転生時の要望が違う形で受け取られた件 R-18版 作:篠白 春夏秋冬
「~♪ ~♪」
テクトは自身の庵で鼻歌交じりに指を動かしていた。
これだけであれば休日に一人趣味に没頭するように見えるかもしれないが、ハミングにまざる蜜壺をかき回す水音がそれを否定される。
「……」
テクトによって無遠慮な愛撫を受けているのはミリムだった。
しかし、普段の快活さはどこえやら、完全に脱力したままされるがままになっていた。
テクトが指の動きを激しくし、弱い箇所を掻いていくと小さく潮を吹いて絶頂したようだった。それでも意識を戻すことはなく、その目は閉ざされたままである。
「ま~だ戻ってこないか」
テクトが不機嫌そうに時間を確認すると、すでにミリムを連れ込んでから一時間以上も経過していた。
というのも、ミリムは絶頂を重ねて意識を飛ばしたわけではなく、この日出会った時からすでに意識はない状態だったのである。
何者かの悪意によってではない。ミリムに対して無体を働こうとする存在などそうはいない。もし可憐な見た目に誘われてそんなことをしようとする存在がいれば、即座に捕縛されているはずなのだ。
では何故このような状況になっているのかと言えば、何のことはない。
ただ、“
それだけであれば、本来テクトに思うところはない。地下迷宮で遊ぶのは個人の自由だ。テクトはたいてい仕事で参加できないが、仕事の合間にガイアと遊ぶためにミリムが訪れているのは認識している。テクトの不機嫌の理由は別にあった。
「今回で三回目だもんな? 仏の顔も三度ってな」
「……」
この三回目とはミリムがデートをすっぽかした回数である。この回数に仕事が終わらなかったことによるドタキャンは含めていない。あくまでミリムがほかの遊びに夢中になった結果忘れたときだけをカウントしている。
これまでは肩を竦めてみせるだけで済ませていたし、今回もそれほど怒っているわけでもない。だが、約束を何度もすっぽかされて不機嫌にならない程心が広いわけでもなかった。どうしようかと考えている内にちょうど慣用句を思い出したのでいたずらを仕掛けていたのである。
「じゃぁ、そろそろ強めにイッてみようか?」
「……」
テクトの問いかけにミリムは答えない。魂が地下迷宮にあるので答えられるはずもないのだが、無言は肯定として扱い、嗜虐的に微笑みながら手を動かし始めるのだった。
まずは着ていた服を脱がしていく。
寝ている間に下着を濡らしていたかのような状況にしてからかう程度のつもりだったが、これ以上するのであれば着せているのは邪魔になるだけだった。
無抵抗のミリムをあっという間に裸にすると、まずは胸へと手を這わせていく。
「ちょっと大きくなったかな? まぁ、最近気にしてたもんね」
根本から先へ、ゆっくりと凝り固まったものをほぐすように揉んでいく。決して先端には触らぬよう、慎重に手を動かしながらしばらく揉んでいると、乳首も勃起し自己主張を始めた。
だが、それを触ることはしない。その周辺-乳輪の縁へ指を這わせ、弱火でじっくり煮込むかのように焦らしていく。
やがて乳首だけでなく乳輪全体が膨らみ、自己主張をするようになっていた。それを確認して、今度はほんのわずかに触れる程度の距離感で乳輪をなぞっていく。
張りつめていくのに合わせてギリギリの距離を保っていると、乳首がわずかに震え始めた。
絶頂する寸前の陰茎のような反応を見せるそれにテクトは満足げに口の端を吊り上げると、躊躇なく摘まみ潰した。
「……」
焦らしに焦らされ渇望していた刺激に、ミリムの身体は激しく反応し、絶頂とともに体がこわばり潮を吹く。そのまま乳首を弄んでいると絶頂を重ねたのか断続的に潮を吹いた。
それでもミリムの表情は静かなものであり、喘ぎ声も上がらなかった。
「ふむ……」
そのまましばらくミリムの乳首を弄んでいると、さすがに反応も鈍くなっていく。連続した絶頂も小康状態となったことでテクトが更なる獲物を求めて視線を落とすとミリムの陰核はすでに包皮を押しのけんばかりに勃起していた。
既に張りつめたそれを今度は焦らすことなく一気に包皮を剥くと乳首とともに摘まみ上げる。
「……」
相変わらず表情は静かだが、身体は新たな刺激に絶頂する。
ひとしきり陰核を虐め、テクトは手を止める。それは終了ではなく次の責めの準備のためだった。
「こんなもんかな」
