※この作品はR-18です。

異界の性奴隷   作:Henon

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第十話 交配

 

 

最後の名残のように便器の底へ滴った水音が、ようやく静まった。

 

排泄を終えたはずの小田の肢体は、なおも震え、ぐったりと便座にもたれかかっていた。

頭を垂れ、涙に濡れた睫毛がかすかに揺れている。

 

その彼を、シズは――

 

愛しげに、そしてどこか、うっとりとした目で見つめていた。

 

「……♡」

 

ぺろ、と。

まだ舌の先に微かに残った粘液を、名残惜しそうに舐め取りながら。

彼女はそっと、肛門の縁へと顔を近づけた。

 

「……まだ……」

 

囁くように呟く。

 

「……小田様の匂いが、残っています……♡」

 

言うなり、シズはぬちゅり、と舌を這わせた。

肛門の皺に、残る体液と汗とを、まるで蜜を舐めるかのように――

 

ぺろり、ぬるり、ぬちゅぅ……。

 

音を立てながら、ひたすらに、貪る。

 

舌先が皺に食い込み、吸い付くように蠢き、粘膜の奥を撫で上げていく。

ざらりとした感触はなく、ただ粘液の膜をなぞる柔らかな舌が、汚れすらも慈しむように動き続ける。

 

「……あぁ……」

 

震えた声が、小田の喉から漏れる。

 

力尽きたはずの身体。

羞恥と絶望に塗れた心。

 

だが、シズの舌が肛門を這うたびに、確かに――

 

脚の付け根に、じわじわとした熱が戻りつつあった。

 

(……また…かよ…)

 

小田自身も信じられなかった。

これほどまでに屈辱的な状況下で――なぜ、自分の肉体は、また反応を始めるのか。

 

ふと、ぺろりと肛門から舌を離したシズが、顔を上げた。

 

彼女の瞳は、蕩けるように潤んでいる。

そこに浮かんでいたのは――純粋な、喜びだった。

 

「……ふふ♡」

 

シズはにこりと微笑むと、今度は小田の脚の間へと、音もなく顔を滑らせた。

 

そして。

 

そっと、しゃくり上げるように――

 

ぺろり。

 

脱力して開いた脚の間から垂れ下がる睾丸を、その舌先で、柔らかく舐め上げた。

 

「……ッ!!」

 

小田の身体が、びくんと跳ねた。

 

柔らかな舌先が、まず、陰嚢のたるんだ皮膚にそっと触れた。

そこは、汗と精液と、排泄の余韻にまみれ、微かに鹹い匂いを発していた。

だが彼女は、顔を顰めるどころか、目を細め、蕩けるように微笑んだ。

 

「……はあぁ……♡」

 

吐息と共に、ぬるりと舌を這わせる。

 

陰嚢のたるみを、舌の腹で押し上げ、しゅるりと撫で上げる。

ざらりとした舌触りではない。

むしろ滑らかで、粘液を纏ったような、ぬめる質感。

 

ぬちゅ、ぬるぅ、ぬちゃぁ……。

 

舌が押し付けられた睾丸は、ほんのわずかにびくつき、

その皮膚の下で、じわじわとした熱が再び宿りはじめる。

 

シズはそれを感じ取った。

顔を近づけ、鼻を擦り寄せ、匂いを嗅ぎ取る。

 

くん、くん……。

ぴくりと小田の肉体が反応する。

 

「ふふ♡」

 

そしてまた、ぺろりと。

 

陰嚢の皺を、舌で押し広げるようにして舐め上げる。

汗と粘液を啜り上げるたびに、彼女の舌先からいやらしい音が漏れた。

 

ぬちゅ、ぬちゃぁ、じゅるり……。

 

「……おいしい……」

 

シズは恍惚と呟いた。

 

睾丸の下から舌を滑らせ、裏筋の基部をぬるりと舐めあげ、尿道の走る管を辿るように、柔らかく唇を押し当てる。

 

そのたびに――

 

小田の性器は、ぴくり、と反応した。

 

だらりと垂れていた肉の塊が、じわじわと熱を帯び、皮膚の下で血が滾り、ゆっくりと――勃ち上がりはじめる。

 

「また……大きくなってますね、小田様ぁ……♡」

 

彼女は両手を伸ばした。

 

細い指が、そっと肉棒に触れる。

 

ぬちゅ……。

 

陰嚢を舐った唾液が、肉棒へと伝い、掌にぬるりと絡みついた。

 

それを、シズは嬉しそうに確かめるように、指先でくるくると撫でる。

撫でられるたびに、肉棒はわずかに震え、血管が浮かび上がり、皮膚がきゅっと引き締まっていく。

 

ぬちゅ、くちゅ、ぬるぅ……。

 

肉球のような柔らかな掌で、包み込むように撫で上げる。

指の腹を、裏筋へ、竿へ、亀頭の根本へと、なぞり上げる。

 

そして、そっと指を回し、亀頭を包み込むように、ぐにゅり……と握った。

 

「はぁ♡はぁっ♡」

 

震えるシズの呼吸が、股間にかかる。

 

甘く、湿った吐息。

その温もりに包まれ、肉棒はさらに硬度を増していった。

 

しゅこ、しゅく、ぬりゅ、じゅるっ……。

 

掌で擦り上げるたび、粘液と唾液と、滲み出す先走りが混じり、淫らな水音を響かせる。

 

「……すごい……♡……すごいですよ、小田様……♡」

 

目を細め、うっとりと呟く。

その視線は、まるで神に跪く信者のそれだった。

 

小田の肉体――

その屈辱に塗れた勃起そのものが、

彼女にとっては、祝福にも似た歓喜だった。

 

「……こんなに……♡」

 

シズは震える掌で肉棒を包み、

ちゅう、と音を立てて先端にキスを落とした。

 

ぬるっ、じゅちゅ……。

 

舌を這わせ、亀頭の先をなめる。

 

先走りを啜り上げ、唇に吸い付き、甘く、蕩けるような吐息を漏らしながら――

 

「……もっと、いっぱい、気持ちよくなってくださいね……♡」

 

そう囁き、さらに両手で扱き上げる。

 

くちゅ、しゅこっ、しゅくぅ、じゅりゅっ……!

