※この作品はR-18です。

異界の性奴隷   作:Henon

25 / 31
第十七話 執愛

 

「ん…あぁ…ぼうやぁ?♡そんなに甘えられると…私も我慢できませんよ?」

 

小田は完全に思考を奪われていた。本能が求めるままに、ニネの豊かな乳房にしがみつき、そこから溢れる甘い母乳を必死に貪り喰らう。

 

男としての誇りも、異界への警戒も、その濃厚な白濁液の味の前にすべて融解していた。

 

だがその時、頭頂部に場違いなほど硬く、熱を帯びた感触が伝わった。

 

(……これ、は)

 

夢中で乳を吸いながらも、小田の髪を乱暴に押し退けるようにして、ニネの下腹部から迫り来る「質量」に気づく。

 

小ぶりではあるが、怒張して脈打つ雄の象徴が、小田の頭頂を弱々しく押し上げている。

 

それが、いま…小田の頭にぐりぐりと押し付けられているのだ。

 

「ふぅッー♡私めの雌穴に、あれほどたっぷり種を注いだのですから……」

 

頭上から降ってくるニネの声は、先ほどまでの慈愛に満ちたものとは明らかに違い、 獰猛な発情の熱を帯びていた。

 

同時に、背後から濡れた指先が忍び寄り、小田の完全に無防備な尻穴を容赦なく抉り始める。

 

くぷぅ…

 

「ぅぅッ」

 

「ふふ、坊やの穴にも……私のを、ね……?♡」

 

脳髄を直接かき回されるような指の愛撫と、頭部に押し付けられる雄の質量。

 

(また、かよ…)

 

その絶対的な欲望に、小田の身体は歓喜するように震え、後ろの門は主を迎え入れるかのように収縮を始めていた。

 

ーーその時だった。

 

カチャリ、と静かな部屋に不釣り合いな重々しい金属音が響く。

 

「んえっ!?♡」

 

ニネが愛らしく犬耳を跳ね上げ、口内から乳首が引き抜かれる。

不意に快楽の源泉を奪われた小田の口から、情けない割れた声が漏れた。

 

「んぐ?!……ぁ……」

 

視界を塞いでいたふくよかな乳肉が退き、急に広がった世界に、小田の涙に濡れた瞳が焦点を結ぶ。

 

部屋の入り口に立っていたのは、あまりにも圧倒的な存在感を放つ二つの影――ドラゴニュートの、ガラン伯爵と大商人のカザラだった。

 

「おいおい……随分と甘やかされてんなァ、小田ァ……」

 

カザラが、獰猛な金色の瞳をこれ以上ないほど細め、不機嫌そうに喉の奥を鳴らした。

 

その視線は、冷たい革ソファの上で、完全に衣服をはだけられ、引き締まった身体を犬人の雄に預けている小田の無残な姿を、頭の先から爪先まで、ねっとりと値踏みするように舐め回している。

 

「おぉぅ……すごい匂いだな♡君たち……そんなに夢中だったのかい?」

 

ガラン伯爵は、部屋を満たす濃厚な母乳の匂いと、小田が先ほどぶちまけた熱尿と精液の匂い、そして異種族特有の甘ったるい発情香を鼻腔で楽しむように、優雅に口元を綻ばせた。

 

「あ……ガラン様、カザラ様……申し訳ありません……少々没頭しておりました……」

 

それまで小田にとっての「絶対的な支配者」であったはずのニネが、一瞬にしてただの『使用人』の顔に戻り、ソファから滑り落ちるようにして床へ膝を突いた。

 

そのあまりにも素早い切り替えに、小田の脳は追いつかない。

 

「いいよニネ。それより、奥に新人の子がいるからね……しっかりお世話して上げなさい」

 

ガランが顎で部屋の奥を示すと、ニネは「御意に」と頭を垂れた。

そして、床に這いつくばったまま、最後に一度だけソファの上で呆然と固まっている小田を見上げた。

 

「…坊や……ごめんね?」

 

ニネは小田の顎を細い指先でそっと掬い上げると、名残を惜しむようにその唇を重ねた。

 

んちゅぅ……、ちゅぷッ……♡

 

深く、濃厚なリップキス。

 

小田の唇に残っていた自らの母乳の味を確かめるような、そして…これから別の強者たちに蹂躙される「坊や」をまるで哀れむような口づけ。

 

