「よう、童貞!」
ガガーランの豪快な声が、高級宿の酒場を満たす。
広大な空間には、屈強な冒険者たちがまばらに席を占めるのみで、静かなざわめきが漂う。
店の奥、丸テーブルに陣取るのはアダマンタイト級冒険者チーム『蒼の薔薇』の二人。
額に朱の宝石を埋め込んだ、なんとも怪しげな仮面を被った
「今日も姫さんのために命かけてるか?」
「はい、ガガーラン様…さん」
クライムは素直に答えるが、その声音には微かな照れが混じる。
彼女のからかいにも慣れつつあるとはいえ、場を支配するその存在感に圧倒される瞬間は少なくない。
イビルアイは仮面越しにため息をつき、クライムを一瞥する。
「相変わらず真面目だな。感心するが、息抜きも覚えろよ」
クライムは苦笑しつつ、内心で彼女たちの余裕に羨望を覚える。
アダマンタイト級冒険者は、王国でも数えるほどしかいない頂点の存在。彼らにとって、強者ひしめくこの場所すら日常の延長なのだろう。
「──ガガーラン。そういえば、エ・ランテルで3番目のアダマンタイト級冒険者が生まれたらしい」
イビルアイがふと思い出したように口を開くと、ガガーランの目が鋭く光る。新たな強者の話題は、冒険者たちの血を騒がせるものだ。
クライムもまた、興味を引かれ身を乗り出すようにして話を聞く。
「何? 本当か? そりゃ初耳だが」
「私も知りませんでした。どのような方々なのですか?」
クライムの問いに、イビルアイは少し間を置いて答えた。記憶をたどるように、彼女の仮面が微かに動く。
「確か……リーダーのケンシ、それと魔力系
「漆黒、ですか?」
「ケンシが装備している漆黒の全身鎧がトレードマークなんだと。とは言っても、実際は軽装備の時もあるみたいだが」
「ほーん。まあそれはいいんだけどよ、そのリーダーの剣士は名前わかんねえの?」
ガガーランが怪訝そうに眉を上げると、イビルアイは小さく笑った。その声音には僅かな嘲弄が感じられる。
「ああ、すまん。“ケンシ”というのが名前なんだ。まあ実際にグレートソードで戦う剣士らしいが」
「ははっ! 剣士の名前がケンシたぁ縁起がいいじゃねえか! 珍しい名前だな。この辺の出身じゃねえのかもな」
ガガーランは大げさに笑い、テーブルの上に酒杯を軽く叩きつけた。その音が酒場に響き、彼女の陽気な雰囲気が周囲を和ませる。
「もしかしたら本名ではないかもしれんぞ。お前だってそうなんだろ? ガガーラン」
「まあ冒険者なら偽名でも珍しくねえけどよ。だとしてもそんな名前にするか? 『俺こそが真の剣士だ!』ってアピールしてるみてえじゃん」
ガガーランが首を振ると、クライムの脳裏にふと疑問が浮かんだ。
名を偽る理由──それは過去を隠すためか、あるいは新たな自分を築くためか。冒険者の世界では珍しくない話だが、ケンシという名には何か特別な意味があるのかもしれない。
「ふんっ、ただの分不相応な馬鹿かもな。成し遂げたという偉業も、聞いた限りではどれも眉唾物の──」
◇
「……がんばれ。ケンシ様…♥」
堕ちたな(確信)
ヤルダバオトの襲撃で王都に灰燼の息吹が漂う中、イビルアイの仮面が薄暗い月光に鈍く光る。
足元には悪魔の爪痕が刻まれた地面が広がる中、彼女だけがまるで時が止まったかのように立ち尽くす。
「──お見事です。あなたのような強者と正面からやり合うのは得策ではありませんね。この辺りで一旦退かせていただきましょう」
デミウルゴスが一瞬だけ視線をこちらに投げ、意味深に微笑んで月夜に消えていった。
また何か変な深読みしてるんじゃないだろうな。
あいつどんだけ『ギルド内で頭脳担当だったのはぷにっと萌えさんとかタブラさんとか朱雀先生とかだよ。別に俺は頭良くないよ』っつっても、それでもなお『そのようなお戯れを仰りつつも実は〜?』みたいなリアクション返してくるからな。もはや嫌がらせだろ。
「ま、不味いぞケンシ様。早く奴を討たなくては!」
おっと、まずはこの場を何とかしないとな。
ナーベラルとソリュシャンを追跡に回せば、待ちに待った俺とイビルアイの二人きりタイム確定じゃい!
