※この作品はR-18です。

長瀬楓の甲賀淫法帳   作:浜崎りお子

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肆之巻 ―散花―

「そういえば、楓ちゃんの初めてってどんな感じ……つか、誰だったの?」

 

 その日、いつものように房中術の修行のために自身の身体を麻帆良学園の男子生徒達に任せていた楓は、自身の乳房を握り潰しながら陰茎で肛門をほじくる上級生からそんな疑問符を投げかけられた。

 

「んおっ♥ どうしたのでござるか? 急に」

 

「いや、なんとなく。つか、みんな気になるよな? 俺達は大体楓ちゃんで童貞捨ててんだろうけど」

 

ちゅぽんっと音を立てながら射精させたばかりのペニスから口を離した楓が首を傾げると、周りの男子生徒達も何となく興味ありげに意味深な視線を向けてきている。

 

「ふむ……」

 

仰向けになったカエルを思わせる無様な格好のまま、全身を生臭い体液に塗らされていた楓は両の手で固く勃起した陰茎をしごきながら、ふと思い出す様に軽く目を閉じたのだった。

 

 

―――

――

―

 

 

「ほう」

 

「どうでござるか?」

 

「五尺じゃな」

 

「やったでござる!」

 

 祖父の言葉を聞いて、それまで少し緊張した面持ちで直立していた楓はパァッと破顔すると嬉しそうにその場でぴょんと飛び跳ねた。そんな楓の様子に、柱に定規を当てていた祖父は微笑ましそうに両目を細めた。

 ここは甲賀の忍び里にある長瀬家の一室で、丁度祖母や母が夕飯を整える合間に祖父にせがんで身長を測ってもらっていたのだった。

 同世代の中でも心身ともに早熟だった楓の身長は既に祖父母や母を超えていて、今は仕事で外に出ている父にも迫らんばかりになっていて、日々の稽古でも年齢ゆえに下忍の立場でありながらしばしば里の大人から一本を取る様になっていた。

 そんな楓の目下の目標は立派な里の中忍になることで、祖父の告げた一言は楓にとって何よりの太鼓判の様に思えていた。

 

「あら、楓ったらもう五尺に届いたの?」

 

 楓と祖父のやり取りを台所で聞いていたらしく驚く母に、楓は誇らしそうに「えへん♪」と既にずっしりと実り始めた胸を張ったのだった。

 

「まあまあ。それじゃあ、明日にでもお赤飯の用意もしないといけないわねぇ」

 

「うむ。それと、内(・)のこともじゃな」

 

「そう、ですねぇ……」

 

「?」

 

次いで母の後から入って来た祖母だったが、それに答えた祖父の言葉に一瞬口籠る様な様子を見せた気がした。

 

「どうしたのでござるか?」

 

「何でもないわ。楓ちゃん、おめでとう」

 

にこにこと目を細めながらおっとりと頬に手を当てる祖母に、楓は「気のせいかな?」と考えてそのまま食卓に着いたのだった。

 

 

 

 

 そしてその夜のこと、楓はいつもの自宅にある両親と三人の寝室……ではなく、一人自宅を離れて里の外れにある小さな庵の中に居たのだった。

 

「ふむ?」

 

白い寝巻に身を包んだ楓は整えられた夜具の上で正座をしながら、自身の置かれた状況に少し首を傾げていた。

 楓がこの庵に来たのは家長である祖父からの言いつけで、湯浴みを終えて母の待つ寝室に向かおうとしたところで呼び止めてきた祖父からこの庵のことを伝えられたのだった。

 これまで、里の内外で幾度となく稽古に励んできた楓だったが、こんなところにこんな庵があるとは知らなかった。どうやら里の大人が強い幻術を掛けていたらしく、楓だけでなく年の近い下忍の仲間達の口からも聞いたことがなかったこの場所は床のみならず天井に至るまで丹念に拭き清められていて、常からの人の出入りが想像できるものだった。

 

(夜稽古でござろうか?)

