俺が二人と不倫し始めたのは、もう半年前になる。きっかけは、ある旅行で朱音とエッチしたことだ。最初はただの好奇心だったが、いつしか俺は朱音に夢中になった。そして、俺と黄奈美の関係は一ヶ月前からだ。なんと彼女の方から誘ってきたのだ。もちろん嬉しかったし興奮もしたが、俺は戸惑った。こんな汚れた自分が三人を同時に愛してもいいものなのか? そもそも三股なんてしていいのか? そんな迷いを抱いたまま関係を続けた結果が現状である。
俺は最低な男だ。
「お兄ちゃん……好き……」
黄奈美がそう言って抱きついてくる。
「俺もだよ」
俺は優しく答え、またキスをした。今度は長く激しいディープキスだった。唇を離すと、唾液の糸が引いていた。そして再び腰を動かし始める。
「あんっ! ああっ!」
黄奈美の体がビクンとはねると同時に、俺も果てた。ドクンドクンと脈打ちながら大量の精液を流し込む。
「これでわかったね?」
「はぁ……」
俺は溜息をついた。確かに黄奈美の言うことは正しいかもしれない。だが、それでいいのだろうか? いや……そんなこと考えるな! 今はこの快楽に溺れていたい……それだけだ……。
黄奈美と別れると、俺は街を歩いた。最初は罪悪感があったが、最近はそれも薄れてしまっている。
「おかえり」
家に帰ると、奈緒が出迎えてくれた。
「ただいま……」
俺はそう言ってリビングに入る。
「ちょっと話したいことがあるんだけど、いい?」
「ん? どうした?」
「……赤ちゃんできた」
奈緒が恥ずかしそうに言った。
「え……?」
俺は言葉を失った。信じられないという表情で奈緒を見つめる。
「だから、赤ちゃんができたの」
奈緒がもう一度言った。
俺は混乱していた。この生活を続けていたから、いつかはこうなるとは思っていたが、こんなに早く妊娠するとは思っていなかったからだ。
「ああ……ありがとう……嬉しいよ……」
俺は素直に喜んだ。自分の子供が産まれるということに喜びを感じていたのだ。しかし、それと同時に不安もあった。この不倫生活が終わりを迎えてしまうのではないかという心配だ。
「私も嬉しいよ」
奈緒は満面の笑みを浮かべていた。
俺は黄奈美と朱音にメッセージを送った。
『今日、奈緒が妊娠した』
俺がそう送ると、すぐに既読がつき、返信が来た。
『やったね』
と一言だけ返ってきた。その返信を見て嬉しく思う反面、不安もあった。
朱音からの返事はなかった。
俺は二人の関係を終わらせようと、奈緒の妊娠を報告してから考えた。しかし、その考えは甘かった。
「……ということだ。終わりにしよう」
都内の個室居酒屋で、俺は黄奈美に告げた。
「え?」
黄奈美が目を丸くしている。
「どういうこと?」
「だから、この生活は終わりにしようってこと」
俺ははっきりと言った。
黄奈美は無言で下を向いている。気まずい沈黙が流れる。
「遊びだったってこと?」
「お前だってそのつもりだろ」
「私は………! もういいよ!」
黄奈美が席を立ち、出ていこうとする。
「待てよ! 待ってくれよ!」
俺は慌てて引き止める。
「離してよ!」
黄奈美は俺を睨みつける。その目は潤んでいた。俺は何も言えず手を離した。黄奈美はそのまま去っていった。
次の日、朱音に会った。そして同じように別れを切り出した。
「……ねぇ、終わりにしようってどういうこと?」
「そのまんまの意味だよ」
俺は正直に答えた。
「奈緒が妊娠したから別れるっていうの?」
「ああ……もう、遊んでられない」
「いいじゃない。遊んだって……子供がいたって浮気してる人いくらでもいるわ」
