カードの精霊たちと過ごす甘い毎日 作:薄いブックス!!
「マスター、起きてください」
綺麗な女性の声に目を覚ます、マスターと呼ばれた青年。目の前には薄い藍色の長髪を腰まで伸ばした女性がおり、青年の顔を覗き込んでにっこりと優しい笑顔を浮かべる。
「もう朝か……おはよう、ルルカロス……」
「おはようございます、マスター。もう皆、起きていますよ」
ふふ、と笑いながらベッドの上から起き上がる青年。その隣に座り込んだルルカロスの姿を見ながら、脳裏に1枚のカードの姿を浮かべる。そのカードの名前は、ティアラメンツ・ルルカロス。デュエルモンスターズのカードであり、青年の愛用するティアラメンツデッキの中でも強力なカードの1枚だ。
「そっか……なんかもう、慣れちゃったな。皆と一緒の生活なんて」
「そうですね」
デュエリストのカードへの思いが、デュエルモンスターズの精霊を宿らせる。ティアラメンツ達も、そうして彼の下に来たのだ。出会った当初は青年も驚いていたが、今ではすっかり慣れたものだ。と、そんなことを考えながら青年がルルカロスの顔を覗き込むと、少し照れた様子でルルカロスは顔を逸らしてしまう。
「えっと……どうされましたか?……あ」
青年の手が、ルルカロスの手に触れる。ティラメンツ達はカードでは錠前のような装飾を身に着けていたり、手足の先がヒレのようになっていたりしているのが特徴的だが、さすがにそれではこの世界の生活に支障が出てしまう。そのせいか、実体化する際に彼女たちは人化の術を用いている。術によって人の体に変化した今のルルカロスは、装飾やヒレがなくなり、服装もルルカロスの時に着ていた豪勢なドレスではなく、キトカロスだった時に身に着けていた青を基調とした丈の短いスカートが特徴的なティアラメンツ共通の服装になっている。それ故、美しい太ももや腋が見えるようになっており、大きな胸が強調されている。
「……」
魅力的な彼女の姿を見て、ごくりと生唾を呑み込む青年。精霊として現れたティアラメンツ達は4人。ティアラメンツモンスターは厳密には8体いるが、内、キトカロスとルルカロスは同一人物。そしてルルカロスが存在している時点でティアラメンツ唯一の男性型モンスターである2体……もとい1人のモンスターは残念ながら設定上現存していないことになってしまい、精霊化の道は途絶えてしまったようだった。残る1体は設定も含めてあやふやな存在なせいで実体化できないのだとルルカロス達は説明していた。もし、男女比が少しでも変わっていれば、青年がティアラメンツ達に抱く劣情は少しは自制が効いたのかもしれない。だが、男1人に対して魅力的な女性たち4人がいるこの環境で、性欲を抑えることなど、不可能に近かった。
「ルルカロス、頼めるか?」
「はい……マスターのやりたいように……ひゃんっ」
ルルカロスの許可を得るのとほぼ同時に、ルルカロスの大きな胸に手が伸びる。布越しに柔らかく大きな胸を揉んでいくと、ルルカロスの口から声が漏れだす。
「あん……ひゃ……」
むにゅ、むにゅと、重量感を感じさせる大きな胸が、青年の手で潰される。手の動きに連動するように胸が変化していく度に、ルルカロスの口から先ほどよりも甘い声が漏れる。
「脱がせるぞ」
「んっ……どうぞ……」
ルルカロスの許可をもらい、服をずらす。すると、服の中に閉じ込められていた巨乳が姿を現す。その大きさは、衣服を身に着けていた時よりも一回り大きいものとなっており、ピンク色の綺麗な乳首が尖っていた。それを、両手で潰すと、
「はぁん!」
ルルカロスの口から大きな喘ぎ声が零れる。その喘ぎ声を聞いてさらに興奮したのか青年は胸を揉み、乳首をくりくりと動かし、ルルカロスに快感を次々と送り込む。視線を胸から顔へと向けると、惚け、赤く染まったルルカロスの顔が見えた。
「んっ……ちゅっ、んぁっ」
ルルカロスと唇を合わせると、彼女も青年の唇に合わせ、求めるようにより距離を近づけていく。相手の体温や感触を感じ取りながら、キスと並行するように両手を少しだけ強く、そして早く動かし、胸を揉みしだく。
「ま、マスター……そ、そろそろ……ひんっ!」
唇と胸から送り込まれる快感。しかしルルカロスはそれだけでは足りないと、もじもじと太ももをすり合わせる。その動きがとても魅惑的に見え、青年も興奮を強めながら、彼女が求める場所。白いショーツで守られた秘所を上からなぞる。次の瞬間、求めていた快感をもたらされたからか、今までで一番大きな嬌声が飛び出す。
「ま、マスター……あんっ!ふぁあ!ひゃん!!」