 

肉と肉が擦れ、唾液と愛液のような水音が、密室に淫らに反響する。

 

溢れるぬめりと、蕩けるような愛撫。

 

シズの手は、もう完全に小田の肉体に溶け込んでいた。

 

「……気持ちいいですかぁ?♡」

 

蕩けるような声が、熱を持ってささやかれる。

目の前で、支配され、壊され、それでも反応してしまう雄の肉体。

 

それは、彼女にとって――

 

何よりも甘美で、何よりも愛おしいものだった。

 

 

シズの細い指先が小田の脈打つ性器を撫で続ける。

そして彼女の瞳もまた、うるんだ光をたたえて、蕩けている。

 

「……小田様ぁ……♡」

 

ぬりぃ、ぬちゅり、と水音を立てながら、彼女は手を止め、小さく囁いた。

 

「……交尾、しましょうか♡」

 

その言葉を耳にした瞬間――

 

「ッ……!」

 

小田の全身に、電撃のような衝撃が走った。

声にならない呻きが喉を震わせ、だが身体は、ぴくりと震えるだけで、抗う力すら湧いてこなかった。

 

そして、シズはにっこりと微笑んだ。

 

「……カザラ様よりは、小さいですけど……♡」

 

甘ったるい吐息。

だがその奥には、確かな”優越”が滲んでいた。

 

「……私は……雄よりは、でかいですよ?」

 

そう囁くと、

彼女はゆっくりと――しかし、迷いなく、服の裾に指をかけた。

 

ひたり。

ぬれた石の床に、衣擦れの音が落ちる。

 

まず、上着が滑り落ちる。

するり、と布地が肩から抜け落ち、小さな身体を包んでいた布が地面に落ちた。

 

その瞬間――

 

ぶるんっ。

 

柔らかな質量が、はねた。

上半身を解き放たれたシズの身体は、思った以上に、肉感的だった。

 

「……♡」

 

ふっくらとした胸。走る呼吸に合わせて、小さく上下に揺れ――

皮膚は白く、うっすらと汗に濡れて光っていた。

 

「……ん……♡」

 

シズは続けて、腰布に指をかけた。

 

そして、ゆっくりと、腰を回しながら――

しゅるしゅる……と、音を立てて脱ぎ捨てる。

 

露わになった下半身。

 

丸みを帯びた尻は、弾むような張りと柔らかな肉感を湛えていた。

たぷん、と腰を揺らすたび、尻肉が粘り気をもって波打つ。

 

(……ッ)

 

小田は思わず、喉奥で息を呑んだ。

 

それは、まだ幼さを残しながらも、確かに『女』として成熟した身体だった。

 

太腿はなまめかしく、臀部は豊かに張り出し、股間には、うっすらと潤みが滲んでいる。

 

「……見てください、小田様♡」

 

シズはくるりと背を向け、尻を小田の目の前に突き出した。

 

ぷりん、と弾力に満ちた尻が揺れる。

 

割れ目の間には、かすかに湿り気を帯びた陰裂が覗き、そこから、甘く熟れたような雌の香りがふわりと漂ってきた。

 

「……ね、わたし、ちゃんと……♡」

 

小田の反応を確認するように、シズは尻をくねらせながら、振り向いた。

 

「……ちゃんと、雌なんですよ……♡」

 

その声音には、あどけなさと、滾る発情が、混ざり合っていた。

 

小さな体躯に不釣り合いなほど成熟した胸と尻。

汗に濡れ、熱を宿した肌。

そして、潤んだ股間から漂う、あまりに生々しい匂い。

 

すべてが、小田の理性を、焦がし、溶かしていく。

 

「……お尻つけますね……♡」

 

シズは再び、甘く囁いた。

その声音には、もう理性のかけらもなかった。

シズは、ふわりと腰を揺らしながら、ぬるり……と自らの尻を、小田の尻へと押し当てた。

 

ぷにゅぅ――

 

肉と肉が潰れ合う、湿った感触。

 

「……ッ!」

 

小田は思わず、腹の奥で呻きそうになる。

背後から押し付けられる熱、尻肉の柔らかさ。そして、そこから伝わってくる濡れた粘着。

 

「……♡……はぁ、ぁっ……♡」

 

シズは、細い肩を震わせながら、息を吐いた。

 

尻同士が押し付けられ、それぞれの割れ目の奥――

滲む粘液が、ぬるりと擦り合わさる。

 

ぬゅりゅ、ぬちゅぅ、くちゅ……。

 

淫らな水音が、二人の間にいやらしく響き渡った。

シズの濡れた割れ目と、小田のすでに熱を帯びた性器。

互いに押し付け合い、ねっとりと、濡れ絡む。

 

「……はぁっ……♡……小田様ぁ……♡」

 

シズの声は、震えていた。

だがそれは、恐れではない。

昂ぶり、熱情、そして――抗えない欲望。

 

「……獣の、交尾を……いたしましょう……♡」

 

そう囁いた瞬間。

 

ぱんっ――!

 

シズは、自ら腰を後ろに打ち付けた。

 

尻と尻がぶつかり合い、肉の弾力が潰れ、ぬちゅりと粘液が飛び散る。

 

「……あっ……」

 

小田の喉から、反射的に喘ぎが漏れた。

 

「……んっ……♡」

 

シズは嬉しそうに笑い、さらに腰を振った。

 

ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん……!