用意したのはブラシ状にまとめた糸だった。毛先を撫でて感触を確かめると両方の乳首と陰核に触れさせる。
そのまま磨き上げるように動かせば、無数の繊毛が敏感な突起を撫で上げていき、ミリムの身体は絶頂を繰り返した。
テクトの気の赴くままにブラシを二つ、三つと増やしていき、最終的に乳首と陰核はブラシに囲まれ見えなくなっていた。
ドーム状に形成された糸の内側では毛束ごとに独立して縦横無尽に動き回り乳首と陰核をこすり上げていく。
「……」
やはり表情は静かだが、身体は絶頂を繰り返しており、痙攣と潮吹きを続けていた。
テクトは時間を確認すると、既に数時間が経過していた。それでも目を覚まさないミリムを眺め、一つの可能性に思い至った。
「もしかして、リムルが何かしてるのか?」
テクトとリムルは仕事のスケジュールを共有している。決済や視察など様々な仕事を円滑に進めるために行っているわけだが、緊急時のために休暇中の予定も確認できるようにしているのだ。そして現在、急ぎの仕事はないためサボってもさして問題ない。つまり、ミリムが誘えば“死を齎す迷宮の意思”として迷宮に潜ることは考えられた。
だが、予定を共有しているリムルにはミリムとデートの予定であったことは知っており、“死を齎す迷宮の意思”としてともに迷宮に潜っているのであれば、ミリムに注意を促すことはできるはずである。
にもかかわらずミリムに何の変化もないということは、リムルが意図的に黙っており、ミリムに予定を思い出させぬよう彼女の意識を目の前のことに引き付けている可能性があった。
何のためか―おそらくはこの状況のため。実のところ、「仏の顔も三度」という話はリムルにも二度目の直後ではあるがしていた。
そのため、リムルが何かしているのであれば、それはお仕置きのための時間稼ぎということになるのだ。
ミリムが近くにいる可能性があるため本人に確認はとれないが、異世界人かつ男性の目線でテクトを理解できるリムルであればこの考えも的外れということも考えづらく、テクトは肩を竦めるとミリムへ向き直った。
とはいえ、これ以上となるとあまり出来ることは多くない。正確に言うのであれば出来ること自体はあるが、この状態のミリム相手にする気が起きないといったところだ。
そういうわけでテクトも服を脱ぐと勃起しきった肉棒をミリムの膣へと突き入れた。
絶頂は重ねているが表情と同じで平常時とさほど変化のない膣をかき分けながら強引に抽挿を繰り返すと、痛みを感じるほどに収縮する。
普段と全く違う感触を楽しみながら腰を振り、そのまま最奥で射精する。
まるでラブドールに射精するかのような何の感慨もない射精を本人へとぶちまけたことにテクトは倒錯的な快感を感じつつ、未だ硬さを保ったままの肉棒でミリムを犯し続けるのだった。
「ふぅ、結構片付けに時間かかったな」
気が済むまでミリムの身体を虐め倒したテクトが冷静さを取り戻し、部屋に飛び散った体液などを掃除し終える頃には日が暮れていた。
部屋の掃除は終えたものの、ミリムは未だ全裸であり、膣からは逆流した精液が溢れている。
普段掃除をしてくれているシュナ達へ感謝をしつつ、ミリムを洗うために抱きかかえようとしたところで、ミリムの魂が地下迷宮から戻ってきた。
「お」
「ん、んん……」
魂が戻ったミリムはわずかに顔を顰め、薄く目を開ける。
「テク──ッ⁉」
そして、テクトの姿を目に収め、一気に目を見開き
「おぎょぉ゙ぉ゙お゙お゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙!!⁇♡♡♡」
激しく絶頂した。
「うぇ⁉」
「お゙お゙お゙お゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙お゙お゙ぉ゙ぉ゙お゙!!♡♡♡♡」
テクトの驚愕をよそに、ミリムの絶頂は続く。
仰向けに寝かされていた身体は反り返り、ブリッジのような体制になる。無意識に快楽の起点を抑えようとしているのか両手は股間に添えられていたが、吹き出す潮の受け皿となるだけだ。
「ほごお゙お゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙お゙お゙お゙ぉ゙ぉ゙お゙!!!!♡♡♡♡」
