小田は廊下を抜け、構造を記憶していた洗面室へと足を踏み入れた。
石造りの床はひんやりとしており、空気には湿り気とわずかな薬品臭が漂っている。
人の手が入った造りだが、この空間にも異世界の「感触」を強く感じていた。
「……ふぅ。まさか…掘られちまうとはな」
フェロモン抑制スーツの裾を捲り、腰をゆっくりと下ろす。
個室の中、ひとり腰を下ろすと、肛門の奥に残っていた熱と重みが、じわりと動いた。
腹に少し力を入れた途端、ぬるりとした粘液が音もなく溢れ落ちていく。
ぐる、と腹が鳴り、違和感の残ったままの肛門が、再びぴくりと動く。
だが、それにももう、いちいち動揺する気力は残っていなかった。
(我ながら本当に、環境に慣れるのが早いもんだ)
そう思いながら、便意もついでに済ませる。
(……便は、おそらくそのまま落としているだけだろうが)
腰をわずかに浮かせながら、足元を一瞥した小田は、粗雑な石板に穿たれた穴の奥――闇の中にじんわりと落ちていく感触を、尻の下に確かに感じていた。
(それにしては、匂いが少ないな……)
鼻を鳴らしてみるが、鼻腔を突くような悪臭はほとんどない。代わりに感じるのは、乾いた空気の流れ。
(まさか……下水が整備されているのか?)
ふと、そんな突飛な思考がよぎる。
この世界の文明水準を考えれば、排泄物は貯め置かれるか、自然分解に委ねられるのが常――はずだった。
だが、足元の穴の奥からは、かすかに空気の動きが感じられた。
どこかへと吸い込まれていくような、風の流れ。
(……いや、だが……)
石造りの床、わずかに斜めに傾斜した排泄用の穴、そしてこの異様なまでの無臭空間。
偶然とは思えなかった。
(となると……この国は見た目よりずっと、設備が進んでいるのか……?)
視線を横に移せば、壁際には“紙のようなもの”が数枚、紐で吊されていた。
繊維は太く粗く、ところどころほつれ、手触りの硬さが目に見えるような代物だが――その形状と位置からして、間違いなく「拭く」という行為を前提とした設計だった。
(……まあ、日本のトイレットペーパーと比べるのは酷ってもんだが……)
紙の質も、設備の精度も劣っている。だが、それでもここには「衛生」への意識が確かに存在していた。
小田はそっと腰を浮かせ、石造りの便座を一瞥する。
冷たく、丸みのない縁。臀部を置くには心許ないが、便座という構造そのものがあることに、わずかな驚きがあった。
(石をくり抜いただけにしては、座る位置の高さも悪くない。……意外と、考えられてる)
粗雑でありながらも、用途を絞り込んだ合理性がある。
ここは単なる「穴」ではなく、「排泄のために設けられた空間」として機能していた。
「…しかし…便秘になっちまうところだったな」
ぼそりと漏らした呟きが、湿り気を帯びた石の壁に吸われ、虚ろに響く。
誰も返事をしないその静けさが、逆に、ひどく人の存在を遠ざけていた。
肛門にはまだ精液の名残がじんわりと絡みつき、紙とも布ともつかぬ粗雑な繊維で何度か拭っても、ぬめりは取り切れない。
だが、それすらももう、気にする気力はなかった。
ひと息ついたその時だった。
――コン、コン。
控えめに、それでいてはっきりと戸板を叩く音がした。
「ッ……!?」
反射的に腰を引き、体を固める。
誰だ――このタイミングで。
「……小田様」
戸の向こうから聞こえてきたのは、あの少女の、抑えた声だった。
「……なっ、シズか……!?」
排泄という最も無防備な瞬間に、思いもよらぬ者の名を聞いた小田は、思わず声を詰まらせた。
腹の奥にまだ残る残尿感と、尻に貼りついた違和感が一瞬で引っ込む。
先ほどまでの生理的解放感は吹き飛び、全身の神経が皮膚に浮き上がってきたかのようだった。
(なぜ……よりにもよって今……)
拭きかけていた手を止め、戸の方へとわずかに身を乗り出す。
だが、扉には鍵もなければ覗き窓もない。ただ板一枚。気配を感じるには十分だった。
シズの声は、静かだったが――その奥には、確かに熱があった。
「……ご気分は、いかがでしょうか」
続けて落ちてきた声に、小田の背筋はじっとりと汗が吹き出た。
(ずっと……いたのか?)
