「羽生子ちゃん!!」
「梅雨ちゃん!!」
ヴィランに敗北して以来、久方ぶりに会う羽生子ちゃんと抱き合う私。
昨日、いつもの様に私を買った男達の相手を終えて、自室で眠りについた筈なのに、気付けば、見知らぬ大きめな建物の中で寝ていた。そこには、私や羽生子ちゃんを含め、十人位の女の子が集められていたわ。共通点は、両生類か爬虫類系の異形系個性持ちな事。
「···ごめんなさい。私達が、あんなにアッサリやられなければ···」
「ううん、梅雨ちゃん達のせいじゃないわ。それに、梅雨ちゃん達が、今も辛い目にあっているのに、私達は何もしてあげられなくて、本当にごめんなさい」
「羽生子ちゃん···」
『皆さん、おはようございます!!』
いきなり、雰囲気ぶち壊しの明るい男性の声が、備え付けのスピーカーから響いた。
『今日ここに集められた皆さんには、楽しい楽しいサバイバル鬼ごっこをして貰います。制限時間は、丸々48時間の二日間!ラスト1時間、24時間を過ぎましたら、ゴールとなる場所のゲートが1時間開きます。その1時間を過ぎる前に、ゲートをくぐる事が出来たら、豪華景品!!なんと、性奴隷からの解放と、市民権が与えられます!!!』
その言葉に、皆がザワザワと沸き立つ。
『と言っても、先程も言った様に、これは鬼ごっこ。皆さんを捕まえて、あ~んな事やこ~んな事をしようと鼻息荒くしている鬼がた~くさん居ます。フィールド内に置かれた食料や飲料、お役立ちアイテムを駆使して、頑張って逃げ切って下さいね~。あ、因みに、フィールドと外の境目には、触ったら即死してしまう程の電流が流れた金網が設置してあるので、くれぐれもご注意を。では、スタートの位置までお連れしますので、しばしおやすみなさ~い』
放送が終わると同時に、壁に穴が空いて、ブシューとガスが噴き出してきた。
「羽生子ちゃん!!」
「梅雨ちゃん!!きっと見つけるから!!」
「ええ!!私も、見つける···わ······」
羽生子ちゃんと、固く抱き締め合い、抗えぬ眠気に意識が落ちた。絶対に、羽生子ちゃんや他の子達を解放するわ。
▼▼▼
「···気配は、無いわね」
スタート地点に何故か用意されていた、フル装備のヒーローコスチューム。何か仕掛けられていないか、という心配はあったものの、勝つ為には着るしかないと割り切って装着した。
保護色による透明化で身を隠しつつ、足跡を残さないよう木々を伝って、目の前に広がる沼地を慎重に進んでいく。
「出口までの距離は、およそ40キロ。食料や水を確保を最優先しつつ、今日中に20キロ圏内まで近付きましょう」
朝から飲まず食わずで、お腹も減っているし喉も渇いた。ここで、羽生子ちゃんや他の参加者を焦って探すよりも、しっかりと体勢を整えるのが得策。そう、木々の間からでも、分かりやすい位巨大な塔を見上げながら、自分を納得させる。
「···あれが、お役立ちアイテムの入った箱かしら」
大自然の中、メカメカしい長方形の箱が鎮座している。恐る恐る近付き、スイッチらしき場所を押すと、なんとも口の渇きそうな携帯保存食が入っていた。
「当たりで外れね。水さえ入手出来れば、明日の朝まではこれでいけるわ」
保存食をポーチに納め、再び保護色を発動させて先へ進む。
あれから、太陽が真上を過ぎ、夕方と呼べる位の傾きになった頃、目標としていた20キロ圏内に辿り着いた。入手出来たのは、相変わらず口の渇きそうな保存食と、小さめのバックパックに懐中電灯二本のみ。鬼にも、他の参加者の誰とも遭遇しなかった。もしかして、もう皆···。そんな不安を、頭を振って消し去り、慎重に周囲を探索する。
すると、それなりな大きさの、水の澄んでいる池を発見した。周囲を厳重に警戒しながら近付く。出来る事なら、火を炊いて煮沸したいけど、鬼に見つかるリスクが高い。簡易水質検査キットを使って、取り敢えず問題が無い事を確認して、片手で水を掬って、舐めるように口を付ける。
