※Gバーストのキャラも出ます。
国立半蔵学園。
ある晴れた日の事、浅草の海を進む船の上に茶髪ショートに青い目の青年がおり、彼は1人のケータイを弄っていた。
「浅草到着まであと少しか。」
「ん?あ!春輝、春輝だよね!」
「飛鳥か?大人っぽくなったな。」
そんな彼、春輝に同じく成長した友人の女の子、飛鳥が声を掛けた。飛鳥は春輝に懐かしさのあまり、片腕に抱き着く。
「春輝、元気そうだね。ずっと会えなかったけど、何してたの?」
「爺ちゃんに頼んで修行をさせてもらったんだ。その中で“仕事”もしててな。」
「そうなんだ……。何かこうしてるの子供の頃以来だね。」
「そうだな。あの時とは少し違うがな。」
春輝がそう言って空を見る中、彼は感じていた……自分と飛鳥を見る“何者かの影”を。
その者は春輝と飛鳥に声を掛けずに、下がるのであった。
その後、浅草の港に到着した春輝と飛鳥は目的の場所……国立半蔵学園へと向かうのであった。
表向きは1000人の生徒を抱えるマンモス進学校であり、普通の生徒も通っている。しかし、その裏には、忍者候補生の忍学生を育てる“忍クラス”が秘密裏に存在し、その存在は一般生徒に隠されている。
ちなみに“忍クラス”に在籍しているのは、春輝と担任の教師を除けば全員が年若い女子だ。
「みんな元気にしてるかな。」
「元気だと思うぞ?主に1名はな?」
「?「あ〜すか〜!」『ムギュッ』ひゃあああああっ!?か、かか、か葛姉!!?」
「にっひひひっ!また育ったのう!ほれほれ!」
「や、やめ、ぁんっ!そ、そんなに揉まないでってばぁ!は、春輝がいるんだから恥ずかしいよぉ!」
「ん?おぉ、春輝!元気そうだな?久しぶりじゃんか!」
「相変わらずだな、
「お姉様ぁ、待ってぇ~!」
「
校内にある忍クラスの入り口前で、飛鳥にダイナミックセクハラをかましたのは、春輝、飛鳥と同じく忍クラスに通う3年の女の子、葛城であり、その後に現れたのは葛城をお姉様と慕う1年の菖蒲である。
「2人は相変わらずだな。」
「当然、これがあたいだ!」
「私はお姉様にセクハラれるのが夢ですの!」
「もう葛姉ってば、いきなりは「んぎゅ……」あわわわわっ!せ、
入り口で丸まってすやすやと眠っていた少女、菖蒲と同じ1年の清明を踏んでしまい、驚く飛鳥。
しかし、踏まれた清明はそれよりも眠たげである。
「ん~、うるさい……もう少し静かにしてぇ……。」
「全くまたこんな所で寝て。ほら、清明。寝るなら布団で寝ような?」
「んにゅ……春輝先輩も、寝よ……すぅすぅ……。」
「後でな。」
春輝は清明を横抱きにすると、敷いてある布団に寝かせる。
「にはははっ。春輝先輩も変わんないねぇ。」
「春輝くん、優しいもん。」
「うんうん!春輝、優しい!」
「甘すぎるくらいだ。」
「
ニヒヒっと笑う1年生の風魔、同じく1年の村正、そして、春輝や飛鳥の同期である1年の少女、雲雀と柳生が楽しげに笑い合う。
すると、奥から2人の身なりの整った2人の少女が現れる。片方は1年の
「皆さん、無事に任務を終えたようでよかったです。またこうして会えたのが、嬉しいことです。」
「斑鳩達も無事みたいで良かったよ。」
「春輝さんも任務をこなせて良かったです。皆こうして会えた……それだけで嬉しいことですわ。」
「ですが、いつまた任務に出るかは分かりません。常在戦場の心持ちで行かねば!」
「土方は堅っ苦しいなぁ。それよりよぉ、みんなで集まったんだ!浅草観光でもしないか?」
「「「「「賛成!!」」」」」
「葛城先輩!そのような事をして」
「何かあってもあたいらなら大丈夫だろ!みんなで浅草観光しようじゃないか!」
「葛城は元気だなぁ。だけど、確かに気を張りすぎるよりは良いかな。」
春輝の参加に斑鳩と土方は苦笑しながらも、全員と浅草観光を行うのであった。
「ムニャムニャ……。」
「あ、清明ちゃんは春輝が背負うんだ。」
「置いてけないでしょ。」
コメント待ってます。