近所の中学生がTSしたので都合のいい女にしていこうと思う 作:あるぺん
月も替わり、残暑と言うよりもまだまだ夏の盛りと言っていい気温を感じるある日。
朝起きて部屋で一息ついていたら朝っぱらからインターホンが鳴らされる。
「……? はーい、今行きまーす」
宅配な筈もなければ友人の誰かが来たとも思えず、若干首を傾げながら玄関へ向かう。
陽向であれば合鍵で勝手に入って来るだろうと思いながら開けると、
「おはよう、蓮にぃ」
「なんだ陽向だったのか。なんで態々鳴らしたん……」
「へへ~、どう? 似合ってる?」
インターホンを鳴らしたのはなぜか陽向で、その格好はいつもの私服ではなく、まだ新しい制服に身を包んでいた。
「あぁ……そうか、中学生はもう二学期だったか」
「うん。蓮にぃはまだ休みなんでしょ? いいよね大学生は」
折り目も皺も付いてないセーラー服にスカートを履いた姿は、俺にとっては少し懐かしい様な気分にもさせてくれる。
大人顔負けに実った陽向の膨らみは、胸の布地を押し上げてその存在感を存分に見せ付けていた。
これを見たら武田君とやらを始めとした男共が、考えを改めよからぬことを考えてしまうのでは? とまで思ってしまう。
もっともそう思うのは俺がよからぬ事を陽向にしたからなんだろうが、それは置いておいて……。
「よく似合ってる。前に見せて貰った時もそうだったけどな」
「へへぇ~。これで蓮にぃのお嫁さんの道もまた一歩だね♡」
「馬鹿っ、外でなんて事言ってんだお前は」
「周りに人居ないんだから大丈夫だって」
確かにそうかもしれないが、それでも俺としては冷や汗物の発言である。流石にまだ社会的に殺されたくはない。
「……陽向、本当に大丈夫か?」
「心配しすぎだって。何かあったらちゃんと蓮にぃにも母さんにも言うから」
陽向は笑いながら言ってくるものの、そこに不安を抱いてしまうのを押さえる事は出来なかった。
「なら良いけど。まあとにかく頑張ってこいよ」
「うんっ♪ それじゃ言ってき──」
「ちょっと待て陽向」
階下へ向かおうとする陽向の頭を一度だけ抱き寄せていく。
「ん……ぅ♡ ちゅっ……ぷはっ♡」
「よしっ、それじゃ行ってこい」
「もぉ……。じゃあね蓮にぃ! 行ってくる!」
俺と陽向にとって一日の活力を養わせる為に、ついでに俺が居るんだぞと言う事を改めて教える為にも軽く唇を奪うと、陽向は笑顔を更に強めながら学校へと向かっていった。
その後ろ姿が階段の陰へ完全に見えなくなるまで見送って、一つ息を吐いてから扉を閉める。
「……暫くはお預けになりそうか」
若干の寂しさを胸に室内へと戻り、ついでに汚しても良いようにプレイ用の制服は買っておこうと決めたのだった。
それから少しの間、陽向との触れ合いはどうしても減り、それでも時間を見つけてはスキンシップをする事で寂しさが増しきる事が無い様にしていた、そんなある日の事。
空きが目立ってきた冷蔵庫に何か詰め込まねばと、買い出しに向かったスーパーの帰り道。陽が落ちて夜と夕方の移り変わる頃合で遠目にマンションの姿を捉えると、それとは別に見覚えのある後ろ姿が目に入ってきた。
「あれは陽向、だよな? 誰だ? 隣に居る奴……」
見間違える事の無い自分の女の隣には、一緒に歩いている男子生徒が一人肩を並べている。
いつぞやの武田君かと思いきやそれとも違うシルエットであり、一体陽向はどういった経緯で一緒に帰っているのだろうと疑念の目を向けてしまったのは、俺に非があるだろう。
あいつに限って何があるとも思えないが、それでもそんな疑念を抱いた後に鷹揚としていられるほど器が大きくもない。
今すぐ奪い去っていこうとするほど狭量でもなかったが。
それでも結局は遠目に後を付けていくわけだが……ガキか俺は。
まだ世間では若造扱いだろうが、それでも陽向よりは六つは上なのだ。流石にストーカーの様に尾行してまで確かめるのも大人気ないのではないだろうか。
しかしそれを理解していても、実際問題として気になるのは仕方のない事で。
「陽向の知り合いなだけ、だよな?」
自分に言い聞かせる様に言ってはみても、二人の距離はどうにも近い気がしてしまうし、ぼんやりとしか見えないが、時折陽向は楽しそうに笑顔を向けていている様で、その姿からは好意の欠片もないとも断じ切る事が出来なかった。
だが幸か不幸か、俺が余計な考えに行きつく前にマンションの近くで二人は別れるようだった。
二人はそれぞれ別の道を進んで行くと、陽向の後ろ姿がエントランスまでの道へ進んで行くのが見え、そのまま距離を縮めていく。
