晩夏の夕日が沈む頃、カルネ村で開かれたエンリ族長就任祝賀会(笑)に参加していた俺とルプスレギナは、ほろ酔い気分でナザリックへと帰還した。
東の巨人を倒し、西の魔蛇を支配下に置いた今、あの村はもう大丈夫なはずだ。
ようやく肩の荷が一つ下りたな。…下りたよな?
広大な墳墓周辺の空気は相変わらず冷たく、どこか死の臭いが漂っている。
いつものように自室前に転移しようとした時、斜め後ろに控えるルプスレギナが声をかけてきた。
「タネヅ様、新たな配下となった西の魔蛇はどうされるおつもりですか? ナザリックに住まわせるのでしょうか?」
「んー、あいつには今後やらせる仕事があるからなぁ。今はまだトブの大森林に……ん? 新たな配下…?」
(そういやあの女、ここ数週間見かけてない気がするな…。シャルティアには『絶対に殺すなよ!』と言っといたけど、本当に大丈夫か?)
「どうかされましたか?」
「……ルプー、先に戻ってろ。シャルティアのとこに行ってくる」
「今からですか? ……あっ、…んっふっふ、タネヅ様はお盛んっすね〜。そういうことならお先ーっす♪」
そう言うなり、ニヤニヤと笑みを浮かべたルプスレギナが鼻歌交じりに第九階層へと戻っていった。
もしかしてなんか勘違いしてるんじゃないか? まあいい、駄犬はほっといて第ニ階層へ向かわねば。
──死蝋玄室の奥から、ボールガウンを纏ったシャルティアが優雅な足取りで現れる。
瞳は紅玉のように輝き、こちらを見るなり口元に妖艶な笑みを浮かべた。
「これはタネヅ様。わらわの守護階層へようこそおいでくださいんした」
「シャルティア、来て早々悪いんだが、例の漆黒聖典の……っていたわ。えーと…そもそもなんて呼べばいいんだ?」
視線を向けると、シャルティアの背後に控えていた一人の女が、血の気の引いた顔で恐る恐る前へ出てきた。
長々とした青髪を巨大な三つ編みにし、これまた巨大な魔女風のとんがり帽子を被っている。薄いピンクのローブは胸元が大胆に開き、誘うように白い肌を晒す。
しかもよく見ると、パジャマのようなショートパンツがズレて黒い下着が覗いていた。着こなしすら満足にできないかのようだ。
「し、漆黒聖典第十一席次、無限魔力改め無限絶頂でございます! 呼び名など必要ない、取るに足らない存在です、はい!」
無限絶頂てどんな二つ名やねん。笑かすな。シャルティアが付けたのか?
現地民としてはかなりの強者のはずだが、見た目やその挙動が全てを台無しにしていた。腰を折り曲げ、許しを乞うような笑みを浮かべている。
「いや必要ないってことはないだろ。無限まりょ…無限ぜ…なんか呼びにくいな。むーちゃんでいいか」
その瞬間、遠巻きにこちらを窺っていた
彼女たちの赤い瞳が一斉にこちらを向き、嫉妬と羨望が入り混じった視線が彼女に突き刺さる。
レベル的にはあいつらの方が低いはずだが、妙な圧を感じた無限絶頂ことむーちゃんが『ひぃっ!?』と怯えてしまった。
姿勢の悪い背中がさらに縮こまり、彼女に向けられた視線が一段と冷たくなる。後でフォローしないと拗れそうだな。
「こ、このたびは! シャルティア様のペットとしてナザリックへの加入を許していただいて、ありがとうございます! どうかこれからもおチンポ様、ひいてはタネヅ様に忠誠を捧げさせてもらえると、すっごく嬉しいなーって、心から思ってます。ほ、本当です。嘘じゃないですぅ。えへへ」
愛想笑いを浮かべながらあまりにも情けないことを言っている。
両手で頬を挟んで無理やり表情を作っているのが痛々しい。瞳には覇気がなく、自分を納得させるかのように首を縦にカクカク振っていた。
英雄級の姿か? これが…。
「どうでありんすかぇ? この女も少しは配下としての心構えができてきたと思いんす」
