※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

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サトシVSアンズ


第85話

 

 

 

 ナツメさんと戦い終わり、ポケモン達を回復させた。

 

 「お預かりしたポケモンは、皆元気になりましたよ! 初大会でジムリーダー相手に勝利、おめでとうございます! またの御利用お待ちしております。」

 

 ジョーイさんの一礼に、俺も答える。

 

 「ありがとうございます! 必ず優勝するので、応援お願いしますね。」

 

 「まぁ! それじゃあ貴方の優勝する時を、楽しみにしていますね!」

 

 「ありがとうございました!」

 

 モンスターボールを受け取ると、明日のアンズ戦を思案する。

 間違い無く、ゲーム等で出さない隠し玉が有るだろう。

 それでも、勝つのは俺だ!

 

 毒タイプ複合のポケモン達を、思い起こしながら対策を練る。

 

 

 

 産まれて来てから、初めてのたった一人の夜を過ごしてから、アンズ戦へと赴く。

 

 ホテルからスタジアムへ近付くにつれ、人が増えていく。

 色んな人が俺の名前を口にする。

 大会新人が、いきなりジムリーダーを倒すのは、話題になるようだ。

 そうしてスタジアムへと歩いていると、母さん達、マサラタウンの住人達がスタジアム前で集まっていた。

 

 「サトシ、初戦勝利おめでとう! 昨日の戦いから皆で見てたわよ。 リーフちゃん達と、この大会でやる事を聞いたわ。 だから、私達から結果は教えないけど、サトシは当然優勝しか狙わないでしょ? 勝ってね!」

 

 その後、ブルーさん、ナナミさん、アユミ、オーキド博士、カケルさん、シンさん、大勢のマサラの住人達に、祝福と激励を貰った。

 今日の戦いも100%勝つつもりだったが、120%勝てるだろう。

 

 「母さん、皆、ありがとう。 勝ってくるよ。」

 

 漲る気合いと共に、俺はスタジアムへと脚を踏み入れる。

 

 

 

 そして、今はバトルコートの上だ。

 

 「アタイの本気のポケモン、見せてあげる! 勝ったら、また…ね?」

 

 「あぁ、よろしくな。」

 

 「それでは本日の第1試合、アンズ対サトシの試合を始めます! 両者構えて、バトルスタート!」

 

 「行け、フシギバナ!」

 

 「ドクロッグ!」

 

 アンズはドクロッグか、なら陽射しを強めればどうなる?

 

 「にほんばれ!」

 

 「けたぐり!」

 

 けたぐりが当たり、弱点ダメージを負うも、晴れになりドクロッグがダメージを負った。

 かんそうはだだな。

 その上、ようりょくそによりフシギバナが素早くなった。

 

 「こうごうせい!」

 

 「っ! けたぐり!」

 

 更に回復させ、体力を回復させる。

 またもけたぐりを受けるが、フシギバナの耐久力なら耐えれる。

 

 「せいちょう!」

 

 「けたぐり!」

 

 更にこうげき値と、とくこう値を底上げする。

 またもけたぐりを受けるが、フシギバナの耐久力なら耐えれる。

 その後。回復しては攻撃を受け、能力を上げると繰り返し、能力最大にした上で、体力もフルな状態にした。

 

 「だいちのちから!」

 

 フシギバナの攻撃でドクロッグは晴れのダメージも有って、普通に戦闘不能になった。

 

 「ドクロッグ、戦闘不能! フシギバナの勝ち!」

 

 次は何を出す?

 

 「ドラピオン!」

 

 ふむ、どく、あくタイプのドラピオンか。

 むしタイプの技も有るが、順当に勝てるだろう。

 

 「だいちのちから!」

 

 「あやしいひかり!」

 

 こんらんさせられたので、自傷したらキツいが…

 

 「だいちのちから!」

 

 「シザークロス!」

 

 フシギバナはこんらんせず、だいちのちからが先に当たり、ドラピオンも戦闘不能になった。

 

 「ドラピオン、戦闘不能! フシギバナの勝ち!」

 

 「次はマタドガスよ!」

 

 アンズは3匹目に、マタドガスを繰り出した。

 これで、だいちのちからのちからは使えなくなってしまう。

 その上、場が晴れでは無くなっている。

 やられても良いように、再度晴れにするか。

 

 「にほんばれ!」

 

 「ねっぷう!」

 

 にほんばれで晴れにするも、アンズのマタドガスがねっぷうを覚えていたようで、大ダメージを喰らってしまった。

 

 「ソーラービーム!」

 

 「ねっぷう!」

 

 ソーラービームを指示するも、運が悪く、自傷してしまい、フシギバナは戦闘不能になった。

 

 「フシギバナ、戦闘不能! マタドガスの勝ち!」

 

