待ちに待ったこの時が今来た。
私がずっと狙っていた男三人組、ボマー。何があったのかは知らないけど、負けて拘束されている。私の能力では到底太刀打ちできないからずっと遠くから狙っているだけだったけど、ついに、ついに彼らをブチ犯せる時が来た。
半径20メートル以内が同行の効果範囲。ラッキーなことに、まだ彼ら以外に人はいない。歩くたびじりじりと距離が近づいていくのに、にやつきが止まらなかった。
彼らの顔が見えるくらい近づくと、流石に目が合う。ずっと追い続けてきたから私は知ってるけど、向こうからしたら初対面の知らない女だ。
「ブック」
向こうがブックと唱える前に、私はバインダーからカードを出す。
「
拘束されたままの彼らと私が飛ばされる。待ちに待ったこの時だった。
「……なんのつもりだ」
ボス格のような存在、ゲンスルーが冷静そうにそう言った。私が彼らを移動させたのは、岩壁をコツコツ削って作った部屋。深い洞窟のような場所だった。街へ飛ぶのは人が多すぎるから、予め用意しておいた被害者をここに閉じ込めて、アカンパニーで飛べるようにしておいたのだ。
「カード出して」
「カードが目的か?」
「半分そうかな」
こちらを軽く睨みながらも大人しくブックと唱える。やっぱり負けて大人しくなってるのだろうか。隣の二人はゲンスルーの動きに身を任せているのか、自ら動こうという気配はない。
「えーっと、あったあった、魔女の媚薬に……長老の精力増強薬……身重の石! 流石ゲームクリア目指してただけあって品揃えが違うね」
「で、質問には答えてくれるのか」
目に微かな闘志が透けて見える。遠くから見ていたところ、サブだけ大天使の息吹を使用されなかったようだから軽度とはいえダメージは残っているだろう。一人だけダメージを負ったまま、無謀な戦闘を仕掛けてくるとは思えない。ハッタリだ。
「簡潔に言うと、私はあなた達の命を奪ったり、拷問をしたりはしません」
三人の表情が険しくなる。そりゃそうだ、私がもらったカードで大体のことは察しがつくだろう。
「私の目的は、好みの男を犯すこと。ただそれだけ」
犯すって、と声が上がる。長髪の男、バラだ。
「お前女だろ、ホルモンクッキーを使うならまだしも……」
「ホルモンクッキーも使ったことはあるんだけどね、それだと現実的なサイズにしかできないから」
押し黙った三人に見せつけるように、ゆっくりとスカートをめくる。私はこれでもグリードアイランドに入れる念能力者。その念能力が、これだ。
「な……、それ……ッ」
誰が言ってるのかもよく分からない声。慣れた反応に自然と口角が上がる。私の股間にはーー女性用のショーツから大きくはみ出た、ペニスがあった。
「これが私の能力。これでなにしようとしてたか分かるでしょ」
1分経過。カードが自動的にアイテムに戻る。
「……お前は勘違いしているようだな。俺は自らの意思で拘束を解かないのであって、俺自身の能力で拘束は解け……ッ」
ゲンスルーが最後まで言い切らないうちに無理矢理口付ける。私が持っていた魔女の媚薬、最後の一粒……。舌で転がしてゲンスルーの口の中に入れる。舌を噛もうとしてくるが問題ない。どうせすぐ効くのだから。
「ん……ッ、ふ……ッ」
私の舌が血の味しかしなくなった頃、ようやく効果が出始めたのか軽く声が出るようになった。サブとバラの視線が痛いほど背中に刺さるが、それも興奮材料にしかならない。お前らの仲間が見ず知らずの女にキスされて興奮してるぞ、惨めだなと微笑みを向けてやる。
ゆっくり口を離すと、ゲンスルーは息を荒げていた。
「ねえ、これから私が最高に気持ちいいことしてあげるって言ってもその拘束解く? 解いたらやってあげないけど」
もちろん勃っているそこを、私は服越しに優しく撫でた。
私の能力はペニスを具現化するのと、もう一つ。私の体液に媚薬作用を込めること。
例えば唾液でも、血液でも、精液でもなんでも体内に取り込ませれば誰でも簡単に欲情させられる。そして、最高に気持ちよくさせられる。今ゲンスルーは魔女の媚薬の作用で私を好きになっているはずだし、私の体液で完全に欲情しているはずだ。
「サブとバラは……二人には、何もするな」
完全に刺激が欲しくてたまらないはずなのに、キッと睨みつけてくる。素晴らしい仲間意識!
