長瀬楓の甲賀淫法帳 作:浜崎りお子
「あっ♥ あ゛ぁっ♥ あぁ~〜〜〜!!!♥♥♥」
「うひひひひ。どうじゃどうじゃ」
その日、楓は麻帆良学園都市の近郊にあるホテルの一室で、数人の老人達に
左右から差し出された皺の深い硬度の衰えた陰茎を握りつつ、股間に挿し込まれたペニスを自身のヴァギナでキュキュッと締め付ける。
そうして、自身が所属する学園の理事やそれに近い立場の祖父ほども年の離れた老人達の相手をしていると、頻りに楓の胸を嬲っていた老爺が思い出したように「そういえば」と呟いた。
「例の少年がやって来るのは来週じゃったかの?」
その老人の言葉に楓を囲む数人の狒々爺が其々の抽挿を止めて顔を見合わせた。
「確か、そのはずじゃ」
「うむ」
こくこくと頷いた仲間達だったが、ベッド脇のソファで休憩をしていた老爺が「おい」と嗜めるような口振りで顔を顰めた。
「ここには関係者以外もおるのじゃぞ」
「ははっ。なに、問題はあるまいて。ほれっ」
「あぁん♥♥♥♥」
仲間の言葉に、陰茎を突っ込んでいた老爺がジュポッと腰を押し込むと、楓は大仰に身悶えて善がり狂う。その喜悦にぶるんっ!と大振りな乳房がピンク色の照明の下を踊り、硬く勃った乳首の先から汗の雫が宙を待った。その扇情的な光景に、楓の身体に取り付く男達は「おおっ!」と歓喜の声を漏らした。
「見ての通り、こんな有様じゃ。まともに言葉は理解できておらんて」
「……ま、それもそうじゃな」
ニタニタと笑いながら、自身の一物で容易く気をやる楓を嘲る様に交合を続ける老爺が嘯く。仲間の理事の方も楓の喘ぐ姿に納得したのか「ま、それもそうじゃな」と頷いて柔らかなソファに身を預ける。
(例の少年でござるか……)
しかし、当然ながら当の楓の姿は全て演技なのだった。
麻帆良に進学してからこれまで、楓は自らの情報網の構築に余念がなかった。時には金、時には何かしらの便宜、そして時にはこうして、望む者を自ら相手をすることもあった。
今日行われているのはそんな中でも特に権力のある数人の理事が月例で開催する
理事長であるクラスメイトの祖父ほどではないにしろ、この男達の権力は相応のものがあるらしく、たまに溢れてくる話はどれも断片だけで政財界に激震が走る様な代物だった。そんな男達が共有する“少年”とは?
(これは、どうやら入念に調べないといけない様でござるな……)
「ふぉあっ!?」
そう判断した楓はスラリと長い両足を老人の腰に絡めて、一気に女陰を絞りあげる。日々の修練で鍛えた楓の陰部はその襞の一枚一枚が快楽を与える極上の名器で、抑えの利かない老人は忽ち吐精したのだった。
「ほ、おぉぉぉぉ!?!?!?♥♥♥♥」
その瞬間、老人の射精に合わせて身体を弓形に仰け反らせるのも忘れない。そうして、自らの射精で無様に達した様に見える老狒々達は生唾を飲み込むと、我先にと楓の白い裸体にむしゃぶりついていくのだった。
■
(まさか、本当に魔法使いとは……)
そんな狂宴からしばらくしたある日のこと、鬱蒼とした街路樹の上に止まり、遠眼鏡で空に浮かぶあるものを眺めていた楓は内心でそう独りごちた。
遠眼鏡越しの視線の先に浮かぶのは、まだ幼さが残る少年と少年を宙に持ち上げる大きな木製の杖だった。これが動画や手品の類であれば驚く事も無かったが、生憎とこの遠眼鏡にも楓の目にもそういった細工の類は存在しない。つまり、目の前に浮かぶ光景は掛け値無しの真実という事なのだった。