「あっ! ただいま蓮にぃ!!」
「……あぁ、お帰り陽向」
近づいた俺に気付いたのか、振り向いた陽向はいつもの笑顔を浮かべていた。
それを見たらさっさと横に並び立ち、肩の辺りに並ぶ頭に手を乗せつつマンションの中へと入る。
「学校はどうだった?」
「うん、まぁ大丈夫だった……かな? ちょっと謝ってくるのが鬱陶しくなっちゃったけど」
「それでもそう言ってこれる相手は貴重だと思うぞ」
「……うん、そうだね」
少しだけ考え込み、そして納得したのだろう陽向の声色が少しだけ変わっていく。
そして陽向と並んで歩きながら、気になった事を迂遠に口にしていた。
「友達とはまた遊べそうか? 武田って子とか他の奴とかとも」
「……それはちょっとどうだろ」
「ん? また何かあったのか? それなら俺が──」
「ち、違う! そうじゃなくて! う~ん、大したことじゃないんだけど……」
何やら歯切れの悪い言葉に思わず眉を顰めてしまった。
こちらをどう誤魔化すか、どう言うべきか、そんな思索が陽向の中を飛び回っている様子に妙な気持ちがもたげてくる。
隣にいたあの少年の事で何かあるのだろうか、などと勝手に考えていたら、続く言葉を耳にして思わず呆けてしまいそうになった。
「えっとさ、男連中の目が気になっちゃって……。なんか蓮にぃが言ってたこと分かっちゃって、ちょっと今までみたいに一緒には難しいっていうか……」
「はぁ?」
「謝ってきた後、普通に話してたんだけど……みんな見てくる目が前と違ってるの分かっちゃって……。女子は謝った事気にしすぎって感じで何かギクシャクしてるし」
「あぁ、そういう……」
「だからってあんまり強くも言えないから、ちょっと困ったかなーって」
苦笑いを見せながら困ったという言葉通りに落ち着かなさそうな陽向の表情で、心中ではホッとしていた自分が居るのにも気付いてしまう。
結局は他の男に陽向を奪われるんじゃないかという杞憂は無用だったというわけだったのだが、それにしても……。
「隣歩いてた奴とは随分距離近くなかったか?」
「えっ? 見てたの蓮にぃ。何で声掛けてくれなかったの!?」
「偶々見ただけだって。陽向が一人になる直前にな」
流石にストーカーの様な真似をしていたとは言えなかったので、はっきりと嘘を吐いていく。
「あいつは……だから、困ってた相手。仲いいやつだったけど一番あからさまに見てきてさ、でも話上手いから逃げ切れなくって」
「……へぇ~、そっかそっか。……それは大変だったんだなぁ」
そういう事だったか、よかったなるほどと頷けていたが、陽向はなにか不穏な物に気づいたのか、俺の声色に不安を覚え始めているようだ。
「れ、蓮にぃ? あの、顔が怖いんだけど?」
「別にいつもの顔だろ? お前みたいに寝て起きたら女になってたわけでも無い」
「いや絶対嘘だし……。蓮にぃ、何か怒ってな……んむっ」
エレベーターに二人だけで乗り込んだら直ぐさま陽向の唇を奪いにいくと、驚きで目を見開きながらも抵抗する素振りが無い陽向の体は、次第に脱力していく。
小さな体を抱きしめ、貪る様に陽向の口へ吸い付いてやり、舌を滑らせ絡ませ合い、その唾液と共に掻きまわしていった。
「ふっ♡ あっ、はふぅ……♡」
陽向の口を堪能し終えたのはエレベーターが到着した時だった。
名残惜しむように銀の糸が垂れるのを眺めつつ陽向の腕を引いて歩かせれば、フワフワと定まらない様子で大人しく付いてくる。
そのまま俺の部屋にまで連れ込んでしまえば、もう一度抱き寄せながら陽向の事を見つめていった。
「いきなりすぎだよぉ♡」
「嫉妬だよ悪いか。こういう風に陽向を抱くのもお前の隣を歩くのも俺だけだって再認識させてやる」
「…………うん♡」
俺を見上げてくる陽向の目は既に十分すぎるくらいに惚けた物。その目を見つめながら改めて問いかけていく。
「お前が好きなのは?」
「蓮にぃ」
「お前を抱いていいのは?」
「蓮にぃ♡」
「他の連中と遊ぶなとは言わない。でも二人っきりにはなるなよ?」
「うん、蓮にぃの言う通りにする♡」
いつぞやとは反対に、俺が独占欲を丸出しにしてしまってる事に気付いて恥ずかしさが込みあげはするものの、それも陽向にとっては喜ばしい事らしい。満面の笑みだけを俺に見せてくれた。
返事を聞き終えると同時に玄関で陽向を押し倒すと、あちらも手慣れた動きで下着を脱いで、すぐさま俺を迎える準備を終えていた。
「それじゃあ陽向」
「……きて♡」
短い言葉を合図に、陽向の足を広げながらとっくに硬くなっていたペニスで陽向の膣を抉っていく。
