虚六における
ナイトレイドの仮アジト
アカ「朝か・・・腹減った・・・ふっ、良い夢見てそうだな」
マイ「zzzzz」
ラバ「んじゃ行ってくるぜ・・・っと、タツミおせーぞ!」
タツ「はぁはぁ、わりぃわりぃ、ちょっと朝のジョギングしてた」
スサ「食事の時は戻って来るがそれ以外はいつも諜報と鍛錬か?感心だな」
タツ「なぁに、それくらいしか役に立てないからな・・・『ああ疲れた』
ラバ「だけど・・・なーんにも危ない事起きねえよな。良い事だけどよ・・・逆に薄気味悪いぜ」
アカ「ラバも心配症だな、ふふふ」
ラバ「当たり前っしょ。俺達なんせ・・・」
スサ「昼飯の分だ。持って行け」
タツ「あんがとさん!」
ラバ「サンクス!」
スサ「・・・但し、タツミのはアカメに10分の9、喰われているがな・・・」
タツ「おいこらお前!」
アカ「すまない。つい美味しそうで・・・そ、その代わりタツミの分は後で私が作って持っていく!」
マイ「いいよ別に、アカメ・・・あたしの分持っていくから」
アカ「マイン?」
マイ「アカメ、あんたはたっぷり食べてエネルギーでも蓄えといたら?」
アカ「む・・・・・」
マイ「ラバはあたしと交代ね?スーさん、レオーネと一緒に地下のトンネルでも掘ってたら?」
ラバ「いや交代って・・・なんで俺がんな汚れ仕事・・・」
マイ「そういえばボスは、筋トレで作られた体よりも仕事の肉体労働で出来た体の方が好みだとか言ってたわよ・・・ふふふ」
ラバ「おっしゃあ、任せとけ!トンネルの一つや二つ?はっ、今日中に終わらせてやるぜ!」
マイ「んじゃ決まりね!あんたら二人だけじゃ頼りないんだから、非戦闘員のタツミとあたしで丁度つり合いが取れるわ!・・・はい、そうと決まったら行くわよ情報収集!なにぐずぐずしてるの!?」
タツ「あ、ああ・・・」
二人で出掛けて行く
アカ「マイン・・・お前・・・」
ラバ「・・・さてと、俺は穴掘りでも手伝うか。スーさん、場所何処だ?」
スサ「こっちだ」
トンネル掘りに向かう道中
ラバ「やれやれタツミの奴、何気に女の子達の気ぃ惹いてるな、あんなズッコケ野郎・・・なんでだろうな?」
スサ「俺は帝具人間だ・・・恋愛事を聞かれても判らん・・・」
ラバ「ああ、だよな・・・なぁスーさん、タツミの事どう思う?」
スサ「・・・?仲間の一人だと思うがそれがどうした?」
ラバ「仲間・・・ねぇ?・・・」
スサ「む?・・・・・」
タツミとマインは偵察を終え見晴らしの良い丘で休憩している
タツ『不味い・・そろそろ戻らねえと・・・』
マイ「なに?そわそわしてるのよ・・こないだもいきなりいなくなって私をびっくりさせたんだから・・・今度は逃がさないわよ」
タツ「いやぁ、二手に別れた方が情報得やすくないか?」
マイ「もしも何か遭った時、二人の方が有利でしょう?」
タツ「と、とりあえず今は何事も無いだろ。そろそろ帰ろうぜ?なべてこの世は事も無しってよ・・あははは・・」
マイ「・・・・・」じーーーーー
タツ『・・・・・気不味い!なんでこっち凝視してんだよ?』
マイ「タツミ、あんた実は・・・」
「こんにちは、また会う事が出来ましたね」
タツ「・・・・・・」
マイ「教主様・・・」
教主「お取り込み中すみませんが、折角の御縁です。少し談笑させて頂けませんか?・・・私はクラミルと言います」
教主「そうですか、貴方達は旅の商人の方々・・・」
タツ「はい、その地方の珍しい品々を買ってそれを別の地方でという・・・クラミルさん、珍しい兜虫でもいたら教えて頂きませんか?」
マイ「ちょっと、タツミ!」
教主「ははは、すみません。私は余り虫には興味が無くて・・・ですが良いですね。色んな所を旅されて」
タツ「貴方はどちらのご出身で?」
教主「・・・余り小さい頃の事は覚えていません。物心付いた時にこの地方に住んでいまして、生まれながら人の傷を治したり予知したりと、そうしているうちに私を奇跡の人と崇めてくれる方々が増えて来て・・・」
タツ「それでこの安寧道もここまでの規模になったと?貴方一代で凄いですねえ」
教主「皆様のおかげですよ」
タツ「・・・ですが中には良からぬ事を考えている人もいませんか?」
マイ「ちょっとあんた!すみません、教主様・・・気の利かない者でして、あはは」
教主「いいえ、良いんですよ。確かに数人の幹部からは良からぬ噂も耳にします。ですが大きな教団を運営するには時には大人の判断も必要でしょう・・・。私一人では限られた人しか救えませんでした。それをここまでの教団にしてくれた幹部の皆を私は信じる事にしています・・・」
タツ『・・・間抜けな教主だな・・・俺達の闇までは見抜けんか・・・』
マイ「・・・・・・」
教主「ところで、お二人は以前と比べて仲が良くなられたようですね何よりです」