「よし、ナーベ! ソーイ!奴を追ってくれ」
「リーダーはどうすんだ?」
「俺は彼女に話を聞いてから向かう。もしかしたら少し時間がかかるかもしれん。追いつめたという蟲のメイドの件も気になるしな」
「…っ! なるほどな、そういうことなら了解だ。行くぞ、ナーベ!」
「……ええ、わかったわ」
やっぱりソリュシャンがいるとスムーズだな。ナーベラルだけだと『御身を一人にするなど……』とかいちいちゴネてきそう。
今後の流れについて、二人には俺の代わりにデミウルゴスと打ち合わせしといてもらおう。
ちなみにエントマには、相性の悪い敵と相対したらさっさと撤退ね! と前もって伝えてあるので、実際はほとんどダメージを負ってないはず。
こういう時こそ
ついでにガガーランとティア(レズの方)も逃がすようにデミえもんには伝えてある。
か、勘違いしないでよね! ただスムーズにスケベしたいだけなんだからね!
「……クソっ、逃げられたか。ケンシ様、あの二人は大丈夫なのか?」
「イビルアイさん、不安に思う気持ちもわかりますが、安心してください。彼女たちは私の信頼する仲間です」
「あ、いえ! べ、別にあなたの仲間を疑うわけではなくて! その、少し心配だっただけで……すみません。…あ、私のことはイビルアイとお呼びください。それに、敬語も不要です」
「わかった。じゃあ俺にも敬語はいらない。これからよろしくな、イビルアイ。とりあえず、何があったか聞かせてくれるか?」
「…! う、うん! よろしく、頼む……。え、えっと、私がここに着いた時は──」
エントマ~ヤルダバオトとの遭遇についてイビルアイが語ってる間、はっきり言って俺はほぼ話を聞いてなかった。
うおーイビルアイやっと会えたーー!! 生イビルアイかわえええ!!!
とかそんなことしか考えてなかった。
すると突然、イビルアイがこちらを凝視しているのに気付く。より正確に言うと下半身をガン見している。
彼女の指先がワナワナと震えているのが見えた。
「ケ、ケンシ様? その、それ…は……?」
「へ?」
あ、普通に勃起してる。
もうちょいじっくりと外堀を埋めるつもりだったのに、気持ちが先走りすぎた。もしかしたらカウパー的なものも先走ってるかもしれない。
タネヅとしては外出時に嫉妬マスクを装着することが多いが、冒険者ケンシの方は普通に顔出ししており、動きやすい軽装備で活動することもある。
だが、まさか全身鎧を装備していなかったのがこんな形で裏目に出るとは……。
潔癖なイビルアイが、初めて自身に向けられた性欲にパニクってるようだが……ここはなんとか押し切る!
「くっ! この感覚は…っ!」
「ど、どうしたのだ!?」
「あのヤルダバオトとかいう悪魔め、やってくれたな…! まさか淫魔だったとは!」
「なんだって!?」
まさか淫魔だったとは!(迫真)
淫魔ではなく
俺がスケベしたいがために、まさかあいつのアイデンティティを揺るがす羽目になるなんて。本当にすまない。
「淫魔だと……一体どうすれば……」
おいおい、なんか信じてくれそうだぞ。
さすが作中屈指のちょろイン。ここはすかさず畳み掛ける。
「気付かぬ内に不可解な攻撃を食らっていたようだ。イビルアイ、俺から離れてくれ! でないと、魅力的な君を襲いかねない…っ!」
(襲うっ!? わ、私を…? っていうか、今、み、みみ、魅力的って…♥ くっ、まさか私が、男に心を乱されるなんて……)
「ケ、ケンシ様は、これからどうするつもりだ?」
「この症状が落ち着くまで身を潜めるしかないな。ヤルダバオトの影響は想像以上にヤバいみたいだ」
「しかし、そのままで落ち着くかどうかも…! ……そ、その……もし、こんな貧相な身体で嫌じゃなければ……私と…その……」
(って何を言ってるんだ私はーーーーー!! こんなのまるで痴女じゃないか!! …う~~~~~〜……でも、ケンシ様以上に素敵な人なんてこの先……ええい、もう後には引けないぞ! 覚悟を決めろ! 既成事実さえ作ってしまえば彼は私の物だ!!)
イビルアイがグッと拳を握り、なんか使命感に燃えてるっぽい。どんだけちょろインなんだ。
200年以上生きてるのに男知らずの拗らせ処女かわいいよ!