耳を澄ませば、扉の向こうからは、嗅ぐような微かな呼吸音がする。
まるで、匂いを追っているかのように。
そこまで言いかけて、小田は言葉を呑んだ。
戸の下のわずかな隙間から、ふわりと甘い香りが漂い込んできた。
それは、あの浴室で、カザラが舌を這わせたときと同じ――
雄の“匂い”に反応した者たちが、熱に浮かされた時に発する、あの発情の雰囲気だった。
(やばい……こいつも……)
未だトイレの最中であるというのに、小田の腹の奥が、今度は別の意味で硬くなるのを感じていた。
静寂のなか、扉を挟んで、二人の呼吸だけが熱を持って交差する。
―――
――ギィ……。
静かに、だが確かな意思を持って、扉が開いた。
湿った石造りの個室に、わずかな光と、ひたり……とした気配が流れ込む。
「……なぜ入ってくる?」
小田の声は低く、動揺を押し殺していた。
だがその声音の奥には、隠しようのない狼狽が滲んでいた。
彼はまだ、排泄の途中だった。
便座に座ったまま、尻の奥にはなお、排出されていないものがあり、脚はわずかに震え、腹の奥に残った重みが抜けきらずにいる。
そんな状態で――少女が、音もなく足を踏み入れてきた。
「……小田様がいけないのです」
足音もなく近づいてきたシズは、閉じかけた扉の前で立ち止まり、静かにそう呟いた。
「……あんなにも淫らな匂いを撒き散らしているあなたが悪いのです」
その声には、感情の起伏がない。
だが――はっきりと、熱があった。
「……」
小田は言葉を失っていた。
視線を向ければ、シズの目は伏せられていた。
だが、わずかに開いた口元、頬の色、そして膨らんだ鼻の動きが――
彼女の理性の下で、別の欲求が暴れ出していることを物語っていた。
「……出ていけ、シズ」
言葉は出た。
だが、その声には、覇気がなかった。
脚の間、まだ用を足しきっていない下腹部が、それを否定するようにじわりと疼く。
「……まだ出しきれてないご様子ですね」
その言葉は、ひどく丁寧でありながら――
その奥にある含みは、あまりに生々しかった。
「僭越ながら、私がお手伝いいたします」
ぴたりと背後に張りつく気配。
熱を持った吐息が、わずかに小田の首筋を撫でた。
「……結構だ」
小田は低く、だが明確に拒絶を示した。
だが――
「なりません」
シズの返答は、予想外なほど即答だった。
その声音には、いつもの冷静さと礼儀がありながらも、どこかに硬質な響きが混じっていた。
拒絶を受け止めるつもりなど、最初からないというような、確信。
「これ以上、下品な匂いを撒き散らされては困ります。処理は――私の役目です」
その言葉と同時に、小田の腰に指がかかる気配があった。
「……おいッ」
警告にも似た声を上げるが、身体はまだ力を込められない。
下腹に残る便意と、排泄途中という姿勢のままでは、抵抗すらままならなかった。
「動かないでください。まだ、排泄途中なのですから」
囁くようなその声が、小田の耳にぬめるように染み込んでいく。
それはまるで――
獲物の動きを封じ、丁寧に喰らう前の、静かな支配の声だった。
シズの顔がゆっくりと近づき、小田の尻の谷間に舌を這わせる。
その一舐めが、肛門の奥にまだ残る便意を、否応なく呼び覚ます。
「ゔ……っ」
呻きが漏れた瞬間、シズの口元がにやりと吊り上がる。
その目には、どこか――愉悦の色すら浮かんでいた。
「……ずいぶんと、不純物が溜まっているのですね……」
囁く声は冷ややかで、それでいて甘い吐息が混じっていた。
「私が……捻り出して差し上げます」
囁くように告げたその声は、甘やかでありながら、どこか命令にも似た響きを帯びていた。
そしてその言葉と同時に、シズの細い指が、小田の尻の割れ目をなぞるように滑り落ちていく。爪はきちんと整えられていたが、その指先には、冷えた水のような無感情さがあった。
ぴたり――
肛門に触れた指先が、ほんの少しだけ力をこめる。
すると、小田の全身がびくりと震え、肛門の筋肉が緊張によって閉じる。
「……力を抜いてください。小田様」
その声音は、まるで医療従事者のように平静だった。
だがその裏には、あまりに個人的な熱が宿っていた。
シズの顔が、ぐっと近づく。
目の前、肛門のすぐ下にその白い顔がある。
その鼻先がわずかに震え、熱っぽく湿った吐息が小田の尻へと流れ込む。
「……くん、くん……ふふ、やはり、まだ奥に残っていますね」
