その謎を解明すべく、我々調査隊はアマゾンの奥地へと向かった……
エ・ランテルの共同墓地は、夜の帳が下りると死者の国へと変貌する。
そんな不穏なムードを一蹴するように、墓地の最奥に存在する霊廟へと足を踏み入れる者たちがいた。
新人の冒険者チーム──その名は漆黒。
真ん中を歩くのは、漆黒の
その隣では、金髪をお団子に結った盗賊風の女が周囲を鋭く警戒する。
そして反対側に位置する黒髪ポニーテールの女は、氷の如き眼差しで静かに追従していた。
アンデッドの大群を突破してきた直後にも関わらず、彼らは息一つ乱れていない。
「行ったり来たりですまないな、ソーイ。だいぶバタバタじゃないか?」
戦場であるにも関わらず、ケンシは世間話に等しい気軽さでソーイに語りかける。
鎧の下の瞳は前方をしっかりと捉えているが、彼の余裕は決して崩れない。
「いえ……ん、気ぃ遣ってくれてありがとよ、ケンシさん。でも問題はないぜ。本当に時間がなければどうせ代わりの……っと、どうやら首魁のお出ましみたいだな」
「ケンシさ──ん。攻撃しますか?」
「まあ待て。まずは対話を試みる。相手の出方を伺おう」
片手を上げ、ナーベを静かに制する。
ケンシの声は、墓地の不気味な静寂を切り裂く威圧感を帯びていた。
「お前たちがンフィーレア・バレアレを攫った犯人だな?」
「あはっ、いらっしゃ〜い♪ 依頼を受けた冒険者かなー?」
闇の奥、冒険者と相対する位置からは、甲高い笑い声が響く。
石柱の上に飛び乗った人物が、ニィッと狂気じみた笑みを浮かべ、三人の冒険者を見下ろした。
姿を現したのは、猫科の動物を思わせる愛らしさと整った顔立ちを持つ二十歳前後の女性。人懐っこい魅力を漂わせるが、同時にどこか肉食獣の如き獰猛さも感じさせた。
金髪のボブカットが風に揺れ、ビキニアーマー風の露出度の高い装備が曲線美を強調している。
胸の谷間やスパッツの上に覗く太ももが、墓地の薄暗さの中で異様な色気を放つ。
そんな彼女の隣にいるのは、禿頭の──いや、体毛らしきものが一切見当たらない、生気のない痩せ細った男。
身に纏う古びたローブも相俟って、その風貌はアンデッドにしか見えない。背後には弟子を何人も従え、異様な雰囲気を一層濃くしていた。
「美人さんを二人も引き連れちゃってすごいねー。鎧も随分と高級そうだし、お兄さん……でいいのかな? お兄さんモテるでしょー。名前を聞いてもいい? 私はクレマンティーヌ。よろしくねー」
中心人物と思しき
まるで恋人に囁くような猫なで声だが、腹の内では相手を値踏みする計算高さが隠れていた。
「ケンシだ」
極めて簡素な返答に、クレマンティーヌの眉がほんの僅かに動いた。
話は終わりだと言わんばかりに腕を組む男の態度に、人知れず歯噛みする。
「…うーん、私の声がちゃんと届いてないのかなー? 剣士なのは見りゃわかるってば。名前だよ、なーまーえー」
「……冒険者組合の受付嬢も怪訝な顔をしていたし、やはりこの名前だとそういう弊害があるのか…?」
男のボヤキの意図を掴めず、クレマンティーヌは猜疑の目を向けた。
「決してそんなことはございません。気品に満ち溢れた素晴らしい名かと」
「そういう話じゃなくて…というかチームメイトに対する口調では……。オホン! えー、失礼した。『ケンシ』が私の名前なんだ。この二人はナーベとソーイ。もしかしたら、この辺では珍しい名前なのかもな」
「はぁー? 本名なの? ……ははっ、正に剣士に相応しいご立派な名前だねー」
(王国の人間じゃないのか? プレートは
クレマンティーヌは石柱から飛び降り、三人に一歩近づいた。
声の調子は陽気に聞こえるが、目は笑っていない。ケンシの鎧の輝きやどこか異質な気配に、彼女の直感が警鐘を鳴らす。内心では疑問が渦巻いているものの、表面上は軽薄な態度を維持していた。