では早速と言わんばかりに、お姫様抱っこで彼女を物陰に連れ込む。
その間、「あぁ、とうとう私にもこの日が……」とか聞こえたような気がするが、パンツがビチョビチョでそれどころではなかった。
◇
ヤルダバオトの爪痕が残る王都の、崩れた石壁の陰にイビルアイを押し込む。
薄暗い月光が彼女の幼い姿を浮かび上がらせ、合法ロリの肢体が眼前に晒される。
俺の股間は痛いほど張り詰めていた。
「イビルアイ!」
「ひゃ、ひゃいっ!?」
「すまない、もう我慢できないみたいだ」
ローブを乱暴に外し、紫を基調としたドレスのようなインナーをずり上げる。抵抗する隙を与えず下着を雑に引きずり下ろした。
「ぁ、あわわわっ…」
冷たい夜気が彼女の白い肌を撫で、羞恥で頬が朱色に染まるのが見える。
汚らわしいと長年蔑んできたはずの劣情が、段々と彼女の理性を溶かしていくようだ。
ズボンを下ろして張り詰めた肉棒を解放すると、そのまま彼女の破れ目に擦りつける。まだ濡れていない、未貫通のキツい入り口が俺の期待を煽る。
現地産のちっぱい吸血鬼の身体を、これから好き放題犯してやるのだ。
「んっ…」
前戯なんてものは必要ない。身体を抱えたまま片足を持ち上げ、対面立位で一気に奥まで沈める。
ブチィッ!と膜が破れる感触が股間に響いた。200年以上守ってきた純潔が男根に貫かれ、廃墟の路地に淫らな熱気が漂う。
「ぃぎッッッ、ぁぁあああ゛ッ゛!?!?」
悲鳴が夜空に鳴り響く。衝撃で彼女の目が裏返るが、気にせず華奢な身体を壁に押し付けた。
強引に腰を突き進めながら、控えめな胸の膨らみを舌で堪能する。
ピンクの突起が熱を帯びて尖っているのが俺の気持ちを高ぶらせた。
「あれ? おーい、イビルアイ?」
彼女の反応を確かめるために呼びかけてみる。どうやら最初の一突きで気を失ったようだ。
仮面を剥ぎ取ると、イビルアイ──キーノ・ファスリス・インベルンの幼い素顔が露わになった。
意識のない彼女の唇を奪い、舌をねじ込んで甘い唾液を味わいながら、猛烈なピストンを開始。
未開の秘部を押し広げるたびに淫靡な水音が激しくなり、彼女の無防備な身体が俺の動きに揺さぶられる。
「んぃいい゛っ゛!?」
「あ、おかえりー。イビルアイはお口もおっぱいもちっちゃくて可愛いね♪」
殴られたような衝撃で現実に引きずり降ろされた彼女は、大きく目を見開いている。
「ぉ゛ッ? ……ま、まっへ……うごくの、らめッっ」
「聞いてくれ、イビルアイ。君はオナホなんだ」
「…ッ…っふぇ?おな、ほぉ?…っ」
「大切な存在ってことだよ」
「ほんと…ぉ? やったあ…っ♥」
イビルアイの純粋な喜びに、俺の劣情が激しさを増す。
身体を持ち上げたまま反転させると、無防備な桃尻が晒された。
彼女の両手を壁につかせ、立ちバックの姿勢に切り替えていく。
小柄なイビルアイの足は先程からずっと地面に付いておらず、不安定に揺れる身体が俺の動きに完全に支配されていた。
「…ゃっ……っ、恥ず、かしい…ッ」
イビルアイが羞恥の言葉を投げかけるも、それを無視して再びペニスを最奥に沈み込ませる。
「ッん゛おぉ゛お゛お゛っ゛!?」
少女と呼んで差し支えない小さな尻がパンパンと叩かれ、純血を散らしたばかりの肉孔が刺激に耐えきれずヒクつく。
幼穴の異常な締め付けに限界を突破しそうだ。
「っぉぁ゛っあ゛っ?!…っ!!!」
連続して襲い掛かる快楽を受け止めるイビルアイは、浮いたままの足をピーン!と伸ばし、ピストンのたびに無様なアクメを繰り返す。
「体が軽いな~本当にオナホみたいだ」
「…ん゛っわた……し、おな……ほぉ…ッっ」
「うんうん。愛してるぞ♪」
「ぅ…!? お…゛っ……わたしも あ…いしてる…… お嫁さんに、なりゅ…ッ♥」
お嫁さんじゃなくてオナホさんなんだが……まあ幸せそうだしいいか。
その時、か細い腕が官能の火花に耐えきれず、プルプルと震えて壁から滑り落ちた。
支えを失った小さな身体は、猛烈な突き上げに抵抗する術を持たず無力に揺さぶられる。
