クラスのダウナーJKと同人AV作り。お金のためと言いつつ子作り交尾を求める姿がエロすぎるんだが 作:どまだれ
授業を終えた放課後、俺は学校近くにあるカメラ屋に一人で訪れていた。律はバイトのため不在だ。
だだっ広い駐車場にはいかにも高級そうな車が数台
ポケットに入れた財布をズボン越しに握りしめ、店内へ足を踏み入れる。
うろうろ歩き回って店内を散策する。子供用の可愛いやつから、目玉が飛び出るほど高いカメラまで。ひととおり物色した俺は、お目当てのコーナーで足を止める。
ネットで調べた感じ、エロ動画撮影に適しているのはビデオカメラらしい。他の意見も有るには有るが、まぁ無難なところだろうと素人ながらに思う。
が、ひと口にビデオカメラと言ってもピンキリだ。どの程度の値段でどの程度のクオリティが出るか分からない。なんとなくで買ってあとから後悔するような事態だけは避けたい。
店員さんに意見を求めるためカウンターへと向かう。誰もいないので呼び出しベルを鳴らしてじっと待つ。しばらく経ち、奥のほうからひとりの男性が姿を現した。
こんがり日焼けした肌。素肌に直接アロハシャツ。むき出しになった胸筋と腹筋。ビーサンに短パン。後ろで結んだ金髪。頭の上にはサングラス。背は俺より少し低いくらいで顔は普通にイケメンだ。年齢は三十手前くらいか?
もう絵に描いたようなヤリチン男の風貌である。今にもビデオレターが送られてきそうだ。
「らっしゃっせー。さーせんね、ちょうどションベンしてましたわ」
「あ、いえ……。すいません、あのちょっと相談なんすけど」
「へいへい、なんでござんしょ?」
「実は動画撮影用のカメラが欲しいんすけど、正直どれ選んでいいか分かんなくて」
「ほぉ~。その歳で動画撮影たぁ、さては流行りのビューチューバーだな?」
「ですです。友達とやってみようって話してて」
これはあらかじめ用意していた建前だ。ドリスペ用にエロ動画を撮るとはさすがに言いづらい。
「そりゃ結構なこった。んじゃ要望を聞かせてくれ」
「えっと……」
ある程度激しく動いてもブレないこと。暗がりでも被写体を綺麗に撮影できること。最新スマホと同程度には高画質であること。防水機能が備わっていること。長時間撮影が可能であること。
俺の要望を聞いた店員さんは、あごに手をやってムム……と唸った。
「……お前さん、ホントはビューチューバーじゃねぇな?」
「うぇっ!?」
「確信があるわけじゃねぇが、たぶんドリーマーのほうだろ」
「……っ!」
バレたっ!? いやプロの慧眼ってすげぇなオイっ! 俺が唖然と言葉を詰まらせていると、店員さんは段々笑顔になっていく。なんかめっちゃ嬉しそうだ。
「おっ、その感じ当たりだなっ!?」
「いや、う……はい。実はドリーマーを目指してるっす……」
「オイオイやっぱそうじゃねぇかっ! うぇ~いうぇ~いっ!!」
「ちょ、ちょっ! なんだこのオッサン!?」
カウンターから身を乗り出して肩を組んできた店員さん。わしゃわしゃ頭を撫でてくる。何かの琴線に触れてしまったらしい。
「な、オッサン!? オレぁまだ二十八ですー! お兄さんですぅー!」
店員さんは心外と言わんばかりに口を尖らせて言う。マジでくっそだるい……。
「だる……」
あ、思わず本心が漏れてしまった。
「辛辣すぎぃ! まぁいいや、お前さんにゃオレが先輩として責任もっていいカメラ紹介してやんよっ」
「ど、どもっす……」
白い歯を無駄に光らせてサムズアップしてくる店員さん。いちいち言動がウザいが、まぁ悪い人ではなさそうだ。
「つか、先輩ってことは店員さんもドリーマー……?」
「そのとおり。これでも結構稼いでんだぜ~? あと店員じゃなくて店長なっ」
