そして運命の3日後。
相対する敵はハンターさん。攻撃性能と俊敏性を強化した改良型との事。通常個体より小型だが素早く、爪がブレードの様に伸びる…。出し入れ出来る爪を舐める様が、なんかとても強そうです…。
こちらは自身を含めて5体。6体目はなんと間に合わず!すまんの一言で流された。そして肝心のケルベロスの改良型も一体のみしか居ない。他は通常のケルベロスである。…博士ぇ。仕事して!!!
ふふっ。予想通りだな。犬塚に有利な条件を出してやったがボーナスゲームだ!これで楽に上からの評価が上がる。
この現状にハンター側の研究者はニッコリ♪(´ε` )早くも勝ちを確信してるご様子で御座います。
う〜む。アキラよ!厳しい戦いになるかもしれんが、頑張って勝ってくれ!
( ̄^ ̄)つーん。
おい!一応改良型は一体だけでも用意出来てるんだからな!?それに数では此方が圧倒的に有利だ!行けるって!
…数の有利は確かにある。でも期待の改良型がアレではなぁ?
何をどう改良したらそうなるのか、そのケルベロスは巨体でぶくぶくの肉達磨であった。大きさは力士の大柄な横綱サイズ!圧巻の巨体で尻を地面にドッシリと据えて座って居る!いや…、座ってる事しか出来ないのだ!あとは前に投げ出した足をプルプルと遊ばせてるだけである。
そんなヤツに何を期待しろと!?博士のクソ野郎!
ではこれより試験を開始する。
ビーーーー!
ブザーと共に各々の柵が開く。ドーム型の決闘部屋へケルベロス改良型を除くモンスター達が放たれた。
ケルベロス改良型、ヤツには期待出来ねぇ。まずは他のケルベロスへと合流だ!
わう!(^o^)
ねぇ?俺と共闘しないか?
グルルッ!ワウワウ!ガルァ!
なんで!?俺も一応犬型なのに!悲報、俺は仲間に入れて貰えず!むしろ敵対される始末である。俺対ハンター対ケルベロス3体の三つ巴戦となった。そしてケルベロス改良型は完全放置。
数で有利なケルベロス3体は、俺とハンターを囲む様に追い詰める。そして追い込まれた俺とハンターの距離が必然的に近くなる。仕掛けたのは俺かそれともハンターか。互いに互いを牽制した隙を狙ってケルベロス3体が同時に襲い掛かる!脅威的な上手い連携だ!だがラッキーな事に俺には1体!ハンターには2体のケルベロス!体格差もあり、俺の脅威が低く評価された結果なのだろうが助かった!これならまだ捌ける。
バチッバチン!!!ギャン!?
俺の特殊能力である生体電気を浴びせて、襲い来るケルベロスを一時的に撃退!だが俺のこの能力は不完全である。連発不可で威力はスタンガン前後、当然自身にも負荷がある。くっ!身体が痛いし足がプルプルするぜぇ!_:(´_`」 ∠):
ハンターは流石に2体同時に捌く事が出来ず、腕と足に噛みつかれている。腕のケルベロスを投げ飛ばす!そして足のケルベロスにその爪で反撃!ダウンを取りそのままトドメを刺す。うん。やはりあの爪は脅威である。そして此方に跳躍して!
ドシュ!!
俺の生体電気で感電してたケルベロスは、ハンターの飛び掛かり攻撃で絶命。またもや俺は敵としての評価が低くて助かった…。(^-^;
くぁwせdrftgyふじこlp!!!
突然の咆哮!それは置き物と化していたケルベロス改良型の咆哮だった。俺もハンターもケルベロスも何事かとヤツへと振り向く。ケルベロス改良型は今まさに変異を始めていた…。
見世物の戦いを見て愉しむ者
そして評価する者
部屋の掃除をする者