散々押し入った俺だけの雌。濡れていながらも変わらずきつく狭い陽向の肉穴に侵入していけば、歓迎するように締まっていくのを感じていた。
「んひっ! ♡♡ やっぱこれすごっ♡ 好きぃっ♡」
「何がすごいんだよ言ってみろ」
陽向の口から直接言わせたい一心でそう言うと、陽向も素直に答えていった。
「蓮にぃのおちんぽ♡ 今日ずっと欲しくて仕方なかったんだからぁ……!」
その顔を見ていると思わず笑みが浮かびそうになってしまう。
「俺も陽向のマンコが恋しかったよ。少し前までは朝からずっとヤってたからな」
「あはっ、それならもっと毎朝してっ、欲しい……ぁんっ♡」
「精子の臭いさせて学校行く気か?」
「だめ?」
「駄目。すぐバレるだろそんなの」
見た目だけで十分目を惹いているだろう陽向がそんな臭いをさせていたら、他の生徒に気付かれないわけが無い。
ましてや、それがイカ臭いともなればからかいの元。或いは女がそんな臭いをさせているという事で、本気でよからぬ目を向けられでもするかもしれない。
「それともやっぱり襲われたいのか? 陽向はセックス好きだもんなぁ」
「もうっ、また言ってくる。……蓮にぃのが欲しいの♡」
「ならしっかり掴まっておけよ? よっと」
「あんっ♡」
繋がったままで体を起こし、持ち上げたまま壁際に移動していくと、駅弁の体勢で挿入が深くなるのを陽向は身悶えながら味わっている様子だった。
そしてその快楽をもっと感じ取ろうとしているのか、両腕で俺に強くしがみついてくる。
首に巻きついた腕を確かめると、腰の動きだけで陽向の奥深くを穿ち続けていった。
「ふっ、ああっ♡ あぁッ、おくっ、当たってるぅ♡」
「奥を虐められるの……いや、陽向は全部好きか?」
「うんっ、大好き♡ おまんこの入り口でも奥を虐められるのでも、蓮にぃにされることならぜーんぶ好き♡」
「ならご要望通りにしてやらないとな。そら、いくぞ!」
パァンと腰を打ちつけ、それと同時に陽向の膝裏に入れた腕をしっかり固定し、一番奥にペニスを捻じ込ませて子宮を圧迫する。
グリュグリュッと掻き回していくように亀頭で子宮口の感触を感じ取りながら刺激し、そして陽向の絶頂を促すべく容赦なく腰を連続で打ち付けていった。
「~~~っ♡ あはあぁっ! イっ、くぅううぅうぅっっ!!♡♡」
早速陽向の顎が跳ね上がり、それに続けて背中も反りかえる。
膣壁をペニスで蹂躙し、陽向の体中を駆け抜けているであろう快楽をそのまま吐き出させる様に腰を押しつけてやると、その衝撃にすら感じてしまうのか、陽向の中が絶えずペニスに絡みつき締め付けてきていた。
火照った陽向の熱と愛液のぬめりを感じながら、こちらも陽向の子宮へ種付けをすべく、ペニスへ更に血が巡り硬くなっていく。
「……蓮にぃのまたおっきくぅ……♡」
「陽向に出してやるからな、覚悟決めておけ」
「はぁ……は……っ、うん、蓮にぃので……子宮、トントンってしてぇ♡♡」
「お前って奴は……!」
陽向が精いっぱいに抱きつき、密着したその柔らかさと耳元で囁いてきた卑猥な言葉。誘われた先の奥まで貫いたと同時、そこで爆ぜるように精子を叩きつけ子種を子宮へと送り込んでいく。
「んあぁぁぁ♡ 蓮にぃの精液すっごい出てる……♡ あはっ、うれしい……わたしに夢中になってくれるんだ♡」
俺の胸の中でそう呟いてくる陽向は、心底に嬉しそうに恍惚とした声を洩らし、しがみついている腕にも更に力が籠もって、まるで離さないでと伝えてくるようで。
「馬鹿、お前に夢中じゃないなんて有るわけないだろ?」
だからそう答えてやると、俺の首に顔を埋めてくる陽向。
「蓮にぃっ……大好き♡」
「分かってるって。俺も陽向の事が好きだし、絶対放さない」
「絶対だよ?」
「ああ。お前が逃げようとしたら、それこそ本当に雌奴隷に調教でもしてやるさ」
「もう、変態だなぁ蓮にぃは」
笑いながらそう言ってくる陽向の声は弾んでおり、そのまま顔を近づけて口付けをかわした後でまた笑みが零れた。
いつかは抜け出すかもしれないと思っていた沼の中はすっかり快楽が根深く浸透し、陽向の全てに俺という名が刻まれていた事は間違いないだろう。
もっとも、それは俺にも言えそうな事だったが。
都合のいい女にしようと思って陽向を襲い、実際そうしてきたつもりだったが、それ以上に俺も陽向という女にのめり込んでいってしまった。
「これからも……ずっとよろしくね、蓮にぃ」
「ああ、これからもずっとな」
改めての誓いと共に陽向を再度貫いたその日のセックスは、おばさんが帰ってくるドアの音に気付いて大慌てになるまで、結局延々と続いていたのだった。
とりあえず区切りで