「······大丈夫そうね。水を入れられる容器が見つかるまで、ここを中心に動きましょう。······けろ?」
水分補給を終え、軽く泥を落として、再び探索に戻ろうと振り返った時、それに気付いた。沼地の泥の中からピョコンと突き出している、光に反射する二つの丸。その側に、同じ様な二つの丸がピョコン。更にピョコン。もういっちょピョコン。まだまだピョコン。
池を背に、半円状に自身を囲む大量の丸。それらが、のそっと泥から姿を現す。蛙だった。しかも、私の掌サイズは普通にありそうな程の大型。
「「「ゲコゲコゲコゲコ」」」
「っ!!!!」
一斉に響く蛙の大合唱。余りの煩さに、思わず手で耳を塞ぐ。しかし、音が手を貫通して、鼓膜を通して頭を揺らしてくる。膝をついてしまった。
「「「「ゲゴゲコゲコーー!!!」」」」
「くっ!!」
それを見計らって、私目掛けて跳び掛かってくる蛙達。ちゃんと、後ろに大合唱を続ける蛙達を残しているなんて、只の野生の蛙じゃない。
この鳴き声だけでもどうにかしなければと、力の入りきらない足に鞭を打って、後ろに跳んで池にダイブする。当然、蛙達が私を追ってくる。でも、スピードは私の方が上。このまま、蛙の居なかった対岸に行って、そのまま逃げましょう。
「ケロッ!?」
「ゲコ」
でも、残念ながら、そうは問屋が卸さなかったらしい。対岸に顔を出した私を待ち受けていた、あの巨大蛙と目があった。周りを見渡せば、池をグルっと取り囲む大量の蛙達。わざと、退路を用意していたのね。まんまと罠に掛かってしまったわ。
「「「ゲゴゲコゲコゲコ」」」
「くあっ!!!」
さっきよりも至近距離で食らう大合唱。グワンと頭が揺さぶられ、意識が飛びかける。歯を食いしばって、何とか落ちるのだけは防いだ。そこに、
「きゃあ!!」
追い付いてきた蛙の一匹が、私のお尻にベタッとくっついてきた。手は耳を塞ぐので使えず、何とか舌を振るって叩き落とした。
「どうにかしないと、キリが無いわ」
次々と、襲い掛かってくる蛙を舌や足で迎撃するも、このままじゃジリ貧。何とか突破口を見つけないとと、必死に思考を巡らしていると、私の鼻が変な臭い嗅ぎ取った。臭いの元を辿ると、何とヒーローコスチュームがジュクジュクと溶け始めていた。そして、妙にお尻がスースーするのに気が付いた。
「まさか、この蛙達の粘液!?」
溶け出している箇所は、蛙と接触した部分。舌に何の変化も無い事から、皮膚や人体には効果は無いと思うけど、何て悪趣味な。それでも、迎撃しない訳にはいかない。
「ハァハァ···」
アレから、どれくらい戦っていただろう。コスチュームは、もう只の襤褸切れ同然となって、最早裸と言っても過言ではない格好になってしまった。蛙達は、飛び掛かりも大合唱もピタリと止めて、私をジッと見ている。
ただ、私には、もう逃げる体力が残っていない。
「ゲ~ロゲロゲロゲロ、漸く大人しくなったゲロね。どうゲロ?オデの可愛い蛙共は」
「···あなたが、親玉」
ズシンズシンと、大きな足音を響かせながら、それはやって来た。私の身長の、優に二倍はありそうな、二足歩行で歩く蛙。私みたいに、蛙っぽい見た目の人間じゃなくて、人型の蛙そのもの。
「嬉しいゲロ。まさか、一番の大当たりゲロ。他の女の子も悪くなかったゲロけど、ヤるならやっぱりフロッピーが良かったゲロ。君も運が良いゲロ。オデは鬼の中で一番優しいゲロよ」
「···私は、誰であっても御免被るわ」
「ゲ~ロゲロゲロ、そう言っていられるのも今の内ゲロ。直ぐに、オデのが欲しいって、おねだりする様になるゲロ」
「絶対に、それだけはありえないわ···っ!!!」
親玉を倒せば、逃げられるかもと、射程圏内まで近付いてきたの見計らって、足に力を入れようとしたら、カクンと膝が崩れた。バシャンと、水を跳ねさせながら崩れ落ちた。そして、ピリピリと痺れる様な感覚に襲われている事に気付く。
「やっと効いてきたみたいゲロね。服を溶かすだけだと思ってたようゲロけど、その中の何体かは、人を痺れさす麻痺毒を持ってるゲロ。もう、君は何も出来ないゲロよ」
