今セリュー話を考え中でして…私事ですがその前に部屋の片づけをしてからと…待って下さる酔狂な方、居られましたらもうしばしお待ちください・・・
「ふっ、日頃部下達が私の事をどう思っているか、聞いてみるか・・・」
ナジェンダは窓際で煙草を燻らせながら、ふと遊び心が湧いてきた・・・まず初めに。
「・・・どう思っているか?」
「ああ、遠慮しなくて構わんぞ?」
「・・・お前また禁煙所で煙草吸いやがって!!」
「なっ!?」
ナジェンダは藪をつついて、蛇ならぬ竜を…タツミを出した。
「自分の部屋で吸うのは見逃してたが・・・俺が居ない時にその辺徘徊しながら吸っているのを知らないとでも思ったかぁあ!!」
タツミは激昂し、それに怯んだナジェンダは
「うぐっ・・・、タツミ、そもそもこのアジトは私が依頼し作りだしたものだ!後から来たお前に本来あれこれ言われる筋合いは無い!」
「ナジェンダ…俺がお前との共闘の条件に喫煙はアジト外でやれと約束したはずだが・・・?」
「そ・・・そんな昔の話、だ、誰も覚えている訳無いだろ・・・ぴーぴー」
ナジェンダは吹けない口笛でごまかそうとするが、
「判った・・・煙草の元をエスデス使って殲滅してくる・・・」
・・・・・・・
『エスデス!この国の全てのタバコ畑を凍り付けにし根絶やせ!全ての喫煙者を苦しませてやれ!・・・逆らう奴は叩きのめせ!』
『ふふふ、ナジェンダの苦しむ姿が目に浮かぶ・・・こういう事ならば大歓迎だぞ、タツミ!』
・・・・・・・
ナジェンダは容易に想像のつくその光景に戦慄し、何とか平謝りして事を納めた。
「わ、私はこの国(の喫煙者)を救った・・・つ、疲れた・・・そうだ!?そもそもタツミは私の部下なのかどうかも判らん立場だからな・・・聞いた私が馬鹿だった・・・よし!」
「え?ボスの事?」
「・・・・・・」
歩いていたマインとアカメをつかまえ、
「ボスは・・・ボスだ・・・」
「アカメはっきり言うのよ、こういう時は!・・・仕方ないわね、じゃあ言うけどボスが言う、あのギャグって寒いのよ!」
「ん?・・・・」
ナジェンダは笑顔で聞いているが、
「つまんない事を聞かされるあたし達の身にもなって欲しいのよね・・・まぁ上司だし、別に本人に悪気が有る訳じゃないしー、これくらいと思っているけど塵も積もればストレスも…って何よアカメ?」
「ボス…もういないぞマイン」
「あら?」
ナジェンダはドスドスを音を立てながら歩き、
「全く、あいつらめ私が日頃どれだけ心を砕いているか知らんのか!お前達の不始末を本部に掛けあったり、潤沢な給金が廻るようにしてやっているのは誰のおかげだと思っているんだ!・・・あの二人の給金下げてやる!私の真の力を思い知るが良い・・・だ、誰のギャグが寒いだ・・・判る奴にしか判らないんだ!」
そこに・・・
「あ~ボス~どうしたの~^^」
「レオーネ・・・また呑んでいるのか?お前アル中になるなよ?」
「・・・ボスも肺ガンとか気を付けなよ?にゃはは」
こめかみに青筋を立てながら努めて冷静に、
「丁度良かったレオーネ、お前は・・・」
そう言って聞くと
「あたしがボスの事をどう思っているか?そんなの当たり前じゃないですか?」
「レオーネ、お前・・・」
感動しかけるナジェンダに
「ボスの酒は私の物、私の酒は私の物!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
えっへんとふんぞり返るレオーネに・・・
数秒後、たんこぶ3つの彼女の死体(?)が廊下に横たわる。
「全く、あんな奴らだとは思わなかった・・・もうやだ!もうやだ!仲よしナイトレイド組、解散!!・・・私は普通の乙女(?)に戻るぞ!」
そこに、
「あれ?ナジェンダさんどうしたんですか?」
「ん?ラバ?・・・」
ラバックは本当に信用できるんだろうか?とナジェンダは猜疑心の塊になっていた。
「そういえばお前とも長い付き合いだったな・・・ラバックはナイトレイドを解散しても共に私と生きてくれるか・・・?」
「・・・?」
一瞬言葉の意味が判らなかったが
「勿論ですよ!・・・ナジェンダさん今日はその・・・どうしたんですか?」
「ラバー!!」
涙を流しながら抱きつく彼女に困惑するも鼻の下をのばす彼・・・。
そして、その物影から
「全く・・・世話の掛かるお姉さんだ・・・」
「ほんと、あたし達が背中押さないと進展しないんだからねー」
「ふっふっふ、これでボスの機嫌がよくなれば、秘蔵の鬼殺しや国士無双のあれやこれも・・・ぐふふ」
タツミ、マイン、レオーネがそれぞれ、肩を竦める気分なのに対してアカメも
「ボスは…うん、頑張っていると思う…」
ハンカチを沿えて涙をぬぐった。