口づけは夜明けの前に~首筋で、吸血鬼はくすりと笑う~ 作:路亜
「ふふ、そうかい受け入れて貰えたなら嬉しいよ♥ じゃあ失礼して……ちょっと、首元を開けさせて貰おうかな?」
フィーはあなたの言葉に甘く笑い返すと、ゆっくりと自分の服に手を伸ばした。彼女の細い指が布地を弄ぶように動く。
ぱちり、ぱちりと、フィーは服のボタンを外し、胸元をはだけさせていく。
白い肌が露わになり、薄暗い部屋の中で妖しく輝く。彼女の動きはまるであなたを誘う儀式のようだった。
「すんっ……ふふ、汗の匂いだ。鎖骨の所にじんわりと汗が溜まっていて……くす、寝汗かな、これは? 触ると、指の下で……とくん、とくんって……血管から、血が流れていってるのが分かるよ」
フィーは服を脱ぎながらあなたに近づき、鼻をすんすんと鳴らしてあなたの匂いを嗅いだ。
彼女の顔がとろりと蕩け、目を細めてあなたの首元に視線を這わせる。
冷たい指先があなたの鎖骨を撫で、脈打つ血管を確かめるようにそっと押す。
「味の方は……んっ、ぺろぉ♥ あは、しょっぱい♥ うん、でも誠実で……あぁ、真っ当に頑張ってる人間の味だね、これ。ボクの……好きな味だ♥」
フィーの舌があなたの汗ばんだ肌を舐め上げ、濡れた感触があなたの神経を刺激した。彼女は味わうように唇を動かし、あなたの味に酔いしれるように目を閉じる。
「あぁ、こら!身動きしないでくれよ? これは治療なんだから、君に抵抗されたら治せないだろう? ……安心しなって、本当にチクっとするだけだからさ♥ ぴちゃ……ちゅぅ……ふふ、君の汗の味は何かこうきゅんってクるな……これなら君の血も、とても美味しいのかもしれないね。んっ……ぴちゃ、ぴちゃぁ……ふふ、何処が一番吸い易そうかなぁー……んー?」
フィーはあなたの体に舌を這わせ、ねっとりと舐め上げた。
彼女の舌先があなたの肌を濡らし、口の中でくちゅくちゅと味わう音が響く。
あなたの緊張が高まる中、フィーの顔は蕩けたままニヤァっと笑い、吸血鬼らしい怪しい魅力が溢れ出ていた。
「ちゅぅ……ぴちゃっ♥ ……ふふ、やっぱりこの辺りかな。首の……ちゅっ、ここ? 分かるかい、血管が浮いてる所さ……ここがやっぱり吸い易そうだ」
フィーはあなたの首筋に唇を寄せ、軽く吸い付いて確かめるように舌を這わせた。
彼女の冷たい息があなたの肌に当たり、ゾクゾクする感覚が背筋を走る。
「今から、ボクがここに牙を立てるけど……まぁ、すぐに気持ちよくなるから。吸血と同時にボクの血が君に混じるからね、それが君の体を……ちょっと熱くさせるんだ。あぁ再三になるけど、命を奪いそうな程吸うならともかく、この程度じゃ君は死んだり……ボクの仲間になったりなんかはしないから安心しておくれよ?」
フィーの声は甘く誘うようで、あなたの耳に絡みつく。
彼女の瞳が妖しく光り、あなたの抵抗を溶かすようにじっと見つめてくる。
「じゃあ、いくよ……いただきまーすっと♥ あ、むぅっ!ちゅぅ……ちゅぅ……ちゅっ、ちゅぅ……ちゅぅっ、……ごくんっ♥」
フィーが口を大きく開け、あなたの首筋にかぷりっと牙を立てた。
鋭い痛みが一瞬走った後、ちゅーちゅーと血を吸う音が響き、あなたの体から熱が抜けていくような感覚が広がる。
「ぁ、ん……はぁ、思った通りだ♥ 君の血……汗と一緒でボク好みだな……ふふ、昔のボクなら貪り飲んでしまいそうだよ……んっ、ちゅぅ……ちゅっ♥」
彼女の喉がごくんと鳴り、あなたの血を味わう様子が淫靡に映る。
「ちゅぅ……っぷはっ! はぁー……ご馳走様♥ ハハ……ダメだね自制を忘れてしまいそうになったよ。久しぶりの生の血だからか、それとも……君の血だからかな?……ふふ、イケナイ血の持ち主だな、君は♥」