彼女もまた、強者としての揺るぎない自信を胸に抱いているのだから。
「さて、無駄話はそろそろ終わりにさせてもらおう。ナーベ! ソーイ! そこの
次々と指示を出す様子を見て、クレマンティーヌの背筋に緊張が走る。
ケンシの指示は淀みなく、指揮官としての振る舞いが板についている。
二人の女に視線を移すと、どちらも即座に動く準備が整っていた。
「──とまあ、大まかにはこんなところだ。私はこの女の相手をしよう」
「おう、俺らに任せときな」
「了解しました」
「そいつらを倒したら、雑魚アンデッドと戦闘中のハムスケと合流し、残党の殲滅だ。苦戦しているであろう他の冒険者や衛兵たちを手助けしておけ」
男の采配に対する二人の反応は、チームの連携が完璧であることを示していた。
ハムスケという新たな仲間の名も登場し、クレマンティーヌの警戒がより一層強まる。
「はっ、かしこまりました!」
「だから返事の仕方……うん、もういいや。それとソーイ、お前に──」
ソーイに耳打ちする姿を、クレマンティーヌは抜かりなく観察する。スティレットを持つ手が、徐々に力を増していく。
「あぁ、あるぜ。これでいいか? ……そんなに時間あるわけじゃねえんだし、ほどほどにしときなよ」
ダガーを取り出したソーイが、ケンシへと手渡す。
その異様な光景に、クレマンティーヌは思わず目を見開いた。腹部から急に現れたように見えたが、一体どこに隠し持っていたのだろうか。
「借りとくぞ。ではクレマンティーヌ、私たちは向こうでやり合おうか」
「…おっけー♪ でもでもー、ダガーなんて何に使うのさー。そのグレートソードは飾りなわけー?」
質問には答えずケンシが鷹揚に歩き出すと、クレマンティーヌは特に気にした素振りも見せず同行する。
だらだらとした足取りだが、スティレットを握る手には力が籠もり、いつでも飛びかかれるよう神経を集中させていた。
ケンシとクレマンティーヌがしばらく歩くと、背後で眩い雷光が炸裂した。
ナーベの放つ
クレマンティーヌの視界の端で、カジットたちが慌てふためく様子が見えた。
(こいつら、やっぱりただの雑魚じゃねえ。もしカジットが負けたら、その時は……)
「……あの美人さんたちもなかなか強そうだねー。あ、そーそー。バレアレ薬品店でお仲間を殺しちゃってごめんねー。怒っちゃったー?」
無邪気な振る舞いを崩さないクレマンティーヌだが、目は相手の反応を敏感に探っていた。
怒らせて隙ができれば、即座に首を掻っ切ってやるつもりだ。ケンシを殺した後、場合によってはすぐにこの場を逃走しなければならない。
「……あぁ、別に気にする必要はない」
「えー、怒ってないのー? ほんとにー? なんだかつまんなーい」
「本当に怒ってないぞ。彼らは先程……まあいい。どうせお前には関係ない話だ」
「あぁん?」
思わず声に苛立ちが滲む。
男の余裕がどこまで本物なのか読めなかった。兜のスリット越しに、ケンシの目を探るように視線を這わせる。
「そうカッカするな。その沸点の低さがお前の欠点だな。そんな性格だから親御さんの愛情が兄の方へばかり向いていたんじゃないか? 元漆黒聖典第九席次のクレマンティーヌ様?」
「……はあぁああっ!!?? なんで…っ! てめぇ何モンだ!?」
想定外の発言にクレマンティーヌが激昂したその時、轟音と共に現れる
咆哮が辺りを震わせ、クレマンティーヌの注意がほんの一瞬だけ奪われる。
今はそれどころではないと、慌てて正面に意識を戻し──
先程までケンシがいた場所には、妙に平均的な、全ての基本──いや、
目の前に立つ見知らぬ存在に、クレマンティーヌの脳内が混乱の渦に巻き込まれる。
「……!? だ、誰だお前! あの野郎はどこに……!」
クレマンティーヌの声に焦りが混じる。いつの間にか姿を消したケンシの行方を捜すため、辺りを見渡そうとした瞬間、信じられない速度で目の前の男からダガーが投擲された。
