ようこそエロMODが導入された教室へ 作:さんかく
監視カメラの死角エリア、路地裏の一角へ入る。地面のアスファルトには雑草がはえ、空き缶や紙切れなどのゴミが散らばっている。掃除も行き届いておらず、少しカビ臭く埃っぽい。地面と壁には白濁した液体が僅かに付着して濡れており、つい先程までここで何があったかを物語っていた。
建物の配管が剥き出しの埃まみれの壁際に近寄り、彼女は俺に向き直ってしゃがみこんだ。
俺はその前に立つ。少し小柄な先輩の体型だと、俺の股間の高さに丁度彼女の鼻がくる。とはいえ俺のズボンを脱がしてくれるわけでもなく、彼女は俺が自分で脱ぐのをジト目で待っていた。
今は素直に従っておこう。俺は自分でズボンをずり下ろし、そして下着も下ろした。
ボロン。
俺のナニが外気に晒される。だが、まだ完全には勃っていない。非戦闘体制だ。
先輩は面倒くさそうにそれを眺め、仕方なさそうに俺のナニを指で摘んだ。
ぐにぐに。
指で俺のナニを刺激する。
1分程度刺激して、ゆっくりと俺の肉棒は硬くなっていく。それをじれったそうに先輩は睨み、俺の方を一度ジト目で睨んだ後、怠そうに口を開けて赤い舌を伸ばした。
ぴちゃぴちゃ。
唾液混じりに俺の肉棒の先端を舐める。そこにきて、俺のナニは真の立ち上がりを見せた。バキバキである。
ようやく準備が整った俺のナニを握り、先輩は手で扱き始めた。情緒のかけらもない。さっさと出させたいという意志が透けて見えるような、早いストロークだ。彼女のこの行為への取り組み方がよく分かる。
数分程度無言で手コキをされた後、徐に俺は先輩へ要求する。
「口で」
俺の言葉に、先輩は目だけでこちらを見る。
ナニをしごいていた手を止め、緩慢な動作で口を開け、俺のものを口に含んだ。
彼女の口内の体温に包まれ、肉棒は急に熱くなる。そして間髪入れず彼女の頭が動き始めた。
じゅる、じゅる、ぐぽ、ぐぽ
濁音が路地裏に響く。
規則正しく先輩の頭が動き、俺の肉棒には先程までとは違った柔らかな刺激が与えられる。時折歯が当たり、根元あたりに硬い感触を感じた。
気持ちいい。気持ちいいが、俺にとって達するにはまだ刺激が足りない。
「……んッ!??」
無言で先輩の頭を掴み、無理矢理俺の股間に押し付けた。
突然の俺の凶行に彼女は目を見開き、くぐもった悲鳴を上げる。それを無視して肉棒の先端を彼女の喉奥へグリグリと押し付けた。
「ン、ぼブッ」
息ができなくなった先輩の喉から呻き声が上がり、口から泡混じりの息が吹き出した。そのまま押し付けていると口の中にどんどんと涎が溜まり、口の端からドロドロとした粘稠度の高い唾液が溢れてくる。
そして、滑りやすくなった彼女の口に向けて、俺は激しく腰を振り始めた。
「オ"っ!ぐブッ、ぎゅ、オブッ」
肉棒を無遠慮に喉奥に突き込む度に、苦しそうな声が上がる。彼女は涙目で俺の行為を止めようと両腕で俺の腰を掴んでくるが、それで止められるような力関係ではない。
むしろ少しでも緩めると彼女は俺のナニを噛んでくるだろう。どんどん激しく腰を振り、常に喉を押し開いて彼女を嘔吐かせ続ける。そしてそれによって俺の息子もどんどん硬く膨れていき、興奮してきた俺は荒々しく先輩の身体をまさぐった。
制服の中に片腕を突き込んで胸を触る。シャツの下に手首を入れ、ブラ越しに胸を揉んだ。彼女は手でそれを必死に止めようとし、俺の腕はそれ以上下へは届かなくなる。
(あった)
そして一連の動作で一瞬硬い感触に触れ、目当てのブツの場所を確認する。
片腕を服の中に突き込んだまま、更に深く激しくナニを口に突き込んだ。
そして開放。
先輩の喉の奥へ、俺の精子が注ぎ込まれる。
「ッ!!??」
じたばたと暴れる先輩をよそに、俺は力を込めて先輩の頭を股間に押し付ける。そして俺の陰毛に顔を埋める先輩を横目に、抵抗する彼女の身体を一瞬だけまさぐった。そして狙っていたブツを、鍛え上げたスリの手つきで摘み出す。腕を彼女の服の中から抜き出し、それを俺のポケットに入れた。そして代わりに手の中に握り込んでいた紙切れを、彼女のスカートのポケットに忍ばせる。