「そういう問題じゃないんだよ。俺もう大人だし、責任があるんだよ」
「ふーん……で、どうするの?」
「だから…もう終わりにしようかと……」
「ふざけないでよ!!」
朱音の怒鳴り声が部屋中に響き渡る。
「あんただって楽しんでたじゃない! 私だけ悪者みたいに言わないでよ!!」
「そ、それは悪かったけど……でもな……奈緒のことを考えるとさ」
俺がそう言うと、朱音は黙った。その後、しばらく沈黙が続いた後、朱音が言った。
「……ねえ、無理矢理別れる必要ある?」
「……え?」
「だって、別れる必要ないじゃん」
「でもな……」
「でもじゃないの! 私は三太と寝たいし、三太だって私とやりたくてたまらないんでしょ!?」
俺は何も言えなかった。確かに、俺も奈緒もまだヤリ足りないし、朱音ともヤりたいと思っている。
「ねぇ、このままでいいのよ。私なら三太にいつでも愛してもらえるし、奈緒だって幸せになれるわよ」
「それは……ダメだ……」
俺は首を振った。
「なんで? 浮気なんて皆やってるのよ! それに……正直言って私ももっとしたいもの……」
朱音はそう言って俺を押し倒してきた。
朱音は服を脱ぎ、全裸になった。その白い肌は透き通るように綺麗で、胸は大きく形もよかった。俺は思わず見とれてしまったが、すぐに我に返り目を逸らす。すると、朱音がクスクスと笑った。
「何照れてんのよ。散々ヤってきたくせに」
「いや、まあ……」
確かにその通りなのだが、やはり少し気まずかったのだ。しかし、朱音は気にも止めず、俺をベッドに押し倒した。そしてキスをし、舌を絡ませてくる。俺はそれに応えるように舌を絡ませる。お互いの唾液を交換し合うような激しいキスだった。しばらくした後、朱音はゆっくりと唇を離すと妖しく微笑む。
「ねぇ……続きしよ?」
そう言って俺を見つめてくる。俺は観念したように服を脱ぎ、裸になった。そして朱音の身体に手を伸ばす。朱音の体は柔らかく弾力があり、俺の手に吸い付いてくるようだった。
「三太って、胸が好き?」
そう言いながら、彼女は自分の胸を持ち上げるようにして強調させる。俺はゴクリと唾を飲み込むと、両手で胸を鷲掴みにした。
「あんっ……」
朱音は甘い声を漏らす。柔らかい感触が伝わってくると同時に、乳首が硬くなってきたのが分かった。それを口に含むと優しく吸い上げる。
ちゅぱっ……れろっ……じゅるるるぅ……。
わざと音を立てるように吸い付くと、朱音は身体をビクビクと震わせた。
「あっ……もっと強く……」
俺の頭を抱き寄せるように抱えてくる。俺はそれに応えるようにさらに強くしゃぶりついた。歯を立て甘噛みすると、今度は背中を仰け反らせるようにして反応する。
「やぁっ……あんっ」
朱音の喘ぎ声が大きくなるにつれて、俺の手の動きも速くなっていった。そして絶頂に達したのか、一際大きな声を上げると同時に体を痙攣させた。
はぁ……はぁ……という息遣いだけが聞こえる静かな部屋。俺は起き上がり、朱音の上に覆い被さる。
「ねぇ……早く……」
朱音は潤んだ瞳で見つめてくる。俺はそれに答えるように挿入した。
「あぁっ……!」
朱音が声を上げると同時に、中がきゅっと締まるのを感じた。そのままピストン運動を始めると、その動きに合わせて喘ぎ声をあげる。
「あっ……あっ……すごいぃっ! これぇっ! 好きぃっ!」
と言いながらも、彼女は腰を動かしているように見えた。まるで自分が気持ちよくなるためではなく、俺のペニスをより深く咥え込もうとしているかのようだ。その証拠に、彼女は自分から足を絡めて密着してくる。
「ねぇ……三太……もっと突いて……」