当初、先日の老人達を搾り上げて聞き出した情報に「ボケてるでござるか?」と首をひねった楓だったが、こうして目の前に証拠を出されては最早疑うわけにはいかなかった。
(まあ、念のため
泣きながら杖に跨り空を飛ぶ少年教師ネギ・スプリングフィールドの進行方向を見定めると、楓は遠眼鏡を縮めて自らの胸の谷間に押し込む。細工は隆々後は、
「忍務開始でござる」
件の魔法使いを追い、音も立てずに木枝を蹴るのだった。
■
そうして、待ち構えていた楓が偶然を装いネギを迎えると、ネギは戸惑いつつも楓による
「はふぅ……」
そうして夕飯を終えると、ネギは心地良さそうに自身のお腹を擦った。幼い形にも食べ盛りの男の子らしく楓が振る舞った料理に夢中で齧り付く姿は里のやんちゃ坊主達を思わせる所作だった。
「それではそろそろ風呂を沸かすでござるかな。少し待つでござるよ」
「あ、ありがとうございます!」
「あいあい♪」
楓がテキパキとドラム缶で作った五右衛門風呂に火を点けると、後ろでそれを見ていたネギが「すごい……」と呟いて目を輝かせる。事前に職員室に侵入して入手しておいた資料には早くに親と離れ、以降は勉学に打ち込んでいたとの記載もあった。それならば、アウトドアやキャンプといった経験が無いのも仕方のないことなのかもしれない。
「ほい、沸いたでござるよ」
「わぁ……」
月明かりの下、焚き火に包まれて白い湯気を上げるドラム缶風呂に、ネギはキラキラと両目を輝かせる。品の良いイギリス人の彼からしたら、今日の体験のどれもが新鮮な物だったのかもしれない。
以前、寮の大浴場で見た時は洗い方が少し甘かったりとやや風呂嫌いな印象があった彼も、こうして物珍しい光景ともなると興味が湧くのか、動き回った日中の汗も相まって、いそいそと服を脱ぎ湯船へと足を入れるのだった。
「っ、はぁ〜〜〜〜………」
ざばりとドラム缶に浸かったネギは一度頭まで潜り込んでから顔を出すと気持ち良さそうに大きく溜息を漏らした。視線を星空に巡らせる姿は、どこか郷愁と感慨を窺わせてもいた。
「湯加減はいかがでござるかな?」
「あ、ちょうど良いです。楓さん」
「それは良かったでござる」
湯船の中ではにかむネギにニコリと微笑む楓。そして、楓の笑顔にネギがくすぐったそうな表情を浮かべたのを認めると、楓は予定していた籠絡へと取り掛かる。
「では、拙者も入らせてもらうでござるかな♪」
「え゛っ!?」
ドラム缶の中で潰されたカエルのような悲鳴を漏らすネギ。そんなネギの前で、楓は躊躇うことなく自らの忍び装束を脱ぎ捨てたのだった。
「あ、あわわわわ!?」
プシューッと顔を真っ赤に染めて慌て出すネギ。そんなネギの姿を冷静に観察しながら、楓は最後の薄布―腰元を覆う褌―をスルリと下ろす。
(まずは軽く様子見でござるな)
敢えて色気の無い所作で裸になることで、ネギの逃げ出す機会を摘み取る。もし、ここで真っ向から色仕掛けを狙えば、幼いネギは恐怖からこの場を逃げ出しかねない。まあ、仮に逃げられたとしても、楓の身体能力であれば力尽くで組み敷いてまぐわうことも難しくないのだが、それでネギが楓を忌避するようになってはそれこそ本末転倒である。できればネギの方から、可能であればより深く何度も楓の身体を求める様になるのが望ましい。これでネギが思春期のやりたい盛りであれば、さっさと交合をして搾り上げれは完了だったが、年頃を考えればまず間違いなく童貞だろう。であれば、ここは年長者として丁寧にリードする方が次に繋がる目算が高い。そして、多少交合までに注意がいるが、男にとって