「なぁっ!?」
疾風走破の二つ名を持つ彼女の反射神経により、咄嗟に身を捻る。しかし、完全な回避ができずに脇腹を掠めてしまう。途端に四肢の感覚が鈍くなるのを感じた。
身体に力が入らず、立つ姿勢を継続できない。ついには尻もちをついて、力無く地面にへたり込んだ。
「急に鎧が消えて驚いただろ? とりあえず動きを制限させてもらった。掠るだけでもそれなりに効果はあったようだな」
男の発言に、クレマンティーヌの血の気が引く。
未体験の恐怖が、この日初めて彼女を襲った。
「そのっ…声……。お前、まさか……」
「ダガーには
「やっぱり、ケンシ…か……! なんでっ……!?」
(こいつはどこまで私のことを……! それに、鎧はどこに消え……まさか、魔法鎧? いや、ありえない。幻覚魔法か? だとしたら、こいつは剣士ではなく
クレマンティーヌの頭は混乱の極みにあった。
ケンシの知るこちらの情報、鎧の消失、そしてダガーを投擲する速度。それら全てが彼女の理解を超えていた。呼吸が荒くなり、必死に脱出の策を考え始める。
「色々と腑に落ちない部分もあるだろうが、まずはこの状況をどう切り抜けるか考えた方がいいんじゃないか? とは言え、お前に残された道は一つしかないぞ」
「……っ、わかった! 降参っ、降参するからぁ!」
(適当に時間を稼いで切り抜けないと……! その後にこいつは殺す! このクレマンティーヌ様をコケにしたことを後悔させてやる!!)
◇
「お、降参か? なら話が早いな。クレマンちゃんは物分かりがいいねー」
もう取り繕う必要もなくなった俺は、張っていた気を少し……いや、かなり緩める。
「わ、私も…衛兵に突き出すつもり…なの……?」
漆黒の剣を一度は皆殺しにした外道を、ただ衛兵に引き渡してはい終わりーなわけないだろ。
ニニャの殺され方とかなんだよアレ! 人間の頃の俺なら悲鳴を上げて気絶してるわ!
「さて、どうするかな。今から性処理でもしてもらうか」
「……あ、あははー。も〜ケンシちゃんったら冗談きついなー、なーんて……はは、は……」
「冗談に聞こえたか? あ、ちなみにケンシじゃなくてタネヅが本当の名前だ。よろしく〜」
「え…?」
「確かに俺はカルマ値も中立寄りだし、自分で言うのもなんだがナザリックでは穏健派だ。だがな、そもそも俺は“エロいことがしたい系オリ主”なんだよ」
「……は? …オリ……何? ね、ねえ! さっきからなんの話してんの!?」
ここへ来てまさかのタイトル回収である。最終回かな?
こちらの発言全てが理解不能といった表情のクレマンティーヌだが、残念ながらわざわざ説明してやる義理も時間もない。
配下の二人が真面目に働いているのだ。早くあいつらの元へ戻ってやらねば。
その為には一刻も早く射精するのが、上に立つ者としての責任と言えるだろう。
待っててくれよな、ナーベラル、ソリュシャン、ついでにハムスケも。
俺、頑張って早めにぴゅっぴゅするよ!
「はいはい、意味はわかんなくていいからお口をあーんしましょうねー」
「っ、てめぇ! 糞野郎がぁぁああああ!! 死ねッ! 死ねぇえ!!」
なんて口の悪い女なんだ。こちらとしては心が傷まないし逆に興奮するしでむしろ良い事尽くめである。
この世界に転移して10日ほど経つが、こいつは現地人の女性キャラとしては初めての
NPCにはガチレイプなんてできないしするつもりもないが、クレマンティーヌ相手なら気を遣わなくていい。思う存分楽しませてもらおう。
◇
「うんじゃ、いきますよー」
クレマンティーヌの罵声を意に介さず、タネヅはズボンと下着を一気に引きずり下ろす。
暴れ回るのを待ちわびていた欲棒が一気に解放され、バチン! と臍を打ち付けた。
(なっ……は? …な、なんだよこの馬鹿デカいのは!? こんなの突っ込まれたら…っ!)