 

尻と尻が、打ち合わされる。

肉と肉が弾み、押し合い、濡れた音を立ててぶつかり合う。

 

「……ッあ、あぁっ……」

 

小田の息は乱れ、太腿が震え始める。

 

押し付けられた尻肉が弾み、割れ目の間から溢れた粘液が、じわじわと腿を伝い、ぬるりと滴り落ちる。

 

「……小田様ぁ♡」

 

シズの甘ったるい声が、耳元に絡みついた。

 

シズは、ぐっと腰を落とした。

 

ぷにゅうっ……。

 

小田の尻と重なった彼女の尻肉が、さらに密着する。

そして、尻と尻の間に挟まれた小田の睾丸へ――

 

ぬるり、ぬちゅり、と、

シズの湿った割れ目が押し付けられた。

 

「……♡……ぁ……んっ……♡」

 

細かく震える吐息とともに、潤んだ陰裂が小田の睾丸をぬるぬると擦り上げる。

 

じゅる……ぬちゅぅ……じゅりゅぅっ……。

 

睾丸の柔らかな皮膚に、濡れた割れ目が絡みつく。

粘液がまとわりつき、ぬめる肉が玉袋をいやらしく舐めるように擦り上げた。

 

(……ッ)

 

小田の下腹がびくんと跳ねた。

睾丸が、敏感な皮膚ごと蕩けるような湿り気に包み込まれる。

 

「……ふふ……♡」

 

シズは、愉しげに吐息を漏らした。

 

そして。

 

ぬちゅ、ぬちゅるっ……じゅりゅうう……。

 

彼女はさらに腰を押し付け、その割れ目で小田の睾丸を左右に撫で回し始めた。

 

左右の睾丸を、交互に、柔らかな粘膜で押しつぶすように――

あるいは、撫でさするように、愛撫していく。

 

ぬるっ、くちゅ、ぐりゅ……。

 

湿った水音が、淫らに響く。

 

「……はぁっ……小田様の、たま……♡……すごく柔らかいぃ……♡」

 

蕩けたような声。

 

そして。

 

「……おひとつ、いただきますね……♡」

 

そう囁いた次の瞬間――

 

シズはぐっと、腰を押し下げた。

 

じゅぶっ……!

 

小田の片方の睾丸が、彼女の割れ目にずぷりと飲み込まれた。

 

「……っああッ!」

 

小田の喉から、反射的な喘ぎが洩れる。

生温かい粘膜に玉がまるごと吸い込まれ、ぐちゅりと密着する感触。

シズはそのまま、割れ目をきゅっと締め付けた。

 

ぬちゅ、じゅりゅ、ぐちゅっ……!

 

包み込まれた玉袋の感触がねっとりとした粘膜に揉まれ、蕩けるような圧で押し潰される。

 

「…ん♡…小田様のタマタマ…食べちゃいました…♡」

 

シズは恍惚とした表情で、割れ目の中で片玉を愛撫するように、腰をくねらせた。

肉がぬちゅりと締め付け、睾丸が割れ目の奥でとろとろと揉まれる。

 

「……熱い…♡…柔らかい…♡」

 

ぬちゃ、ぐりゅ、ぬりゅぅ……。

 

粘液に濡れた割れ目が、玉袋を吸い、撫で、包み込む。

 

たまにぐっ、と腰を揺らすと、挟み込まれた片玉がぬるりと押し潰され、じゅるっ、と粘液をはじかせた。

 

「……小田様ぁ……♡」

 

蕩けた声。

 

シズは、包み込んだままの片玉をぐちゅ、じゅる、と舌先で味わうように自らの性器の内部でくちゅくちゅと揉みほぐしていた。

 

そして――

 

ずるんっ。

 

粘液を引きずりながら、一旦片玉を割れ目から解き放った。

 

ぬちゅ、ぬるりっ……じゅりゅぅっ。

 

だがすぐに、またもう片方の睾丸に割れ目を押し付ける。

 

「……今度は……こっちも……♡」

 

囁きながら、反対側の玉も、ぬるりと飲み込む。

 

じゅる、ぐちゅっ……!

 

睾丸が粘膜に包まれ、吸い付かれるように密着し、ぐにゅりと押し潰される快感が直に小田に伝わる。

 

「…ぅ…ッ……あぁ……っ……!」

 

小田の呼吸はすでに荒れに荒れ、腰が反射的に震え始めていた。

 

シズはそんな彼を尻を押し付けたまま、熱っぽい吐息を漏らしながら、なおも優しく責め続けた。

 

ぬちゅ、ぬりゅ、じゅるっ、ぐちゅう……

 

左右の玉を交互に割れ目で愛撫し、飲み込み、自らの粘膜で丁寧に揉み、濡らし、蕩けさせる。

 

「……全部……♡……全部、私の中で……蕩けてくださいね……♡」

 

囁くたびに割れ目はいやらしく収縮し、睾丸を優しく、しかし確実に搾り潰すかのように蠢いた。

 

 

じゅりゅ、ぬちゅり……

 

睾丸を自らの割れ目でしごくように擦り上げながら、シズはうっとりと腰をくねらせ続けた。

 

ぐちゅ……ぐりゅっ、ぬちゅぅ……。

 

湿った音と肉の弾力が交錯し、熱を帯びた空気が個室のなかに満ちる。

 

そして――

 

「……うっ……ッ!」

 

小田の喉が、震えた。

その直後だった。

 

びゅッ――!ぴゅッぴゅぅっ……!