フィーは美酒に酔ったような顔であなたを見上げ、唇に残った血を舌で舐め取った。
彼女の目はまだ理性を保ちつつも、あなたの反応を確かめるように小首を傾げる。
「さて、どうだろう? 少ししか痛くはなかったと思うのだけれど? これで君の体にちょっと変化が出るはずだけど……体が熱くなったりしないかい? すんっ……あ、発汗が強くなってきてるね? また鎖骨に汗が少し滲んでいるよ? ふふ……ちゅぅっ♥」
フィーはあなたの鎖骨に再び唇を寄せ、新たに滲んだ汗をちゅっと吸い上げた。あなたの体が熱くなり、汗がさらに流れ出すのを感じ、彼女の血があなたの体内で蠢くような感覚が広がる。
「ん? ……大丈夫かい? 少し苦しそうな顔をしている気がするけど、効きすぎたかな? 君に害がある程、血を吸っちゃいないはずなんだけど……おや? んんっ? うん……ぁー、……なるほど」
フィーの視線があなたの下半身に落ち、彼女の手がそっと動いた。
さすり、と。
フィーの指があなたのズボン越しに硬くなったチンポを撫で、軽く擦る感触があなたの下腹部を疼かせる。彼女の目が楽しそうに細まり、あなたの反応を見逃さない。
「そうか、体が活発になったから、こっちも血の巡りが良くなっちゃった……か。困ったな……君の中のボクの血が消えるまでは、暫くそのままのはずなんだけど……。うぅん、君のズボンのチャックがカチカチ揺れてていかにも、その……辛そう、だね? ……ふ、む」
フィーはあなたの膨らんだ股間をじっと見つめ、唇を舐めた。彼女の声に期待と欲望が混じり、あなたの反応をさらに煽る。
「なぁ君……人間くん? 一つ提案があるんだけど。実はね、血程じゃないけれど……君の体液という奴も、吸血鬼にとっては割りと美味しいご馳走の類なんだ。当然、一番は血なんだけどね? そこで、君をそこまで雄々しくさせてしまったのは、治療するためとはいえ……うん、ボクに関わって、尚且つボクが噛んだせいでもあるしね?」
フィーの手があなたのズボンに伸び、軽く擦りながらあなたの目を覗き込む。彼女の提案にあなたの心臓がドクンと跳ねる。
「……君の精液を対価に、ボクが慰めてあげようか?」
フィーの言葉があなたの耳に甘く響き、彼女の指がズボン越しにあなたのチンポを弄ぶ。
「おっ……ふふ♥ ……困った顔をしてるけど、君の大変になってる部分はピクンと反応したよ? くす……うん、いいよそういう事なら契約といこうじゃないか」
フィーはあなたの反応に満足そうに笑い、契約を口にするその声に艶やかな響きが混じる。
あなたの沈黙を肯定と受け取り、彼女の手がさらに大胆に動き始める。
「これから、ボクは君のペニス、いや……日本語だとおちんちん、おちんぽ、陰茎とか呼び方があったかな? ……まぁうん、呼び方は何でもいいけど、ようはソレ。ソレから出る……体液を、ね? 君が気持ちよくなるよう頑張るから、君が出すモノ代わりに、ボクに好きにさせて貰うってことで……ね?」
フィーの声があなたを蕩けさせるように響き、その手があなたのズボンのチャックに伸びた。
「……戸惑った顔をして沈黙してもダメだよ。明確に拒絶しないなら……了承と受け取らせて貰うからね♥ はは……♥」
じぃぃぃぃ……っと。
フィーがあなたのズボンを下ろすと、硬く膨張したチンポが勢いよく飛び出した。
彼女の目の前で晒されたあなたの欲望に、フィーの瞳が輝く。
「ほー……ふむ、ふむ、成るほど……ボクの血が入ったせいがあるとはいえ、これは中々。ふふ、大きいとか小さいじゃないて……すごく、はは何ていうか……元気だ♥ ……不謹慎だけど、ちょっと興味深い、かな?」