やがて吹き出し続ける潮が足を滑らせ、尻が床へと落ちる。しかしすぐに腰が浮き上がり、体制を崩したことで抑える手の外れた股間から潮が吹きあがった。
足が滑った際に足が開いたのか、大股開きで股間を見せつけるかのような姿勢になる。そこから壊れた蛇口のように吹きあがった潮は天井にまで達し、ミリムの全身を濡らしていく。
「あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!!♡♡♡♡」
股間から離れた手は気づけば乳房に置かれ、やはり湧き上がる快楽を抑えるためか力を込めて押さえつけていた。そして、強すぎる快感を拒絶するかのように頭が振られ、全身に浴びた潮で再び滑ったミリムはそのまま反転し、うつ伏せの体制から一度エビぞりになったが空中を足で掻いた後、足を床につけ尻を高々と突き上げるような姿勢になった。
「ゔお゙お゙お゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙お゙お゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙!!!!♡♡♡♡」
既に生物であれば脱水で死亡するだけの水分を放出しているが、ミリムの絶頂は止まることはなく、潮も吹き続ける。あらゆる体液を垂れ流しべとべとになった顔でもはや咆哮のような喘ぎ声をあげるミリムをみながら、テクトはこの状況にあたりをつけていた。
「あれだ。後から快感をフィードバックする時間停止系だな」
テクトの推論は大きく間違っていない。現在ミリムはお仕置きと称した様々な快楽責めの快感に襲われている。
魂が抜け無抵抗となった肉体も反射行動として絶頂はしていたが、快感の情報そのものは処理されず精神の伝達網に留まっていた。それが魂が戻ったことでミリムの精神に叩きつけられ、絶頂を追体験し現在の状況に至っているのだ。
さらに、快感の情報は時間経過をなぞるのではなく、雪崩のようにほぼ同時に押し掛けるようにミリムへと負荷をかけており、ただでさえ苛烈であった責めが何倍にもミリムを苛んでいた。
「あ゙がぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!!♡♡♡♡」
「……」
先ほどまでと全く別の方向で快活さを失い、連続絶頂を晒すミリムに満足したはずのテクトの嗜虐心が再び鎌首をもたげ始める。
掃除に際して着なおしていたためにミリムが吹き散らした潮でずぶ濡れになった服を脱ぎ、絶頂で痙攣するミリムの腰を抑えるように掴む。そして位置を調整すると、快感で慄く膣に遠慮なくぶち込んだ。
「ほぎゅ⁉♡♡ふごぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙お゙お゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙!!!!♡♡♡♡」
全身を震わせる絶頂の中、新たな快感を与えられミリムの絶頂がより深まる。
先ほどの無機質な自慰のような性交とは違い、今度はミリムの膣が激しくうねってテクトから精液を絞りつくそうとしてくる。子宮口も亀頭をくわえ込むように吸い付き、テクトの動きを阻害する。
強烈な抵抗を振り切り腰を振るが、貪欲に精液を求める膣の刺激にさほど我慢することなく射精した。
「はぎゅあ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!!♡♡♡♡」
最奥にぶちまけられた精液がもともと収まっていた分を押し流し、僅かな隙間からにじむように漏れ出していく。
気絶しようにも強烈な絶頂が気を失った端からたたき起こし、ミリムの精神を一瞬たりとも休ませない。
最終的に気絶出来るまで数時間を必要とし、その間に二十を超える膣内射精を受け止めることになった。
「流石に少しやりすぎたかな」
「あ゙……が……」
頬を掻くテクトの前で気絶したミリムは弱弱しく痙攣を繰り返していた。
白目をむき、舌をしまうことも出来ずに垂らしたままのミリムを見てテクトは両頬を叩いて気持ちを切り替えた。
大きく深呼吸して煩悩を追い出すと、全身を様々な体液で汚したミリムを洗うために風呂へと向かうのだった。
本当はもっと投稿頻度遅いはずだったんです。
でも、丁度良いストレスの発散先になっているというか……まぁ、いいか!