 

小田の性器から、透明な液体が勢いよく噴き上がった。

 

先走り――

まだ達してもいないというのに、押さえきれなかった肉体の本能が、ぬらりと濡れた空間に淫らな飛沫を撒き散らした。

 

細く、ぬるりと粘る液が、シズの尻へと跳ねる。

 

ぴちゃ……と音を立てて、ぬめりが彼女の白い肌を汚した。

その感触に、シズの肩がびくりと跳ねた。

 

そして――

 

「……ッ♡……」

 

シズは、肩を小刻みに震わせながら振り返った。

その瞳は熱に蕩け、頬は朱に染まり、唇は湿った吐息でふるえていた。

 

「……また……♡」

 

舌を潤し、甘く震える声で、彼女は呟いた。

 

「……また、スケベな匂いを出しましたね……?」

 

ぬちゅ……。

 

自らの尻肉を小田の尻に再びすり寄せながら、じりじりと距離を詰める。

 

「……♡」

 

ぬるぬるとした我慢汁の飛沫が彼女の尻を伝い、ふとももへ、そして割れ目へと、じわじわと流れていく。

 

それを彼女はむしろ――悦んでいた。

 

「……お仕置き、です♡」

 

甘ったるく、蕩けきった声音。

だが、その奥に潜むものは抗えない支配の色だった。

 

そう言うなり――

 

ぬちゅ……。

 

シズは自らの性器を、小田の性器に、ぴたりと押し当てた。

 

尻同士を密着させたまま、粘膜同士を擦り寄せ、先走りに濡れた小田の性器をじゅるり……と、潤んだ割れ目で咥え込むように這わせる。

 

「……ふぁぁっ……♡」

 

喘ぎながらシズは尻をねっとりと揺らす。

肉と肉が潰れ合い、性器と性器がぬめりと熱を伝え合いながら擦れ合う。

 

ぐちゅ、ぬちゅ、ぐちゅぅ……

 

淫靡な粘液音が、静まり返った石の空間に艶めかしく響いた。

 

「…はぁ…小田様の……おちんちん……♡」

 

シズはうっとりと呟く。

 

割れ目をぐりゅり、と押し付け、小田の性器の先を自らの陰裂にぬるりと吸いつかせる。

 

粘膜同士が、じゅるじゅると音を立てながら擦れ合い、ふたりの間に粘り気のある淫靡な膜を張る。

 

ずりゅ、ぐちゅ、ぬりゅぅっ……

 

ぐにゅりと、濡れた粘膜が小田の先端に押し潰される。

小田の肉体が、びくびくと震えた。

 

押し付けられる感触。

濡れた割れ目に、肉棒の先端をぬちゅりと揉み潰される感触。

 

それは、甘美で、そして逃れられない支配だった。

 

シズは嬉しそうに尻を振り、粘膜同士を絡め、擦り、淫靡な音を奏でながら、小田の性器を味わい続ける。

 

割れ目の奥から、じゅくじゅくと愛液が溢れ、我慢汁と絡まり合い、二人の間を濡らし続けた。

 

「……小田様のおちんちん……わたくしの中で……ぐちゅぐちゅにして、堕としてあげますね……♡」

 

そう囁きながら――

 

彼女はさらに、尻肉を押し付け、肉と肉、性器と性器を、ねっとりと接合させ始めた

 

にゅぷりっ。にゅぷぅ

 

ぬるぬると濡れた膣口が、まるで生き物のように蠢きながら、小田の先端をずぶりと呑み込んだ。

 

「……んっ、ぅッ♡」

 

シズの喉から、甘く震えた声が漏れる。

 

膣肉が吸い寄せ、ぬるり、ぬちゅり、と粘液をはじきながら、小田の肉棒をいやらしく包み込む。

 

その瞬間――

 

シズの尻に生えた尻尾が、びくんと跳ねた。

 

「……ッ♡」

 

荒れ狂うようにぶんっ、ぶんっ、と空気を打つ。

柔らかな尻の付け根から生えたその尻尾は、本能に突き動かされるまま、震え、暴れ、震撼するように波打った。

 

汗と粘液が混ざり合った獣の香りが、さらに個室の中を満たした。

 

(やば…い…)

 

小田は、背筋に粟立つような戦慄を覚えた。

尻同士をぴったりと押し付け、にゅぷりと生ぬるい膣内へと侵入し、尻尾までが獣じみて暴れ回る――

 

これは、人間の交わりではない。

 

尻を互いに打ちつけながらするその『行為』の姿は、完全に獣の交配であった。

 

「……っあぁ♡……おっきいッ……♡」

 

シズはうわごとのように呟きながら、尻をぬちゅりと押し付け、さらに肉棒を奥へと招き入れた。

 

にゅぷりっ、にゅぷ、ずぶずぶっ……

 

膣の奥へ、奥へと、ぬめる粘膜に包まれながら、小田の肉棒が呑み込まれていく。

柔らかな尻肉が震え、割れ目の奥からは、じゅくじゅくと愛液が溢れ続ける。

 

にゅぷぅ、ぐじゅっ、ぬちゅううっ……

 

粘液に濡れた性器同士が生々しい音を響かせ、淫靡に絡み合う。

 

「……ふぁぁ……♡……すごい……♡……小田様の……おちんちん……♡」

 

シズは尻を擦り合わせながら、蕩けた声で喘ぎ続けた。

 

腰を押し付け合い、肉と肉をねっとりと擦り合わせ、粘液にまみれた膣壁がずるずると小田の肉棒をしゃぶり上げる。

 

(くそっ……こんな、こんな……!)

 

小田は奥歯を噛み締めた。

 

だが。

 

尻肉の柔らかさ。

膣壁のぬるぬるとした吸着感。

荒ぶる尻尾の動きと、熱と湿度に満たされた空間――

 

すべてが、彼の本能を、理性ごと溶かしていった。

 

「……はぁっ、はぁぁっ…♡……小田様ぁ…♡」

 

ぱちゅん、ぱちゅっ、ぱちゅぱちゅっ……!

 

尻同士を押し付け合いながら、膣と性器がぐちゅぐちゅと粘着しあい、下品な水音を立てながら交わる。

 

それは、もはや人間の営みとは呼べない。

発情した獣たちの――淫らな、繁殖だった。

 

 

ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅぱちゅっ……!