「……うん。まあ、そうかもな。三下感が半端ないが……。ふっ、でも振る舞いだけ見ると、一人称が“あっし”で語尾に“ヤンス”がついてそうなキャラだな」
自分で言っておきながら笑いそうになった。
むーちゃんを一瞥すると、どう反応したらいいかわからないようで、微妙な笑顔で頬が引きつっている。いやいや、冗談だよ。
「キャラ…? ようわかりんせんが、そうした方がいいと仰るなら、直ちに喋り方を変えさせんしょうか?」
俺は『そんな口調の魔女っ娘キャラ嫌すぎるだろ』の言葉を呑み込んで、何事も自然体が一番だよな、とお茶を濁す。
まあ無事は確認できた。とりあえずは一安心だ。
嗜虐心の強いシャルティアのノリに引っ張られたせいか、初っ端からやり過ぎちゃったもんな。
あの時は確か──
◇
時は遡り、本来であればシャルティアが精神支配を受けていたはずの頃。
「シャルティア、よくやったぞ!」
玉座の間にて、誇らしげに胸を張り、捕縛した漆黒聖典の面々を俺の前に引き出すシャルティアの姿があった。
隊長の男やカイレ含め、全員が気を失って倒れ伏している。
ただ、第八・第九席次だけは交戦中に死亡してしまったらしい。そう・・・(無関心)
「タネヅ様! ご覧の通り、現地の強者を捕らえて参りんした! そしてこやつらが持っていたアイテムも!」
ドヤ顔のシャルティアが差し出したのは漆黒聖典の装備。
「なにー! これはっ、
俺の棒読みが炸裂する。
いやー、まさかここまで上手くいくとは。洗脳されないようシャルティアには
念の為アウラも同行させたのはオーバーキルだったかな。
「やりましたねシャルティア、お手柄ですよ!」
「ムウ。コレ程ノ成果ヲ挙ゲルトハ……見事ダ」
「す、すごいですシャルティアさん!」
守護者男性陣がみんな素直に功績を讃える。アウラも言葉こそ口にしなかったが、嬉しそうにシャルティアを見守っていた。
ちなみにアルベドはハンカチを噛んで悔しがっている。ハンカチを噛んで悔しがる人って実在したんだ。
「本当によくやった。予想以上の成果だ。ただ、お前が暴走しないようにサポートしてくれたアウラや
「ありがとうございますタネヅ様! ふふーん、聞いた? ちゃーんとあたしにも感謝しなさいよね?」
「うっ、それは……その通りでありんすね」
自慢げに反らしていた胸元が、ほんの僅かに縮こまった。
どうやらアウラの名前が出たことでちょっぴり拗ねたようだ。こういうヤキモチを焼くような反応は可愛らしいな。
「さて……今回の功績には褒美を与えないとな。何か欲しいものはあるか? わかってると思うが、遠慮はなしだぞ?」
「褒美など恐れ多いでありんすが…いえ、タネヅ様がそこまで仰るのでありんしたら……」
彼女は捕縛された漆黒聖典の面々を見回し、ふと視線を止める。そこには、第十一席次こと無限魔力がいた。
露出度の高い衣装に身を包み、ダウナーな雰囲気を漂わせる魔術師風の女だ。
「そこな娘、いじめ甲斐がありそうで……ペットに欲しいでありんす! こやつを調教して、ナザリックの立派な下僕にしてみせんしょう!」
無邪気に手を叩き、赤い瞳が妖しく光る。
今にも涎が垂れそうな勢いで、俺は内心で頭を抱える。ついでにアウラとデミウルゴスも抱えていた。
(相変わらずの趣味だな……。漆黒聖典って別に最初からシャルティアを狙ってた訳じゃないんだよな? 装備品だけありがたく頂戴したら、あとは記憶を消した上で解放しても良かったんだが……)
「…確認だが、殺したりはしないよな? ペットだもんな?」
「もちろんでありんす! ご安心くんなまし!」
とてもいい返事をしながらジュルリと音が聞こえた。大丈夫かこいつ。
俺は咳払いをしつつ、努めて威厳のある声で答えた。