「······んんっ!!」
そう言って人蛙は、イボイボが付いた様なグロテスクな長い舌で、私の下腹部から顔までを一気に舐め上げてきた。
「さぁ、一緒に楽しもうゲロ」
「ケロォ···っ♥️♥️」
痺れる体は言う事を聞かず、人蛙に後ろから抱えられて立たされ、あのイボ舌が私の股間を舐めながら、お腹を上がってきた。陰部にイボが擦り上げる度、性的快感に反応してしまう体が憎い。
「ほら、口開けるゲロ」
「ケゴォっ!!!」
谷間を通り、痺れでダランと開く口に、イボ舌が捩じ込まれる。そして、大きな手で私の胸を鷲掴み、舌を挟ませる様にしながら揉みしだき始めた。
「ベロをパイズリなんて初めての経験だゲロ。オデは、これがたまらないんだゲロよ」
「ッ♥️ッ~♥️」
私の舌と絡み合い、胸を揉み擦り、自身の分泌液か、人蛙の唾液か分からない物で濡れ始めた陰部を、ゴリュゴリュッと舐め擦るイボ舌。抵抗も出来ず、されるがままに愛撫される。
「ゲロゲロゲロゲロ、おい、いつものやるゲロ」
「ゲコ!」「ゲコ!」「ゲコ!」
「···ッ♥️♥️♥️」
人蛙が、胸を搾る様に握ると、乳首に巨大蛙が一匹ずつ、舌を伸ばして突っつく様に舐め始めた。麻痺毒の痺れなのか、乳首がジンジンとして、ドンドンと敏感になっていく。時折、舌同士がぶつかり合って、乳首を叩く様になるのが、余計に刺激を強くする。
「こっちもゲロ」
「ゲコ!」「ゲコ!」「ゲコ!」
「ッ~~♥️♥️♥️」
足先をパクリ、指先をパクリ、巨大蛙に咥えられ、その口の中で縦横無尽に舐めあげられる手足。思わぬ刺激の応酬に、加速度的に快感が下腹部へ溜まっていく。
「ッ♥️♥️ッ♥️♥️んん~~~ッ♥️♥️♥️♥️」
体が痙攣し、絶頂してしまった。イボ舌が口から引き抜かれ、陰部から吹き出た体液を舐めとる様にして、人蛙の口に収まった。そして、舌の代わりに、股の間に差し入れられたのは、嫌悪感しか抱けない程のグロテスクな逸物だった。
「イッたゲロね。どうゲロ?次はこれが欲しいんじゃないゲロ?」
「······そんなの···ほしくないわ···」
「ゲ~ロゲロ、そうじゃないとヤり甲斐がないゲロ。時間はたっぷりあるゲロ。おねだりするまで、しっかり可愛がってあげるゲーロっ!!」
「ケロッ!!!」
人蛙は、私の頭上に掲げると、巨大蛙を使って足を開かせ、イッたばかりの私のアソコではなく、後ろの肛門目掛けて、イボ舌を突き刺してきた。イボが、大腸をゴリゴリと擦り上がってくる。アナルセックスは何度かさせられたけど、普通の舌とも、男性の逸物とも違う未知の感触に、今まで感じた事のない快感が体を襲ってくる。
舌が進む度に、お腹のその部分が、イボ舌の形に盛り上がる。小腸まで辿り着いた。イボ舌は、尚も進撃を止めない。
「けろぉぉ、おなか、くるしい」
「ゲ~ロゲロ、まだまだいくゲロ」
「げろぉおおお」
遂に、胃まで来た。そうなったら、イボ舌は出口までまっしぐら。胃を出した時とは、また違う感覚で、イボ舌が私の口から飛び出してきた。舌に体を貫かれるなんて、こんなの初めて過ぎる。
「ッ!!!ッ!!」
「本番はこっからゲロ!!!」
「~~~~♥️♥️♥️♥️♥️」
そう吠えて、人蛙は、私を下から上まで貫いたイボ舌、一気に抜きさった。イボが、体の中を駆け削り、未知数の快感が爆発する。
「くぺっ!!ァッ♥️ァッ♥️♥️ケロォッ♥️♥️♥️♥️」
ドチャッと泥の上に投げ出され、人蛙にお尻を突きだす格好で地面に倒れ付し、体を痙攣させる私に、再び、容赦なくイボ舌を肛門に突き刺してきた。
無駄な足掻きで、力の入らない体を何とか動かして、人蛙から離れようとしても、腕をガッシリと掴まれて、再度、口からイボ舌が飛び出してきた。
そして、引き抜かれる。今度は、イボ舌の先を肛門に引っ掛け、最後まで抜かずに、反動をつけて貫いてくる。
「~~~~♥️♥️♥️ッ~~~~♥️♥️♥️」
