寝取らせマッチングアプリの相手が妻の高校の先輩だった話『上原晴香編』 作:統真
映画が終わった後、
俺は娘たちとファミレスで昼食を食べている。
上映時間の都合で少し遅めの昼食。
穂香はたらこスパゲティ。綾香はオムライス。
俺はトーストセット。
今はそこまで食欲がない。
晴香と別れて数時間はたった。
(もうセックスしているのか?)
俺は裕樹と晴香がセックスしているのではないか思った。
(ゴムなのか?生なのか?)
事前に晴香はピルを飲んでいたため、中に出されても心配はないだろう。
だけど、俺の心はモヤモヤしている
今日一日は裕樹と一緒にいるんだ。
許可したのは俺だが、こんな思いをするならと思いつつも。
寝取らせの欲望がそれを望んでいた。
欲望に負けたのだ。
「おとーさん大丈夫?」
穂香が心配そうな顔で見てきた。
「ああ。大丈夫。さあ、食べよう」
「お姉ちゃん。おとーさんはおかあさんがいないから寂しんだよ。ね?」
「そうだね。でも、お父さん一人でもできるって所をお母さんに見せないと」
「穂香も手伝うから大丈夫だよ」
「綾香も!」
娘たちに心配させてしまった。
俺は少し情けなさを感じた。
「二人とも夜ご飯何食べたい?」
今は二人のために尽くそう。
「う~ん」
「どうしようかな~?」
二人は悩んでる。
「「ピザ」」
一斉にピザと言った。
二人とも同じもの。
「夜はピザを頼むか」
「うん!」
「やったー!」
二人は食事を再開した。
俺もパンを食べるが味がわからない。
晴香のことが頭から離れない。
正確に言えば、晴香と裕樹のことだ。
ずっとセックスしているわけではないが、俺より長い時間はやっているにちがいない
休憩の時も二人は思い出話に花を咲かせたり、笑いあったりもするだろう。
それが悔しくて嫉妬も湧いてくる。
運命がこれほどまでに憎いとは思わなかった。
俺も晴香と早く出会えれば、付き合っていたのかもしれない。
でも、早く出会えても裕樹がいる。
下手したら、裕樹と付き合っていたかもしれない。
結局、二人の関係性を見たら寝取らせをやらせていたかもしれない。
(あー、今、二人はやってるのか、それとも、もっと激しいことしているのか?)
ぐちゃぐちゃに混ざり合う感情が、裕樹と晴香のことを考えてしまう。
(二人のために抑えないといけないに…)
娘たちは笑顔で食べてる。
その無邪気な顔が、今の俺の救いになっていることは間違いない。
まだまだ、時間はある。
晴香と裕樹の楽しみはこれからが本番になる。
俺は晴香と裕樹とのセックスをかしている場面を妄想しながら、今日を過ごすことになるだろう。