「···臭い」
男子生徒の暴徒化とお母さんの陥落による混乱で統制を乱し、私達はなす術もなく捕らわれ、雄英が奴に乗っ取られてから、もう二日が経った。
何度シャワーで体を流しても、体が痛くなる位石鹸で洗っても、こびりついて消えない精子の臭いに、顔を歪めて辟易する。
外との連絡は全て遮断され、かっくん達がどうしてるかも分からない。誰々を倒した、誰々を殺った、奴に好き勝手犯されながら、奴らの報告という名の武勇伝を聞いていたが、その中に、かっくんやお父さん達の名前は、まだ聞こえてこない。
個性を封じられ、抵抗を封じられた私達には、この地獄を耐えて、かっくん達が助けに来てくれる事を、奴を倒してくれる事を待つしか出来ない。
「···ぅぅっ······かっくん、会いたいよ」
愛しい人の顔を思い浮かべる。また奴の前に連れていかれ、奴の気が済むまで犯される現実に心を軋ませながら。
▼▼▼
『良い、何があっても、絶対にここから出ちゃダメよ』
『冬美、緋衣を頼む』
『お母さん、義姉さん』
もしもの時の為に作られていた、家の地下隠し部屋に籠らされてもう二日目。しっかりとした防音がされているから、緋衣ちゃんのが泣いても大丈夫だけど、外からの音も何も聞こえない。携帯もずっと圏外で、テレビもラジオもダメ。皆が無事なのか、外の状況がどうなっているのかも分からない。
でも、私は耐えてみせるよ。何たって、あのエンデヴァーの娘で、ホークスの奥さんなんだもん。
「大丈夫、大丈夫だからね」
そう言って、お腹の中にいる我が子と緋衣ちゃんに言う。自分にも言い聞かせる様に。
"ガチャ"
「?!」
それは唐突に訪れた。唯一の出入口である扉のロックが、解除される音が響いた。やった、終わったんだ。そう安堵と喜びを胸に、緋衣を抱いて扉を見上げる。父が、兄が、母が、義姉が、愛する夫が、そこにいると信じて。
そして、扉が開いた。地獄の扉が。
「見~つけた。やっぱりいた、冬美ちゃ~ん」
そこにいたのは、思い浮かべた顔のどれでもなかった。醜悪で、穢れて、濁って、欲望に満ち溢れた、男達の顔だった。
「女!!女!!」
「犯す!!」
「冬美ちゃ~ん!!」
「いやあああ!!!!」
穴に水が流れ込む様に、隠し部屋へと雪崩落ちてくる男達。無駄な足掻きと分かっても、部屋の端に行って、我が子と緋衣を守る様に丸くなる。しかし、そんなささやかな抵抗も虚しく、冬美は男達の中心に引き摺られ、緋衣は取り上げられ、何処かへと連れていかれてしまった。
「やめて!!離して!!赤ちゃんがいるの!!緋衣ちゃんを返して!!!」
「妊婦だ!!」
「ボテ腹だ!!」
「俺、妊婦とヤッてみたかったんだよなぁ」
「おい、一番は見つけた奴って話だったろ!!冬美ちゃんは俺が見つけたんだ!!」
冬美の悲痛な叫びは、誰にも届かず、男達は身勝手な話し合いをするばかり。そして、一人の男が目をギンギンにして近付いてきた。
「冬美ちゃん、久しぶりだね~」
「ヒッ!だ、誰?!緋衣ちゃんをどっ(パァン)···」
「酷いなぁ、俺はずっと君を見ていたのに」
「痛っ!!」
男に頬を張られ、髪を掴まれて痛み顔が歪む。
「あ、あなたなんて、しらない」
「はぁ~、いつも蕎麦食べに来てくれてたのになぁ!!」
「っ!!きゃああああ!!!!」
あり得ない程の力で、服が引き裂かれ、下着と大きなお腹が露になった。その下着も、容赦なく引きちぎられ、何も隠すものがない肉体が、男達の前にさらけ出される。下卑た歓声があがる。
「いやっ!いやっ!助けて!啓悟さん!!啓悟さん!!」