フィーはあなたのチンポをじっくり観察し、指先で軽く触れた。あなたのチンポがビクンと反応し、彼女の興味をさらに煽る。
にちゃ……くちゅり、と。
フィーの指があなたのチンポに絡みつき、濡れた音が響き始めた。彼女の手があなたの幹を握り、ゆっくりと上下に動かす。
「あぁ……これは、うん……面白いね。ほら、君の幹、棒? ……ガチガチになってるこの部分、血管が浮き出てボコって浮いてて……ふふ♥ ここ……裏の部分も、はは♥真ん中が柔らかいけど、ぷくって膨らんでる。指にびくんびくんって跳ねて、中が詰まってるぞって教えてくれてるよ……くす♥」
フィーの指があなたのチンポの裏筋を撫で、あなたの我慢汁が彼女の指に絡みつく。
あなたの下半身が熱くなり、彼女の指の触感が耐えがたくなっていく。
「……どうだい、興奮してくれるかな? こうして、ちゅぅ……君の血を舐めながら、君が大きくしているおちんぽを撫でて中でグツグツ溢れる体液……ザーメン、スペルマ? ……あぁ、精液か♥ その精液が溜まっていくの、ボクは楽しいけどな……ふふ、くす♥」
フィーはあなたの首筋に再び舌を這わせ、血と汗を舐め取りながらチンポを弄んだ。
彼女の手があなたの精液を搾り出すように動き、あなたの快感が限界に近づく。
「れろ……はは、ねぇ我慢しなくていいんだよ? 君のおちんぽに溜まってるのは、回復力の余剰分みたいなものだからね……むしろ吐き出さないと君の体に悪いよ? そら、ぐりぐり……ぐりゅぐりゅ……くっ、ふふ……あはっ♥ ボクの指で君のがこんなに揺れて、裏を撫でればドロドロと我慢してる液が指をベトベトにしてくるし、くす……ふふふ♥ 浮き出た血管は……はぁ♥ ボクからすると、たまらなく……美味しそう、だしね♥」
フィーの指があなたのチンポを執拗に擦り、あなたの我慢汁が彼女の手を汚す。彼女の声があなたの理性を崩し、快楽に抗えなくなる。
「そら、それ……♥ 君は我慢強いなぁ……ふふ、しょうがないサービスだよ? ぺろっ……もう一度噛んであげる、君の体をもっと熱くするから……遠慮せず、ボクの手の中に吐き出しておくれよ♥」
言葉と共にフィーの口が大きく開かれて……。
「あ……むっ! ちゅぅ、ちゅぅ、じゅっ、ちゅぅぅ、じゅっ、ちゅぅぅぅぅっっっっ!!!! じゅる、ほら、ちゅぅ……血が熱く、なりゅだろ? んっ、じゅる……我慢しないで、ちゅぅ…………ボクに、射精……しておくれぇっ♥ じゅぅぅぅぅぅっっっっ♥♥」
あなたの首筋に再び牙を立て、あなたの血を吸い上げた。
熱い衝撃があなたの全身を駆け巡り、快感が爆発する。
どくっ! ……びゅる、びゅるるるるぅぅぅ♥♥♥♥
フィーの吸血と手の動きが同期し、あなたのチンポが限界を超えた。
あなたのチンポから熱い精液が迸り、フィーの手にドロドロと流れ出す。
彼女の手があなたの射精を受け止め、満足そうに笑う。
「ちゅぅっ……んんぅっ! ……はっ♥ ふふ、いい子いい子……君は素直で可愛いね♥ ボクのお願い通り、こんなにいっぱい……ボクの手に、ドロドロと熱い……君のスペルマ、精液……たっぷり出してくれて♥ ふふ♥」
フィーはあなたの精液で濡れた手を掲げ、目を輝かせて見つめた。
彼女の指の間から白濁が、とろりと、滴り落ちる。
「わぁ……あは、これはすごいね? ボクの血のせいかな、見てよ掌全部にたっぷりだ♥ 握ろうとすると、それだけでにちゃにちゃいってる……くす♥」
フィーはあなたの精液を指で弄び、楽しそうに笑う。
彼女の手はあなたの熱い体液で汚れ、にちゃりにちゃりと淫靡な音を立て、淫らな光景が作っていた。