そう耳元で囁かれた俺は、朱音の両足を抱えてさらに深く突き刺すようにして抽挿を繰り返した。ぱんっぱんっと肌がぶつかり合う音が響き渡る。朱音は必死に俺にしがみついて快楽に耐えているようだが、それでも喘ぎ声が漏れ出てしまっている。その姿が愛おしくなり、さらに動きを速めた時、彼女の膣内が激しく痙攣し始めると同時に俺も限界を迎えた。大量の精液が流れ込んでくる感覚を感じてか、朱音も大きく身体を震わせ絶頂に達したようだった。
「はぁ……はぁ……」
お互いに荒くなった呼吸を整えようとしていると、朱音が俺に口づけをしてきた。舌を絡ませてくる濃厚なもので、俺はそれに応えるように舌を絡め返した。しばらく経ってから口を離すと、唾液の糸を引いた。
「三太……好きよ」
朱音はそう言って微笑むと、再びキスをしてきた。今度は軽いものだった。
「ねえ…奈緒が妊娠したなら、しばらくエッチはできないよね。なら、それまでたくさん可愛がってくれる?」
「……分か……った」
俺は掠れた声で答えた。
それから、朱音とは度々のようにセックスした。彼女は何度も求めてくるし、俺もそれに応えた。だが、正直、朱音の体だけでは飽き足らずにいた時に、黄奈美が遊びに来た。
「久しぶり!」
奈緒は黄奈美に駆け寄ると、ぎゅっと抱きついた。
「ちょっと、恥ずかしいよ……」
そう言いながらも、黄奈美は満更でもなさそうな表情で奈緒を抱き締め返す。
「妊娠おめでと! 赤ちゃん楽しみ!」
黄奈美は嬉しそうに言う。
「ありがと」
奈緒も嬉しそうだ。
それから二人は久々にガールズトークに花を咲かせていた。
「なんか、いいな……」
俺は思わず呟いてしまった。
「え? 何が?」
奈緒が不思議そうに聞いてくる。
「いや……なんでもないよ」
俺は慌てて誤魔化した。
だが、俺の心中は複雑だった。浮気相手とはいえ、友人でもある二人の仲睦まじい姿を見ているだけで、罪悪感が襲ってくる。だが同時に、この状況に興奮している自分もいた。
「黄奈美……ごめん」
俺は思わず口に出してしまった。
黄奈美との会話
「ん? どうしたの?」
黄奈美は首を傾げる。奈緒も不思議そうに俺を見つめている。
俺は慌てて弁解するように言った。
「いや……その……」
言葉が続かない俺を不審に思ったが、奈緒は深く追及してくることはなかった。
「ま、いいけどね」
そう言って奈緒は笑った。
その後、三人で晩御飯を食べた。
「ねー黄奈美、泊まっていってよ」
奈緒が黄奈美に言う。
「いいよ……家近いし」
「えーいいじゃん、泊まっていきなよ」
奈緒はしつこく誘っている。
結局、黄奈美は泊まることになった。黄奈美はお風呂に入ると、リビングで寝てしまったようだった。俺と奈緒は寝室に行き、二人で一つのベッドで眠りについた。
夜中の出来事
夜中に目覚めると、黄奈美が目を覚ましリビングへと向かっていく。
「ごめん、起こしたか?」
と俺が心配そうに声をかけた。
「ううん大丈夫。ちょっと寝すぎちゃった」
黄奈美は笑顔で言う。
「コーヒー飲む? 淹れるよ」
俺は台所に向かった。
「ありがとう」
黄奈美は椅子に腰掛ける。俺はお湯を沸かし、コーヒーを淹れていく。
「はい、どうぞ」
出来上がったコーヒーを黄奈美の前に置いた。
「ありがとう、いただきます」
そう言って一口飲んだ後、彼女は口を開いた。
「……あの……さ……」
少し言いにくそうにしている様子から、俺は察した。
「子供っていいよね」
黄奈美は言う。
「昔からお母さんに憧れてたんだよね。子供番組とか見ると可愛い子供ばかりだし、あの子たちが自分の子ならどんなに嬉しいだろうっていつも思ってた」