「俺以外の男の呼ぶんじゃない!!」
「ォッ!!!」
「次呼んだら、お腹蹴っちゃうかもね」
「ッ!!」コクコク
「じゃあ、始めよっか。俺と冬美ちゃんの、初夜を」
「んむっ!!!」
強引に唇を奪われ、口内に男の舌が捩じ込まれる。反射的に、その舌に噛みついてしまったが、歯が立たなかった。ゴムで出来ているのかと錯覚する位の弾力、冬美に噛みつかれている事に気付いてないのか、歯牙にもかけず、縦横無尽に口内を荒らし回る。
「ああ、美味しい!!冬美ちゃんの唾液美味しい!!」
「んっ!!んんっ!!んやっ!!!」
歓喜の雄叫びをあげながら、唇を貪る男の手が、冬美の体をまさぐり始める。そして、無遠慮に、男の指が冬美のオマンコの中へと侵入した。
妊娠中の性行為は、流産や早産を引き起こしてしまう可能性があると、医者からしっかり注意されている。故に、何としても我が子を守ろうと抵抗するも、男の圧倒的なまでの力の前には無意味でしかなかった。
「ダメだ、もう我慢できねぇ!!」
「んばはっ!!ハァハァ···ッ!!ダメダメそれだけは絶対にダメ!!!」
「ヒヒッ、俺以外の男との間に出来た子供なんて、冬美ちゃんには要らないんだよ」
「嫌っ!!ダメ!!お願いします!!口でも手でもお尻の穴でも好きにしていいからそこだけは!!」
「大丈夫、後でちゃんと、俺の子供を孕ませてあげるから」
「いやああああああ!!!!!!!」
大して濡れてもいない腟が、血管が浮く程に勃起したペニスに貫かれた。
「いぎっ!!!ダメっ!!抜いて!!今すぐ抜いて!!!赤ちゃんが、あの人との赤ちゃんが!!!抜いて!!抜いてよぉ!!!!」
「ああっ!!気持ちいい!!これが冬美ちゃんのオマンコ!!!凄く良いよ!!最高だよ!!!」
「うぎっ!!ひぐぅっ!!やめて···おねがい···やめて」
ただ、自分が気持ち良くなる為の抽送による痛みか、我が子の辿る未来を悲観してか、溢れんばかり涙を流し懇願する冬美。
「良すぎる!!良すぎる!!良すぎて!!出る!!!!」
「えっ!!?!えっ??!?あ······あああああ!!!!!!」
何をされたのか、脳が理解を拒んだ。腰をこれでもかと押し付け、ブルッブルッと体を軽く痙攣させる男。脈打つペニスから、何かが放出されている。そう、我が子が育つ子宮目掛けて、この最低最悪の男の精液が、注ぎ込まれている。
絶叫。まさしく絶叫。
「あっ······あっ······」
身を、心を、愛を、夫に自分の全てを捧げたこの体。夫との間に宿った、二人の愛の結晶。その全てを、踏みにじられた。
心が、折れる音がした。
「あかちゃん···わたしのあかちゃん······」
「冬美ちゃん、そんなにアイツとの赤ちゃんが大事?なら、助けてあげようか?」
「···へっ?」
「俺を愛すると言え、俺の子供が欲しいと言え、俺が欲しいと言え、俺に全てを捧げると言え。そうすれば、子供を無事に産ませてやるよ」
端から見れば、何を今更と言われるだろうが、この時の冬美に、そんな事を考える余裕など無かった。ただ、藁にもすがる思いで、我が子を助ける事しか頭に無かった。
故に、
「愛します!!貴方に私の全部をあげます!!貴方のオチンチンで、私を孕ませて!!」
「じゃあ、その証しとして、俺の精子を飲め。大丈夫、飲めば、子供は無事に健康に産まれてくる」
「はい、飲みます」
何も考えず、眼前にさらされた、精液まみれの男のペニスを、冬美は躊躇なく口に含み、竿についた精液を舐めとり、中に残っている精液を吸い出す。