 

湿った、下品な水音が冷たく湿った石造りの個室に淫靡に響いていた。

 

小田とシズ――

二人の尻はぴったりと密着し、尻肉が押し合い、弾み合い、その隙間で、性器と性器がぐちゅぐちゅと粘り合っていた。

 

ぬちゅっ、に゛ちゅっ、ぬりゅっ……!

 

膣内はすでにとろとろに溶け、粘液があふれ、小田の肉棒をいやらしく吸い付かせる。

 

「……ッ……ぁ……っ、うぁ……」

 

小田は喉を震わせ、荒い呼吸を漏らす。

 

腰は反射的に動き、ぬるぬると湿った膣壁に性器を擦りつけるたび――

 

ぴくっ、ぴくんっ。

 

小田の肉棒が、膣奥でびくびくと震えた。

 

それをシズは――見逃さなかった。

 

「……んっ♡……はぁッ♡」

 

尻を押し付けたまま、甘く蕩けた吐息をもらしながら振り返る。

 

「……小田様ぁ……♡」

 

蕩けるような声。

 

「……中で、ピクピクしてますよぉ?♡」

 

ぬちゅり、ぬるりゅ、と尻を擦り合わせ、膣内でぴくつく肉棒を、ぬめる粘膜でしごき上げる。

 

「……出したいのですね?♡」

 

誘うように、囁くように。

 

シズは尻をくい、と押し付けた。

 

ぬ゛ちゅっ、ぐちゅうっ……!

 

小田の肉棒が、ぬるぬると濡れた膣壁に押し潰され、さらにびくんっ、ぴくんっ、と震えた。

 

「……はぁ……はぁっ……」

 

小田は、答える余裕すらなかった。

 

荒い呼吸だけが、焦げ付くような熱を帯びて吐き出される。

 

頭は真っ白だった。

 

理性も、羞恥も、汗と粘液に溺れ、荒れ狂う欲望に食いつぶされていく。

シズは嬉しそうに笑みを浮かべ、尻同士をさらに密着させ、膣壁をきゅぅっと締め付けた。

 

ぬちゅっ、ぬちゅううっ、に゛ゅるっ……

 

膣奥で肉棒をしゃぶり、ぐにゅぐにゅと舐め回し、絞り上げるように搾り取る。

 

「…♡」

 

シズは蕩けた瞳で、荒く息をつく小田を見つめた。

 

「…んぁ…我慢しなくていいんですよ、小田様ぁ……♡」

 

囁くような声。

 

「……いっぱい、私の中に、お出してくださいね……♡」

 

そう甘く誘いながら――

彼女はなおも、尻をくい、くい、と擦り付けた。

 

ぱちゅん、ぱちゅっ、ねちゅうっ、ぱちゅうっ……

 

濡れた肉と肉が淫らに打ち合わされ、尻同士を下品に密着させたまま、獣のような交尾が続いた。

 

ぬるぬると蕩けた膣壁の中で、小田の性器はもはや限界寸前にまで追い詰められていた。

 

「……っ、あ……ッ……!」

 

小田の喉が震えた。

 

背筋に、走った。熱い奔流。引き裂かれるような、炸裂感。

 

もう、抑えられない――

 

「うっ……ぅうっ……!」

 

小田は呻き声を漏らしながら、びくっ、びくんっ、と身体を大きく震わせた。

 

その瞬間だった。

 

びゅるっ、びゅるるるっ、どぷっ……!

 

性器の奥底から、熱い精液が、破裂するように迸った。

膣奥へ、ぬるぬると密着した粘膜の奥へ――

 

どぷっ、ぬちゅううっ、ぴゅるるっ!

 

脈打つ肉棒が、押し寄せるように精液を吐き出す。

子宮口へ向かって、勢いよく熱い奔流が叩きつけられる。

 

「はぁぁっ……♡……来る、来る、来るッ!♡」

 

シズの全身が、びくりと跳ねた。

 

ぬるん――

突き上げられた小田の亀頭がぐにゅりと、シズの子宮口へとぶつかる。

 

――にゅぷん。

 

鈍く、密着する感触。

それに、シズの身体が震えた。

 

「んぇ♡下のお口にぃ♡」

 

甘く、上擦った声。

 

尻を押し付けたまま、尻尾をぶんぶんと荒れ狂わせながら、シズは肉体を震わせる。

 

子宮口に押し当てられる亀頭の感触。

脈動する肉棒。

そこから溢れ出す、あまりにも熱く、あまりにも生々しい精液。

 

どぷっ、びゅるるっ、とぴゅっ、とぷっ……

 

膣奥に溢れる音が、淫靡に響く。

 

「んあ゛ぁ〜♡」

 

シズは甘ったるく、狂ったように声をあげた。

 

顔を紅潮させ、蕩けた瞳を閉じ、腰をぶるぶると震わせながら――

 

「はぁぁぁっ♡……いっぱい……♡……中、いっぱい……♡」

 

震える尻を押し付けたまま、シズは全身で小田の射精を受け止めた。

子宮の奥へ、びゅるるっ、びゅるっ、どくどくと注ぎ込まれる熱。

 

ぬるぬると膣内を満たし、溢れた精液が、尻肉を伝って滴り落ちる。

 

とろぉ、にちゅぅっ……

 

尻同士を押し付け合ったまま、二人はねっとりと、淫らに交尾の余韻に沈んでいった。

 

 

「……んお゛ぉぉ♡……すごいぃ♡」

 

シズは尻をぴったりと押し付けたまま、小田の性器を膣の奥でぎゅううっと咥え込みながら、熱く蕩けた声を上げた。

 

膣奥では、まだぬるぬると精液が滲み、二人の体温が絡み合っていた。

 

「……はぁ……はぁ……」

 

小田もまた、荒い呼吸を繰り返していた。

汗と粘液と、吐息と体液の熱に包まれて、意識がぼんやりと霞む。

尻を押し付けたまま、膣内に根元まで肉棒を沈めたまま、二人はしばし――余韻に沈み続けた。

 

にちゅっ……。

 

わずかに動くたび、肉と肉が淫らな水音を立てる。

 

「……小田様ぁ……♡」

 

シズが甘く囁いた。

ぐにゅり、と尻を擦り寄せる。

 

「……もう一度……♡……続き、しましょう……♡」

 

蕩けた声。

湿った吐息。

 

尻尾をふわりと震わせながら、再び小田を求めようと――

 

その瞬間だった。

 

べちんっ!!