クレマンティーヌの瞳が恐怖に慄く。麻痺した腕を必死に動かそうとするも力が入らない。
強引に頭を持ち上げたタネヅが彼女の身体を膝立ちにさせ、口を開かせた次の瞬間、脈打つペニスを一気に突き入れた。
「待っ、ぇぉごっ! んぐぼぉあぉォオッ!?!!?!」
片手でクレマンティーヌの頭を雑に掴み、オナホのように都合よく前後に動かす。既に勃起状態だったはずのペニスは、喉穴の具合の良さによってますます膨張していく。
口いっぱいに頬張ってもなお竿が余る規格外の陰茎が、文字通り手も足も出ないクレマンティーヌの喉奥を蹂躙する。
「っ、っォ゛!? ふっ、んぐぅ、ん゛ん゛〜〜っ!? んむ゛ぅぅぅ!!」
「こいつっ、生意気にも喉まんこを締め付けてくるとは…! いいだろう、そっちがその気なら考えがあるぞ!」
「ぶはっ! ぉえっ! んっ、おいっ! ま゛て! まっへ……!」
この苦しみを少しでも先延ばしにしようと、クレマンティーヌは呼吸もろくにできないまま何とか言葉を紡ぎ出す。
だが、喉まんこの生殺与奪権はタネヅに握られており、もはや為す術がない。
「とくとその身に味わうがいい! まずは
「う゛ぉえ゛ぇッ!」
クレマンティーヌは喉を押し潰され、悔しげに目を吊り上げる。
怒張した肉棒が、彼女の屈辱に反応してさらに硬度を増す。
「次になぶり殺されたニニャの分!」
「ぉごお゛ぉぅぶッッ!!」
口内を犯されながらも、再び腕を動かそうと藻掻く。
しかし振り上げようとした手は力なく垂れ下がり、地面を弱々しく叩くだけだ。
そんな必死の抵抗を嘲笑うかのように、タネヅは更に腰を押し込む。
「そして最後に……仲間をやられた俺の分だぁ!」
「んぼぉあぁあ゛ォオオ゛っ!?!??!」
「どうだっ! 俺たちの怒り、少しは思い知ったか!」
タネヅが頭から手を離すと、グッッッポォッ…♥ と下品な音を立て、肉槍から解放されたクレマンティーヌは地面に倒れ伏す。
過去には数多の冒険者を殺し続けてきた彼女が、今はただの敗北オナホへと成り果てた。
「……ォオ゛ッ? ォっ……んへぁ……な、なん、で……さっき……怒っへ…ないっ、て…ゆった……」
「は? 怒ってないって……あ、そういや言った気が……。うん、言ったかも。…いやー、すまんこすまんこ」
「……ふっ、ふじゃっ、けんなぁ…!」
「ちゃんと謝っただろうが! 元はと言えばお前が悪いんだぞ!」
上半身の鎧をブチッ! とインナーごと剥ぎ取ったタネヅが、地面に倒れたままのクレマンティーヌの胸を鷲づかみにする。
ピンと張り詰めた二つの突起をつまみ上げ、そのまま強引に上半身を引き起こした。
「いぎゅぃい゛いっ!? ちっ、ちくびっ、ひっぱんなぁあ゛!」
「うるさい奴だな〜。墓地で騒ぐなんて不謹慎じゃないか?」
「ッ! あたまわいてんのかこらぁ゛! てめぇがむりやり──」
言葉を遮るようにもう一度乳首を引っ張り、胸を上下左右に揺らして弄ぶ。
「っほお゛お゛お゛お゛ォっ!?」
「んもー、すぐに汚い言葉を使うんだから~。全然反省してないでしょクレマンちゃん」
「…へ、へめぇ〜っ、ころしゅッ! ぜってー、ぶっころしゅかんなぁ……!」
(ちくしょおっ……! 英雄の領域に足を踏み込んだ私が、こんなふざけた野郎に……!)