「ハーハッハッハッ!!!これで冬美ちゃん俺のものだーー!!!!受け取れ、冬美ーー!!!!」
「ごおっ!!!ぶふっ!!!!」
出したばかりだと言うのに、口が一瞬で埋め尽くされる量の精液が、喉奥で迸る。逆流で鼻も塞がり、酸欠になる。目がグルンと裏返り、冬美の意識が遠退く。
最後に脳内に映ったのは、冬美が最も大事とする、愛する家族達の姿だった。
▼▼▼
「あっ♥️♥️ああんっ♥️♥️んあんっ♥️♥️」
「流石、No.1を落としたケツだぜ。歳行ってる癖に、全然いけんじゃねえか!!」
「後ろもしっかり使いこなれてるし、エンデヴァーも、硬派気取ってるだけで、ヤる事ヤッてんだなぁ!!」
「胸もたまんねぇ!!柔らかくて最高!!」
「おら、しっかり腰振れや」
「っ♥️♥️♥️あ、なた♥️♥️ごめんなさい♥️♥️♥️♥️」
「くそっ♥️♥️いつまで吸ってんだ♥️うあっ♥️♥️突くなぁ♥️♥️」
「うるせぇ!!母乳吸いながら犯すのが良いんだろうが!!」
「おい、手が疎かになってんぞ」
「ちゃんとしねぇと、あの年増んとこ行っちまうぞ」
「ダメよっ♥️♥️これ以上はっ♥️お義母さんが持たないっ♥️♥️」
「だったら、頑張れよ!!!」
「くっ♥️♥️んじゅぶっ♥️♥️♥️ぶふっ♥️♥️♥️」
邸に押し寄せてきた暴徒達に負けてから、入れ代わり立ち代わり、男共に犯され続けてきた。私達を殺すつもりはなく、一応の食事と睡眠を取る事は許されてるけど、それ以外の時間は、常に誰かが犯してくる。反面、男達の目の前で排泄させられ、洗われてるのか犯されているのか分からない入浴に辟易させられる。
でも、私達に少しでも惹き付けて、冬美達の居場所がばれるまでの時間を稼ぐ。そうすれば、いつか燈矢達が助けに来てくれる。そう信じながら、義母と共に、疲れ果て泥の様に眠り、夢であればと願い、現実なのだと思い知らされながら起きた三日目。昨日までは、まだ地獄の入り口でしかなかったのだと、絶望させられた。
「あっ♥️♥️あっ♥️♥️あんっ♥️♥️♥️」
「お゛お゛っ♥️♥️お゛お゛っ♥️♥️ふびゃああ♥️♥️♥️」
大きいお腹も気にせず、男にしがみつき、加減のしていないピストンを、蕩けた顔で受け入れる、義妹の姿。
そして、獣の様な声をあげながら、男達に犯され悦んでいる、どこか私や燈矢の面影が見える、高校生位の女子。
「あっ♥️おかあさんにねえさん♥️」
「ふゆ···み······」
「まぁま♥️ばぁば♥️」
「お前、緋衣···なのか」
目の前の光景を、信じたくなかった。信じる事を、心が拒絶した。娘と義妹を犯していた男達が、低い唸り声をあげて軽い痙攣をする。男達の薄汚いチンコを挿入されている所から、白濁としたものが溢れ噴き出す。
「ふぃ~出した出した。飯食ってくるから、また後でな、冬美」
「今度は、おじちゃんともっと気持ちいい事しようね、緋衣ちゃん」
白濁にまみれ、焦点の合わない目で、虚ろに笑う二人。
「おはよ~、バーニンちゃ~ん。起き抜けの一発頼むわ」
「きょ、今日こそ、は、孕ませるんだな」
「いやっ!!緋衣!!緋衣ーー!!!私の娘に何しやがった!!!!ふぐっ♥️♥️」
「冬美!!離して!!娘の所に行かせて!!!あうんっ♥️♥️」
この地獄の宴は、まだ始まったばかり。
時を戻す個性があるなら、進める個性があっても不思議じゃないよね。
このキャラのこんなシチュが見たい等のリクエストがあれば、執筆の参考に出来ますので、気が向けばご意見ご感想をお待ちしております。
リクエストは、活動報告に専用の場所を設けましたので、そちらにお願いします。