もっと、彼女から甘い声を引き出させたい。ショーツの上から右手で秘裂をなぞり、左手はそのままルルカロスの胸を揉みしだく。そして自由になった彼女の乳房には、キスを止めた青年の口が迫り、硬くしこった乳首を舌で舐め、転がし始める。
「あっ、ひっ、い……イっちゃう……!」
そして、遂に快感の許容量が限界を迎えたそうになったか、ルルカロスの体が震え始める。と、そこで一旦責めを弱めながら、ショーツを横にずらすと、愛液でドロドロになった彼女の秘裂が淫靡な匂いと共に現れる。
「ま、マスター……ひゃう……い、イカせてくださ……あぁああああああ!?」
彼女の懇願の声は最後まで紡がれなかった。その前に、勢いよく膣内へと突き刺さった青年の陰茎が一際大きな快感を送り込み、ルルカロスは背中をピンと伸ばしながら絶頂の声を上げさせる。
「あ……はぁあ……い、イっちゃっいました……」
絶頂の余韻に息も荒くしながら甘い声で青年に話しかけるルルカロス。その間、動きを見せなかった青年だったが、彼女の中に突き刺さった陰茎は、快感を求めうねる膣壁が刺激を送り込み、それをこらえるように陰茎はさらに一回りサイズアップしていく。
「ま、マスターのおちんちん、もっと硬く、大きく……あんっ!」
その感覚は、当然ルルカロスにも伝わる。そして、物欲しそうな目を青年に向けると、待ち焦がれたように、おねだりをする。
「ま、マスター……思いっきり……動いてください。私を……孕ませてください」
「!」
おねだりをした次の瞬間。プツン、と何かが切れた、ような音がした。同時に、青年の限界まで膨張した陰茎が、ルルカロスの子宮口へと突き刺さる。一瞬、ルルカロスは言葉と思考を失い、まるで時間が止まったかのような錯覚さえ覚える。直後、
「んおおおおおおお!?」
激しく、何度も子宮口を突き上げ、膣壁をガリガリと擦り付ける激しい動きに、ルルカロスは獣のような声を上げ始める。青年の両手は乱暴ささえ感じさせるほどの動きでルルカロスの胸を揉みしだき、乳首を潰し、こねくり回す。唇は青年の口によって塞がれ、ルルカロスの舌までも蹂躙される。三ヶ所からもたらされる快感の嵐を前に当然我慢など効くわけもなく、膣からは愛液が次々と溢れ出す。そして、
「射精すぞ!」
「は、はひっ、い、イクぅうううう!!」
青年の声に呼応するように、勢いよく膣に力を入れて陰茎を締め付ける。それによって、より増大した快感に、ルルカロスは絶頂を迎える。だが、まだ終わっていない。まだ、青年は射精していないのだから。そして、ルルカロスが既にイっていようがいまいが関係ない、と言わんばかりに、青年は込み上げてくる精子を、子宮の中へと放つ。
「ひゃああああああ!!一番奥に来てんおおおおお!!」
びゅるるるる!と子宮内に精液が注ぎ込まれていく。その熱と勢いに、絶頂中だったルルカロスは更なる絶頂を迎えてしまう。だが、さらなる絶頂を求めるかのように、ルルカロスはさらに陰茎を無意識のうちに締め付ける。そして、青年もまた、それに応えるように一滴残らず精子をルルカロスの中へと放つ。
「あひっ」
そして、次第に射精の勢いが衰えていき、完全に射精が終了する。それを合図としたように、青年が膣内からずるりと陰茎を引き抜くと、愛液と精液が混ざりあった、子宮に入りきらなかった白濁液がごぼぉ、と音を立てて外に溢れ出す。
「あは……マスターのが、いっぱい……」
自分の中から溢れ出したものを見て、ルルカロスは幸せそうに呟くのだった。
ーーー
それから少しして、普段着に着替えた青年と、身支度を整えたルルカロスがリビングに降りる。すると、丁度彼らが行為をしているのを踏まえたかのように、できたての温かい朝食が並んでいた。
「あっ、マスターと姉様が来た!」
「朝からよくやるね……私だったら朝からやったらそのまま寝ちゃうのに」
「2人とも騒がないの。ごめんなさいマスター、お姉さま」
「ふふ、気にしないでください」
「ああ、皆おはよう」
既に食卓には、三人の姉妹が座っていた。銀色の髪に、ルルカロスと同じ、だがルルカロスよりは少しだけ質素な服に身を包んだ三人娘。メイルゥ、ハゥフニス、シェイレーン。彼女たちもまた、ルルカロスと同様に実体化した精霊たちであり、青年と共に過ごす新たな家族となっていた。
「……」
わいわいと、楽しそうに談笑するティアラメンツ達。その姿を見て、青年も楽しそうに、そして今日はこれから何をしようかと考えながらルルカロスと共に朝食の席に座るのだった。