宙に浮いた手足がぶらぶらと揺れ、正真正銘のオナホと化した背徳的な姿に俺の愛欲はさらに暴走していく。
「愛してるからさ、
「ぅ゛っ♥♥ うんっ! うんっ…♥ 出してっ! たくさん、っ…出してぇ!!」
必死な懇願に、理性が完全にふっ飛んだ。
彼女の小さな身体をガッチリ固定し、獣みたいに腰を叩きつける。
淫らな水音が宵闇に広がり、グチョグチョの内部が痙攣し射精へと導かれていく。
「オラっ! ザーメン受け取れっ!」
限界を超えた悦楽が爆発し、ドロドロの精液がびゅるるるっ! どびゅっ! ごぶっ、どぷぷっ…! と注ぎ込まれた。
「んおぁあっ! お゛っ? お゛っ? おぉ゛ッひ…!っすごぃっ! いっはいっ! いっはい
どれだけの時間そうしていただろう。長い長い射精を終え、敏感な肉棒を引き抜いてイビルアイを地面に下ろす。
力無く崩れ落ちた彼女は、舌をだらしなく出したまま潰れたカエルのように痙攣している。
まだ絶頂の余韻が冷めやらぬ中、精液を捻り出すようにロリまんこが収縮と弛緩を繰り返していた。
「ぉ……ぁ、へぇ…♥ しゅ、きぃ…♥」
放心状態でうわごとを繰り返す彼女を見下ろす。
年代物の処女を一夜でオナホに堕とした達成感で、俺の胸はいっぱいだ。
原作では恋が成就することもなく亡命してしまったイビルアイ。せめてこっちの世界では、オナホとして幸せにしてあげようと心に誓った。
◇
「……しかしよぉ、今回は完全に漆黒だけで解決したようなもんだよなぁ。すげーわアイツら」
お馴染みの宿酒場は、柔らかな日差しが窓から注ぎ込み、冒険者たちのざわめきを明るく照らしていた。
店の奥、陽光に照らされた丸テーブルを囲むのは、奇しくもあの時と同じ顔ぶれだ。
腕を組んだガガーランが、感嘆とも呆れとも取れる口調で、漆黒への賛美を送っていた。
「難度200を超えると言われたヤルダバオトを退けてしまいましたからね。……あの、ところでイビルアイ様の様子が……」
クライムが慎重に言葉を選びながら、イビルアイの方をちらりと見やる。凄腕の
彼女の指がテーブルの上で軽く踊るように動くのは、抑えきれない高揚感の表れだろう。
「あーだめだめ、こいつずーっと浮かれてやんの」
「だって…! ケンシ様に『君は俺にとってのオナホだ』と言ってもらえたのだぞ! それに吸けt…私の秘密を知っても受け入れてくれたんだ。これが浮かれずにいられるか!」
イビルアイの声は、仮面を隔ててもなお弾むような喜びに満ちており、どこか純粋な少女らしさが覗いていた
「イビルアイ様の秘密…?」
クライムが思わず尋ねると、イビルアイの動きが一瞬止まる。だが、ガガーランが素早く割って入った。
「おい馬鹿っ、あークライムは気にすんな。……えー…ところで、そのオナホってなんだ?」
「ふふん、なんでも“大切な存在”という意味の言葉だそうだ!」
「ほへー、良かったじゃねえか。じゃあクライムにとっては姫さんがオナホってことか?」
突然の指摘に、クライムの顔が赤らむ。彼は慌てて姿勢を正し、言葉を探すように視線を彷徨わせた。
「えっ、まあ……そういうことになります……かね?」
「は〜っ、ったく…はっきりしねえなぁオイ? だから童貞なんだよ。それともアレか? おめえにとって姫さんはその程度の存在なのか?」
「…っ! いえ、失礼しました。ガガーランさんの仰るとおりです。ラナー様は私にとってのオナホです」
最初は戸惑っていたその声も、最後には確かな決意に満ちていた。彼の瞳には、ラナーへの揺るぎない忠義と愛情が宿っている。
ガガーランは満足げに頷き、彼の肩を叩いて笑みを浮かべた。
「はっ、それでいいんだよ。頑張れよ、童貞!」
「……まあ、小僧もケンシ様を見習って精々精進するんだな」
ガガーランの嬉しそうな声が酒場にこだまし、イビルアイは珍しく優しげな口調で付け加えた。
二人の言葉に、胸に熱いものが込み上げたクライムは背筋を伸ばす。
「お二人とも、ありがとうございます!」
その声は、若さゆえの純粋さと情熱に満ちていた。
どんな試練が待っていても、三人の未来は間違いなく明るいだろう。
後日、イビルアイを監視していた