最後に、勢いよくナニを彼女の喉から引き抜いた。
激しい水音と共に彼女の頭が離れる。喉の奥と俺の肉棒の間にネバついた唾液のブリッジが伸び、重力に引かれてそれは先輩のスカートとブレザーの上に垂れ落ちた。やや白濁した唾液が服を汚す。
「………ぁ……ゴクッ、ゴクッ………ッは…はぁッ……ハァーッ!ハァーッ!……ゴプッ、ォエ"」
長時間呼吸を著しく制限されていた為、急激に開放された先輩は直ぐに息を吸えないでいた。更に喉奥に精液が流し込まれていた為、気道を開通する為に必死に喉を鳴らして嚥下する。そして少ししてからようやく苦しそうに呼吸を再開し始めた。その勢いで、口の中に残っていた精液が逆流し、口と鼻から白濁液が吹き出す。
涙と鼻水、泡塗れの唾液、そして俺の精液で顔中をベタベタにしながら、それをした下手人の俺を怒りの形相で睨み付けた。
「ここまで、フゥッ、していい、なんて……ハッ、ハッ…言ってない!」
怒り心頭。
行為前の気怠げな印象を払拭するように、噛み付くような勢いで、それでいて声が周囲に聞こえないように抑えつつ俺に怒号を発する。
だが、その目には僅かに俺への恐怖が滲んでいた。力尽くでいいようにされた男への恐怖が拭えていない。
「そうだっけ?悪い悪い」
「ッ!」
敢えて軽薄に薄ら笑いを浮かべながら謝ると、彼女は口元の液体を手で拭きながら、立ち上がって俺に詰め寄った。
「忘れてるみたいですけど、私は手と口までしか許してません。身体を触ったのは規約違反ですから」
「へえ、そんな事言ってたっけ?」
「ッ言いました!録音してます、誤魔化そうったって無駄なので」
「おー、そりゃ怖い」
ヘラヘラと心にも無さそうな反応をする俺に、彼女は徐々に頭が冷えてきたのか、少しだけ落ち着いた口調で言う。
「分かってないんですか?条件外の行為を女性に強要したのがバレたら即退学処分ですよ。……明日が楽しみですね」
その通り。
先ほどの俺の行為が学校側にバレたら、女性の権利を傷付けたとして即刻退学処分となる。今回は俺から無理矢理触り、抵抗されたのを押さえつけての行為だった。情状酌量の余地は無いだろう。
ただ、まあ。
「それはバレたらの話だけどな」
「バレます。録音してるんですから」
「音だけじゃ俺がお前を触ったのかなんて分からないだろ」
「…でも、私が何かを無理矢理やらされたのは分かりますよね。抵抗したのに押さえつけられた音くらいは判別されます」
「確かに。まあ少なからず罰則は入るよな」
「そうです」
「そっか、これ以外にも録音されてたのか。気付かなかった」
「……?」
ひらひらと、俺は手に持ったものを彼女に見せつける。
彼女はそれを見て眉を顰めた。何を見せられているのか理解出来ておらず、数拍の間表情は静止しーー血相を変えて叫んだ。
「なっ、それーー」
大声で俺に詰め寄りかけ、直ぐに慌てて自分の手で自分の口を塞ぐ。慌てた様子で路地裏の外の様子を確認し、誰も来る気配がないことを確認して俺の元に戻ってくる。
そして焦燥を顔に浮かべながら震えた小声で俺に問い詰める。
「なんで、それ持ってるんですか」
「さあ、なんでだろうな」
「っ」
俺は手の中の物をこれ見よがしに揺らして見せる。
そう、彼女のスマホと、そしてシャツの胸ポケットに入っていたボイスレコーダーを。
「かえして、返してください」
「二重で録音か。徹底してるんだかそうじゃないんだか。じゃ、データ消しとくね」
「やめっ、駄目です返してください!」
「はいはい、データ消してからね」
彼女のスマホのロックを勝手に外し、中の録音データを消す。ボイスレコーダーも同様に。
しっかりとどこにも俺の会話データが残っていない事を確認し、二つともを先輩へ返した。