 

一瞬、そんな考えが過る楓だったが、その割には祖父からの指示は何もない。夜襲への対策であれば自宅で行われるし、闇夜での戦闘訓練であればまずは忍び装束で待機することを命じられたはずだった。しかし、今の楓にされた指示はそのどちらでもなくて、装いもまた通常の薄寝間着だけだった。

 

「まあ、考えても仕方ないでござるな」

 

やがて、そう結論付けた楓はもぞもぞと布団の中に潜り込んで、そのままスースーと寝息を立て始めるのだった。

 

 

 

寝静まっていた楓が人の気配を感じたのはそれから一刻もしたときのことだった。

 

 

 

「むにゃむにゃ……」と心地良く夢の中に居た楓は微かに響いた庵の床の軋む音にスッと意識を浮かび上がらせる。そしてパッと起き上がったところで相対したのは天狗を模した木面を被る里の中忍の一人だった。

 

「あ、こ、これは」

 

それに気付いて慌てて姿勢を正す楓に、中忍は「よい」と鷹揚に頷く。その聞き慣れた声にホッと安堵した楓はふと気になって目の前の中忍に「して、これはどういうことでござるか?」と尋ねてみたのだった。

 

「祖父から聞いておらぬか」

 

中忍から自身の質問に対して尋ね返されたためフルフルと首を横に振る楓。そんな楓を見て木面の中忍は「そうか」と頷くと、跪く楓に視線を合わせて、

 

「これより、下忍・長瀬楓は房中術の修行へと入る」

 

そう告げたのだった。

 

「へ?」

 

耳慣れない単語に一瞬首を傾げる楓。そんな楓を他所に、目の前の中忍は純粋に小首を傾げる楓を白い夜具の上に押し倒すと絞めこんだ褌を毟り取り、まだ毛も生え揃わない女性器を無理矢理露にさせたのだった。

 

「なっ!?」

 

突然の乱行に呆気に取られる楓。まさか、祖母や母しか目にしたことが無いような秘部を、いくら中忍とはいえ家族以外の人間に露にされるとは思ってもいなかったのだった。

 

「何をするでござるか!?」

 

「……うむ」

 

 抗議の声を上げる楓に中忍は答えることなく固く閉じられた幼さの残る楓の秘所を二度三度と検めてから、冷たい夜の空気に晒されて微かに震えるそこに頷くと、自身の褌を引きずりおろして己の愚息をもまた露にしたのだった。

 

「な……」

 

その姿に、楓は再び絶句した。

 赤黒くドクドクと脈打つ熱を持ったそれは、今よりも更にまだ幼い頃に見た父や祖父のそれとも全く違う、純粋な“雄”の性器そのものだった。大人びてはいてもまだ幼い下忍。流石に臨戦態勢になった男の一物を実際に目にしたのは生まれて初めてで、それゆえに目と鼻の先に突きつけられた生臭い獣臭のするそれに本能的な恐怖を覚えて生唾を飲み込んだのだった。だが、目の前の中忍はそんな楓の事情に対してあまりにも冷酷で無慈悲だった。

 

「ふん!」

 

「ひっ!?」

 

未だ混乱の最中にあった楓を組み敷くと、依然混乱の最中にあった楓の未熟なほと(・・)に己が魔羅を力任せに捻じ込んだのだった。

 メリメリッと音を立て、力任せに抉じ開けられる楓の処女。いくら発育が良くとも、まだ十に届かない少女の性器は固く筋張っていて、とてもではないが男を受け入れられる様な状態にはなっていない。

 

「ぐ、あ、あぁ……」

 

案の定、苦悶に顔を歪ませた楓はぽろぽろと目尻から球粒の涙を零し始める。

 

「ふん!」

 

「あぎっ!?」

 

だが、そんな楓に対し、中忍は一切容赦することなく、一度腰を引くと再びどす黒い魔羅を楓の子宮最奥にまで捻じ込んだのだった。

 

「ひ、ひっ!? あ……い、痛い。痛いでござる!! やめてほしいでござるよ!!」

 

「ならん!」

 

股間から脳天までを串刺しにされた様な感覚に、とうとうなりふり構わず助けを求める楓だったが、そんな彼女を犯す中忍は無慈悲にもそう言い放った。

 

「屈強な男の忍びを誘い、誑し込み、骨を抜く。それが甲賀のくノ一である!」

 

「がっ!?」

 

「ふりをせよ! 感じているふりをするのだ!!」

 