 

突如、鋭い音が、密着した二人の尻を叩いた。

 

「んあ♡……っ!」

 

「くっ……!」

 

シズも小田も、反射的に声を上げた。

尻肉に走った痛みと、びくんと跳ねるような衝撃。

 

驚いて振り返ると――

 

「なぁ〜にやってんだよ、こんなところでよ♡」

 

ニヤリ、と。

 

そこに立っていたのは、カザラだった。

美しい銀髪を揺らし、鋭い瞳を細め、どこか獣じみた、挑発的な笑みを浮かべている。

 

「……」

 

カザラは腕を組みながら、尻を突き合わせたまま喘いでいる小田とシズをまるで餌を見るような目で舐め回す。

 

汗と精液にまみれ、尻を密着させ、膣奥で肉棒を繋いだままの二人――

その淫靡な光景を嗤うように見下ろしていた。

 

「いやぁ、いいもん見せてもらったぜ」

 

尻を叩かれた衝撃が、シズの意識を鋭く引き戻した。

 

「……カ、カザラ様ッ!?」

 

小田の尻にぴったりと尻を押し付けたまま、シズは顔を上げ、慌てて振り向いた。

 

頬は朱に染まり、肌は汗と粘液で濡れ、膣にはまだ小田の肉棒がずぶりと沈んでいるという、あまりにもみっともない格好のままで。

 

だが、カザラは腕を組み、余裕たっぷりに笑っていた。

 

「おう、シズ。」

 

ニヤリと、鋭い犬歯を覗かせるような笑み。

 

「……飯届けに行ってると思ったらよォ、まさか商品と交尾してたなんてなぁ?」

 

声音はからかうように甘く、だがその裏には、明らに問い詰めるような雰囲気が滲んでいた。

 

「申し訳ありませんッ……!」

 

シズは反射的に頭を下げた。

 

尻を押し付けたまま、肉体を繋げたまま、呼吸を乱しながら、必死に、声を絞り出した。

 

「……」

 

カザラは鼻を鳴らす。

 

「……まあ、しょうがねえさ。」

 

薄く笑い、鋭い眼光で二人を見下ろす。

 

「確か、小田を置いてった部屋には――ナーシャの野郎がいたな。」

 

その名を聞いて、シズはびくりと肩を震わせた。

 

「ナーシャが、こいつ――」

 

カザラは顎で小田を指し示す。

 

「このドスケベを見て、理性飛ばしちまったんだろうよ。」

 

ぬちゅっ、と湿った音が、なおも小田とシズの繋がった下腹部から微かに漏れた。

 

「それで、シズも『行為後』の匂いでタガが外れちまったわけだ。」

 

カザラは言いながら、ニヤリと口角を吊り上げる。

 

「……違いねぇよな?」

 

問うような声音。

だが、返答を求めてはいなかった。

 

べちんと叩かれた尻の痛みも忘れ、シズは必死に言葉を絞り出していた。

 

「いえッ……私の、堪え性がなくッ……!」

 

顔を真っ赤に染め、涙を滲ませながら、小さな身体で懸命に声を張り上げる。

汗に濡れた肌が震え、尻にはまだ小田の熱がじっとりと残っている。

 

だが、そのとき――

 

「いや、いい。」

 

低く、意外なほどに柔らかい声がシズの叫びを遮った。

 

カザラだった。

 

「ナズの件の報告もあったのに、ナーシャの部屋に入れたのは……俺の責任だ。」

 

その声音には、いつもの獣じみたからかいはなく、わずかに――ほんのわずかに配慮の滲む、落ち着いた響きがあった。

 

「そんなことはッ――」

 

シズは、なおも言い募ろうとした。

必死に、自分の咎を引き受けようとして。

 

だが。

 

「……シズ。」

 

カザラはそれを静かに押し留めた。

言葉ではなく、目線と声の重みで。

 

「今は、飯を持ってこい。」

 

カザラは腕を組み、小さく鼻を鳴らして言った。

 

「小田が腹すかしてそうだしな。」

 

ちらりと視線を落とす。

 

未だ小田と繋がったままの、恥ずかしい格好のシズを。

にちゅ、と小さな音が、二人の間から微かに滲んだ。

 

「……」

 

シズは俯いた。

尻を震わせ、腿を震わせ、濡れた股間から、粘液を伝わせながら。

 

そして――

 

「……はい、わかりました。」

 

震える声で、か細く、しかし確かに答えた。

 

かすかに赤らんだ目尻で、小田を一瞥し、そっと肉棒を膣から抜き――

ぬちゅ、ぬぷん……と、粘液を引きずる音とともに、膣口を名残惜しそうに離した。

 

膣から抜けた粘液が、シズの太腿を這い落ち、トロトロと足元に滴り落ちた。

尻を震わせ、ふらつく足取りでシズはトイレの出入口へ向かっていく。

 

その背を――

カザラは腕を組みながら、ニヤニヤと見送っていた。

 

「ったく……」

 

吐き捨てるような、だがどこか楽しげな声。

 

「てめえは、休憩もままならねえな♡」

 

舌をぺろりと舐めるように湿らせ、尻に、太腿に、粘液を光らせながらよろめく小田をまるで玩具を見るような目で追った。

 

小田は――

 

