そこは、まるで聖堂だった。
聖母を象ったステンドグラスが頭上に輝き、荘厳な祭壇を照らしている。異様なのは、その祭壇の前に鎮座している、大人二人は入れそうな大きさの、立派な装飾が施された棺。その棺の上に、とても扇情的な漆黒のドレスを着せられた塩崎茨は寝かされていた。
ギギギィッと、軋んだ音を出しながら大扉が開かれる。コツッコツッと靴音を響かせながら、体を覆うに十分な大きさのマントを靡かせながら、貴族然とした出で立ちの男が、ゆっくりと入ってくる。
「漸く、漸く君を、我が伴侶として迎えられる、茨」
男は、静かに眠る茨の横に立ち、愛おしげに彼女の頬を撫でる。そして、彼女の首筋に顔を寄せ、血の様に赤い舌で、白く輝く肌を舐める。
「先ずは、我が伴侶となる証を刻もう」
そう一人ごち、男は彼女の首筋に噛みついた。異様に鋭く延びた、まさしく牙の様な犬歯が、ゾブリと彼女の柔肌を貫き、赤い血が流れ出す。
「あっ!!···くあっ♥️」
鋭い痛みに目が覚めた茨。ハッキリとしない意識と、力の入らない体に戸惑いながらも、男が自身に覆い被さり、体に歯を立てているという事だけを理解する。
しかし、男がその傷から流れ出す血を吸い出し、ゴクリ、ゴクリと、自身に聞かせる様にその血を嚥下しだすと、えもしれぬ快感が体を襲う。
「あっ♥️ふくっ♥️くあっ♥️」
「······おっと、あまりに甘美な味に、飲み干してしまいそうだ。一気に吸い尽くしては勿体ない」
男は、彼女の首筋から顔を離し、口の回りについた血を舐めながら、敵意のある眼で自身を睨む彼女を見下ろす。
「······あな···た···は」
「お目覚めかな、我が伴侶よ。今宵は、そなたと私が契りを交わす日だ」
「な······にを···」
「安心せよ。そなたは、ただ私に身を委ねておれば良い」
▼▼▼
男の唇で塞がれた己の口。捩じ込まれ、絡ませられた舌からは、自身の血の味とらしき鉄の味がする。
「んんっ♥️んふあっ♥️♥️」
ドレスの上から、男の手が私の体を撫でる様に這い、轍鐵さんの金属の冷たさとは違う、死人の様な体温の無い未体験の冷たさが、言い様の無い快楽を私にもたらしている。
「痛っ♥️♥️ああああ♥️♥️♥️♥️」
男の口が離れ、先程噛みつかれた場所に、再び男の牙が突き立てられ、血が吸われる。鋭い痛みと、それを上回る快感が脳を貫き、艶のある声が出てしまう。
「いや♥️♥️やめ♥️♥️くあああ♥️♥️♥️」
自身の体から血が抜けて、体の内側から、自身が何か別のモノに変わっていく感覚が恐怖を抱かせる。無駄な抵抗だとしても、力の満足に入らない体で身を捩り、先からどんどんと冷えていく手足で男を退かそうと踠く。
「可愛い抵抗だ、愛おしい。もっと可愛がってやろう」
「ひああっ♥️♥️♥️」
私のささやかな抵抗を喜悦の表情で抑え込み、ゴクリと大きく喉を鳴らして首筋から顔を離した男。撫で触るだけだった手が、スルリとドレスの中に入って、濡れそぼっている私のオマンコに触れる。男の冷たい指が、ジュプリと穴の中に侵入し、クチュリクチュリと解し広げる様に動いている。
「ひうっ♥️♥️はあっ♥️♥️ううあっ♥️♥️♥️」
「クックックッ、まだまだ中は熱いな。早く私と同じ存在にしてやりたいが、この熱さを味わっておかなければ勿体ないな」
「んぎぃっ♥️♥️♥️♥️い、いきなりぃぃ♥️♥️♥️」
指が引き抜かれ、ガバリと開かされた足の間に男が入り込み、冷たい棒の先がズチュリと挿入された。轍鐵さんの、焼ける様な熱さと錯覚させる位熱い逸物とは全く違う、芯から凍らせる様な冷たさの逸物。それが、ゆっくりと私の中に押し入ってくる。
「あっ♥️♥️かっ♥️♥️はぐっ♥️♥️」
「熱い、熱いぞ。熱すぎて溶かされてしまいそうだ」
「んひぃぃぃ♥️♥️♥️♥️」
「おお!!ここが、私の子を孕む子宮の入り口か。クククッ、私を拒む様にピッチリと閉まっているな」
「いやぁ♥️♥️抜いて♥️♥️もう抜いて下さい♥️♥️」
「そんな声では説得力の欠片もないぞ、我が伴侶よ。それとも、この堅き門を抉じ開けて、私の精を出して欲しいという意味かな?ならば、応えてやらねばなるまい」
「ひっ♥️♥️ちがっ♥️♥️ちがあああああ♥️♥️♥️♥️♥️♥️」
数度、ゴンゴンと力の入った腰使いで、子宮の入り口を逸物がノックした後、更に力を込めた挿入で私の子宮口を穿ち、逸物が子宮の壁まで貫いた。