ざぷんと湯船に浸かると、大柄な楓の体躯の分、湯船の湯がザーッと溢れ落ちる。同時にその身体の分たっぷりと実った柔肉をムニュリと押し当てられたネギは湯船の温かさとは明らかに違う意味で顔を真っ赤に染めると「あわわわわ!?」と慌てふためき出したのだった。
「あ、ぼ、僕出ま「まぁまぁ♪」あわわわ!?」
とうとう耐えかねてドラム缶から出ようとするネギを抱き寄せると、一度意識を植え付けた胸を更にムニッ、ムニュッと押し付ける。
「は、はわっ!? あわわっ!?」
楓の乳房が触れる都度に、目に見えて慌てふためくネギ。そんな幼い少年の反応には気付かないふりをしつつ、楓は繰り返し自身の豊満な肉体を触れさせ、押し付け、擦り付け、まだ当然女を知らない先生に自らの存在を刻み込んでいく。そうして、ネギがとうとう観念したのは、楓が湯船に入ってから数分後の事だった。
楓の柔らかな肉体に抱き竦められたネギは初めと同じ様にツッと夜空に視線を向ける。しかし、それまでとは違い背中に当たる楓の胸を意識しているのは明らかで、そんなネギの背中と自身の体で間に挟んだ乳房を転がしながら、チラチラとこちらを伺おうとするネギの後ろ姿をじっくりと観察した。
「あ、あの!」
と、身を縮みこまらせていたネギが不意に大きく声を張る。
「か、楓さんはすごいですね」
明らかに場の空気を変えようとする無理矢理な言葉。
「ふむ……胸が、でござるか?」
「ち、違いますよ!?」
対する楓はそんな少年を逃がすまいと更に話を引っ張り返す。
「僕なんか、全然先生としてダメダメで……」
「ふむ……」
落ち込んだ様にぱちゃりと湯船に沈み込むネギのつむじを見下ろしながら、楓はここからの運びを思案する。
(先のエヴァ殿との事を考えれば、心の隙は決して小さくないでござるな。まだ年端のいかぬ子供と考えればなおのこと。つまりは)
「なら、揉むでござるか?」
(つけ入るは容易……ということでござるな)
算盤を弾いた楓がグニッと強めに胸を押し付けると、「え、ええっ!?」と驚いたネギがこちらを振り返ろうとして楓の乳房に気付き慌ててまた正面に向き直る。
「も、揉むって何を!?」
「無論、拙者の胸をでござるよ♪」
「あ、あわ、そ、そんな、そんなの結構です!!」
「なんのなんの、そう遠慮せずとも大丈夫でござる」
「ニンニン♪」と腕の中のネギをひっくり返すと、その小さな手を取り自身の胸をムニッと掴ませる。
まだ小さくスベスベとしたネギの掌は大振りな楓の乳房と比べるとその先をペタリとやっと抑えられる程度で、柔らかな乳肉に触れるとそのまま沈み込んで、全体が胸に埋もれそうになるのだった。
「は、はわぁっ!?」
「ほれほれ、どうでござるかな? もっと強く揉んで大丈夫でござるよ♥」
小さなネギの手を取り、ムニュリムニュリと自身の胸肉に押し付ける楓。まるで小さな年少の先生の手を使って自慰に勤しむ様な所作で赤くなる少年の心身を共にたらし込んでいく。すると、ちゃぷりちゃぷりと揺らぐ湯船の水面の奥で幼い少年のペニスがピンと起き上がっているのが見えた。
「ほれ、こうしてみればネギ坊主も立派な男でござるよ」
「あぅ!?」
楓の視線が向かう先に気付いたのか、慌てて自分のちんちんを隠そうとするネギ。しかし、楓に手を取られているせいで、却って揉みしだいている乳房にぐにぐにと指を沈めてしまうことになる。
「イタッ……♥」
「あ、す、すみません!」
楓が切なそうに眉を八の字にすると、ネギは今度は直ぐに慌しく謝罪する。そんなネギに「ふふっ♥ なんの、情熱的で良かったでござるよ♥」と楓が頬を寄せる。