「そっか……」
俺は何も言えなかった。
「ねえ、お兄ちゃん、私を妊娠させてよ」
黄奈美は妖艶な笑みを浮かべて言う。
俺はその言葉の意味を理解して、ゴクリと唾を飲み込んだ。
「いいよ」
俺は即答していた。
黄奈美との密会
俺達は風呂に入り、互いに裸になる。
「んっ……ちゅっ……」
黄奈美はキスをしながら俺に抱きついてくる。俺もそれに応えるように彼女の背中に手を回した。しばらくそうしていると、黄奈美はゆっくりと離れた。
「ねえ……そろそろ入れて……」
と彼女は言う。俺は彼女の秘所へと手を伸ばした。そこは既に濡れており、準備万端といった感じだった。指先で陰核に触れると、ビクッと体を震わせるのが分かったので、重点的に攻めることにした。
「やっ……んっ……そこだめっ!」
黄奈美は体を仰け反らせて反応する。
「ここが良いのか?」
俺はさらに激しく擦った。
「あんっ! だめぇっ!」
と大きな声で叫ぶ。それでも止めずに続けていると、彼女は絶頂を迎えたようだった。ぐったりと倒れ込んでくるので、慌てて抱き止めると、黄奈美は荒い息を吐きながら潤んだ瞳で見つめてきた。
「お兄ちゃんのいじわる……」
拗ねたように言う姿が可愛くて、つい笑ってしまった。
大量の精液が彼女の膣に注ぎ込まれていく。黄奈美はそれを受け止めるかのようにお腹に手を当てた。
「ふふっ、いっぱい出てる」
と幸せそうな表情をしているのを見て、俺は複雑な気持ちだった。
それから俺達はベッドに戻ると、奈緒にバレないように眠りについた。
朱音とのホテル
数日後、俺は朱音に呼び出されてホテルに来ていた。朱音は裸になってベッドに横になっている。俺も服を脱ぎ裸になると、彼女の上に覆い被さった。そしてお互いを求め合うようにして行為を始めた。
「ねぇ……もっと突いて……」
朱音は甘えるような声を出すと、足を絡めてきた。俺はそれに応えるように激しくピストン運動を行う。結合部からは愛液が流れ出し、シーツを汚していく。
「あぁんっ! 気持ちいいっ!」
彼女は快感に溺れているようだ。
しばらくすると限界を迎えそうになったので、俺はラストスパートをかけることにした。朱音は俺にしがみつき、足を絡めてきた。
「イクッ! イッちゃうぅ!」
と叫び声を上げると同時に、俺も果てた。大量の精液が流れ込み、彼女の子宮を満たしていくのが分かる。
「はぁ……はぁ……」
朱音は荒い息遣いをしているが、満足そうな顔をしている。
避妊薬は飲んでいないようだ。
「ねぇ……妊娠したらどうする?」
朱音は悪戯っぽく聞いてきた。
「それは…その……」
俺が言い淀んでいると、彼女はクスリと笑った。
「冗談だよ」
と言ってキスをしてきた。
「私ね、三太のこと好きだよ」
朱音は真剣な表情で言う。
「ああ……俺も好きだ」
俺はそう答えたが、本心では朱音のことを愛してはいなかった。しかし、今更そんなことを言えるはずもなく黙ってしまう。その様子を見てか、朱音が口を開く。
「私はね……本気で三太のこと好きなんだ。だから赤ちゃん出来てもいいと思ってるし、もしそうなっても迷惑かけないように頑張って働くから……」
「朱音……」
俺は戸惑った。こんなに一途に思ってくれる女性など他にはいないだろう。だが、それでもまだ割り切れなかったのだ。
「ごめん……朱音の気持ちは嬉しいけど、やっぱり俺は奈緒が好きだから」
俺がそう言うと、彼女は悲しげな表情をしていたが、仕方の無いことだと割り切っているようだった。それから俺達はホテルを出て帰路についた。