嗅ぎ取った匂いの先に、欲望があるのか義務感があるのか、今のシズからはもう見分けがつかない。
彼女は唇を濡らし、そして――舌を突き出した。
「――失礼します」
ぬるっ……と湿った舌が、肛門の縁を撫でる。
ざらりとした感触はない。シズの舌は滑らかで、猫人のナーシャとは異なり、より人間に近い柔らかさを持っている。
ぬちゅ、ぬる……ぬちゅうう……
肛門の襞を舐め上げるたび、音が濡れていく。
体液と唾液が混ざり、滴となって太腿を伝う。
「……すぐ、楽になりますよ」
そう囁きながら、彼女の舌は舐めるだけでは終わらなかった。
じわ……と、粘膜の隙間へと舌先を押し入れてくる。
「ぅ……く……っ」
小田の喉から、堪えたような吐息が漏れる。
体が逃げようと反応するも、シズは逃さない。
両手で彼の尻をしっかりと固定し、そのまま――舌を、肛門の奥へと沈めていく。
ぬちゅっ……ぬりゅぅ……じゅるっ……
肛門の内側を舌が撫でる。
ざらりとした摩擦ではない、ぬめりと粘着質に満ちた感触が、腸壁をやわらかく擦り上げていく。
舌先が微細な肉襞の間に唾液を染み込ませ、くちゅくちゅと音を立てながら、じわじわと奥深くへと浸透していく。
「……んちゅぅ……やはり、柔らかいですね」
囁くような声とともに、シズの舌は一定のリズムで粘膜を擦る。
押し込んでは撫で、絡めては吸い、まるで『出す』ことを促すためだけに設計されたかのような蠢き。
そのとき、ふいに――
ヌポンッ……
舌が肛門の内側から一気に引き抜かれた。
粘液と唾液を絡めたまま、舌が抜ける音は艶めかしくも生々しく、濡れた肉の感触をそのまま空気へとさらけ出した。
「ッぁ!」
小田の喉から、反射的に震えるような吐息が漏れた。
驚きと羞恥、そして寸前の緊張による肉体の跳ね返り――
脱力とも、快感ともつかない、情けない吐息。
その一瞬の隙を逃さず、シズはそっと唇を緩めた。
「……出してしまいましょう。全部」
甘く囁きながら、今度は唾液に濡れた人差し指が――
肛門の中心に、ぴたりと添えられた。
そして、ぬちゅ……と。
あたたかく湿った指先が、ゆっくりと、粘膜の隙間へと沈んでいく。
「深くまで、確認いたします」
そして、ぐぷ……と音を立てて、第一関節が潜る。
小田の背が跳ねる。肛門の内側が、侵入者に対してきゅう、と収縮する。
「……まだ緊張してますね。では、少しずつ……」
そして第二関節。
くちゅっ、ぬちゅっ……
腸壁を擦りながら、指がさらに奥へ。
内側に塗られていた粘液と唾液が混ざり合い、肉の蠢きに合わせて濡れた音を立てる。
「小田様……このまま、深く指を挿れるとですね……」
言葉を切りながら、シズは指の腹で一点を探るように押しあてた。
「……ここが、刺激されると、お腹が……ぎゅっと動くのです」
ぐっ、とその一点を押し込む。
「うあっ……!?」
小田の喉から、反射的な喘ぎが漏れた。
同時に、肛門の奥がぎゅう、と収縮し、腸内が勝手に蠢いた。
「……動きましたね。」
その冷静な観察の声が、逆に狂気じみて聞こえる。
「排泄が、始まる前兆です」
彼女は指を動かす。ゆっくりと、螺旋を描くように回転させながら、内壁をなぞり――奥へ、奥へと。
「……我慢しなくて、いいんですよ。小田様」
その声は、まるで慈愛に満ちた医師のようだった。
そして、彼女のもう片方の手が、小田の下腹部を押さえた。
「力を抜いて。……はい、そこで、少しだけ……いきんでください」
彼女の指が、腸内にねじこまれたまま、小田の腹をゆっくりと押す。
同時に――
ぬぷっ、ぐちゅっ、くちゅり……
その指の動きに合わせて、小田の腹部が反射的に震え、肛門の奥から、ずるっ……と何かが下がってくる感覚が、じわじわと忍び寄る。
汗が噴き出す。
羞恥と不快と快感とが入り混じり、理性の境界線がぐらりと揺れる。
だが、シズの手は止まらない。
「さあ……もう少しです。……小田様。全部、出して……楽になってください」
その声音は、どこまでも優しく穏やかで――けれど、その穏やかさは、肛門の奥に深々と指を差し入れている者のそれだった。
粘膜を撫でる指先はいやらしくも丁寧で、腸壁の奥をねっとりと、探るように押し広げている。
「……はい、今……力を抜いて。ゆっくりで、いいんです」
囁きと同時に、もう一押し。
その瞬間だった――
ぶぅぅぅぅぅぅぅぅううぅ……っ!!