クレマンティーヌの顔が屈辱で真っ赤に染まる。麻痺状態の身体は何の抵抗もできず、ただ胸の突起を翻弄されるのみであった。
「よわよわ乳首で粋がるクレマンちゃん可愛いよ♥」
「しょのよびかたやめりょぉおお」
「アヘ顔で言われてもチンイラするだけなんだよ!」
再び頭部を掴んで引き寄せると、一息つく間も与えず肉槍を口内へ侵入させる。
強制的に奉仕をさせられるクレマンティーヌが、憤怒の目で睨みつける。
「ォ゛゛ッッ……ン゛ぉ゛っ!? ン゛っェブっ……! ……ぅ゛ッ…! ンじゅぶッ……!!」
タネヅ専用の肉人形と化したクレマンティーヌの口元からは、涎が際限なく溢れ出す。心とは正反対に、喉奥が痙攣し肉棒に吸い付いてしまう。
その刺激によりタネヅの下腹部では快楽が渦を巻き、ついに限界が訪れた。とどめとばかりにごちゅっ♥ と根本までペニスを押し込み、今まさに全ての精を吐き出さんと──
「オラッ! 正義のザーメンをくれてやるっ!!」
ぶびゅるるるるゥぅ~っ♥ びゅくうっ♥ ごぶぅっ♥ どぷぷっ、びゅう゛ぅ~っ…♥ びゅっびゅるっ…♥
「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ッッッ!! っ、ぶぽっ、ごぶぉっ!ぉげぉっえっ!! 」
(な、なっがぁ…ッ! 射精なっがぁぁ……ッッ!? ザーメン…っ!おもっ…!死ぬっ、こいつのザーメンで…溺れ、死ぬっ……♥)
濃い白濁が次々と注ぎ込まれ、クレマンティーヌの喉穴をなみなみと満たす。
放たれた大量のザーメンによって胃袋まで犯され、彼女の意識は半ば朦朧としていた。
「……は…はひゅっ、かひゅっ、んっ…ふ…ぁ……ぉっ……」
途切れそうになる意識の中、クレマンティーヌは浅い呼吸を繰り返し目が虚ろに揺れる。
その醜態を下卑た笑顔で見下ろすタネヅは、股間の薄布から陰核が浮かび上がっていることに気付き、足先で軽く小突いた。
「オ゛ッ?♥」
それだけでいとも容易く達したクレマンティーヌが、チロチロと小水を漏らす。周囲には次第にアンモニア臭が立ち込めた。
「うわ、汚っ。……おーい、お漏らしクレまんこちゃーん。終わったらちゃんとおちんちんを綺麗にお掃除しましょうねー」
「……ぅえっ? ……ん、ちゅぷ…んっはぁ…あむっ、あぐっ……」
放心状態のクレマンティーヌによる、無意識のお掃除フェラ。
喉を犯され続けた快感により勝手に腰がヘコついてしまい、未だ小水を垂れ流しながらイキ散らかしていた。
「ふーっ、スッキリした……。さてと、今日のところは口だけで勘弁してやろう。本当なら下の口にもスッといってドスッ! と突っ込みたいが、あまり時間がない。それにお前の場合はR-18Gの可能性があるから……まあ、一旦保留で」
「ぁ……へ……♥」
クレマンティーヌの虚ろな呻きが、墓地の冷気にか細く響く。
瞳は焦点を失い、もはや涎と白濁まみれの精液便所でしかない。
「おーい、聞いてるかー。……やれやれ。今後についてだが、配下の一人にデミウルゴスという名の悪魔がいてな。そいつに預けるつもりだ」
「ぁ……あく…ま……?」
「
「……ひっ…ぐすっ……もぅっ…ゃだぁ……」
泣き出した彼女に目もくれないタネヅは、軽く肩を回し筋肉をほぐした後、つまらなそうに
「ひゃっ!? ……う、そ…っ」
膨大な力を感じさせる見たことのない魔法、
クレマンティーヌはここで初めて、目の前の存在が規格外の化け物だと理解する。だが全ては遅すぎた。
「やめ゛っ…! たすっ、たすけて゛っ!! おね゛がい゛っ! も゛うわるいことじませんっ゛!!」
「他に連絡事項は……そうそう、グロマンが綺麗に治ればそのうちハメるからな。俺が呼んだらいつでも新鮮な出前まんこをお届けしろ。わかったか?」
