クラスのダウナーJKと同人AV作り。お金のためと言いつつ子作り交尾を求める姿がエロすぎるんだが 作:どまだれ
入院生活も一週間が経ち、今日は土曜日。体も快方に向かっており、予定どおりあと一週間くらいで退院できそうな感じだ。
ちなみに毎晩桐山さんから陰部洗浄を施されている。そのたびに三発ほど発射精しているため性欲処理には困っていない。
年上美人に性欲処理させている事実はマジで興奮するのだ。申し訳ない気持ちも多少あるが、事実として不可抗力なので許してほしい。
時刻は17時過ぎ。俺一人しかいない病室はアホほど静かだ。スマホで暇をつぶしていると、そろ~りとドアを開く音が聞こえてきた。
晩飯の時間には早いなと違和感を感じていると、桐山さんのモノではない足音が近づいてくる。桐山さんはヒールの高いサンダルでコツコツ系の足音だが、これはスニーカーっぽい感じだ。
しかし母も剛も今日は来ないはず。もしかして医者の先生か? 俺がそう推理立てていると、カーテンの横からひょこりと顔を覗かせてくる女性がひとり。
夕焼けで煌めく綺麗な黒髪。どことなく退廃的でエロい雰囲気。韓国っぽいダボついた服装は目に新しいが、ほかの誰でもない甘枝さんその人であった。
「甘枝さんっ!?」
「……ども」
「えっ、なんでここにっ……!?」
「ん、まぁ……ちょっとね」
ベッド横の椅子に座った甘枝さんは俺に目を合わせてくる。一体何が目的なのだろうか。俺は嬉しくも不安という微妙な心境に陥る。目を合わせるのが精一杯だ。
「体調はどうなの? 早く治りそ?」
「あ、うん。来週いっぱいくらいで退院できそうな感じかな? 今はもう結構元気だし」
「……そっか。あのさ、あのときはありがとう。私を助けてくれて」
「いやっ全然いいよ! ていうか俺ボコボコにされただけだし、なんもしてねぇっていうか……」
「ううん、あのままだったら私絶対ヤバいことになってた。ほんと感謝してる」
なんか涙が出そうだ。もう一生話せないと思っていた甘枝さんがわざわざ俺のお見舞いに来てくれた。リンチに遭った甲斐も有ったというものである。
俺が感慨に浸っていると、甘枝さんの顔が不安の色を帯びはじめた。
「それで……さ。えっと……なんでキミは私のこと助けてくれたの……?」
「え……?」
「……だってさ、私、キミのこと無視しちゃったし。そんな酷い女がナンパされてても普通無視するくない?」
「いや、え、それは……」
好きだから。無視されてもやっぱり好きだったから。それ以外に理由など無いが、どの角度から見ても完全なる愛の告白である。おいそれと口に出せる内容ではない。
(でも、どうせ二度と話せないって思ってたしな。ここで言っちまうのも悪かぁねぇ……か)
一度すべてを失ったのだ。奇跡的に勝ち取れたチャンスを無駄にしたくない。剛に言った手前、俺がファーストペンギンになるのも一興だろう。振られたら潔く諦めればいい。
俺は今までの人生で告白の経験などゼロ。セオリーだとかマナーだとか当然無知だが、覚悟を決めて正直な想いを伝えることにする。
「その……好き、なんだ。甘枝さんのことが」
「え、えっ……?」
「だから助けたんだ。嫌われてるとかどうでもよくって、気づいたら体が動いてた……ってごめん。急に変なこと言って……」
「いや、べつにいいけど……。ほんとなの? 私のこと……す、すきって」
「うん、初めて会ったときからずっと」
「そ、そっか……」
場を支配する静寂。いつも表情を崩さない甘枝さんがわずかに狼狽している。緊張しすぎて手汗がヤバいが、俺は畳みかけるように言葉を紡ぐ。
