コンコンッと、ナザリックの自室の扉をノックする音が響いた。
「タネヅ様、第六階層守護者のマーレ・ベロ・フィオーレ様が入室の許可を求めておられます」
「お〜入っていいぞ」
扉が静かに開き、小柄な影が姿を現した。
──マーレ・ベロ・フィオーレ
サラサラの金髪がふわりと揺れ、長く尖った耳が下に垂れている。右目が青、左目が緑のオッドアイが印象的で、短いスカートがチラチラ動いてる。
なんともけしからん見た目をしているダークエルフの男の娘だ。茶釜さんは業が深すぎる。
扉が閉まる前に、俺は手を上げてひらひら振った。“メイドは席を外してね”の合図である。
「…! そ、それでは……私は一度失礼させていただきますっ!」
ほんのり顔を赤らめたフォアイルがそそくさと退室し、気配が遠ざかる。
「あ、あれ? フォアイルさんは……」
マーレが体を縮こませてこっちを見た。
視線がキョロキョロと彷徨って、スカートの裾をぎゅっと握ってる。相変わらず気弱そうな仕草だ。
この子、いつもオドオドしてるけど、他のNPC同様に俺への想いは強いんだよな。
ナザリックの支配者たる俺がこんな逸材を放っておくわけがない。
呼び出した理由? そんなもんは決まってる。
この
上手くことを運べるか、あの小さいお口にちゃんと入るのか、そもそも俺はホモではない、など色々と不安もあるが、きっと大丈夫。マーレならイケる!
◇
「行っちゃった……。えと、お呼びでしょうか…? タネヅ様…」
マーレが緊張した様子で聞いてくる。俺は手を上げ、砕けた調子で言った。
「よっ、元気か? いつまでもそんな遠いとこにいないでさ、もっと近くに寄れよ」
「えっ…? わ、わかりました……」
不安げな様子でトコトコ近づいてくる。
小さな足音が響き、手を胸の前でギュッと握る。戸惑ってる風でも、チラチラこっちを見るのがそそるな。
椅子から体を起こし、マーレの細い肩をガシッと掴んだ。艶のある頬が緊張で赤らむのが見えた。
近くで見ると、尖った耳が微かに震えてるのが分かる。
あえてこちらから何も言わずじっと見つめていると、マーレが次第に目を泳がせる。
「あ、あの……」
「そう緊張するなって。二人で気持ちいいことをしたいだけだから」
「気持ちいいこと、ですか?」
「実は冒険者稼業が最近忙しくてさ~、ぼちぼち癒しも欲しいんだよね。だからさ、その可愛いお口でちんぽしゃぶってくれない? 」
「……え、ええっ…!? そ、そんな……どうやれば…」
マーレが目を丸くして、真っ赤になって焦りつつも、『求められてる…?』と内心ドキドキしてるのが伝わってくる。まあ性知識はあんまり無いっぽいけど。
というか『どうやれば…』って、やってくれるのはもう確定なんだな。偉いぞー。
「命令だ。分からなくてもやってみ。あ、でもまずはキスからな」
「…! キ、キス…ですか…。えっと…僕、やってみます…!」
マーレが頷くと、体が小さく震え、首から下げたどんぐり形の銀のネックレスが微かに揺れた。その臆病な仕草がグッとくる。
このネックレスは確か…
俺は色んな下僕に手を出しており、当然その中にはアウラも含まれている訳だが、そのことをこいつは知っているのだろうか。
そんなことを考えながら、マーレの顎を掴んで口づけをした。柔らかくて瑞々しい感触が気持ちいい。
小さく声を漏らしたマーレが、俺の肩に指を食い込ませてくる。
その縋るような反応に、自分の血が一気に騒ぎ始めるのを感じた。
唇を軽く吸い、舌を突っ込んでやると、ほのかに甘い味が口の中に広がった。
「ん…ふぅ……」
吐息を漏らすマーレがぎこちなく舌を動かしてくる。
俺はマーレの髪を指で梳きながら、さらに舌を絡ませた。
静かな部屋で、二人の息遣いだけが響く。
「…お前、エロいな」
「……ふぇっ? …あっ、ん…!」
そう言いながら、耳を軽く爪先でくすぐってみると、途端に艶っぽい声が漏れてきた。
そういやこいつの耳、確か双子で向きが違うんだよな。
「なあ、マーレ。お前、耳の形がアウラとちょっと違うよな?」
「…へ? あ、その…僕の耳は下に垂れてて……お姉ちゃんのは、もっと上を向いてるんです…」
指で自分の耳を軽く触りながら、恥ずかしそうに説明してくれる。
