君のことが大大大大大好きでえっちな100人の彼女 作:ハラミ定食
100カノのすけべ小説
恋太郎ファミリー。それはキングオブ彼氏こと愛城恋太郎とその彼女たちによって形成されたやべー奴らの集団のことである。
そして恋太郎ファミリーやべー度ランキングがあるとしたら間違いなく最上位候補になるであろう女、花園羽々里が世帯主である花園家。その屋敷の一室、羽々里の娘である羽香里の私室にて極秘の密会が行われてることは、キングオブ彼氏である恋太郎も知る由はなかった……
♡♡♡
「百八先生、お待ちしていました」
「羽香里に大事な話があるって言われちゃったら、同じファミリーの仲間としても、先生っていう立場からしても駆けつけない訳にはいかないだろ?」
だだっ広い部屋の中心に置かれたテーブルを挟んで座る2人の女性。
1人は美しい桃色の髪とグラマラスな体型が特徴的な花園羽香里。愛城恋太郎の1人目の彼女にしてド淫乱ピンクとも名高いGカップ美少女だ。
その羽香里の正面に座るのは盆能寺百八。恋太郎の21人目の彼女であり、彼の通うお花の蜜なんとか高校の倫理教師でもある大人の女性だ。
そんな羽香里と百八には恋太郎の彼女、つまりは恋太郎ファミリーの一員であるという他に共通点が存在している。それは2人ともド淫乱であるという点だ。
「大事な話というのは、コレについてです」
「…!! それは、私たちのドスケベ交換日記?」
ドスケベ交換日記。それはその名の通り羽香里と百八が恋太郎とのドスケベな妄想を文として書き残し、夜1人の際に読み返すことを目的とした特級呪物。
「はい。もはや夜の必須アイテムと化した私たちにとっての
「昨日のは凄かったなぁ。そのせいであたしは最近寝不足だ」
「私もです」
「でもソレがどうかしたのか〜? もしかしてあたしの書いた内容に不満が…? さ、流石に恋太郎の◯◯◯を✖️✖️✖️してピーピーピーするのは引かれた…?」
不安そうな表情で汗をダラダラと垂らす百八に対し、羽香里はゆっくりと首を振る。
「そんな事はありません。百八先生の書く内容はいつだって私を熱くしてくれます」
「じゃあ、大事な話って?」
「今のままでもこのドスケベ交換日記に不満はありません。しかしここで敢えてもう一歩、上のステージへと進んでみませんか?」
「上のステージ…?」ゴクリ
いつになく真剣な表情の羽香里と対峙し、百八の表情も比例して険しくなる。まるで剣を持った達人同士が睨み合っているかのような緊張感が張り詰めた室内だが、羽香里の一声がその静寂を消し飛ばす。
「私たち以外の、皆さんの妄想も見てみたくないですか?」
「なっ!」
「分かっています。百八先生の言いたいことは。人の頭の中のドスケベな妄想を覗くなんて、倫理に反すると言いたいのでしょうが……」
前述の通り、盆能寺百八は歴とした高校教師である。それも受け持ちの科目は倫理。普段ならば、そんな大人の女性が他人の恥ずかしいプライバシーを覗こうなどという邪な提案に乗るハズがない。
「見たい見たい見たい!! 皆のえろえろな妄想あたしも見たい!!!」
「百八先生ならそう言ってくれると思ってました!」
しかし彼女は盆能寺百八であった。神より与えられしスキルポイントを性欲に全振りした存在でもある彼女がこの提案に乗らない訳がない。そもそもまともな大人であれば生徒とドスケベ交換日記はしない。
「でもどうすんだ? 皆のスケベ妄想は確かに見てみたいけど、正直にこの交換日記に参加してくれって頼んでも断られると思うけど? 一部以外は」
「抜かりはありません。ですが準備に少々時間がかかりますので、もう少々お待ちください」
「フッ……コレはまた楽しみで夜更かししちゃうな」