「アッ♥️♥️♥️アアッ♥️♥️♥️♥️」
「流石は、私が伴侶に望んだ女の胎。まるで太陽のごとき熱さ。良い、良いぞ!!」
「♥️♥️♥️いぎっ♥️♥️♥️あぐっ♥️♥️♥️はげっ♥️♥️♥️はげしっ♥️♥️♥️くるしいっ♥️♥️♥️♥️」
「ああ我慢できん!!!」
「んいああああああああ♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️」
男は、激しく腰を打ち付けながら、噛み千切られるかと思う強さで、私の首筋についた噛み痕に寸分違わず牙を立て、我を忘れたかの様に血を吸い始めた。
「いやっ♥️♥️♥️たすけっ♥️♥️♥️てつてつさん♥️♥️♥️♥️たすけて♥️♥️♥️♥️かわりたくない♥️♥️♥️♥️てつてつさん♥️♥️♥️♥️♥️」
吸血鬼に血を吸われた者は、吸血鬼になって、その吸血鬼に服従する。そんな伝承や作品の通りなら、私の体は血を吸われるたびに、吸血鬼へと変化していっている。その恐怖と、血を失う事で急速に冷えていく体に、歯がガチガチと震え、愛する人へ届く事の無い救援を叫ぶ。
「ぐおおおおおお!!!!!!」
「ひぐうううううう♥️♥️♥️♥️つ、つめたいぃぃいいいい♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️」
そんな懇願なぞ意に介さず、男は野太い声を上げて、その精を私の中に容赦なく放った。その精もまた、凍てつく様に冷たかった。
男は、血を吸う事を忘れて、腰を震わせながら出し切った。
「ハァッ♥️♥️♥️アッ♥️♥️♥️アッ♥️♥️♥️アヒッ♥️♥️♥️♥️」
出したのに萎えない逸物で蓋をされ、男の冷たい精子が卵子を求めて子宮を泳いでいる。いつか、愛する男性の子供を宿す事を夢見ていた胎に、この男の子を孕ませられる。はしたなくも達し、か細い声を漏らしながら小刻みに痙攣する体で、それだけは鮮明に理解出来た。
「たまらん、たまらんなぁ、我が伴侶よ。我が半身は一向に衰えず、もっと精を注ぎ込みたいとしているのが分かるか?」
「ハヒッ♥️♥️♥️モウ♥️♥️♥️ヤメテッ♥️♥️♥️♥️」
「安心せよ、この胎を私の精で満たすまで、存分に可愛がり尽くしてあげよう」
「あああああああ♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️」
男は、私の腰をガッシリと掴み、萎えるどころか更に太さと固さを増した逸物で、再び私の中を貫きはじめた。
「他の男なぞ忘れよ!!!この最後の一噛みで、私の所へ堕ちてくるのだ、塩崎茨!!!!」
「いやあああああああ♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️」
▼▼▼
「くうっ!!!もう!!出る!!!!」
「だめだ!!!やめ!!くあああ!!!!」
「やめろ!!!もうやめろ!!!!!!」
そこは、ビッグマラに反旗を翻し、レジスタンス活動を行っていたヒーローの拠点の一つだった。
しかし、今そこで行われているのは、茨の生えた蔦に拘束されたヒーロー達が、下半身を露出させられて、茨蔦を操る女性にペニスをしごかれる大乱交だった。
「もう!!やめろ!!目を覚ませ茨!!!!!」
女性に組み敷かれている男が叫ぶ。彼のペニスは、女性のオマンコにズップリと飲み込まれている。
「ウフフッ、それは出来ません、鉄哲さん。主様のボスに仇なす者は許しておけませんから」
「くっ!!!いばら!!!!!」
男の上で、妖艶に腰を振る女性、吸血鬼の伴侶となり、人外として生まれ変わった塩崎茨。彼女は、伴侶と同じ吸血鬼ではなく、性を吸うサキュバスと成っていた。
「どうだったかな、かつて愛した男の味は、我が伴侶よ」
「主様♥️あんな金属男、主様の足下にも及びません。たったあれだけで果て終わるなんて。私、欲求不満でたまりません、主様♥️」
「クックックッ、では、帰って私直々に可愛がってやろう」
「ああっ♥️♥️楽しみです♥️♥️主様♥️♥️♥️」
迎えに来た夫に抱かれ、去っていった拠点に残されているのは、カピカピに干からびた複数人の男達の残骸であった。
このキャラのこんなシチュが見たい等のリクエストがあれば、執筆の参考に出来ますので、気が向けばご意見ご感想をお待ちしております。
リクエストは、活動報告に専用の場所を設けましたので、そちらにお願いします。