「おいゲンッ! 薬で無理矢理惚れさせられただけだ! じきに解ける」
バラの方がゲンスルーに向かって叫ぶ。まあ、ここで5年もやってこれた実力者だ、いくら好きでもカードの効果だと理解して我慢することはできるだろう。
「そうだぜ、俺達の方が付き合いずっとなげェだろ!?」
同じようにサブが言う。ゲンスルーが絆される前に、私は再び口付けた。
「んぅ……ッ!?」
多分ゲンスルーしかこの拘束を自ら解けないのではないか。それに、一応はこの3人のリーダー的な存在に見える。先に堕としておいて損はない……。
服の上から乳首を探し当てて、優しく擦る。勃ったそこには触ってあげない。
「ふ……ッ、ん、う!」
噛まれたらそこを摘んで、噛むのをやめたら優しく撫でてあげるのを繰り返す。そのうち服の上からでも分かるくらいぷっくり膨らんできた。サブとバラはゲンスルーの代わり様に驚いてなのか、萎縮してなのか黙ってしまっている。
ゲンスルーは顔を真っ赤にしてこくこくと私の唾液を飲み込み、大人しく舌を絡め合わせ、動かせない腰をかくかく動かそうとしている。無様な格好が可愛い。
「っん……、どうしたの? 触って欲しい?」
「ッ、はッ……」
弱気な目をしている。
「触って欲しいならお願いしなくちゃ! 乳首ぎゅーってしてくださいって、言えるよね?」
「い、うわけ……ッ」
「じゃあ二人にもおんなじことしちゃおうかなあ」
表情が歪む。優しく胸を撫でると、涙で潤んだ目で睨まれた。全くもって怖くない。
「ゲ、ゲン……俺達の為なら、言わなくていいから……」
さっきよりもずっと弱々しい声がする。見ると、同じく泣きそうな顔をしたサブだった。
「どうせお前……ゲンが何言おうが関係なく俺達にも手出すつもりだろ」
反対側からバラの声が飛んでくる。その通り。せっかくの機会をやすやす逃すわけにはいかないのだ。だから、三人全員きっちり抱かせてもらう。
「……正解。バレちゃったなら言ってくれないよね〜……。でもさあ、二人は見たくないの? お友達が乳首でイかされるところ」
「はあ!?」
ゲンスルーのピンと勃った乳首に指を添える。それだけでびくっと身体が動いた。
「ちゃんと見ててね」
きゅっと乳首を指で摘むと、それと同時に小さい声が上がる。サブとバラは信じられないような表情をしながらも、目が離せないようだった。
「ほら、コリコリしてあげるからね〜♡」
「ん"う"ッ♡ ッあ"♡ はっ、〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡」
跨った体がびくびくと跳ねる。ああ、かわいい。しばらくして余韻が消えると、ゲンスルーが小さな声で啜り泣き始めた。じんわりと絶望の雰囲気が流れる。……私以外は。
「あはは、出ちゃったの? ぐしょぐしょ……」
濡れた股間に手を伸ばす。涙で潤んだ瞳は確実に「やめてくれ」と訴えかけているけど気にしない。服越しに撫でると、耐えるような声が上がった。
「っ、や、あ"、う"あ"ッ」
服の上からペニスを擦ると、触っていくうちにどんどん硬さを取り戻す。
「まっ"♡ と、め"っ!♡ いく……からっ……!♡♡」
びくびくと体が震える。服越しでも分かる、生暖かいぬるぬるした感触。
「どーお? 私の能力、凄いでしょ」
体の下で感じるぴくぴくした余韻。続けて喋ろうとした時、「わかった」と弱々しい声が聞こえた。
「わかった……から、抱かれる……、から、ふ、2人には……見えないところで、やってくれ……」
涙と汗でぐちゃぐちゃになった真っ赤な顔で、必死にこちらを見つめている。そんな可愛い顔で見つめられたら……。
「……しょうがない。別室に行こうか」
「はっ……、な、ゲン! そんなの何されるか……っ」
「うるさい」
バラの長髪を掴んで無理矢理口付け唾液を流し込む。
「大丈夫、ちゃーんと無傷でお返しするからね♡ そしたら後は2人だから……楽しみにしてて」
呆気に取られたままのバラを地面に戻してあげる。そうして私はゲンスルーを抱き抱え、洞窟の奥へと向かった。