「本当の夜更かしはこの計画が実現した後に、ですよ?」
「それもそう、だな。」フッ
「ふふふ…!」
「あははっ…!」
こうして最悪な乙女の密会は終了した。
そして1週間後、全ての準備は整ったという羽香里の連絡を聞きつけ、百八は花園家の屋敷に訪れた。
しかしそんな彼女の視界には、予想だにしていなかったもう1人のファミリーの姿が映った。
「あれ? 唐音? 何で唐音も?」
「知らないわよ。急に羽香里に呼び出されたんだから」
院田唐音。羽香里と同じく恋太郎の最初の彼女であり、ツンデレという業を背負った美少女。そんな彼女が何故か百八の前に姿を見せた。
「それは私から説明します。百八先生」
「お〜、羽香里」
「その前に私に状況説明しなさいよ」
「そうですね、では唐音さん。実は今日は……」
「脳みそ!!!!イカレてんのかぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
羽香里から作戦の全貌を聞かされた唐音は喉が引きちぎれる程の勢いで激昂した。
「お、おいめっちゃ怒ってるぞ…!」
「任せてください!唐音さんの扱い方なら心得ています!」
怒れる唐音の前に立ち塞がり、自慢の大きな胸を張って声をかける羽香里。
「え〜? 唐音さん、もしかして恥ずかしいんですかぁ〜? 高校生にもなって猥談の一つもできないなんて院田・うぶ・ぴゅあぴゅあ・唐音さんなんですかぁ〜?」
「は、はぁッ!? そ、そんな訳ないじゃないッ! 別に猥談なんて余裕なんだからねッ!」
「え〜? でも無理しないで大丈夫ですよぉ〜?」
「べ、別に無理してなんかないんだからねッ!」
「ん〜、でもやっぱり、私の方から誘っておいて何ですけど、参加はやめておいた方が……寂しいですけど」シュン
「参加するに決まってるじゃないッ! べ、別にあんたの悲しむ顔が見たくない訳じゃないんだからねッ!!!」
「任務完了です」
「あたしが言うのも何だけど、唐音の将来が心配になるな」
ツンデレという業を背負った唐音の習性を上手く利用した羽香里は、清々しい表情で百八に向けて親指を突き立てた。
「はっ! わ、私は何を…! い、今のは口車に乗せられただけで!」
「え〜? 唐音さん一度吐いた言葉を撤回しちゃうんですかぁ〜?」
「そんな訳ないじゃないッ! お、女に二言は無いんだからねッ!!」
「それを言うなら男だろ」
百八の冷静な突っ込みも耳に入らない程ヒートアップした唐音だったが、羽香里に上手く丸め込まれてドスケベな計画の共犯者となってしまったのだった。
「あ、そう言えば結局唐音を呼んだ理由って?」
「ツッコミ役は欲しいじゃないですか」
「おい!!!」
「あーなるほどなぁ」
「納得してんじゃねーよッ!!!!」
♡♡♡
「で、例の計画とやらはどうなったんだ?」
「はい。コレを見てください」
「楠莉の薬…?」
羽香里が手に持つのは試験管に入った謎の液体もとい、恋太郎ファミリーの1人でありトラブルメーカーでもある薬膳楠莉の作成した薬だ。
「コレは飲んだ人間に大好きな人とのえっちな夢を見せると同時に、その夢を映像として具現化させる薬です」
「原作並にご都合主義な薬だなオイ」
「す、すげ〜!!」
目をキラキラと輝かせる百八とは対照的に冷めた反応を見せる唐音。既に何度も楠莉の作る薬によるトラブルに巻き込まれたからこその反応だ。
「この薬を皆さんに飲んでもらい、ソレを私たちはこの鏡越しに堪能させてもらうんです」
「でもこの鏡透け透けだぞ? 向こうから丸見えなんじゃ」
「マジックミラーなので問題ありません」
「そんなモンどっから持ってきたんだよ!!」