荒い呼吸を必死に整えようとしながら、その場に残されていた。

膝は震え、精液と汗に濡れた身体はじっとりと熱を帯びたままだ。

 

「……はぁっ……はぁっ……」

 

乾ききらない呼吸を繰り返し、肺の奥から熱い空気を押し出す。

 

そして、

にじむ視界の向こう――

 

カザラが、一歩、ゆっくりと踏み込んできた。

 

「……カザラ……」

 

小田は、かすれる声で名を呼ぶ。

 

「……何しに……」

 

問いかけるように、しかしすがるように。

声は震え、喉は乾き、理性の薄皮すら、まだ剥がれ落ちそうだった。

 

「……♡」

 

カザラは、唇の端をつり上げた。

ゆっくりと、艶めかしく。

 

「なぁに、従者が戻ってこねえから心配しただけだよ。」

 

肩をすくめ、軽く言う。

その言葉に、小田はわずかに表情を緩めた。

 

「……そうか。」

 

短く答えた声には、明らかな安堵の色が滲んでいた。

 

だが――

 

「おいおい、なに安心してんだ?♡」

 

カザラの声が、ぐっと近づく。

甘ったるく、だが底の方で、ぞわりと冷たい爪を立てるような響き。

 

「次は俺と交尾するのによ♡」

 

「ッ!」

 

小田の肩が、びくりと跳ねた。

息を呑み、喉が詰まる。

 

「なぁ〜んてな♡」

 

カザラはにやにやと笑いながら、小田の反応を愉しむように、さらに言葉を続けた。

 

「冗談……とは言わねえがな。」

 

細い目を、さらに細めて笑う。

 

「……お前とは、ついさっき風呂場で、やりまくったしなぁ。」

 

吐き出される言葉には、汗と肉の匂い、そして淫靡な記憶の熱が混じっていた。

小田の腹の奥が、否応なくぎゅっと収縮する。

 

「続きは、飯食ってからだ♡」

 

甘く、だが容赦なく。有無を言わせぬ声色で。

 

「だからそれ、着とけ。」

 

カザラは指を立てて、すぐそばに置かれたフェロモン抑制スーツを指し示した。

 

指差したスーツ。

 

脱ぎかけの汗と粘液に濡れているフェロモン抑制スーツが、小田の視界に無遠慮に突きつけられる。

 

「じゃねえと――」

 

カザラは、舌なめずりをするように、唇を湿らせた。

そして、にたりと笑いながら、囁く。

 

「今からでも犯すぞ♡」

 

その一言に、小田の全身の毛穴が、一斉に粟立った。

 

甘い。

柔らかい。

だがその奥に潜んでいるのは、逃れられない獣の本能――

 

支配と、蹂躙の、匂いだった。

 

 

「……変態共が。」

 

小田は、吐き捨てるように呟いた。

 

まだかすれる呼吸を押し殺しながら、ぬめる肌にフェロモン抑制スーツを無理やり押し付ける。

汗と精液で湿った布地がぴったりと肌に張りつき、着るたびにじゅりっ、じゅりり……と音を立てる。

 

だが、まだスーツの裾を整える前――

 

尻が、丸出しになったままだった。

半裸同然のまま、汗と粘液に濡れた引き締まった尻を晒している。

その姿に、カザラは我慢できなかった。

 

「……♡」

 

舌なめずりをする音も露骨に、ぐっと膝を折り――

ぬるり、と舌を突き出した。

 

ぺろり――

 

柔らかい、湿った舌が小田の尻の谷間をなぞる。

ざらりとした舌先が、尻穴を掠め、ぬちゅ、と粘着した音を立てながら這い上がった。

 

「うッ…!」

 

小田の背がびくんと跳ねる。

だが、着替えかけの姿勢では抵抗もままならない。

 

「お互い様だろが♡ドスケベが。」

 

カザラは舌を突き出しながら、にやにやと笑っていた。

そして、ざらりと湿った舌先で尻の谷間を、ねっとりと舐め上げた。

 

ぬるん、ぬちゅうっ……

 

舌が汗と肉の味を拾いながら、尻穴をなぞり、押し広げるように這い上がる。

 

「ぅぁッ……!」

 

小田の身体が反射的にびくついた。

だがその刹那。

 

べちんっ!!

 

乾いた鋭い音が、肉を叩き割るように響いた。

カザラの手が遠慮なく、小田の引き締まった尻を打ち据えたのだ。

 

叩かれた尻が、ぶるりと震える。

肌に、じんわりと赤く手形が浮かぶ。

 

「……くっ…!」

 

小田は、悔しさに唇を噛み締めた。

 

しかし、ぬるぬると這い上がる舌の感触と鋭く響いた痛みとが、いやらしく身体の奥に残滓を刻み込んでいく。

 

ぬちゅ、じゅりゅっ……。

 

尻の谷間に、粘液混じりの舌がまとわりつく。

そこに、ぺちっ、ぺちんっ、と容赦なく肉を打つ手の音が重なる。

 

「ん♡…早く着ろや。…犯されてえのか?♡」

 

(……くそったれ……!)

 

小田は奥歯を噛み締めた。

悔しさと屈辱に塗れながら、顔を歪め、それでも必死にスーツを引き上げた。

 

 

ぎし、と湿った音を立てて、小田はトイレを後にした。

だが、わずかに開いたドアを抜け出した瞬間――

 

ぶわり、と。

 

全身を鈍く熱い羞恥が焼き尽くしていく。

 

(……クソッ……)

 

意識の奥底に、さっきまでの光景が、否応なく蘇る。

 

尻穴を啜られ、

中身まで捻り出され、

シズに貪るように犯された感触。

 

粘液まみれで喘ぎ、膣に射精してしまった――あの、生々しい敗北。

そして今、スーツの下で乾ききらぬ粘液の感触が生々しく肌を這い回っている。

 

小田は、歯を食いしばった。

だが、堪えきれなかった。

 

顔が滲み出すように、真っ赤に染まった。

耳まで熱くなる。

 

理性では押さえ込めない、肉体が刻み込んでしまった恥辱の記憶。

 

そんな小田を――

 

カザラは、獲物を眺める獣の目で見ていた。

 

「なあ♡」

 

軽く声をかけながら、背後からすっと手を伸ばす。

 

ぐにゅうっ。

 

汗と粘液に濡れたフェロモン抑制スーツ越しに、小田の引き締まった尻肉をいやらしく、容赦なく――

 

もぎゅっ、もぎゅもぎゅっ!