「いいだろう、他の奴らの処遇は俺が決めるが、その女に関してはお前の管理下に置くことを許可する。ただし、ナザリックの秩序を乱さぬよう責任を持って扱えよ。信頼しているぞ?」
「ははぁ! タネヅ様のご厚情、感謝いたしんす!」
◇
信頼しているぞ?(信頼しているとは言っていない)
という訳で、やはり不安になった俺は死蝋玄室まで来てしまった。
シャルティアの部屋を覗いてみれば、片手にディルドを握りしめ、爽やかを通り越して不気味な笑みを浮かべるド変態の姿が早速目に映った。嫌な予感が的中である。
「あ、タネヅ様♪ こなたをご覧になってくんなまし。ちょうど目を覚ましたところでありんすぇ」
その瞳に宿る光は、まるで獲物を前にした肉食獣。彼女の背後では、第十一席次が捕らわれた小動物のように縮こまっている。
「さっきの吸血鬼…! それに、あんた…あなたは一体……」
視線が俺とシャルティアを交互に彷徨う。表情には混乱と恐怖が混じり合い、自分がどんな地獄に放り込まれたのかを理解しきれていない様子だった。
「スレイン法国所属の第十一席次だろ? 番外席次の前だと萎縮してついつい揉み手しちゃうらしいな。卑屈すぎるからやめた方がいいぞ」
「なっ、ななな、なんでそれを!? まさか、占星千里と似たような能力を…!?」
「もうこいつのことを調べ上げたでありんすか!? さすがはタネヅ様です!」
千里眼ではなく
まあNPCや現地民にそんなこと言ってもわからんよな。
第十一席次は未だ敵意の目を向けてはいるものの、楯突く気はなさそうだった。シャルティアの圧倒的な力を目の当たりにした後だもんな、そりゃそうなるよ。
『どうか殺さないでください』と全身で訴えかけている。
「ふっふっふ。人間、聞いて喜びなんし。此度はぬしをわらわのペットとして、この栄えあるナザリックに迎え入れることが決定したでありんす」
「…は? 何を言っ──」
「はいはい、じゃあさくっと調教を済ませるでありんす♪」
声が弾むと同時に、一瞬で第十一席次の前に移動するシャルティア。人間の目では到底追えない速度だ。
次の瞬間、細い指がローブのリボンを無造作に解き、ガバッ! とひん剥いた。
予想外の展開に第十一席次が呆気に取られた直後、すぐさま両手で胸を隠そうとするが、圧倒的な力を持つ吸血鬼はそれを許さない。
「い、いやっ! たいちょぉおお!! クアちゃあああん!! 誰かっ、誰かたすけてぇええええ!!!!!」
死蝋玄室に虚しく響く叫び声。だが、この空間に助けてくれる人物など存在しない。
さながら獲物を弄ぶ猫の動きで、シャルティアは次にショートパンツに手を伸ばした。
下着ごと一気に引きずり下ろし、第十一席次の羞恥心がさらに煽られる。
「や、やめて! 無理っ! 本当に無理です!」
「隠すな! タネヅ様の御前でそのような無礼、許されるわけないでありんしょうが」
悲痛な叫びを一蹴したシャルティアは、手に握っていたディルドを掲げる。
よくよく見ると絶妙に男性器っぽくない形状をしており、『こういう形の置き物ですけど?』と言われればギリ信じてしまいそうなデザインだ。
BANされないためにはどうすればいいか、ペロロンチーノなりに頑張って考えたのだろう。ゲームでは使えないのに無駄な努力すぎる。
「ぬし、ユリほどじゃないんけれどやっぱり可愛いわぇ。まずは……」
シャルティアの唇が秘部に近づき、冷たい舌が敏感な部分を撫でる。真っ赤な舌がチロチロと伸び、計算され尽くした動きで繊細な責めを披露する。
「いやっ、そんなとこ舐めっ! ぁんっ…!」
必死に身体を隠そうとするも、
英雄級の強さを秘めているはずの存在は、今やエロ吸血鬼の掌で踊る操り人形と化していた。
