タツミとチェルシーはナジェンダに頼まれていたボリック暗殺の命を受け、虚六に向かったのだが・・・当のボリックは既に別の国で重労働させられていて、もうこの国にはいない・・・。
帝具シャンバラを使い虚六にあるかつてのボリックの部屋で帽子でも取って帰ってナジェンダに出せば暗殺成功したと納得させて済むという簡単な仕事であった。
その為、その帝具で街に着いた後、買い物をしながらブラブラしようとなった。
チェ「ねぇねぇ、タツミ?前にマインとここでデートしたんでしょ?」
タツ「しとらんわ!あいつとなんぞ!」
チェ「そっかぁ・・・////・・・じゃあさ、あそこのアイス買ってよ?」
タツ「なんで俺が?自分で買え!」
チェ「良いじゃん、別に。ケチな男はモてないよ?それにぃ・・・タツミのこないだの闇歴史、尾ひれ羽ひれ付けてみんなに語っちゃうよ、良いの?」
タツ「え~と、そこのアイスクリーム一つ・・・」
チェ「いぇーい、やったー!えーとねぇ・・・特サイズでそれに紅茶味トッピングで♪」
タツ「あるのかよ、そんなの!?」
店主「あいよ、お嬢ちゃん」
チェ「ありがとー、うん、美味しい」
タツ「チェルシーは意外に渋い趣味しているよな・・・」
チェ「!?・・・どういう意味かな、それ?」
タツ「ん?ヨガとかこないだやってたよな?健康に気を使ってたり、良いと思うぞ、うん」
チェ「・・・他の意味とか無い?」
タツ「他とは?」
チェ「・・・なんでもない」
タツ「ああ・・・、マインみたいに永遠の39歳とかそういう意味か?」
チェ「ちょ!!あたしまだそんな年じゃないから、年下のマインよりも若く見えるから!」
ナイトレイドアジト
マイ「誰が、39歳よ!!アンタもね、そんな風にからかってたら直ぐにその年になんのよ!・・・ぐー・・・」
・・・寝言である。
露天商を通りを過ぎ、郊外へと歩く二人。
タツ「おい・・・腕に絡んでくるの止めてくれ・・・///」
チェ「良いじゃない・・・別に、誰も見て無いんだから・・・///」
・・・だが、その時!
ウェ「・・・おい、クロメ・・・その、ひっつくなよ・・・///」
クロ「ウェイブはもっと、慣れた方が良い・・・///」
そしてばったり出会う二組・・・。
タツ「・・・・・・・・・・・・・・・」
ウェ「・・・・・・・・・・・・・・・」
二人して見られてはならないものを見られてしまった感が拭えない。
タツ『・・・・なんでこんな最悪のタイミングに・・・』
ウェ『・・・タツミ、お前なんでここにいんだよ?・・・そもそもその女と付き合ってんのかよ・・・』
二人とも相手の出方を伺っている・・・、
チェ『・・・確かイェーガーズの・・・、ふっ・・・』
チェ「・・・ねぇ?知り合いの人?」
タツ「い、いや・・・」
チェ「そう、じゃあ・・・」
会釈して離れていく二人
クロ「・・・・・・・」
ウェ「・・・なんだ、タツミ?・・・あいつ・・・確か元々隊長と・・・でも冷めたのか・・・う~む・・・クロメ、どうした?」
クロ「・・・ちょっと・・・ううん、なんでもない」
大分離れた場所にて
タツ「・・・そうか、ウェイブの奴、クロメと付き合う事になったのか・・・そうか」
チェ「イェーガーズの二人?ふふっ、確かにそんな雰囲気だったね・・・でもなんで素知らぬ振りをしたの?」
タツ「いや・・・恥ずかしかったから」
チェ「もうぉ良いじゃない、公然の仲になろうよ?」
タツ「チェルシー!お前の面があの二人に割れてたらどうすんだ!」
チェ「あはは、そりゃそうだね。けどあちこちで活動してたから直ぐには判んないと思うよ」
タツ「だと良いがな」
チェ「タツミは心配症だよ・・・」
二人は会話に華を咲かせながら宿を取り、別々の部屋を取った。
タツ「じゃあチェルシー、俺は奴の・・・まぁなんでも良いや、ナジェンダが見て納得しそうなものを持って来る」
チェ「うん、じゃあ気を付けて」
タツ「ああ」
そう言ってタツミは帝具シャンバラを使って消える。