「さて、身体も温まってきたところでござるし」
「あ、そろそろあがって「少し本気でいくでござるか♥」ええーっ!?」
仰天するネギを抱き寄せるとザブリとドラム缶風呂から上がる楓。そして、柔らかな野草の上にまだ幼い体つきの少年を横たえると、その体の上に軽く石鹸を滑らせてからたぽんっと大きな乳房を押しあてる。
「だ、だめですよ!? だめですよ楓さん!?」
「まあまあ、そう遠慮せず♥」
慌てふためくネギに見せ付ける様に、くちゅりと音を立てながら自身の乳房で石鹸の泡をネギの身体に塗り広げていく楓。楓が体を前後させる度にムニッっと持ち上がった乳房が折り返してはコリッと固くなった乳首でネギの華奢な肌を引っ掻く。肉感的な楓の身体を存分に使った奉仕に、真っ赤になったネギはもう何も言えなくなっている。ただ、石鹸で滑りの良くなった楓の肌の感触にあてられたのか、まだ大人になり切っていない小ぶりなペニスだけが痛々しいほどに充血して自己主張をしていた。
「♥」
そんな少年の反応を目敏く見つけた楓は直ぐに手を伸ばすと優しく小さな陰茎を握り締め、極上の力加減でゆったりと扱き上げていく。
「あっ、あっ……」
「ふふっ、可愛らしいでござるなー♥」
普段相手をしているガチガチの大人の男のものとも、既に枯れて余り皮の弛んだ老爺のものとも違う、プリッと柔らかい少年独特のペニス。その感触を楽しんでいると、楓にペニスを扱かれていたネギの目がふるふると揺れる乳房に向かっているのに気付いた。
「ふむ、やはり拙者の胸に興味が湧いたでござるかな?♥」
「あ、そ、その、すみません!」
「はっはっは。なんのなんの。さっきも言った通り、ネギ坊主も立派な男の子ということ。恥ずかしがらなくても大丈夫でござるよ♥」
そう言いながら、ネギにサービスする様に上体を揺らして乳房をふるふると震わせる楓。
「わぁ……」
その光景に思わず目を見開いたネギを見ながら、楓は陰茎を擦る手とは反対の手でもっちりとした自分の乳房を持ち上げてみせた。その頑なった乳首とぷっくりと膨らんだ乳輪にネギは思わず見とれたように溜息を漏らす。
「さて、せっかくでござるし、吸ってはくれぬでござるか?」
「え、ええっ!?」
「拙者も気持ちよくしてもらいたいでござるよ♥」
「ひあっ!?」
カリッと未熟な亀頭に軽く爪を立てながら、躊躇いを見せるネギに
「んっ♥ 情熱的で……気持ちいでござる♥」
「~っ!」
テクニックも何も無い純情な受乳行為に、楓はむずがる様な表情を浮かべて微かに身震いを見せる。パチパチという薪の焼ける音の中で、チュッ……チュッ……という吸引音とクチュッ……ニチュッ……という粘着くような摩擦音が響いた。
そして、しばしの無言の愛撫が続けられた直後のこと、
「あっ、イくっ! イッてしまうでござる!?♥」
次第に大きくなった喘ぎ声の果てに堪らず嬌声を上げた楓は、同時にビクビクビクッ!と痙攣を見せる。
「っ!?」
直後、ブシュッと口内に広がったねっとりと甘い雫に、両目を見開くネギ。そのネギの驚愕の答えを示す様にぶらぶらと宙を揺れていたもう片方の乳房の先からクリーム色の母乳が噴き出す。そして、楓の母乳が滴り落ちてネギの身体を内に外に汚した瞬間、最後に残っていたネギのペニスが決壊し、びゅるるるるるるっ!!と大量のスペルマが雨粒の様に楓の顔に降り注いだのだった。
「はぁ……はぁ……あ、す、すみません楓さん!!」
「はぁ……ふふっ、素敵だったでござるよネギ先生♥」