重く、深く、濁った音が、腹の底から破裂するように鳴り響いた。
まるで肉の奥から引きずり出された空気が、腸内を震わせ、粘膜を擦りながら出口を駆け抜けたかのような――内臓ごと曝け出したような、凄まじい放屁だった。
「……っ……くう……ッ……!」
小田の身体が跳ねた。
目の奥まで熱が駆け上がり、頬が一瞬で火照る。
羞恥と緊張が交差し、喉が詰まって言葉にならない。
けれど、放たれてしまったのだ。
肛門の奥を這う異物感と、濁った空気、そして――それを受け止めた女の存在。
「……ふふ……」
シズの舌が、笑うように動いた。
「いまの、すごかったですね……♡」
その声音は、どこかうっとりと蕩けていた。
鼻先がわずかに動き、放たれた空気の熱を、貪るように嗅ぎ取っている。
けたたましく、そしてあまりに生々しい破裂音が、密室の静けさを打ち破るように響き渡った。
それはまるで――内側から絞り出された、欲望と恥辱が混ざり合った咆哮だった。
「くぅ……あ……っ」
小田の喉が詰まり、思わず首を竦める。
顔が熱く、赤く染まる。
全身が羞恥で震え、肛門の奥から迸った熱の残滓が、肌を這い上がってくるかのようだった。
だが指は、まだ肛門に挿さったままだ。
そして、その指の主――シズは。
「ぶぅうって……すっごく……大きい音でしたね……♡」
その舌先が、肛門の縁にぴたりと触れる。
ついさっきまで、放屁の空気が迸っていたその箇所に、舌が、そっと――ねっとりと押し当てられる。
「……くん、くん……んふ……」
彼女の鼻先が、割れ目に寄せられる。
恥ずかしいほどに、肛門に顔を近づけ、排出された空気の名残を、嗅ぐ。
「……すごい、うんちの匂い……♡」
蕩けたような声だった。
「身体の奥から出てきた、獣の匂い……」
彼女はまるで香水を嗅ぐように、深く息を吸い込む。
目を細め、うっとりとした吐息を漏らす。
「スケベですね……小田様……♡」
囁かれたその一言に、小田の腹がぴくりと跳ねた。
「恥ずかしいですか?あんな音、雌の前でぶちまけて……♡」
ぬる……と、舌が肛門の皺を舐め上げる。
そこには、放屁の余韻と、わずかな汗と、粘液が混ざっている。
それらを、まるで貴重な蜜のように、舌先で啜り上げていく。
「……ふふっ……匂いだけじゃありません……ここも、すっかり熱くなってますね……♡」
そう言いながら、指が再びぐちゅりと蠢いた。
「…もっとしてもいいんですよ……小田様の全部……出してください……♡」
その声音には、穏やかさの皮を被った支配欲と、排泄物すら愛する異常な嗜好が滲んでいた。
「小田様が……すべてを曝け出してくれるのが、私は……たまらなく、好きなんです……♡」
そう言った彼女の舌は、肛門の奥へと、再び這い寄っていく。
ざらり……ぬちゅっ……ぬりゅ……
放屁の直後でまだ緩んだ肉襞に、舌が吸い付くように絡み、残滓を味わい尽くすように――淫靡に、貪る。
⸻
「……ぐ、ぅ……っ」
小田の腹に、ぴたりと添えられていたシズの手のひらが、ぐぅ、と静かに押し込まれた。
その力は決して強くない。
だが、的確だった。
ちょうど膀胱の上。
尿意が膨れあがった圧力の中心に、まるで熟練の施術者のように指の重みが沈み込んでいく。
「んちゅぅ……雄なのに……こんなに、引き締まってらっしゃるんですね」
指先で腹筋を撫でながら、肛門に舌を入れる彼女はどこか感嘆したように微笑む。
その声音は淡々としていたが、明らかに熱を帯びていた。
「きっと、戦うための肉体……ですね。ですが、そんな立派な身体から、いま出ようとしているのは……」
その瞬間だった。
ちょろ……ちょろちょろ……
生温い液体の音が、虚ろな空間に広がった。
「……ッ!!」
小田の背が反射的に跳ねた。
だが、身体を起こす力はない。
肛門の奥にはまだシズの舌が残り、腹は押さえつけられていた。