その一連の行動を、彼女は呆然と信じられないものを見るかのような表情で凝視している。
視線を揺らしながら、震える声で俺に問う。
「……な、なんで………なんで私のパスワード知ってるんですか」
「ああ、お前の事は大体調べたから」
ーーゲーム内調査でね。
心の中でそう補足する。
Dクラス。雰囲気がダウナーなだけで実際の顔立ちは整っているのだが、パッと見は地味な為男子達から誘われる事が少なく、自分からの援交紛いの行為に手を染めている。そうした行為をしていること自体は公にしたくなく、可能な限り顔を晒したくないと考えている。
これだけの好条件の物件だ。試運転の周回で見つけた時から目をつけており、この先輩の情報は粗方調べていた。それこそ、チートMODを使ってスマホのパスワードを抜き取るなんて当然の事前準備だ。
勿論他に目をつけている良物件も当然そうした準備を整えており、これはその一環に過ぎない。
まあ、そんな事を知らない彼女からすると、今の俺は得体の知れない謎の情報網を持つ存在以外の何者でもないだろう。
ひゅっ、と先輩の白い喉が鳴った。
俺を上目遣いで見上げる顔は、もう殆どが怯えで染め上げられていた。
いい。
俺は殆ど全ての行程が成功に終わった事を確信した。
俺は芝居掛かった手振りで彼女の肩を軽く叩き、申し訳なさそうな表情を作る。そして怯える彼女の耳元に顔を近づけ、内緒話をするように口を開いた。
「悪かったな。ついつい合意の上とは言え、乱暴に胸を触って。それだけアンタが魅力的だったんだ。」
「…………」
「だから、お詫びの印に良い話を聞かせようか。その代わり今回の事はチャラにしてくれ、頼むよ」
「………い、良い話?」
俺の言葉に、彼女は困惑と恐怖の表情で返事をする。
完全にこの場は俺が掌握した。
彼女は今、得体の知れない俺という化け物からどうやって逃げるか、しかし個人情報を容易く握られている状態で逃げる事なんて出来るのかと恐怖を抱いている。そんな俺からの提案は、悪魔の取引のように聞こえているだろう。
後は、その取引の内容に現実味と彼女にとっての得を持たせてやるだけだ。
半ば勝利を確信しながら、畳み掛けるように語りかけた。安心させるように、それでいて思考を制限するように。
「儲け話だよ。今だけの特別な」
先輩は俺の言葉の意味を図りかねているようだ。迷子の子どものように不安げに瞳を揺らし、俺を見詰める。
俺は視線を彼女に合わせながら、ゆっくりと語りかける。
「こんな危険な事態になんてならない、しかも匿名で、今よりも簡単に、そして何より安全にポイントを稼げる場を、俺がアンタに提供する」
「……そ、そんなのありえな」
「俺がアンタに提供してみせる。出来ないと思うか?その程度の事を、この俺が」
「………」
滑稽なほど自信たっぷりに俺は宣言する。
イメージは同じ学年のCクラスの王。いや、今日の時点ではまだ王には成り切っていないか。
とにかく自分を誇示するように、力強く彼女に問い掛ける。
全く気が付かないうちに彼女の懐からスマホとボイスレコーダーを盗み、誰にも知られていない筈のパスワードまで当然のように知っていた。そんな男がこの俺だと。
極め付けに、最後の仕込みネタを披露する。
「まあ急な話だし、明日にでも返事くれよ」
「えっ……」
顎で彼女のスカートを指し示す。
先輩はそれに困惑の表情を浮かべ、俺に促されてスカートのポケットに手を入れる。そしてそこに紙切れがある事に気がついて顔を青ざめさせる。引き出した紙を広げ、そこに書かれてある俺の連絡先を見て、ゆっくりと俺の方を見た。
俺は彼女に微笑んだ。
「俺の話に興味があれば、そこに連絡してくれ。そうしてくれれば、いつでも俺はアンタの味方になるよ」
彼女は俺に連絡してくるだろう。
これで一丁あがりだ。
後はこれを繰り返し、出来るだけ手駒をーー俺の社員を増やしていこう。
ここからが俺の金策の始まりだ。
風俗王に、俺はなる。