「それに、すんっすんっ……あぁ、やっぱりだ♥ 君の汗も、血も……体液であるこの精液も、とてもボクには美味しそうで……魅力的な匂いがする。……こういうの何て言うんだろう、そう……何ていうかとても、興奮させられるよ♥」
フィーはあなたの精液の匂いを嗅ぎ、目を閉じて恍惚とした表情を浮かべた。
彼女の吸血鬼としての本能が疼いたのか、さらなる欲望が湧き上がっているようだ。
「……ちょっと、失礼するね? これだけ匂いがいいと……ちょっと試したい事がね?」
そう言うとフィーはテーブルに置かれたワイングラスに手を伸ばし、あなたの精液で濡れた指を突っ込んだ。
彼女の指がワインをかき混ぜ、ワインの赤が白濁に染まる。
「さて、気にはいっているけど、実はこのワインは安物で。味は悪くないけれど、どうにも風味が若すぎる所があってね。でも、君の液を混ぜたら……どんな味になるのかな、なんて、ね?」
くるりと、見た目だけは優雅に白濁ワインを軽く回してみせるフィー。
そしてグラスをゆっくりと傾け、あなたの精液とワインが混ざり合う様子を眺めた。
液体がピンクがかった色に変わり、彼女の楽しそうに笑みをこぼす。
「んっ、良く混ざった♥ ほら、ワインの中に君の白濁が混ざってピンク色……いやロゼかな、これは? ……ふふ、何ともいえない色になっちゃったな。さて、ご馳走になろうかな♥ んっ……!」
フィーがグラスを口に運び、あなたの精液混じりのワインを味わう。
「こくっ、こくっ……んっ……ぷはぁ♥ ワインの香りに君の精液が混じって、口の中をブドウの酸味と甘みが……まるでワインが数世代熟成されたみたいな……あは♥ 舌や歯に染み付くように粘ついて……本当に美味しい。まるでボクの一番好きなワイン……いや、血の味みたいだ♥」
フィーは目を閉じ、あなたの精液とワインの味に酔いしれた。彼女の舌がグラスの縁を舐め、残った滴を貪るように啜る。
「んふふ……ボクの血の影響の出た君の精液は、ムートンの赤ワインって所かな? 最初は若くて勢いがあるけど、混ざって濃くなって……口の中でどんどん膨らんで、ボクのためだけに数十年の熟成をしてくれてるみたい……なんてね、ふふ♥ っと……んっ、じゅるるぅ……! ぷはっ、はぁぁ……♥ ワイン色になった君の精液が垂れそうになって思わず啜っちゃった、もう……はしたない事させないでおくれよ、ふふふ♥」
フィーはグラスを置いてあなたに視線を戻し、唇を濡らす白濁を指で拭った。
彼女は興奮が抑えきれないのか、声に熱がこもる。
「はぁー……♥ これ、本当に……ダメだな君どころか、ボクまで興奮してきそうで……っ。……ねぇ、君? 君の、そこ。……おちんぽ硬いよね? 一回出しちゃったけどさっきの契約……まだ生きてるかな? 生きてるよ……ね?」
ゆっくり、ゆっくりと、フィーがあなたに近づいてくる。
彼女の冷たい手が再びあなたのチンポに触れた。
スッキリし、萎びていたはずのあなたの下半身が、彼女に触られることで再び熱くなる。
「君の精液飲んで、ボクが興奮してきちゃったから前提違いで大変申し訳ないんだけど。……君のが落ち着くまでさ? ボク……君のでもっと楽しませて貰いたいんだけど、いいかい?……ふふ♥ まぁ、ダメと言われても……その大きなモノが収まるまでは外に出れないだろうし……ね?」
フィーの声があなたの耳に甘く響き、彼女の手があなたのチンポを握りしめる。
あなたの反応を確かめるように、彼女の瞳が妖しく光る。
「一緒に、楽しもうじゃないか……人間くんっ?」
フィーの顔があなたに近づく。
間近で見られる、紅い、赤い、彼女の瞳。
吸血鬼としての彼女そのものであるようなその瞳に見つめられて、あなたの心臓が……どくんっと、跳ねるのが確かに感じられた。