※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

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第69話

 

 

 

 少し時は遡る

 

 サトシがサカキのポケモンとバトルしている間、レッドもまたミュウツーとバトルしていた。

 

 1匹も戦闘不能にこそなっていないが、対策を見出だせず、ピカチュウ、カビゴン、ラプラスとポケモンを変えながらミュウツーを削る。

 ミュウツーも強者と戦える事に歓喜しているようで、口角を吊り上げながらレッドと戦っていた。

 レッドはミュウツーとの戦闘に意識の大半を割きながらも、サトシとサカキのバトルに視線を送る。

 あちらも良いバトルをしているようだ。

 親として、世界一のトレーナーとしてサトシに不甲斐ない姿は見せられない。

 一層奮起し、ミュウツーに意識を集中し直す。

 ふぶきを辺り一帯ではなく、規模を縮小させつつ威力を上げてミュウツーに攻撃する。

 ミュウツーも流石に苦悶の表情を浮かべるも、今尚健在だ。

 ミュウツーはサイコキネシスでラプラスを宙に浮かせ、床に叩き付ける。

 戦闘不能にはならないものの、結構なダメージを負ってしまった。

 ラプラスをボールに戻し、カメックスを繰り出す。

 繰り出し直後にしおふきを指示。

 ミュウツーに大質量の大水が勢いよく射出される。

 ミュウツーはサイコパワーで威力を落とすも、ダメージを負う。

 カメックスをサイコキネシスで吹き飛ばし、即座にレッドも交代させた。

 次にレッドはリザードンを繰り出す。

 全力のブラストバーンがミュウツーに直撃する。

 ミュウツーはフラつきながらも、膝を屈しない。

 サイコパワーでリザードンを押し潰そうとする。

 リザードンをボールに戻すと同時に、フシギバナを繰り出す。

 

 「メガシンカ。」

 

 フシギバナがメガフシギバナに変化した。

 メガフシギバナはおんがえしでミュウツーに攻撃を加える。

 ミュウツーもサイコパワーで威力減衰をするも、あまりの威力にタタラを踏む。

 サイコショックでメガフシギバナに攻撃するが…

 

 「ハードプラント。」

 

 レッドがそう指示をすると、大樹のような太い蔓がミュウツーを叩き潰した。

 流石のミュウツーも、この攻撃により戦闘不能になった。

 

 

 

 

 

 「フッフッフ 死になさい。」

 

 

 パンッ!

 

 

 

 「ぐっ…!」

 

 

 「キャーッッ!! 貴方!!」

 

 

 サカキは沈黙するサトシから目を離し、レッドの方を向くと、レッドが倒れていた。

 

 

 「何をした貴様ーッッ!!」

 

 

 「フッフッフ レッドは殺しましたよ。 サカキ様、いや、サカキ! 貴方も殺して、私が世界を征服します。 貴方もレッドも、その女も、そこのガキも殺してこの飛行艇を乗っ取る。」

 

 

 「私を殺してもロケット団は貴様の下には付かないぞ。 部下達が貴様を打ち倒す。」

 

 

 「フッフッフ まだわからないようですねぇ。 貴方の部下達は私が騙してサカキの知らないような悪事を働いていますよ。 幹部達も同様です。 サカキがしないような命令を、あたかもしたように誘導するなんて事、赤子の手をひねるようなものです。 そこの女も多くの団員から犯されたでしょう? それに、今から私独自の配下が此処に雪崩込んで来ます。 私に逆らう者は、皆殺してあげますよ。 フッフッフ…ハーッハッハッハッ!」

 

 

 「貴様ッ! ビシャス!」

 

 

 

 

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