「あっ!? ぎっ!? ひぐっ!?」

 

そうして、より一層苛烈に楓のほと(・・)を蹂躙し攻め立てる。甲賀の中忍。やがて、激痛に気が遠くなったのか次第に物を言わなくなった楓を人形の様に嬲り通した中忍は最後に一声

 

「ぬんっ!!!」

 

と吠えると、その亀頭から夥しい量の精を吐き出して果てたのだった。

 どさりと布団の上に崩れ落ちた楓は涙に塗れた視線でそこに放たれた大量の白い体液と、細かく飛び散った僅かな自身の破瓜の証に目をやった。

 自分が処女を失ったことをどこか他人事のように感じながらも、ズキリと走る胸の痛みにキュッと拳を握った楓は後から後から溢れてくる涙にただただ頬を濡らすのだった。

 

「よし」

 

そんな楓の股の間で、懐から小さな壺を取り出した中忍は中からとろりとした黄土色の粘性物質を一掬いすると、初稽古で腫れた楓の女陰内壁に一塗りする。そして、身繕いをすると、最後に「よう耐えた。明日もまたこの場にて同じ刻限より執り行う」とだけ言い残して、掻き消える様に庵の闇へと紛れたのだった。

 

その日より、楓は毎夜のごとく里の中忍に犯された。

 

穢されたのもほと(・・)から口腔そして肛門と、男根が収まる所であれば容赦は無く、その竿もでかいものや太いもの、細いものにエラの張ったのもなど様々だった。

 その中には厳格で知られる楓の祖父や、いつも優し気で家族思いな父のものもあった。

 

「や、やめてでござる! やめてでござる!!」

 

実の血縁者に肉体を弄ばれる楓の心情はいかほどだっただろうか。泣き叫びながら父や祖父の精を注ぎ込まれる楓の姿を母や祖母は知っているのだろうか?

 普段、家で厳しくも優しく稽古をつけてくれる人物と、目の前で自分の身体を嬲り者にする人間は果たして同じ人物なのだろうかと疑問に思うほど、二人の家族は幼い楓の身体を貪り尽くした。だが、そうして家族に犯されたことで、楓の中で何かが吹っ切れたのもまた事実だった。

 父と祖父に犯されて数日後、楓は初めて自身を蹂躙する中忍の一人から一本を取ることになる。

 

「んじゅっ♥ じゅぽっ♥♥ んくっ♥♥♥」

 

「ぬうぅ……、これは堪らん」

 

既に見慣れ、触れ慣れ、味わい慣れた感のある男の精液を、楓は美味そうに舌先で転がしてから見せ付ける様に嚥下する。そんな淫靡な仕草を見せた楓に、その中忍は「見事」と満足そうに頷いたのだった。

 

こうして、長瀬楓は中忍として完成した。忍び闘うだけの武辺から、男を篭絡し己の身体すら武器にして忍務を達成するくノ一として……。

 これが楓の十一歳の時。奇しくも房中術の修行が始まって、丁度一年目のことだった。

 

 

―

――

―――

 

 

「楓ちゃん?」

 

 一瞬動きを止めた楓の顔を、その熟れた女陰を犯していた男子生徒が心配そうに覗き込む。

 

「あいあい。もちろん大丈夫でござるよ♪」

 

そう言って誤魔化しながらキュッと膣壁の筋肉を締め上げると、その男子生徒がピュッと射精する。

 

「それで、どうなの?」

 

「そうでござるな……」

 

射精を終えた男子生徒に代わって、楓の膣にちんぽを挿入(い)れた男子生徒の質問に少し間を置いた楓だったが、すぐに満面の笑みを浮かべて、

 

「忘れたでござるよ♥」

 

とだけ答えたのだった。

 既に、破瓜の記憶も遠い昔のことの様。最早こうして男と交合することにも何も感じなくなった。今あるのはただのくノ一、甲賀中忍・長瀬楓だけだった。

 

 

 

「あ゛ッあ゛あ゛~~~~~~ッ!!!!!♥♥♥♥」

 

 

 

そうして、自身に差し込まれたペニスから余すことなく精液を搾り取り、楓は次の交合に耽るのだった。

 

 

 

 

 

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