第2話、行きます。
???Side
NARUTOの世界で命を落とした俺、“三雲 春輝”こと“うずまき ハルキ”は“春輝”として、現代の日本に転生をし、新たな生を受けた。
いや違うな、正確には“異なる現代”に転生したんだ。忍がいる現代に……。
俺は転生した異なる現代で、忍者夫婦の息子に転生した。父も母も祖父母も忍の人間であり、忍者育成の学校を卒業したらしい。
俺も漏れずに忍の血を継いでいる。
「(この世界に転生して、5歳から修行を始めたが……まさかいきなり影分身が使えるとは思わなかった。いや、力は継げるって言ってたな。ってことはチャクラもあるって事か。)」
5歳からの修行の中で、火、水、土、雷、風の基礎系統とは復習出来たし、基礎忍術も習得し体術も鍛えている。
NARUTOの世界では基本的に修行しかしていないから、別に苦ではない。寧ろ修行してる方が気楽ではある。
そんなある日、修行から帰ると玄関に見知らぬ靴が2足有った。
「誰だろ?お客さんかな?……ただいまぁ。」
「おお、春輝帰ったか。紹介するよ、わしの友達の半蔵と孫娘の飛鳥ちゃんだ。」
「こんにちは、春輝くん。ほれ、飛鳥も挨拶しなさい。」
「うん!こんにちは!私飛鳥、宜しくね!」
「うん、宜しく。」
祖父と話していたのは、白髪のお爺さんと孫娘の飛鳥という子だった。
飛鳥という女の子は快活そうに笑いかけて来た。
「飛鳥も春輝くんと同じでな、将来はわしの後を継ぐと言っているのじゃよ。」
「ぶは〜はははっ!相変わらず孫自慢が過ぎるのぉ、半蔵。そうじゃ春輝、飛鳥ちゃんと遊んできなさい。」
「え!?じっちゃん良いの!?」
「あぁ。春輝くん、飛鳥を頼んだぞ。」
何か飛鳥ちゃんと遊ぶことになったが、NARUTOの世界ではナルト、シカマル、チョウジとは遊んでいたが、同年代の女の子と遊んだことがないので、正直どうすれば良いのか分からない。
「春輝くん!何して遊ぶ?」
「そうだなぁ。飛鳥ちゃんのしたい遊びで良いけど。」
「ほんと!?じゃあかくれんぼしよ!この公園の中から探してね!」
「分かった。1……2……3……4……」
こちらの心配を他所に素早く隠れる飛鳥ちゃん。
キバやシノ、ヒナタの様には出来ないが、まぁ気配感知は得意な方なんだよね。
「9……10……。さぁて、どこかなぁ……。」
忍のお孫さんなだけあって気配を隠すのが上手い。なかなか見つけられないが……見つけた。
「飛鳥ちゃん、発見!」
「ウソ!ちゃんと隠れてたのに!春輝くん凄いね!」
「まぁ探すのには慣れてるから。それじゃあ今度は「ねぇ、春輝くん!」ん?何?」
隠れようとしたら飛鳥ちゃんに止められる。
「春輝くんって修行とかしてるの?」
「ん?うん、してるよ。」
「じゃあ!将来は忍になるの?」
「うん。」
隠すつもりもないので、素直に頷く。すると、飛鳥ちゃんは花が咲いたように笑うと、手を掴んでくる。
「あ、飛鳥ちゃん?」
「私!将来は国立半蔵学園に通ってじっちゃんの後を継ぐの!立派な忍になるのが夢なんだぁ!」
「そうなんだ。」
「うん!春輝くんも忍を目指してるのなら、一緒に半蔵学園に行こう!きっと楽しいよ!」
『ハルキ!俺はぜってぇ!火影になるってばよ!!』
目を輝かせる飛鳥ちゃん、その姿にナルトを重ねて見た俺は飛鳥ちゃんの目を真っ直ぐ見て、強く頷いた。
「うん、俺も半蔵学園に行く。そして、忍になる。」
昔はナルトの夢を支えるために、色々やってきたが今度は俺自身が自分で立派な忍になる番だ。
俺と飛鳥ちゃんは共に忍になる事を誓うと、一緒に帰って行き、家で太巻パーティーを楽しんだ……。
コメント待ってます。