「ゲ~ロゲロゲロゲロ!!!のたうつゲロ!!もっとのたうつゲロ!!!そら、お前達も休まずやるゲロ!!!」
「ッ~~~~♥️♥️♥️♥️♥️」
逸物をアソコに当てられ、素股の様にクリトリスを逸物で擦られ、巨大蛙の攻めも再開され、快感の暴虐に、意識が飛んでしまいそうになる私。嫌、実際に意識は飛んでいた。飛んでも、イボ舌に貫かれて、直ぐに目を覚ますだけ。
その攻めは、日が暮れても、月に照らされても続いた。まぁ、最後の記憶がその位というだけで、実際にいつまで攻められたのかは定かではないわ。次に目を覚ました時、私は、上機嫌に歩く人蛙に咥えられて、何処かへ運ばれていたのだもの。
後分かるのは、結局、人蛙は私のアソコに一回も入れなかった事。だって、何とも不完全燃焼なうずきが、ずっと子宮から発せられているから。
「目を覚ましたゲロね」
「·········ど···こに···」
「もうすぐゲロ。ほら、見えたゲロ」
そこは、ゴールとなるゲートの前だった。もう、ゲートは開かれている。ゲートの上に設置されたタイマーは、残り三十分を示していた。
そして、私は人蛙に、後数歩踏み出せば、ゲートをくぐれるという位置まで運ばれ、そこに下ろされた。
「数分もすれば、痺れが取れて、くぐる位は出来る様になるゲロ。それで、君は自由ゲロ」
「······な···んで···」
「大した理由はないゲロ」
「············」
訳が分からない。それでも、このチャンスを逃す訳には、
「あー、先に言っておくゲロ。そのゲートをくぐれば、君はもう二度と、性行為が許されないゲロ」
「······えっ?」
「理由は知らないゲロけど、そういう決まりゲロ。オデ達は、お店の女の子か、こういうゲームの景品になった子以外と、ヤッたらいけないゲロ。もし見つかったら、とんでもない目にあうゲロ。そして、一度そっちから抜けた女の子は、二度とそっちには戻れないゲロ。だから、君はもう二度と、性行為が出来なくなるゲロ。さぁ、どうするゲロ?」
わた···しは·········、
▼▼▼
「クッ!あと少し!!」
ゲーム開始から、八人位鬼役の男性に見つかって、何人かには犯されてしまったけど、何とか逃げてここまで来れた。
何も体に身に付けてなくて、裸足の足で走ったから、小石や枝で傷だらけ。それでも、きっと間に合うと信じて、痛みを我慢して足を早める。
「梅雨ちゃんも、きっとゴールの先で待ってるわ!!」
遂に森を抜け、ゲートを肉眼で捉えた。時間は後二分。大丈夫、ギリギリ間に合う。ゲートの前に、何か両生類っぽい巨大なのが居るけど、私の個性で動きを止めてしまえば問題ない。
最後の叱咤を入れ、懸命に走る。何が起こっても対処出来る様、その巨大な何かを見据えて走る。そして、その巨大な何かを通り過ぎ、ゴールへ駆け込もうと、
「ケロォ♥️♥️♥️いいの♥️♥️もっと♥️♥️もっと♥️♥️」
「えっ?」
耳に届いた声に、足が止まってしまった。バランスを崩し、受け身も取れずに転がって、ゲートの枠にぶつかって止まった。
そして、見てしまった。長く綺麗な黒髪を振り乱し、その大きな手でしっかりと抱きつき、その特徴的な顔を恍惚に染めて、男のモノに跨がり腰を振る、親友の姿を。
「な······んで···つゆ···ちゃん?」
「ケロォ♥️♥️♥️ケロォ♥️♥️♥️もっと♥️♥️もっと奥まで♥️♥️♥️♥️」
「なんでよ!梅雨ちゃん!!!」
「ケロォォォォオオオオオ♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️」
少女の悲痛な叫びは、無情にも閉まるゲートの音と、快楽に悦ぶ女の声にかき消され、誰にも聞かれる事なく消えていった。
このキャラのこんなシチュが見たい等のリクエストがあれば、執筆の参考に出来ますので、気が向けばご意見ご感想をお待ちしております。
リクエストは、活動報告に専用の場所を設けましたので、そちらにお願いします。