脚の付け根から、じわじわと広がる熱。
それは尿だった。
肛門より先に、排泄の順番を間違えた身体が、勝手に漏らしてしまった。
下腹部にかかる圧で押し出されたそれは、スーツを濡らし、内腿を伝い、無様に脱ぎかけのシーツへと染み込んでいく。
「……ああ……っ……!」
小田の喉から、かすれたような、低い悲鳴が漏れた。
悔しさではない。
恥では足りない。
これは――崩壊だった。
鍛え抜いたはずの肉体から、支配され、嬲られ、まるで幼児のように小水を垂れ流すだけの器に成り下がったという現実。
「……♡」
その音を聞きながら、シズは眉ひとつ動かさなかった。
むしろ、軽く頬を赤らめ、ほっとしたように囁いた。
「先に出たのは……こちら、でしたか」
その声に、冷たさはなかった。
あまりにも優しく、慈愛すら感じさせる声色だった。
「……あ……っ」
喉の奥で、かすれた声が震える。
股間から、内腿へ。
下へと広がっていく温もり。
「……失礼します、小田様」
シズの声は、あくまで丁寧だった。
その指が、じわりと内腿へと伸びていく。
そして、まだ止まぬ尿の流れ――その途中の滴りを、指先で掬い取った。
黄ばむ液体が、細い人差し指に絡む。
「……ふふ……」
そのまま、シズは自らの唇へ、ゆっくりと運んだ。
ちゅ……ぺろ……
まるで飴を味わうように、彼女はそれを舐め取った。
「……んちゅ……しょっぱい……♡」
蕩けるような吐息。
舌を指に這わせ、指の腹、関節の隙間に残った一滴までも――淫靡に、熱心に、舐め上げていく。
「これは……小田様の……身体の内側から出てきた、獣の味……ですね♡」
微笑みながら、うっとりと瞳を細める。
「シ、シズ……ッ い、いい加減に……ッ!」
そんな姿を見た小田は掠れた声で抗議した。
震える手で押し返そうとするが、身体は汗に濡れ、腰も脚ももう思うように動かなかった。
必死に身体を捻ろうとした、その瞬間――
「……んちゅぅぅ……♡」
ぬちゅり――
ふいに、肛門の皺にシズの舌が、ねっとりと、ぬちゃりと再び食い込んできた。
「ッ!!」
小田の背筋が跳ねた。
れろっ……れろぉ……ぬちゃ、じゅるるるる……
湿った音が、肉と舌と液体が絡み合う音が、耳の奥にまでこびりついてくる。
肛門の内側を蠢く舌の感触。
肉襞を擦り、すくい、押し広げながら、奥へ、奥へと這い込んでくる異物感。
「ゔッ……ッ!」
喉から声を絞り出すように出すが、舌は止まらない。
まるで、排泄間近の腸内をさらに煽り、捻り出すためだけに動いているかのように――。
れろっ、れろれろっ、ぬちゃぁ……じゅるるぅ……
ざらりとした舌先が、肛門の奥で蠢き、震える粘膜をくちゅりと撫でる。
小田の意識に、警告音のような焦りが走った。
(やばい……やばいやばいやばい……ッ!!)
肛門の奥が、ぎゅう、と縮み上がる。
けれどもう――締める力すら、彼には残っていなかった。
押し寄せる便意。
舌に刺激され、内壁を蠢かされ、競り上がってくる熱く重たい“それ”。
抑えきれない。
否応なく、奥から滲み出してくる。
皮膚の奥から、羞恥心と絶望が一気に噴き出す。
ぶるる……ぶちゅぅ……っぢゅるるぅ……
肛門の奥がびくつき、ついに、決壊した。
ぐちゅ……ぐぷぅ……ずるっ……
「……ぉ、あ……ぁっ……!」
小田の喉が詰まったように震える。
崩れる、抜け落ちる、全てが。
自尊も、羞恥も、最後の理性すらも。
ぬちゅ……と、舌先が肛門の縁に触れたその刹那――
「……ッ」
シズの舌が、ぴくりと震えた。
そしてすぐに、ぬぽん……と、わずかな水音を残して舌が引き抜かれた。
その動きには、まるで熱湯に触れた時のような、鋭い即時反応の気配があった。
「あ゛ぁぁあぁあッ!」
大きな悲鳴と同時に――
ぶぅぅぅっ……ぼちゃっ、ぼちゃぼちゃっ……っっ!