 

揉み潰した。

 

「ッ……!」

 

小田の身体が、びくりと跳ねる。

小田の反応を見ながらカザラは、楽しげに唇を吊り上げた。

 

「部屋はわかるよな?」

 

もぎゅ、もぎゅうっ。

 

尻を捏ね回しながら、甘ったるい声で囁く。

 

「しっかり飯食ったら――俺の部屋で交尾するぞ♡」

 

わざと、下品に、卑猥に。

小田は、必死に顔を背けた。

 

「……しねえよ。今日は寝る。」

 

喉の奥で震えた声。

 

だが、その震えも――

カザラにとっては、悦びの肴だった。

 

「……寝かせると思ってんのか?あ?」

 

ニヤリと、金色の瞳を細める。

 

そして――

 

もぎゅううっ!!

 

指に力を込め、尻肉を深く、奥まで捏ね潰す。

 

「くっ……!」

 

小田は悔しさに喉を詰まらせた。

だが、否応なく身体は震え、湿った空気のなかで生々しい屈辱を刻みつけられていく。

 

幾分か小田の尻を堪能したカザラは、尻を揉んでいた手を離し、艶めかしい声で囁いた。

 

「ちゃんと食ってこいよ♡いいな?」

 

小田は、顔を背けたまま、無言だった。

 

「……」

 

一歩、二歩と、距離を取ろうとする小田。

 

だが。

 

「ったく、反抗的だなぁ♡」

 

カザラは楽しそうに笑った。

その目は、獲物を離す気など微塵もなかった。

 

「まあ――しばしの別れのキスでも、するか♡」

 

甘く、蕩けるような声。

 

「……しねえ。」

 

小田はかすれた声で吐き捨て、足を進める。

逃げるように背を向けた、その瞬間――

 

するり――

 

小田の腰にしなやかな尻尾が巻き付いた。

汗に濡れたフェロモンスーツ越しに、生温かい感触がぬるりと絡む。

 

「……ッ!」

 

逃れようとした小田を尻尾はぐい、と無造作に引き寄せた。

 

ぐっ、と。

 

重たい衝撃。

 

小田の身体は柔らかく、それでいて圧倒的な弾力を持ったものに真正面から押し当てられた。

 

「ぐぅッ……!?」

 

次の瞬間、カザラの大きな胸が小田の身体にむにゅりと潰れた。

 

カザラは、180cmを超える長身。

 

その身体には、しっかりとした筋肉の上に、いやらしい肉厚な乳房と尻肉がたっぷりと載っていた。

押し付けられた胸は驚くほどの質量を持って、小田の胸にぐにゅりとめり込む。

 

汗ばんだ布越しに伝わる、柔らかさと、その奥に潜む、しなやかで抗えない弾力。

 

(……くそッ……!)

 

小田は顔を歪めながらも、全身でその柔らかい圧迫感を受け止めさせられていた。

カザラは、そんな小田の抵抗も意に介さず――

 

ぐいっと、さらに身体を押し付けた。

 

「んちゅぅ♡」

 

そして、顔を傾け、小田の唇を奪う。

 

れろ、れるぅっ、じゅるりゅっ……

 

粘着質な音を立てながら、舌が小田の口内を蹂躙する。

 

むにゅっ、ぐにゅぅっ……

 

押し付けられた胸が小田の呼吸に合わせて、ぐにぐにと形を変え、さらに圧をかけて押し潰してくる。

 

カザラの汗と体温と、女の甘く熱い匂いが、小田の鼻腔を満たした。

 

逃げられない。振りほどけない。

圧倒的な体格差。肌にまとわりつく肉と肉。

 

そして、口内を蹂躙しながら、なおも舌を絡め続けるカザラの貪欲な支配。

 

んちゅっ、じゅるるっ……ちゅぷっ、ぬちゅぅ……

 

ぬめるような音とともに、カザラの舌がようやく小田の口から離れていく。

 

「……んちゅぅ…ふぅ♡」

 

濡れた吐息を甘く漏らしながら、カザラは唇を軽く舐めた。

ふたりの口元から、とろり、と。

 

透明な唾液が細く艶やかな糸を引いた。

 

小田の唇と、カザラの唇。

 

互いの体温を映した唾液がねっとりと銀色の橋を作りながら、細く揺れ、名残惜しそうに繋がり続ける。

 

カザラは、その糸を一瞥すると――

 

「じゃあ、待ってるぜ?♡」

 

艶やかに笑った。

 

ぺろりと舌を伸ばし、自分の唇の端に残った粘液を舐め取りながら、小田にそう言い残した。

 

そして。

 

満足げに、カザラはくるりと踵を返した。

 

しなやかに揺れる尻と胸。

くびれた腰。

それらを惜しげもなく揺らしながら、石造りの廊下をゆっくりと歩き去っていく。

 

カツン、カツン――。

 

足音だけが静かに遠ざかっていった。

 

「……」

 

小田は立ち尽くしていた。

唇にはまだ、湿った感触が残っている。

 

顎の先からは途切れかけた唾液の糸が、とろり、と。

重力に引かれ、細く伸びながら、粘着くように垂れ落ちた。

 

――湿った空気と、濃密な匂いだけを残して。

 

 

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