「だから……今言うことじゃないかもだけど、よかったら俺と付き合ってほしい……です」
言ってしまった。ここまで言うつもりは無かったが、つい流れに乗って口がスベってしまった。だが覆水盆に返らず。視線を彷徨わせる甘枝さんの返事をドキドキしながら待つ。
何かを葛藤するよう悲痛な面持ちを見せる甘枝さんは、一分ほど長考した
「……ごめんなさい、キミとは付き合えない……」
「そっか、そうだよな……。やっぱもう彼氏いる感じ?」
「ううん、彼氏はいないよ。べつにキミが嫌いとかでもない。まぁ覗かれたのは嫌だったけど……」
「うっ……」
彼氏がいないという情報はうれしい。が、痛いところを突かれた。そりゃ振られて当然だろう。けれどそこまで悲愴の念は湧いてこない。むしろハッキリ振られて諦めもつくというものだ。
俺が踏ん切りをつけていると、予想だにしていなかった言葉を甘枝さんが漏らした。
「私といたら、キミも不幸になっちゃうから……」
「……え?」
今なんと言った? まったくもって意味が分からない。どう考えても甘枝さんと付き合えないほうが不幸なんだが。
けれどこれはチャンスかもしれない。仮に俺がその不幸とやらを受容したとすれば、
「あのさ、甘枝さんさえよかったら理由を教えてほしいんだけど……ダメかな?」
「…………」
「もちろん無理にとは言わないけど……。でも俺甘枝さんのこと本気だから、何か力になれるかもしれない」
「…………」
沈黙に徹する甘枝さん。ややあって、伏し目がちに下げていた目を俺に向けてきた。
「……誰にも言わないって約束してくれる?」
「っ! もちろんだよ! 絶対約束するっ!」
「わかった。あのね……」
そうして語られる甘枝さんの身の上話。想像していたより重い話に俺は思わず背すじを伸ばしてしまう。
まとめるとこうだ。東京で会社を経営する家に生まれた甘枝さん。甘枝さんが中学生のころ経営が傾きはじめ、愛想をつかした母親が父親を捨てる形で離婚。甘枝さんは父親と妹の三人で生活をはじめる。
しかし悲しくも今年の冬に会社が倒産。不幸は連続し、なんと父親が自死してしまう。甘枝さんは妹さんと共に叔母の家があるこの街に移り住んでくる。
事はそれで終わっておらず、父親が残した多額の負債があるのだとか。その額驚異の約二億円。
これがまた厄介な相手から借りていたらしく、相続放棄ってやつをしたにもかかわらず甘枝さんに借金を請求してくるらしい。ようは
叔母には支払い能力が無いと踏んでいるらしく、長女である甘枝さんをターゲットにした。お前が払えば妹には手を出さない。そんな言葉と共に。
ちなみに叔母や妹さんにはこのことを伝えていないようだ。
警察に一度相談するも、金貸し業者の名を出した途端口を
甘枝さんも報復を恐れているようで、それからは何も行動を起こしていないとのこと。
「笑っちゃうでしょ。私高校卒業したら高級風俗店で働かされるんだって。なんか私なら五年で返せるらしいよ?」
堰を切ったように語り終えた甘枝さん。こんなに饒舌な甘枝さんは初めてだ。一人で抱えることに疲れていたのかもしれない。
俺はもう
何より、心底無力な俺自身に対して。いっそ地球ごと破壊してやりたい気分だ。
(くっそ、俺になんとかできるか……? アホほどバイトしてもぜってぇ無理だ……)
高校を卒業したら連れて行かれてしまう。タイムリミットは再来年の春。まともに働いたのでは到底間に合わない。
「甘枝さん。こんなこと訊くのもアレだけどさ、返す算段とかってないよね……?」
「……ひとつだけ、もしかしたらってのはある。ていうか私はそれに賭けてる」
「あ、あるんだっ!?」
「うん。キミは知ってる? ドリームスペースってサイト」