深く湿った音と共に、小田の尻の下から濁流のような音が響く。
ねっとりと、鈍重で、重量感のある“それ”が、肛門から次々と解き放たれ、便器の底へと落ちていく。
石壁に反響する水音は、あまりにも生々しく、密室の空気を重く濁らせる。
シズは、舌を引いたまま、ほんの一瞬――頬を染めて、目を細めていた。
その唇の端に、わずかに茶色の残滓がついていた。
そして――
「……んっ」
ぺろり。
彼女はその舌先を、ひと撫でするように舐め上げた。
触れてしまったものを拭うように……いや、確かめるように、熱をもって吸い取る。
その頬に浮かんだ朱は、熱病のように淡く滲んでいた。
そして――小田の排泄を見下ろしながら、呟く。
「……♡小田様……やっと……出してくれましたね……」
まるで、長く待ち焦がれていた返事を、ようやくもらえたかのように。
慈しむような吐息と共に、彼女の声は濡れていた。
「……すごく……頑張って……我慢されていたのですね」
水音が、まだ続いている。
ぼちゃっ、ぴちゃっ……じゅるっ、と不規則なリズムで落ちる粘性の音。
だがシズは顔を歪めることもなく、むしろ、そこに「安堵」を見出していた。
小田の内側から零れ落ちるものすべてを――一つ残らず受け入れるかのように。
⸻
ぼと、ぼとぼと……。
便器の底に落ちる残滓の音が、次第に細くなり、ついには静寂が戻る。
小田はそのまま、がくりと首を垂れた。
肛門からはまだ粘液がとろとろと流れていたが、もはや力を入れる気力すら残っていない。
――終わった。
その実感と共に、胸の奥がきしむように痛んだ。
(……俺は……)
震える視界の先、薄暗い天井を見つめながら、小田の目からぽたり、と涙がこぼれた。
止めようとしても止まらなかった。
それは痛みではない。
快感でも、羞恥でもない。
ただ――自分が、「男」として壊されたという、どうしようもない喪失の涙だった。
この世界では、雄であるということは『貴重』ではあっても、『尊い』わけではない。
選ぶ自由もなければ、拒む自由もない。
(……今の……俺は……人ですら、ない……)
出すことも、嗅がれることも、舐められることも、受け入れるしかない。
喉奥で燻ったその思考は、声にする間もなく崩れ落ちた。
ぺたり――。
その瞬間、肛門の縁に触れたのは、紙――というにはあまりに粗雑で、湿った繊維の感触だった。
しゅり……しゅり……。
水気と粘液を含んだ音が、静かな石造りの空間に、異様な生々しさをもって響く。
肛門の皺に紙が密着し、蠢くように拭い取られていくたび、粘膜の奥に沈んでいた感覚がざわりと呼び起こされる。
「……ふふっ……汚れが、しつこいですね……♡」
シズは丁寧に、紙を折り替えながら拭き続けていた。
しかしその指先は、ただ拭うだけでなく、紙越しに“感触”を確かめるように、ゆっくりと、撫でるように滑らせていた。
そして、下を向いたまま震える小田の頬に、こぽ、と一滴の涙が落ちた。
それを見たシズは、動きを止め、ほんの少し首を傾げる。
まるで、可愛い獣が鳴き声を漏らしたのを聞いたかのように――嬉しげに、興味深そうに。
「……泣いているのですか?小田様……」
そっと囁くその声は、慈悲にも同情にも満ちていなかった。
むしろ、悦びに濡れていた。
「……でも、あなたがいけないのですよ?♡」
囁くような声に甘さが混じり、舌足らずな口調が、湿った空気に蕩けていく。彼女の吐息は明らかに熱く、もはや紙の役割など形だけにすぎなかった。
「……あんなに淫らな匂いを撒き散らして……わたくしのような下賎な者を、こんなに、夢中にさせて……」
紙で拭き終えたその直後――
シズの指が、するりと再び肛門の縁へと滑り込む。
そして、そのまま顔を寄せ、薄く開いた唇から、蕩けるような声が零れた。
「……小田様ぁ♡汚れを紙で拭き取ったあとは……」
唇を舐め、うっすらと笑む。
「……もう一度……私めが、『綺麗に』して差し上げますね……♡」
その声は、甘やかで、狂気を孕んでいた。
そして――ぬるん、と舌が再び、肛門の皺に這い寄ってくる。
ぺろ、ぬちゅ、ぬりゅ……
紙では届かない、粘膜の奥。
そこへと這い込み、舌先が残り香も残滓も、丁寧にすくい取っていく。
ぽたり、ぽたり……。
小田の目尻から流れ落ちる涙は、冷えた床に音もなく落ちていった。
膝は震え、視線は虚ろで、魂の輪郭がにじんでいるようだった。
――だが。
それとは裏腹に。
彼の下腹部にぶら下がるものは、まるで反比例するかのように――
むくむくと、主張を強めていた。
先端が熱を帯び、ゆっくりと膨らみながら皮膚を引き伸ばし、わずかに脈動している。
涙を流し、喉を震わせながらも、身体は――あまりにも正直だった。