甘草色の楓の髪にべっとりとへばり付いた精液を見て、慌てて起き上がろうとするネギ。そんなネギに見せ付ける様に顎先から滴り落ちたザーメンを指で掬い取ると、楓はそのままチュプッと指についた精液を舐め取って見せるのだった。
「あぅ……」
それが、自分のペニスから初めて吐き出された精液だと遅ればせながらに理解したネギが顔を赤くすると、楓は「美味しいでござるな♥」とほほ笑んだのだった。
「とっても濃くて、粘着いて、喉に絡むいい子種でござる♥ しかも……」
「え? あっ!?」
「まだたっぷりと残っているようでござるな♥」
楓が優しく陰嚢を握り、そしてペニスの竿を撫であげる。すると、そこにあるまだ未熟だったはずのネギのペニスは赤黒く勃起した大人の男の物とは遜色のない姿を見せていたのだった。
「一皮剥けたでござるな。なんと雄々しいちんぽでござるか♥」
「あ、あわっ!?」
「ふふっ一生懸命隠そうとしても、手ではもう隠れしきれないでござるな♥」
楓の指摘にカァッと恥ずかしそうに顔を赤らめるネギ。だが、その言葉の通り固く勃起したネギのペニスはとても子供の手で隠せるようなものではなく、エラの張った亀頭からは今にも次のザーメンが噴き出てきそうだった。
「どうやら、ネギ坊主もその気になっているようでござるし、本番といくでござるかな♪」
「え゛っ、ほ、本番って」
「もちろん、交合……要するにセックスでござるな♥」
「ちょ、さ、流石にそれは!? 先生と生徒な「どうせここまでやってしまったのでござるから、目一杯楽しんだ方が建設的でござるよ♥」そ、それは楓さんがぁ!?」
「ふふっ♥ 聞かんでござる♥」
そう言って、赤黒く勃起した大人顔負けのネギのペニスに躊躇なく腰を落とす楓。固く勃起したネギのペニスは既に愛液で濡れそぼった楓の膣にジュププッと沈み込むと、蠢く淫肉を掻き分けて、ビクッビクッと固く自己主張をするのだった。
「おぉ……これほどとは……」
固い少年教師の挿入に、我知らずの内に弓形になっていた楓はふるりと夜風に大きな乳房を震わせながら、うっとりと呟いた。その煽情的で蠱惑的な光景に、下で童貞を散らされたネギもまた思わず「うわぁ……」と溜息を漏らしていたのだった。
「童貞卒業おめでとうでござる♥」
「あ、ありがとうござ「では、早速動くでござるよ♥」え、ええっ!?」
ネギの悲鳴も他所に蟹股になった楓はそのまま形の良い太腿の上下させ、血管を浮き上がらせた固い肉棒をぐちゅっぐちゅっと自らの女性器で呑み込んでいく。
「どうで、ござるか?♥ ちんぽ、気持ちいいで、ござるか?♥♥」
「は、はいぃ」
だぷんっだぷんっと乳房を振り乱しながら、少年のペニスで快楽を貪る楓。だが当然、この勃起はネギ本来の勃起ではない。
甲賀のくノ一は日々の食事の中で一定の毒物や薬物を摂取することで、身体に対毒性を得るだけでなく体液に様々な薬効を混ぜ込むことができるのだ。そして、楓の乳房には催淫薬、要するにバイアグラの成分が含まれていた。普段であれば軽い興奮作用程度の物だが、夕飯に用意した薬膳との効能が合わさり、こうして精通前の童貞すら一瞬のうちに種付けの行える大人の雄へと仕立て上げる。これこそが甲賀に連綿と続く房中術の秘伝の一つであった。そして、次第に雄としての本能を刺激されたネギが下から突き上げる様に腰を使い始めたのを見て、楓は「さて、今度はネギ坊主の方からも動いてほしいでござる♥」と身体を入れ替え、自ら青草の上に寝転がる。そして、自らの秘部にペニスを突き立てたネギが自重で最奥にある子宮口に触れた瞬間「ああっ♥」と悲鳴混じりに再び体を仰け反らせる。