「うぇッ!?」
思わず変な声が出てしまった。
通称ドリスペ。きっと成人男性の過半数が知ってるであろう、海外の人にすら人気の高いそのサイト。
動画、配信、音声、漫画、写真集。ありとあらゆる媒体でエロコンテンツを提供している男の
投稿者のほぼすべてが素人であり、無料で公開することも任意で可能。ただ大多数の投稿者は一攫千金を夢見て有料販売を行っている。投稿者の総称は『ドリーマー』だ。
各媒体ごとにランキングが有り、上位勢レベルは凄まじい収益を得ているとネットで見たことがある。詳しくは知らないが余裕で年収億を超えるとかなんとか……。
ちなみに海賊版にクソ厳しいことでも有名である。ついこの間も罰金数千万円の実刑判決が下っていたはずだ。
「し、知ってるけど……。もしかしてドリーマーになるつもり?」
「……もうそれしかないかなって。どうせ再来年には風俗嬢だし。あそこなら可能性もゼロじゃないでしょ?」
「う、うん。つか甘枝さんが本気になったら割とマジでいけるかもな……」
ドリスペが持つ唯一無二の特徴。それは十五歳以上からドリーマーになれるという点だ。
肯定派と否定派の間でたびたび論争が発生しているが、強い
それをいいことに全国各地に多数のJKドリーマーが存在している。しかし言っちゃ悪いが容姿レベルはそこまで高くない。
だが、もしもそこに甘枝さんが降臨したとしよう。冗談抜きで天下を取れる気がしてくる。
「……ね、これでも協力してくれるの? こんなヤバい境遇の女だよ……?」
「当ったり前じゃんっ、俺なんかでよかったらなんでも言ってよ!」
「そ、そっか。そっか……ありがと」
「いいっていいって! でも協力って具体的に何をすれば……?」
「それは色々。ほら、よく言うじゃん、
「えっ!? ま、マジかよっ!!?」
「本気で好きって言ってくれたキミならいいかなって……。証拠も十分見れたしね」
おいおいマジかマジかマジか! 告白したら竿役に就任してしまったんだが!? 勇気を出した甲斐があるってレベルじゃねぇぞこれ!!
「あとは……そう、私パソコンとか苦手だから動画の編集とか。場所もキミの家が都合つけば貸してほしい……かな」
「ま、任せて! 甘枝さんのためならなんだってなんとかするよっ!!」
ヤバい。有頂天になりすぎて語彙力が死んでいる。竿役としてどこまで求められるのかも気になってしょうがない。
「ありがと。まぁ詳しい話はキミが退院してからしよ」
「お、おっけー。……ちなみにさ、告白の返事は……やっぱダメな感じ……?」
「……もしも借金が全部なくなったら考えてもいい……よ」
「マジでっ!? よっし、よっし! ぜってぇなんとかしてみせるぞ!!」
甘枝さんの彼氏になれる権利。それが手に入るなら神だって殺してみせる。
俺が高らかに拳を突き上げていると、不意に病室のドアが開かれた。パチッと電気が点けられる。聞こえてくるのは桐山さんの声。どうやら晩飯を運んできたようだ。
「もうこんな時間か。私そろそろ帰るね。今日は来てよかった」
「こっちこそありがとうっ! 気を付けて帰って!」
「うん、また」
言った甘枝さんは、照れくさそうに手を振ってから帰っていった。その可愛すぎる仕草に内心悶絶しつつ俺は固く決心する。
(ぜってぇ二億円稼いで甘枝さんを助けるっ! そしていつか甘枝さんを彼女にするぞっっ!!)
ヤバい相手だ。二億円稼いだとて、はいそうですかと甘枝さんが解放される保証は無い。でも頼れる人もいない。まずは金を稼ぐしかないのだ。
俺は動画の撮影方法や編集方法、人気な素人AVをリサーチしながら残りの入院生活を過ごしていった。