「んちゅぅ……あっ♡」
その様子を見たシズの口元が、ぱっと綻んだ。
驚きよりも、悦びの色が濃い。
まるで褒美を受け取った子供のような瞳で、彼女は勃起したそれを見つめる。
「……ふふっ……♡」
唇に指を添えながら、小田の股間へとそっと視線を這わせる。
濡れた瞳、震える唇、屈辱に沈む顔――その真下で、勃ち上がった肉の誇り。
それを眺めながら、彼女は小さく囁いた。
「……私のような、下等種族に興奮するなんて……」
ひと呼吸、間を置く。
そして、蕩けたような声音で、笑った。
「――本当に……ドスケベなのですね、小田様ぁ……♡」
その声には、嘲笑も見下しもなかった。
ただ純粋な悦びと、底知れない愛着、そしてどこかにぞっとするような嗜虐的な慈しみが、静かに混ざっていた。
小田の羞恥も、涙も、勃起も――
すべては彼女にとって、『愛すべき現象』でしかなかった。
そして、小田自身もまた、その視線から逃れられない。
涙を流しながら、勃起した自身の肉体が、この『下等種族』の少女を、確かに喜ばせているという現実から――。
逃れる術は、なかった。
⸻
シズは、そっと腰を屈め、小田の股間へと顔を寄せた。
「では……掃除の代わりに――」
ぴと、と柔らかい肉球のついた掌が、勃ち上がったそれに触れる。
「……今度は、“種”をいただきましょうか、小田様……♡」
囁きのような声が、熱を帯びて響いた瞬間――
しゅこ、しゅこぉ……しゅく、しゅこぉ……
ぬめりを帯びた音と共に、掌が動き始める。
それは指の擦過ではない。
肉球――小さくて柔らかく、吸いつくような弾力のある肉の珠が、ぐにゅり、と亀頭を包み、根元から優しく巻き上げるように擦りあげていく。
「……ふふっ、気持ちいいですか……?♡」
小田の口元がかすかに歪んだ。
耐えようと奥歯を噛みしめるが――
「ぅ、く……っ」
声が漏れた。
反応してしまったのだ。
涙を流し、羞恥に打ちひしがれていながらも、肉体は、その蠢く感触に逆らえなかった。
しゅこ……しゅこぉ……しゅりゅ……。
肉球は粘膜をなぞるように柔らかく、しかし確実に擦り上げ、搾る。
手首を小刻みに捻り、裏筋を指先でちょんと撫でてから、亀頭の下に指球をくぐらせて巻き上げる――
繰り返されるその動作は、計算され尽くした快楽の供与だった。
「……泣きながら、こんなに……♡」
うっとりとした瞳で、小田の顔と、屹立した肉棒とを交互に見つめるシズ。
「こんなに元気だなんて……小田様、本当に、淫らなお人ですね……♡」
その囁きが耳元にかかるたび、小田の理性が揺らいでいく。
羞恥と屈辱、そして快感。
それら全てが、肉球の間で、とろとろに混ざり合いながら、彼の中心を確実に突き崩していく。
ーーそして
「……それでは、小田様――」
シズは手の肉球で包み込んだ肉棒を優しくしごきながら、もう片方の手でそっと小田の尻を抱え上げた。
「……掃除も、同時にいたしましょうね……♡」
ふっくらとした唇が、肛門へと近づく。
ちゅっ……じゅるるるるるるッ……!
濃密な吸引音が、直腸の奥まで響いた。
唇がぴったりと密着し、舌が肛門の縁を巻き込みながら、ひと吸いにすべてを啜り取ろうとするかのような激しい吸引。
肛門の粘膜がきゅっと引き込まれ、小田の全身がビクリと震える。
「……ぅ、うあッ……!」
反射的に腰が浮きかけたその瞬間――
ぐにゅっ。
シズの手が、勃起した肉棒の先――亀頭の発射口を、手でむぎゅりと押さえつけた。
「ん……♡ ここ、我慢できませんよね……?」
にゅる、しゅこっ……!
そのまま強く擦り上げる動作が加わった。
「ッあ、く……ぅぅぅああああッ……!!」
堰を切ったように、小田の体が跳ねた。
押し込まれた手の肉球の弾力と、尻穴を啜る口腔の圧が交差した瞬間――
彼の肉体は、ついに限界を超えた。
びゅるるるっ……!どぷっ、ぴゅっぴゅっ……
亀頭の先端が押し潰されるように捻じられながら、精液が漏れ、そして一気に弾けるように噴き出した。
跳ねるような脈動と共に、精液が肉球の間に打ちつけられ、とろりと白濁が指の隙間を這い落ちる。
「はぁ…はぁ…♡」
シズはそのまま、尻穴に口づけたまま、粘膜を吸いながら呟いた。
「ちゅぅ…後ろからも、前からも……ぜんぶ……搾り取れてますよ、小田様ぁ♡」
肛門を啜る舌と、精液に濡れた掌。
どちらも、小田という存在の中身を味わい尽くすための器官でしかなかった。
涙を浮かべ、痙攣する小田の身体を見下ろしながら――
シズの舌と手は、なおも執拗に『余韻』を啜り続けていた。
一方その頃〜
カザラは腰に手を当て、苛立たしげに鼻を鳴らした。