それだけ言うと、タネヅは返事も聞かずに
身体が宙を舞い、闇の中へと吸い込まれていく。
暗闇の門が閉じる直前、二人の視線が交差する。
土と精液と小便で全身が汚れ、とめどなく涙が流れるクレマンティーヌにかつての面影はない。そこに残っているのは、ただ絶望に染まりきった敗者の表情だけだった。
◇
「お前たち、待たせたな」
彼の表情は窺い知れないが、声は自信に満ち、どこか得意げだ。戦場での威圧感とは裏腹に、妙に人間臭く見える瞬間だった。
「殿ぉー! お帰りでござる! それがしも敵をいっぱい倒したでござるよー!」
「ハムスケも無事か。偉いぞー」
「お疲れさん、リーダー。こっちはあらかた片付いて……なあ、ンフィーレアはどうした? まさか死んでねえよな?」
「は?」
「え?」
きょとんと立ち尽くすケンシに、ソーイの眉がピクリと動く。
墓地の冷たい風が吹き抜け、漆黒の鎧がカチリと音を立てる。
「……そうだ、ンフィーレアの救出だったな…ごめん。よし、さっきの霊廟に戻るぞ」
ぽつりと呟くと、場が微妙な空気へと変わった。
本来のミッションをすっかり忘れていたケンシに、ソーイが呆れた声を出す。
「馬鹿かアンタ! 何しにこの墓地に来たんだよ」
「ちょっとソリュっ、ソーイ! あなた、ケンシさんに対してその物言いはどうなの!?」
感情を露わにしたナーベが、ソーイに食ってかかる。
彼女の苦言はケンシ──タネヅへの敬意に裏打ちされており、演技とはわかっていてもなお、ソーイの砕けた口振りが許容し難いようだ。
「お前さぁ……ケンシさんと俺らは対等な仲間なんだぜ。何もおかしくないだろ?」
ソーイはそんな彼女を前に肩をすくめ、軽い笑みを浮かべて挑発した。
一方、ハムスケは二人のやり取りに戸惑い、大きな体を縮こませておろおろと視線を泳がせる。
「ソーイの言うとおりだな。というか、言葉遣いの話をするならナーベの方が……今日も何回説教しようと思ったことか」
「ええっ!?」
「まあ俺がうっかりしてたのが悪いんだから、二人とも仲良くしてくれ。チームワークは大事だぞ。俺たち漆黒は、これからアダマンタイト級冒険者を目指……」
「……ケンシさん? 今度はどうした?」
途中で言葉を切ったケンシが、急に遠くを眺めながら視線を彷徨わせた。
墓地に漂う冷気が彼の全身をぼんやりと包み込み、どこか思案に耽るような雰囲気が漂う。
(……そういやエントマからの緊急連絡がなかったということは、恐らくシャルティアは無事……。うん、それ自体は良かった。ただ、吸血鬼の討伐任務は当然なくなるわけで……。もしかして、原作よりも昇格が遅れるんじゃね…?)
「……はぁ~~~っ。やっぱり全てがモモンガさんほど上手くはいかないよな……。なんか、どっと疲れた……俺は俺で地道にやるか……」
ケンシが大げさに肩を落とし、ため息をつく。
脈絡もなく至高の御方の名が出てきたことに、ナーベとソーイは戸惑いの表情を隠せない。
しかし、どうやら主が二度と会えない友へ思いを馳せていると感じ取ったようで、二人の目元にはいつしか涙が滲み始めた。
「と、殿? それにお二人も急にどうしたでごさるか!? みんな元気を出してほしいでござるよ〜」
「…いや、落ち込んでるわけじゃないんだ。でもありがとな、ハムスケ。ほら、二人も湿っぽいのは無しだ。さあ行こうぜ!」
心配するハムスケの言葉を受け、ケンシは気持ちを切り替えて仲間を先導すべく歩き出す。
その背中にはどこか間抜けな雰囲気が漂い、またしても忘れられるンフィーレアであった。
〜ボツネタ〜
タネヅ「折られたモップの分!」
クレマンティーヌ(モップはてめえが──)