「んちゅっ、れぅっ……ほれほれ、もっといい声で鳴きなんし。御方を楽しませるのよ。もちろんわたしもね」
舌がさらに深く侵入し、最も敏感な部分を巧みに刺激する。
第十一席次はもはや抗うことを諦めつつあり、執拗な愛撫に身体が火照り始めていた。
「んっ、やっ…だめっ……」
「ふふふ、気持ち良くなってきたのではありんせん?」
甘い喘ぎ声が聞こえてきたのを確認すると、シャルティアは持っていたままのディルドを前触れなしにグイッ! と敏感な部分に押し込んだ。
「ぁぎぃっ…がっ……! な…に゛…これっ……」
第十一席次の身体が衝撃に耐えきれず、倒れないよう支えていた腕がガクガクと崩れ落ちる。
シャルティアの手は容赦なく、身体の奥底まで暴き出すかのようにディルドを操る。
「く、ぁ…! やっ、お゛ッ……♥ んんぅ!?」
「おやおや。色っぽい声でありんすな」
シャルティアは楽しげに笑い、さらに激しく動かす。
この世界にディルドなんてものがあるのか知らないが、恐らく第十一席次はこういった玩具で慰めた経験が無いのだろう。
未知の快楽を振り払おうとのたうち回り、巨大な三つ編みが床を叩く。
ベッドに腰掛けて傍観していた俺は、徐々に股間が疼き始めるのを感じていた。
そろそろ加わるかと二人に近づこうとして──
「やめでっ、きもぢいいのっやめでぐださいっ! いったんぬい、抜いてくださっ…♥ あっ、だめっ、な゛んかっク゛る゛っ!! ん゛ん゛〜〜〜!!」
突然、プシッ! という音とともに、ディルドがスポッと抜け落ちた。オーガズムに達した秘裂から、イキションが勢いよく迸る。
「うわっ、ちょっと顔にかかった」
「えっ!? も、申し訳ありませんタネヅ様! わたしのペットが粗相を!」
「ひぇっ! す、す、すみまっ」
「いや全然大したことないよ、ほんとに少しかかっただけだから大丈夫。それよりなんか拭くもんある?」
不穏な空気を感じ取った俺は、平静を装いあえて軽い調子で会話を続けた。だが、胸の内ではこの場が地獄絵図と化さないよう、慎重に舵を取っていた。
シャルティアの過剰な反応と第十一席次の不憫な有り様が、周囲に妙な緊張感を生み出す。
「どうぞこちらをお使いになってください! …チッ、おいてめぇ何してくれてんだァ! 今ここで殺すぞゴラァ!!」
「いひぃいっ!!」
シャルティアがハンカチを差し出しつつ、チンピラの如く声を荒げた。眉目秀麗な顔立ちが憤激の形相に歪み、殺意すら感じさせる眼光が灯る。
部屋の温度が下がったかのような錯覚に襲われ、第十一席次は土下座の姿勢に近い状態で縮こまっていた。
「ちょっ、シャルティア! ステイ! 落ち着け!」
「っ、ですが! この女が御身の尊顔に……!」
その時、第十一席次の目に一瞬だけ光が宿ったのが見えた。
俺の機嫌を損ねなければこの絶体絶命のピンチを切り抜けられる。そんな僅かな希望を見出したのかもしれない。涙と鼻水を垂れ流しながら、必死に言葉を紡ぎ出す。
「ご、ごべんなさい! わざとじゃないんです! 許じでくだざぃ~! 」
(……反抗的な態度をなかなか崩さなかったクレマンティーヌとは真逆だな。あれはあれで興奮したけど。…うーん、シャルティアに任せると本当に殺しちゃいそうだしなぁ、こっからは俺が仕切るか)
「シャルティア、ちょうどいい機会だ。ナザリックの主として俺が直接躾けてやるよ。だからほら、傷つけるのは無しってことでいいよな?」
「はっ、タネヅ様の仰せのままに。そのお心遣い、感服でありんす」
「あああありがとうございます!! あの、私なんでもしますから!!」
第十一席次が命乞いをするように何度も頭を下げる。額を床にガンガンぶつけているが、そんなの気にしていられない様子だった。