「……シズの野郎、小田に食事届けるって出てったまま、もう一時間以上立ってるじゃねえか。……何か、あったのか?」
不機嫌に言い放ったものの、その名を口にした瞬間、カザラの中で別の感情がうねりを上げる。
「……小田、か……」
無意識に、カザラは眉をひそめ、視線を泳がせた。
脳裏に蘇るのは、あのときの記憶。
押し倒した彼の熱、汗ばむ雄肉の匂い。
必死に抗いながらも、深く腰を揺すったときの、呻き声と震える脈動――
「あ……っ」
短く吐息を漏らし、カザラは無意識に舌を覗かせた。
尖った犬歯の隙間から、透明な涎がとろりと滴り落ちる。
だらり……と。
無遠慮に揺れる豊かな胸、その下を涎が伝い、肌に光る線を描く。
「……ッたく、思い出させんなよ……」
カザラは顔をしかめながらも、腰をわずかに揺らした。
それは否応なく滲み出る発情の証だった。
本能の底から湧き上がる欲求に、理性が追いつかない。
彼女の身体は、小田という雄の存在を、もう“刻み込んで”しまっていた。
カザラは、ぐいっと腰を突き出したまま、肩で荒い息をついた。
小田――
その名を心の中で呼んだだけで、腹の底がきゅう、と疼く。
脳裏に、いや、全身に蘇るのは、あの情事の感触だった。
(あいつ……)
無理やり組み敷いた。
獣のように押さえつけ、強引に、腰をねじ込んだ。
小田は、初めこそ強がっていた。
だが、カザラの尻尾が尻穴の中を撫で、舌が首筋を舐め、雌の匂いをこれでもかと嗅がせたとき――
彼は、震えながらも、徐々に身体を開いていった。
ぐちゅっ、ぐぷっ……
あのときの、粘液と汗にまみれた淫らな音が、耳の奥でこだました。
「……ふ、ふふっ……♡」
カザラは腰をくねらせ、ぐっと脚を開くような仕草をした。
太ももに張り付く下着の感触すら、もう煩わしい。
今すぐ、あの時の続きを求めて、暴れ出したい衝動にかられる。
(小田の、あの張り詰めた匂い……それに……)
想起しただけで、涎が喉の奥に滲む。
あの時――小田の、強張りながらも熱を帯びた肉棒が、震えるほど硬く勃ち上がっていた。
泣きそうな顔をしながら、それでも雄として誇りを失わずに抗っていた。
それを押さえつけ、ねじ伏せ、無理やり――
「ああッ……♡」
カザラは太腿をぎゅうと擦り合わせた。
石の床に硬く響く衣擦れの音。
それだけで、もう下着の内側がじっとりと湿っているのがわかった。
(小田……あいつ、あたしのこと、本気で嫌がってたくせに……)
深く挿れた瞬間、彼の腹が跳ねた。
肛門がきゅうっと締まり、尻尾が無意識に震えた。
それが――たまらなく、愛おしかった。
(ああ……ッ、たまんねえ……)
カザラは自分の豊かな胸を両手で持ち上げ、ぐいっと寄せるように揉みしだいた。
ぐにゅ、ぐにゅぅっ……。
豊かな乳房が、指の間から溢れそうになる。
あの夜、小田の顔に押しつけたこの胸。
窒息しそうなほどに顔を埋めさせ、必死にもがく彼の吐息を、乳首で感じた。
「もっと……もっとあいつを……泣かせてぇ……」
欲望の渦が、腹の奥からせり上がる。
腰が無意識に前後に揺れる。
尻も、ぷるんと肉を震わせながら、媚びるように跳ねた。
(今度は、逃がさねえ……♡)
ぐちゅ、と内腿を擦るたびに、蜜が溢れ、下着を汚していく。
あの日味わった支配感。
押し倒し、ねじ伏せ、啜り尽くした凄まじい快感。
小田という存在を、跪かせ、蹂躙したあの瞬間。
――もっと、深くまで堕としたい。
心も、身体も、抗う余地もないほどに、完膚なきまでに。
「あああ……っ♡」
カザラは荒い息を吐き、足を開いたまま、腰をぐりぐりと前後に揺すった。
腰骨が鳴る。
胸が揺れる。
尻が震える。
「あ゛〜……ッ。ダメだ、小田のこと考えると……ムラムラして仕方ねぇッ!」
カザラはぐいっと腰を突き出し、片手で乱暴に髪をかきあげた。
美しい銀髪が揺れ、豊かな乳房が大きく揺れる。
「……あ、そうか……へへっ……!」
口元をゆるく歪め、にたりと獣のように笑う。
尻を左右に揺らしながら、一歩、前へと踏み出すたびに、肉の重みがいやらしく波打つ。
「あいつに――聖域の娼夫の真似事、させりゃいいじゃねえか……♡」
拳を握り、胸を揺らし、尻をぐっと突き出す。
その全身は、既に“発情した雌”の姿そのものだった。
「よし……決めた。次に会ったら――」
腰をくねらせながら、うっとりとした目で天井を仰ぎ見てから、唇を濡らす。
「また、たっぷり“調教”してやるからな、小田ァ……♡」
その瞳には、明確な欲望と支配の色が宿っていた。
ただ奪うだけでは足りない。
骨の髄まで、味わい尽くして、自分のものにする。
彼女は――発情に耐えきれず、自らを慰めるように、その部屋で淫らに身体をよじらせていた。