「すいませんっ。じゃ店長、カメラ教えてくださいっす」
「おうよっ!」
店長に付き従い、いくつかビデオカメラを紹介してもらう。俺の心を射止めたカメラはおよそ十二万円。カメラ以外の備品も揃えると……ヤバい、さすがに震えてきた。
とはいえこの初期投資はケチるべきではない。もう覚悟は決まった。俺のデビットカードが火を噴くぜぇ……。
「これ全部揃えると……締めて十五万くらいだな。高校生にはちとキツくねぇか?」
「バイトの貯金はあるんで……まぁなんとかって感じっすね」
「ふむ……」
腕を組み、思案気な顔を見せる店長。おちゃらけた空気が霧散してすげぇカッコよく見える。なんか悔しい。
「しゃぁねぇ、オレにとって初の後輩ドリーマーだしな。特別価格にしてやんよっ!」
「え、マジっすか?」
「おうとも。学生割で半額だ。ちなみに学割は今作ったから今日限定な!」
「は、半額っ!? 店は大丈夫なんすか!?」
まさかの提案だ。型落ち品ならいざ知らず、俺が買うのは現行のフラグシップ機種である。うれしさよりも申し訳なさが勝ってしまう。
「大丈夫大丈夫! さっきも言ったっしょ、オレ結構稼いでるって。表の車見た? 実はアレ全部オレん愛車だぜ」
「ま、マジっすか……!?」
「マジマジ。だから心配すんなっ、ありがたく受け取っとけ!」
「あ、あざっす……!」
ビデオカメラ本体、三脚、予備のSDカード、スマホ用のジンバル。諸々合わせて約75000円。高い買い物には変わりないが、予定よりかなり安く済んだ。店長の男気に脱帽である。
会計を済ませた俺は、店長に向かって最敬礼をする。
「あらためてありがとうございましたっ……! ほんと助かります!」
「いいってことよ。つかお前さん、サークル名はなんてんだ? せっかくだしオレも見てぇわ」
「一応『ダウナーJK夜伽の裏アカ』って名前でやる予定っすね。まだ一本も上げてねぇっすけど」
「だうなー……うらあか……っと。っしゃ、上がんの楽しみにしてんぜっ! つってもまぁオレは熟女じゃねぇと勃たねぇからJKには興味ねぇんだが」
「てことは、店長の動画は全部……?」
「そうだぜ。ほら、これがオレんサークルだ」
店長から手渡されたスマホを見てみる。サークル名『ドラゴン流、熟女狩りの極意』。過去作品のパケ写がずらりと並んでおり、そのどれもに三十~五十代くらいの女性が写っている。熟女というとアレだが、マジで綺麗な人ばっかりだ。
なにより俺の目を引いたのは、サークルのフォロワー数である。
「フォロワー220万人っ!!? す、すっげぇ……!」
「だろっ! 一応熟女界隈じゃ最大手だかんな」
「これ……どのくらい貰ってるんすか……?」
「ふふっ、まぁ年収で億を超えてるとだけ言っておこう。あ、これ他言無用でな?」
「う、ういっす……!」
やべぇ、めっちゃすげぇ人に出会ってしまった。
目標とすべき人間を目の当たりにし、思わず想いを言葉にしてしまう。
「俺もいつか店長に追いつくっす……! 必ず!」
「ほう、だが簡単じゃねぇぞ」
「もち分かってます。でも俺にも引けねぇ理由があるんで、ぜってぇに……」
「オイオイめっちゃいい
「うっす!」
「んま、困ったことがあればいつでも相談してこい。できるだけ力になってやっからよっ!」
言った店長は肩をバシンッと叩いてくる。屈託のない笑顔が眩しい。頼れる兄貴分って感じだ。出会って数分だがクソモテるだろうなと思う。
店長は半ば強引にLAINのIDを渡してくる。オレのお古だとか言って、カメラ用のレンズやマイク、さらには照明器具まで貰ってしまった。マジで頭が上がらない。
さすがに持ちきれないので翌日また来る約束をする。俺は再三お礼を言ってから、最高の出会いに感謝しつつ帰路に就いた。