マイ「あ、あはは///こいつは最近入ったばかりの新米であたしが一から教えてるんですよ」
教主「そうでしたか・・・、タツミさんと言いましたね?貴方からは何やら、他の方とは違う・・・生きとし生ける者はそれぞれ使命を背負っていますが・・・貴方の場合その、大きな使命を背負っているように見受けられますがいかがでしょうか?」
タツ「・・・ああ・・・、教主様それは買被りです、あはは・・・」
マイ「・・・・・・・」
大聖堂中
ボリ「はぁ・・・やっと解放された」
エス「タ・・・・ツ・・・・・ミィイイイイイ・・・・・」
ボリ「うぉぉおぉおお、出たああああ!!!」
エス「一体いつまでトイレに籠っていた・・・」
ボリ「い?あ?ん?・・・は、腹の調子が悪くてだな・・・」
エス「こんなに長い時間いる訳無いだろ!・・・どうせまたナイトレイドの所にシャンバラでも使って行っていたのだろうおおお?」
ボリ「ナイトレイド側の情報収集の為だ!仕方が無いだろうが!」
エス「うぬぬぬぬぬ、ふぐぐぐぐぬぬぬ」
ボリ「・・・・・・・・」冷汗ダラダラ。
エス「・・・私は慈悲深く寛大だ・・・」
ボリ「そ、そうだな」
エス「タツミは」
ボリ「好い加減その名を呼ぶな、終いには本気で怒るぞ!」
ボリックの姿をしたタツミは手でエスデスの口を抑えるのだが・・・。
エス「ちゅーーー///」
ボリ「おい、こらお前吸うな・・・!ぐっ・・・『うう・・体の力が抜ける・・・』 顔が上気している
エス「ちゅぱ、んん・・///・・・ふふふ、姿がそれでもタツミの味がするな・・・良かった///」
ボリ「お前、どんだけ味覚発達してんだよ!そして少し自重しろ!」
エス「ふん、今朝の事もあるのだ!心が海の如く広い私でも限界があるぞ!」
ボリ「・・・・・・」
エス「だからな///・・・タツミ?今日の夜は一緒に寝ような?///」
ボリ「おい!面倒臭い噂が立ったらどうすんだ!」
エス「・・・・・・・」ムスッ
ボリ「・・・あー判った、判った。(言う事)聞けば良いんだろ、聞けば!」
エス「タ、タツミ///その・・・私は心の準備は既に出来てるぞ!だがその姿ではちょっと・・・やはり元の姿に戻ってからだな・・・だが我慢出来なくなったら、うむ!止むをえんぞ///」
ボリ「なんもしねーよ!!」
夜
ナイトレイド仮アジト
昼の事をナジェンダに話しているタツミ。
タツ『マインの目を逃れ、エスデスの監視を掻い(かい)潜って・・・俺なんでこんな苦労してんだろ?』
ナジェ「そんな事があったのか・・・善人な教主だな」
タツ「お人好しは“馬鹿”の別の言い方だって言葉もあるけどな」
ナジェ「ふっ・・・タツミも中々辛辣だな」
ナジェンダは苦笑している
タツ「まぁ・・・あの教主は死なせたくは無い・・・それでこれからどうすんで?」
ナジェ「まぁそう焦るな・・・下手に動けばエスデスとぶつかる。奴と戦うには戦力不足だ」
タツ「倒すにはどれくらいの力が必要なんで?」
ナジェ「・・・5万の精兵とアカメを含む帝具遣い10人以上」
タツ「そいつは、脅威だなあ」
ナジェ「あいつとブドー大将軍だけは別格だ。私の体をこんな風にしたのもエスデスだ・・・丁度良いその話をしよう」
タツ「長くなりそうなんで良いです!」
ナジェ「おい、こらお前!!・・・っく、ついでに私がモテてた頃の話もだな・・・」
タツ「益々もって良いです!」
ナジェ「タツミ・・・少しはだな、人の話を聞くのも大事だぞ・・」
タツ「大方、エスデスにその腕、目をやられたんでしょう?」
ナジェ「・・・ああ、帝国に離反した時、革命軍に一緒に加わってくれた部下が何人も其の時に死んだ・・・」
タツ「・・・・・・、それとその右腕の義手の替え早く見つかると良いですね・・・」
ナジェ「ああ・・・、帝都から離れると調達が出来ん。なんとかしたいものだ・・・、そうだタツミ、うっかりしてたが、こないだイェーガーズと一戦交えた時に向こうに鎧の男・・・インクルシオとは少し違うんだが、そいつが加勢に入ってそいつに私の義手を落とされた・・・何かその男について知らないか?」
タツ「・・・う~む、いいえ。エスデスが新たに雇ったんじゃないですかね?」
ナジェ「ふ~~~む、そうか・・・」
タツ「ナジェンダさん・・いつか、その腕、目が元に戻ると良いですね」
ナジェ「ん?・・・ああ、その頃の私を見せてやりたいな。美人だぞ!タツミ、こないだ年増と言った事後悔させてやるぐらいにな」
タツ「あー、あの時の事はもう勘弁して下さいよ」
ナジェ「はははは」
タツ『・・・スタイリッシュの研究室でもいじって死体からこの女に適合する腕と目とあとパーフェクターを使えばなんとかなるかな・・・?』