「幹部とか言ってたからどんなもんかと思えば… 拍子抜けさね。 ほら、お縄につきな。 アンズ。」

 

 「了解! ほら、縛るよ!」

 

 テキパキとロケット団を拘束するアンズ。

 それを一瞥し、キクコはポケモンリーグトレーナーに連絡を入れる。

 

 「アタシだよ。 こっちは終わったから応援に来てくれ。 頼むよ。」

 

 

 第4班 ロケット団討伐完了

 

 

 

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