かつては自身の強さを鼻にかけ、つけあがっていた時期もある第十一席次こと無限魔力。そんな彼女が、今はただ上位者の慈悲に縋るだけの無様な存在へと成り果てた。
「いい返事だ。では今からお前の忠誠心を示してもらう。シャルティア、手本を見せてやれ」
「はっ! では失礼いたしんす」
跪いたシャルティアが俺のズボンを恭しく下ろし、バキバキのペニスを解放させる。その光景を見た第十一席次の目が恐怖で見開かれるが、逃れる術はない。
「何度見てもご立派な…♥ よーく見ときなんし。チンキスで忠誠を誓うでありんす」
シャルティアが跪いたまま顔を近づけ、肉棒の先端にそっと唇を寄せる。彼女の冷たい口づけが軽く触れ、ゾクッとする感覚が走った。
「っ、シャルティアの唇、ひんやりして……」
「ちゅぷっ、んっ……ふふっ、気持ち良かったですか? ほれ、次はお前がやりなんし」
「は、はひぃ!」
シャルティアは第十一席次を振り返り、鋭い視線で促す。
彼女は這うような動きで素早く俺の足元に近づくと、そのまま足を開き、爪先立ちで腰を落とす。いわゆる蹲踞と呼ばれる姿勢をとった。
楽しませるための意識的な行動かはわからないが、このタイミングでチンイラを煽ってくるとは……なかなか伸びしろがある奴だ。
すでに心の折れた彼女は、素直に肉棒への口づけを試みる。
うっすらと涙を流しながらも何とか笑顔を作り、助かりたい一心で亀頭への媚びキスを繰り返す。
「ちゅっ、ちゅぱっ……いかがでしょうか? へ、へへ……」
「よし、いいだろう。お前の忠誠を受け取ろう。これで正式にナザリックの一員だ。お前はシャルティアのペット、そしてシャルティアの主である俺のペットにもなった訳だ。シャルティアもそれでいいな? こいつを無闇に傷つけるなよ」
「もちろんでありんす。タネヅ様に忠義を捧げる者同士、仲良くやっていくつもりでおりんす。そうよね?」
「…ゃ、やった……! ありがとうございます! ありがとうございますぅ!!」
「では射精するまで、このままお前の口を使わせてもらうぞ」
「へっ? あ、あの、ちょっ待っ、ぉぐぇぇええ゛ッ゛!?」
間髪を入れず、咽頭を直接ぶん殴るような男根の一撃を放つ。主を待たせようなどと甘えた戯言を宣う下僕は、しっかりと調教しなければいけない。
「何を待つ必要があるんだ? 忠誠を誓ったんだろ?」
「ばっ、ばっへぐだざい! じぶん゛べっ! じぶん゛べうごぎばずっ!」
「遠慮しなくてもいいんだぞ? ほらっ!」
辛そうなペットの代わりに俺自らが腰を動かし、喉まんこで激しくペニスをシゴく。
シャルティアが彼女の頭に手を添え、動かないよう固定してくれた。よく出来た配下だ。
「えお゛ぉお! ふ、太すぎぃ゛っ、息゛っ、でぎなっ…んっごぇっ、ぅゔぇええっ!!」
「ははっ、声えぐっ。シャルティア、俺だけ気持ち良くなるのも悪いからさ、またディルド入れてやれよ」
「んぅっ!? ん゛〜〜! ん゛〜〜〜っっ!!」
抗議のつもりか、それとも呼吸ができなくて苦しいのか、太ももをバンバンと叩いてくる。
しかし、下のお口が寂しそうにパクパクと開閉していたのを見逃す俺ではない。
「下々の者にまでお優しいでありんすねえ。それじゃあ……えいっ♪」
ズブブっ! と挿入された途端、喉オナホの瞳がグリン! と上を向いた。
エロ蹲踞のまま足がプルプルと震え出し、淫汁がだらしなく滲み出る。
その光景に我慢できなくなった俺は、身体の奥から込み上げる衝動に身を委ねる。
肉棒が脈打ち、一際大きく膨張し始めた。射精はもうそこまで迫っている。防波堤の決壊は目前だ。
──肉の塊から熱い雄汁が溢れ出し、喉奥に解き放たれる。
ぶびゅーッ゛!どびゅるっ、ごぷっ、ぶびゅるびゅるるるーっ! びゅぅ゛っ!
