※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

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第67話

 

 

 

 グリーンはビシャスと、シゲルはブソンと、マチスはバショウと戦闘していた。

 

 「フッフッフ やっと貴方の顔を思い出せましたよ。 あの鼠は死にましたか?」

 

 グリーンはその問いに怒りの表情で答える

 

 「あの鼠だぁ? ラッタの事言ってんのか! この腐れ仮面!」

 

 「フッフッフ そうです、ラッタですよ! 貴方を殺してやろうと思えば、あの鼠に邪魔されてしまいましたからねぇ?」

 

 「テメェ…」

 

 「父さん! 落ち着いて!」

 

 「余所見してるたぁ余裕だな、ヒーローボーイ。 お前の相手は俺だろう?」

 

 「くっ…!」

 

 シゲルのニドクインがブソンのエアームドに倒される。

 

 「ユーは強いねー! ミーのライチュウが手も足も出ないよー!」

 

 「貴方のライチュウが弱いだけでしょう。 ハガネール、蹴散らしなさい!」

 

 ハガネールによってマチスのライチュウも倒された。

 

 第2班のメンツは他の班に比べ、中々に苦戦を強いられているようだ。

 

 

 グリーンが憎悪の目でビシャスを睨む。

 

 「テメェは絶対に潰す。 覚悟しろ。」

 

 「フッフッフ 貴方如きに私が潰せますかな?」

 

 グリーンのフーディンがビシャスのヘルガーに倒される。

 

 「フッフッフ 所詮貴方はこの程度。 だからあのレッドとかいうガキにチャンピオンの座を直ぐ様取られるんですよ。 貴方も、貴方の仲間も、あのラッタと同じ場所に寝かせてあげますからね?」

 

 「そうかよ。 行け、リザードン。 メガシンカ。」

 

 憎悪の心が溢れ出し、一転無表情になってグリーンはリザードンをメガシンカさせた。

 

 「それが貴方の本気ですか。 ヘルガー、その木偶を倒しなさい!」

 

 「リザードン、自由にしろ。」

 

 ヘルガーとメガリザードンYが戦闘を開始するも、すぐに結果が出た。

 

 「なっ!? ならば、次はコイツです! バンギラス!」

 

 ビシャスがダークボールから通常よりも大きなバンギラスを繰り出した。

 

 「ほう、デカいな。 だが、それだけだ。」

 

 「バンギラス! はかいこうせん!」

 

 バンギラスがはかいこうせんを放つも、メガリザードンYもブラストバーンを放ち、はかいこうせんを飲み込みバンギラスに直撃する。

 

 バンギラスはヨロヨロと立ち上がるも、反動から立ち直ったメガリザードンYにより戦闘不能にされた。

 

 「ほら、次出せよ。」

 

 「くっ! マニューラ! ハッサム! そいつを殺せぇ〜!!」

 

 「ヌルい」

 

 グリーンの周りに、メガリザードンYのほのおのうずが纏わりつき、グリーンを攻撃しようとしたマニューラとハッサムを阻む。

 

 メガリザードンYもその行動に怒りを覚え、かえんほうしゃで2匹のポケモンを薙ぎ払った。

 

 ビシャスのポケモンが皆、戦闘不能にされた事により、グリーンの勝利となった。

 

 

 

 シゲルとブソンのバトルは佳境に入っていた。

 

 エアームドは健在だが、ベトベトンを失ったブソン。

 ニドクインとストライクを失ったシゲル。

 

 ブソンのエアームドに対し、シゲルは相棒のエレキブル(・・・・・)を繰り出した。

 

 「エレキブル、僕の相棒さ。 コイツで君を倒す。」

 

 「確かにでんきタイプは不利だが、勝てないとでも?」

 

 エアームドとエレキブルが衝突する。

 

 

 エアームドのエアスラッシュがエレキブルを襲う。

 エレキブルはそれにかみなりパンチで迎撃した。

 かみなりパンチのダメージが入るも、エアスラッシュにより怯んだエレキブルは、追撃のがんせきふうじで身動きが取りづらくなる。

 エレキブルが動けない隙に、エアームドはてっぺきをし始め、ぼうぎょを上げる。

 エレキブルがやっとの思いで、がんせきの中から這い出ると、既にエアームドはてっぺきを積み終わっていた。

 更にエアームドは、はねやすめを行い、ひこうタイプを一時的に消し、体力の回復まで済ませた。

 これにはシゲルも苦々しい表情を浮かべる。

 ならばとシゲルは攻め手を変える。

 

 「エレキブル、かえんほうしゃ!」

 

 「覚えてたのか!」

 

 ひこうタイプが消え、ぼうぎょが上がったとは言え、とくぼうは上がっていない上に、ほのおタイプの技は弱点だ。

 タイプ不一致とはいえ、エアームドに大ダメージが入る。

 

 「くっ…! エアスラッシュ!」

 

 「かえんほうしゃ!」

 

 エアームドはかえんほうしゃを受け、瀕死寸前だ。

 

 「でんこうせっか!」

 

 そこへでんこうせっかで高速で動いたエレキブルにより、エアームドも戦闘不能になった。

 

 「くそっ! 俺の負けだ!」

 

 「僕の勝ちだ!」

 

 

 シゲル対ブソン シゲルの勝利

 

 

 

 マチスとバショウの戦いも中々に苦戦を強いられていた。

 

 ライチュウ、マルマイン、切り札のエレキブルまでハガネールに倒されたマチス。

 

 「ユーも強いねー! ミーのとっておきを出すよー!」

 

 「何が来ても、このハガネールは倒せませんよ。」

 

 ハガネールに絶対の自信を見せるバショウ。

 

 マチスはホルダーからジバコイルを繰り出した。

 

 「ほう、ならば、ほのおのキバ!」

 

 「リフレクター!」

 

 弱点ダメージが入るも、リフレクターで軽減する。

 

 その後、ほのおのキバで畳み掛けようとすると、マチスはロックオンを指示。

 訝しむバショウに対し、マチスはニヤリと嗤う。

 

 「でんじほう!」

 

 ハガネールの巨体に、大きなでんじほうが当たる。

 

 あまりの威力にハガネールが苦悶の表情を浮かべる。

 その上まひ状態となり、ハガネールは動きが遅くなった。

 更にマチスは畳み掛ける。

 

 「あやしいひかり!」

 

 まひの上、こんらん状態でマトモに動けないハガネールにジバコイルは攻撃を加える。

 身動きの取れないハガネールにジバコイルが袋叩きをしていると、ついにハガネールも戦闘不能になった。

 

 「なっ!? 私のハガネールが…!」

 

 「ミーの勝ちねー! ユーも中々ストロングだったよー!」

 

 

 マチス対バショウ マチスの勝利

 

 

 

 

 「フッフッフ バショウ、ブソン、後は頼みましたよ。」

 

 ビシャスは立ち上がると、床に煙玉を投げつけた。

 

 その様子をシゲル達が見ていると

 

 パンッ

 

 乾いた音が、辺りに鳴り響く。

 

 

 

 「父さん!」

 

 

 

 グリーンが腕を抑え、蹲る。

 

 「伏せろ!」

 

 マチスが叫ぶ

 

 

 

 

 

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