「え〜? 唐音さん、マジックミラーって言っただけで説明もしてないのにどんな物か理解してるんですかぁ〜?」ニマニマ
「べっ、べべべべべべべべッッ!!!! 」
「あ、バグった」
茹で蛸のようになった唐音を他所に、淡々と説明を続ける羽香里に対して百八が疑問を投げかける。
「でもどうやって皆をこの部屋に呼ぶんだ?」
「花園家の用意した高級マッサージを提供すると言ったら快く返事してくれましたよ」
「原作みてーに雑な導入だなオイ」
「あんま原作の事言うと山女が原作だって生きてるんだど…!って言ってくるぞ?」
「もちろん、ちゃんと皆さんが寝てる間にマッサージはしてもらうので、その点はご安心を!」
「何一つ安心できる要素がねーんだよ」
「よし、何はともあれ話はまとまったな」
「纏まったどころかとっちらかってんだよ!」
いつも通り喉を酷使する唐音を宥めつつ、3人はそれぞれ用意された1人がけの高級ソファーに腰をかけた。
「では皆さんを1人ずつ呼ぶ前に、試験として私がこの薬を飲んでみますね」
「はぁっ!? いや、ちょっと待ちなさいよ! だってソレ飲んだら…!」
「飲んだら何ですか?」
「だ、だからッ…! ソレ飲んだらあんたの……え、えっちな……妄想が、私たちに見られるんでしょ…? 恥ずかしくないの…?」
「いえ全然。見られると分かってるなら心構えをするだけなので」
「この淫乱ピンク!!! も、百八アンタはどうなのよ!」
「何で? 恥ずかしいことなんて一つもないよ?」
「…ッ!! なんて真っ直ぐな瞳ッ…!」
そして手に持ったソープランドピンク色の薬を飲み干した羽香里は、一つだけ言い忘れていたことがあると声を上げた。
「ちなみに、このソファーは特注品でして、ここのボタンを押すとこのように……」
「え、何よソレ」
羽香里がボタンを押すと、ソファーの周りを包み込むようにガラスの膜のようなものが展開された。戸惑う唐音と百八は中を覗こうとするが、内側の様子は何も見えない。
そして数秒後、膜を張ったガラスが解除されると中からは眠たそうな羽香里が姿を見せた。
「この様に、ボタン一つで周りからの視界をジャックするフィルターが張れますので、皆さんのむふふな妄想を見ていてそういう気分になったらどうぞお使いください。防音機能もついているので激しいのでも安心ですっ!」
「使うかーーッッ!!!」
「でもそれって中からは外の様子は見えてるのか? じゃないとむふふな妄想が見れないけど」
「安心してください。マジックミラーのような仕組みで中からは外が見えているので」
「このクソアホ世界観本当に何でもアリだな!!」
「あ、すみません……そろそろ、眠気が限界に……」
「は、羽香里…!?」
限界が訪れたのか、羽香里はゆっくりと瞼を閉じた。そしてすぅすぅと心地の良い寝息を立て始めると同時に、羽香里の頭頂部からモワモワとした雲のような物が現れ、やがて横に広がったそこには映像が流れ出す。
「こ、これが羽香里の見ているえっちな夢の映像ってことか!!」
「どういう仕組みであぁなってるのよ……本当に何でもアリねアイツの薬は」
羽香里の頭上に現れたモニターには靄がかかったような映像が流れているが、やがてその映像はクリアになっていく。そしてついに、目を凝らしてモニターを見つめる2人の視界に羽香里の見ている夢が露わになった。
「ん゛ぁぁぁッ゛っ゛♥♥♥♥♥ き゛もち゛ぃ゛ぃ゛っっ♥♥♥♥ き゛もち゛ぃっっ♥♥♥ き゛も゛ちいぃ゛っ゛っッッ♥♥♥♥♥ 恋太郎くぅん゛ッ♥♥♥ そっ、そんなトコ突いたららめぇぇ〜〜〜〜ッッッッ♥♥♥♥♥♥」
「最初からクライマックス!!!!!!」
「………」
「オメーはフィルター使うの早すぎだろ!!!!」