確かにアウラの耳はピンと張った感じで、マーレのは気弱そうな雰囲気そのままに垂れ下がってる。どっちもエルフらしいけど、それぞれ二人の個性が出てるな。
「アウラも本人のイメージに合ってて可愛いけどさ、俺はマーレの耳も好きだぞ」
「タッ、タネヅ様…!?」
軽く言っただけのつもりだが、予想以上にマーレから大きな声が上がった。
「そ、そんな……好きだなんて…♥ その…ぼ、僕も……」
言いかけた言葉が途中で詰まって、そのまま俯いてしまった。
目が潤んで、頬も赤らんできている。
なんだこの可愛い生き物。反則だろその表情。
興奮が徐々に高まってきて、俺はマーレの顎を掴み直し、再び強引に唇を重ねた。
「んっ! ……ぁ…タネヅ、さま……」
今度は深く舌を入れ、思う存分口の中を味わった。吐息の混じる感覚が頭をクラクラさせる。
唇を吸い、舌を舐め回し、マーレの息が荒くなるまで堪能する。唇を離すと、唾液が口元にかすかに残っているのが見えた。
「もちろんキスは今日が初めてだよな? どうだ、気持ちいいか?」
「は、はい……僕、初めてです…。その……まだよく分からないですけど、気持ちいい……かも…」
恥ずかしそうに答えたマーレが、手のひらを軽く擦り合わせるように動かす。さっきのキスの触感がまだ残ってるのか、心ここにあらずといった様子だ。
「タネヅ様、その……僕……頭が、ふわふわします…」
「リラックスしろよ。まだ序の口だ。慣れてくればもっと気持ちよくなるからさ」
「そ、そうなんですか…?」
戸惑うような反応を見せながらも、ちゃっかりと俺の腰に手を添えて甘えてくる。
はいあざとい。反則その2だ。
俺の至高のペニスはもうガチガチだ。
「おやおや? マーレが可愛すぎるな〜困ったぞ〜」
「え、えっと……じゃあ……どうしましょう、か…」
薄く笑いながらも、恍惚の表情で視線を合わせてくるマーレ。
俺達の間に、少しずつ甘ったるいムードが漂ってきた。
◇
「よし、じゃあそろそろちんぽをしゃぶるお時間がやってきたかな?」
その甘いムードをぶち壊すように、おもむろにズボンを下ろしペニスを露出させた。
「ひゃっ…!」
「前を向け。しっかりと見るんだ。お前は階層守護者なんだから、フェラチオくらいできなきゃ駄目だ。強くなれ」
「…! は、はい!」
俺がいい感じの雰囲気で最低なことを言うと、マーレは決意に満ちた面持ちでそそり立つ肉棒に目を向ける。顔が熱っぽく染まり、強い不安と、そして仄かな期待が伝わってくる。
マーレの肩を掴み、椅子の前で跪かせて、顔を股間の高さにまで持ってくる。
スカートが床に広がって、金髪が汗で額に張り付くのが見えた。
イチモツを握り、可愛らしい無垢な顔に近づける。
「ほらほら、マーレきゅん? 早くお口開けて?」
「え、えっと……これ、どうするんですか…?」
「普通に舐めればいいんだよ。ほら、あーんして。あ、でも歯はあんまり当てないでね」
「が、頑張ります……。上手くできるかな……?」
不安げに呟く声には、奉仕への未熟な決意が滲んでいる。
マーレは意を決したように目を閉じ、小さな口を開けた。
躊躇いがちに唇を近づけ、ぎこちなく咥えてくる。温かくて濡れた感触が全身に広がった。
最初は先端だけで、そのまましばらく動かなかった。緊張で固まってるみたいだ。
リラックスさせるために頭をそっと撫でてやると、喉を鳴らす音が聞こえた。
小さな舌が恐る恐る鈴口に触れ、まずはチロッと舐めてきた。ぎこちない動きなのに、こそばゆくてゾクゾクする。
庇護欲を掻き立てる眼差しで俺を見上げてきて、眉がハの字に下がってるのがたまらない。
腰を少し押すと、柔らかい唇と歯の感触に包まれる。ペニスが口の中を滑り、マーレがくぐもった声を出す。
喉の奥に当たると、舌が反射的に動いてペニスを締め付けてきた。頬がぷっくり膨らむ姿が無垢なのにエロすぎる。
「初めてでもちゃんと気持ちいいぞ」
「ふぇ? ……ふぉんとでふか…?」
こ、こいつ…! 上目遣いでなんて破壊力のあるセリフを言ってくるんだ。これ以上ビンビンにさせるな。
我慢できなくなった俺はマーレの頭を押さえ、喉の奥まで突っ込んだ。
「…ッ!? んぐっ…!ふっ、んぶぅ」