「む゛ぉっ!? ぉっ、ぼぇっ!! ォぼっ……んぉぇェええ゛え゛!!」
頭を引き寄せ、ペニスをさらに奥まで突っ込んだ。
射精に導いた褒美として、ドロドロの子種を食道に直接注ぎ入れる。
「ん゛ん゛むぅぅ…! んぼっ、んぶぅ、…………お゛ッ………おッ……ぉッ…」
「オホっ♥ なんという濃厚で潤沢な精……まことに羨ましいでありんす」
窒息死させてしまうのではないかと思えるほどの、長きに渡る吐精。
全て出し切りペニスを引き抜くと、第十一席次は口が半開きのまま倒れ伏す。どうやら放心状態らしい。
意識を失っても尚、本能でザー汁を嚥下していく様は新参者ながら天晴れである。
そんな彼女に敬意を評し、慈悲を与えることにした。こうやって配下にも気を配るのが支配者としての努めだ。
「せっかくだ、最後までイカせてやれ」
「おぉ……タネヅ様の慈しみのお心は天井知らずでありんすなぁ。ほれ、御方に感謝しなんし」
「……ぁ、んぇ…? え、へへっ……?」
口からは涎が糸を引き、太ももを伝う淫汁と混ざり合って淫靡な模様を描く。
意識はすでに快楽の濁流に飲み込まれ、焦点の合わない瞳が虚ろに宙を彷徨っていた。
「気を失ってるとおもしろうありんせん。はよう目を覚ましてくんなまし」
シャルティアの手がディルドをヌポッ♥ と引き抜いたかと思えば、肉穴に再び突き入れる。
ガシガシと雑に突っ込むと、濡れた肉壁を掻き分ける音が響いた。
「っほぉおおぉぉぉお゛お゛!?」
「まっこと汚らしい声だわぇ。淑女としての品位といわすものが欠けているのではありんせんこと?」
「ほっお゛ぉ! ぉ゛ひッ、おぉおお゛ぉ~~~ッ!?!?」
第十一席次の絶叫はもはや人間の言葉を超え、快楽に狂った獣の咆哮そのもの。
秘部はだらしなく開き、透明な愛液がダラダラと垂れ流され床を汚した。
「ひぐっ、もっ無゛理゛ぃ~ぐりぐりっ、や゛め゛ッ…! へぁあ゛~~~!?」
その声は死蝋玄室に虚しく反響し、彼女の敗北をさらに際立たせる。
俺はその堕落を眺めながら、股間の猛りが再び硬くなるのを感じていた。
抜き差しする速度を上げたシャルティアが、ぐちょぐちょの淫穴を無慈悲に蹂躙する。
第十一席次の身体は壊れた機械のようにガタガタと揺れ、床の水たまりがさらに広がっていく。
「気持ち良さそうだな。ほら、絶頂する時はなんて言うんだ? さっきは勝手におしっこ出しちゃったもんな?」
「みっともない顔ねぇ。ほれ、とっととイキなんし」
「イケよ」
「イキなんし」
「イグイグイグイ゛っっグっッ゛ッッッ!!!!!」
「「はいよく出来ました♪」」
絶頂を宣言すると同時に、プッシャァァァァアア!! と二度目のイキションが飛び散る。
第十一席次は白目を剥いて泡を吹きながら、完全に理性の糸が切れた姿を晒していた。
今度はシャルティアがしっかりと固定してくれているので、みっともなく濡れそぼる膣口にはディルドが刺さったままだ。身じろぎするたびに、ぴゅっ♥ びゅうっっ♥ と断続的に潮を噴き続けている。
快楽を求めて無意識の腰ヘコダンスまで踊っているのは、まあご愛嬌というやつだ。最後まで主を飽きさせないその姿勢、まさに大義である。
ナザリックに新しく加わったペットは、きっと快楽の奴隷としてこれからも尽くしてくれることだろう。
……それにしても、原作だと番外ちゃんに頭をへこへこ下げていた第十一席次が、こっちの世界では腰をへこへこ上下させているとは……なんて不憫な女だ。誰だこんなかわいそうなことをした奴は。
無限に絶頂を繰り返す様は見ていて飽きないものだが、残念ながら俺はまだ満足していない。
連続アクメ中のペットをほっといて、次はシャルティアとのイチャラブえっちを開始したのだった。
だからそのシャルティアちゃんとのイチャラブえっちを書きなさいって言ってんのよ!(帰ってきた正論オカマ)