 「ごめんな、フシギバナ。 行け、ゲンガー!」

 

 今回は毒対策で、毒複合を数体入れているので、まだ大丈夫だ。

 それにゲンガーなら爆発系の技も無効化出来る。

 

 「サイコキネシス!」

 

 「あくのはどう!」

 

 お互い弱点ダメージを与えるが、威力はこちらの方が上だろう。

 この勝負も勝てると確信していたが…

 

 「サイコキネシス!」

 

 「みちづれ!」

 

 ゲンガーの十八番を奪われ、マタドガス共々ゲンガーまで戦闘不能になってしまった。

 

 「両者、戦闘不能! 次のポケモンを出して下さい。」

 

 「ごめんな、ゲンガー。 マタドガスもみちづれを覚える事、忘れてたよ。 よし、行け、ベトベトン!」

 

 「アリアドス!」

 

 アンズの4匹目はアリアドスか。

 まずは、能力を上げるか。

 

 「のろい!」

 

 「いばる!」

 

 のろいで素早さが下がるも耐久力を上げたが、アリアドスのいばるで、こうげき値も上がって混乱してしまった。

 

 「のしかかり!」

 

 「みがわり!」

 

 アンズのいばみがコンボ+ベトベトンが混乱し自傷ダメージを喰らう。

 

 「動けっ! のしかかり!」

 

 「ねばねばネット!」

 

 ベトベトンは今度こそのしかかりをアリアドスのみがわりへと当て、みがわりを押し潰すが、地面にねばねばネットを張られる。

 次のポケモンから、ひこうタイプ以外は、素早さが下げられるな。

 

 「のしかかり!」

 

 「イカサマ!」

 

 ベトベトンがのしかかりをしようとするも、先にアリアドスのイカサマが当たる。

 今のベトベトンのこうげき値が高かった為、一撃でベトベトンが戦闘不能にされてしまった。

 

 「ベトベトン、戦闘不能! アリアドスの勝ち!」

 

 「強いな。 ごめん、ベトベトン。 行け、リザードン! メガシンカ!」

 

 ねばねばネットに当たらないように、ひこう複合のリザードンを出す。

 そして一度、場に出してからメガシンカさせ、ねばねばネットの効果範囲外にする。

 黒炎の繭からメガリザードンXが現れる。

 

 「フレアドライブ!」

 

 天候も元に戻っているが、メガリザードンXによるフレアドライブで、みがわりで体力が少ないアリアドスを戦闘不能にさせた。

 

 「アリアドス、戦闘不能! リザードンの勝ち!」

 

 恐らく次はクロバットか、モルフォンかな?

 

 「クロバット!」

 

 クロバットか。

 モルフォンは出せないよな。

 

 「いわなだれ!」

 

 「どくどく!」

 

 クロバットのどくどくで、メガリザードンXが猛毒にかかる。

 それでも、いわなだれをしっかりと当てて、クロバットに大ダメージを与えた。

 

 「もう一度、いわなだれ!」

 

 「ベノムショック!」

 

 クロバットのベノムショックがメガリザードンXにダメージを与えるが、いわなだれが当たり、クロバットも戦闘不能になった。

 

 「クロバット、戦闘不能! リザードンの勝ち!」

 

 「最後よ! モルフォン!」

 

 だが、俺はメガリザードンXを下げる。

 

 「戻れ、リザードン。 行け、プテラ!」

 

 最後まで気は抜かないぞ?

 

 「ストーンエッジ!」

 

 「リフレクター!」

 

 プテラのストーンエッジよりも先に壁を張られたので、弱点では有っても、ダメージが軽減された。

 

 「ストーンエッジ!」

 

 「ねむりごな!」

 

 それでも尚、果敢に攻めるも、モルフォンのねむりごなを吸ってしまい、プテラが眠ってしまったので、交代を余儀なくされる。

 

 「プテラ、戻れ。 行け、ピカチュウ!」

 

 ピカチュウが飛び出すも、ねばねばネットに引っ掛かり、身動きが取りづらくなる。

 それでも、ピカチュウならやれる筈だ!

 

 「4!」

 

 「むしのさざめき!」

 

 ピカチュウのピカピカサンダーが、モルフォンのむしのさざめきを喰らいつくし、モルフォンに直撃。

 その攻撃によって、モルフォンは戦闘不能になった。

 

 「モルフォン、戦闘不能! ピカチュウの勝ち! よって、勝者、サトシ!」

 

 

 

 

 「やっぱりアンタはアタイより強いよね! アンタが優勝するの、楽しみにしてるよ!」

 

 「ありがとう。 必ず優勝して来る!」

 

 アンズから激励を貰い、握手をしてから別れる。

 

 場内から、惜しみの無い拍手を聞きながら、スタジアムを後にした。

 

 

 

 

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