「か、楓さんっ!!!」
大魔術師の血とはいえ、今はまだ幼い少年。熟練のくノ一の手管に煽られたネギはとうとう夢中で腰を振り始めた。
「あっ♥ あっ♥ ああっ♥♥」
そして、抽挿の都度に喘ぎ身悶え、身体をくねらせながらもネギの背を搔き抱いていく楓。そんな痴態を見せる楓にとうとうネギは普段の紳士然とした表情を彼方へ置き去りに、一心不乱に腰を振り始めたのだった。
じゅぷっじゅぷっパンッパンッ
楓の膣から漏れ出る愛液が泡立ち、ネギの小さな陰嚢が楓の白い尻を打つ。そんな音色が永遠に続くかと思われた瞬間、
「あっ」
楓の膣肉がぎゅぅっと収縮し、膨らんだネギの肉棒を一気に絞り上げる。成熟した女の術に最後の理性も焼き切られていたネギが耐えられるわけもなく、その陰嚢に溜め込みに溜め込んだ大量の精液を一気に吐き出したのだった。
ぶびゅっ、びゅるるるるるるっ!!!!!!
「あ゛ッああ~~~~~~♥♥ あッ……あ……熱っ……ッ♥♥」
噴き上がった精液に子宮を焼かれ、楓もまたプシュッと潮を吐く。そして、二人の体液という体液が混ざり合い、最後に小さくなった薪の火に照らされた影がゆっくりと重なったのだった。
■
「ありがとうございました、楓さん」
翌朝、そう言い残して飛び立ったネギの姿を見送ると、楓はゆっくりと切れ長の目を見開いた。むくりと起き上がり枕元に置いておいたリュックサックに手を伸ばすと、ゴソゴソとその中からあるものを取り出す。それは曇り一つ無いガラスで作られた小さな試験管だった。
キュポッと音を立ててその栓を開け、腰元の紐を解いて褌を脱ぐとクチュリと指で陰唇を割り開いて、楓は自らの秘所に試験管を宛がい「んっ……」と小さく呻いて胎に力を籠める。すると、楓の膣からドロリと白濁した体液が漏れ出てくる。それは昨晩の交尾でネギが散々に吐き出した精液だった。
青臭い匂いがテントを満たす中、しばらくそうして精液を貯めた楓はやがて最後の一滴を吐き出し終えたのか試験管を膣肉から引き抜くと再び栓をしてガラスのケースを揺らしてみる。白く濁り、ぷるぷるとゼラチンの様に震える体液はとても精通を果たしたばかりの年端も行かない少年の物とは思えないほどに濃く粘っこい。そして、自らが搾った精液に満足すると、楓は再び頷いて試験管をリュックに戻す。そして、再び布団に潜り込むと、今度はゆっくりと自らの、新たに生命が宿った胎を撫でたのだった。
甲賀のくノ一は日々愛飲している様々な秘薬により自身の月経を自在に操ることが出来る。そして、昨晩は常の修行や忍務の折には欠かさず飲んでいる避妊の秘薬を飲んでいなかった。代わりに摂取していたのは自らの身体から滲み出る汗にすら昂ぶりを覚えさせる催淫薬。ここに加え、楓が修めた甲賀淫法の秘儀である“子袋宿しの術”でもって左右の卵巣から排卵を行った。後は十月十日もすれば、膨らんだ楓の胎からは丸々とした赤子が産み落とされることだろう。それも、甲賀の忍びと西洋の魔法使いの血を引いた……
生まれてきた子がどうなるかは楓にも分からない。他の里の子と番わせるか、関西に売り払うか、或いはこの子を使ってネギを裏から操るのもよしだろう。いずれにせよ、
「忍務完了……で、ござるな」
そう呟いて、楓は大きく欠伸を漏らしたのだった。
ここまで読んでくださりどうもありがとうございます。
これで本作は完結となります。
もしよろしければ、ご感想などいただけますととても嬉しく思います。