苦しそうな声が漏れるが、拳をぎゅっと握り耐えてくれる。
吐息の熱さと、唾液のまとわりつく感触がヤバい。
腰を軽く振って、狭い口の中を楽しんだ。
「ん…ふぅっ…んむ…」
「ほ~らもっと頑張れ~。おちんぽ様を喜ばせろ~」
そう言うと、健気に頭を動かし始める。まだまだぎこちないが、その拙さが悩ましい。
続けていく内に段々とペースが上がってきた。慣れたとまでは言わないが、少しずつフェラのリズムを掴んできたようだ。
褐色の頬が汗で濡れ、時折、口角から唾液がこぼれる。
懸命に俺を喜ばせようとしてるのが分かって、股間がさらに熱くなる。
「必死にしゃぶってるな」
「けほっ…! え、えっと……タネヅ様のためなら…」
一度ペニスを離したマーレがそう呟く。声が震え、身体はずっとモジモジと動いてる。
再度マーレの頭を押さえ、さらに奥まで突っ込んだ。苦しそうな声が漏れるが、それでも奉仕を続けてくれる。
腰を強めに振り、小さい口を最大限に味わう。唾液がペニスに絡みつき、ぬるぬるした感触に支配される。
ふと、マーレの尖った耳を指で摘んでみた。
「っん…!」と艶っぽい声を上げたまま、マーレの身体がビクビクッ!と跳ねた。唇からこぼれた柔らかな響きが俺の全身をじわじわと侵食していき、一気に射精欲が高まる。
血が沸騰するような熱が全身を駆け巡り、制御不能な衝動がすぐそこまでせり上がってくる。もう駄目だ、と思った瞬間だった。
「っ、出るぞっ! 飲めっ!!」
俺は叫び、腰をガクンと突き上げる。限界を超えた快感が一気に解放され、びゅるるるっ!! と熱い精液が迸った。
小さすぎる口に流れ込む勢いはあまりに強く、口腔を逃れた白濁が儚い飛沫となって宙を舞う。
そして、その滴は絶対領域──白いストッキング、同じく白地のミニスカート、そしてその狭間に覗く柔らかな太ももへと降り注いだ。
「んぅっ…! ……んくっ、んむっ……!」
マーレがくぐもった声を漏らし、喉がゴクゴクと必死に動く。
こんな小さな体で俺の欲望を全部飲み込もうとする姿に、背筋がゾクゾクするような感覚が走る。
「ん……く…けほっ…。タ、タネヅ様……いっぱい…出ましたね……」
そのたどたどしい言葉を聞き、胸の奥がざわついた。
純粋さと淫靡さが交錯する光景が、俺の心を歪んだ喜びで満たす。
ペニスを口から離すと目にはうっすら涙が浮かんでる。
飲み干せなかった雫が、儚げな口元からはポタリと落ちていた。
◇
射精が終わり、二人の息が少しずつ落ち着いてきた頃、マーレの髪を優しく撫でてやった。ホッとしたように目を細めるのが愛おしい。
「えっと…ちゃんとできましたか…?」
「ああ、ありがとう。頑張ったな、マーレ。……あ、そうだ」
ふと悪魔のひらめきを得た俺は、マーレを立ち上がらせそっと耳打ちする。
「……それを言えばいいんですか…? わ、わかりました。えっと、ご主人様、褐色ろりダークエルフの……お、おくちまんこ? で気持ちよくなれましたか…?」
「っ…! マーレ、完璧だ! 愛してるぞ(キリッ」
「え、ええっ…!!?? 本当ですか…? その……嬉しい、です…♥」
マーレが恥ずかしそうに笑う。さっきまでペニスを咥えていたとは思えないほど純粋な笑顔だ。
ロリじゃなくてショタだろと自分でも思うが、その辺は深く考えないようにしておこう。かわいいは正義。
その笑顔を見て、俺はまたキスがしたくなった。腰を引き寄せ、唇を重ねて舌をねじ込む。
今度はマーレの方から必死にしがみついてくる。最高のキスだ。
「タネヅ様に愛していただけるなんて…夢みたいです…」
身体を預けてきて、頬を俺の胸に擦り付けている。
温かい吐息が首筋に当たり、俺の腕の中で小さく笑う姿が、妙に心に残った。
「また……こうやって、お近くにいられますか…?」
「もちろんだ、また頼むぞ。癖になりそうだ」
「…お、お役に立てるなら……いつでも…えへへ……」
このまま時間が止まってしまえばいいのに、なんて思ったのは初めてかもしれない。マーレの温もりが、俺の心の奥をそっと満たしていくのを感じる。
二人の間には、先ほど以上に淡い桃色の空気が流れていた。
ほぼモブの自動湧きモンスターに始まり2回目は男の娘…こいつ正気か?