濡れた音を立ててニネの唇が離れると、二人の間に細い銀の糸が引かれ、小田の唇へ無残に垂れ落ちた。

 

「ッ……ちッ」

 

背後から、カザラの隠しきれない激しい嫉妬を孕んだ舌打ちが響く。

ドラゴニュートとしての鋭い犬歯が、不快げに剥き出しにされていた。

 

ニネが音もなく部屋から退出していく。

残されたのは、衣服を乱され、太腿を自らの排泄物とニネの愛液で汚したまま、呼吸の整わない小田。

 

そして、その無様な姿をじっくりと愉しむように見下ろす、二匹の捕食者。

 

先ほどまでニネの指に抉られていた後ろの尻穴が、きゅうきゅうと虚しく空気をせき止めようと収縮している。

 

ニネという防壁を失った小田の身体に、ガランとカザラの、肌を刺すような獣の視線が容赦なく突き刺さった。

 

「な、なんだよ…カザラ……」

 

名前を呼ぶ小田の声は、先ほどまでの快楽の毒が抜けきらず、情けなく震えていた。

 

そんな小田を、カザラはドラゴニュート特有の縦長の瞳孔で見下ろし、獰猛に唇を吊り上げる。

 

「おい小田……てめえ、馬車の時は散々俺に甘えてたくせによ……乳がデカけりゃあ、誰にでも甘えんのか?」

 

その低い声に宿る確かな怒気と、異種族の生物的な強者としての威圧感に、小田の身体が反射的に強張る。

 

幾多の戦場を想定した訓練を積んできたはずの屈強な肉体が、今は怒られることを恐れる幼子のように、冷たいソファの隅で小さく縮こまるしかなかった。

 

そんな小田の怯えを愉しむように、カザラがドサリと隣に腰を下ろす。

 

「なぁ……なんで俺がイラついてるかわかるかぁ、小田ぁ?♡」

 

人間を遥かに凌駕する豊満で強靭な身体が、容赦なく小田の側面に押し付けられた。犬人とは格の違う肉の質量と熱に圧倒されながら、小田は必死に呼吸を繋ぐ。

 

カザラの大きな手が、小田の短髪を優しく、しかし逃がさないように掴んで頭を撫で回した。

 

「なん、でだ……」

 

「そりゃなぁ…飼い犬が、主人の知らねえところで腹を見せて媚びてやがったんだ……イラつくよなぁ、おい?♡」

 

カザラの爪が小田の首筋を軽く引っ掻き、そのまま下腹部へと滑り落ちる。

 

そして、先ほどニネと呼ばれた犬人の雄に散々搾り取られたばかりの、まだじんわりと熱を帯びている睾丸を、容赦なく掌で包み込んだ。

 

もにぃ……もにゅぅ……

 

「ぁッ……!」

 

デリケートな急所を不躾に、しかし確実な力量で揉み捏ねられ、小田の腰が小さく跳ねる。カザラの指が動くたび、先ほど排泄と射精を終えたばかりの尿道の手前が、再び鈍い疼きを上げ始めた。

 

その様子を、一歩引いた場所から眺めていたガランが、優雅にパチンと指を鳴らして声を掛ける。

 

「いいところだけど……ちょっと小田君、だったかな。君に少しだけ話があるんだ」

 

ガランがそう言いながら、優雅な足取りでソファへと歩み寄る。

そして、カザラとは反対側の、小田の無防備な側面に腰を下ろした。

 

どさぁ……ッ。

 

ドラゴニュート特有の、人間を遥かに凌駕する豊満で強靭な身体。衣服越しであっても、その狂おしいほどの肉の熱量と、ガラン特有の気高くもどこか淫らな発情香が小田の鼻腔を容赦なく支配する。

 

左からはカザラの暴力的なまでの肉厚な圧迫、そして右からはガランのしなやかで圧倒的な質量を誇る身体が押し付けられ、小田は二匹の怪物に挟まれる形で退路を断たれていた。

 

「……なん、だ……うっ」

 

にゅこぉ……♡

 

小田がガランへ視線を向けようとした瞬間、カザラがニヤニヤと下品な笑みを浮かべ、再び頭をもたげ始めていた小田の肉棒を力強く扱き上げた。

じっとりと熱い彼女の手が、小田の自由を奪い去っていく。

 

「単刀直入に言おう。君の種族……まあ、国家についてだね。私達は、君の国家に接触したいんだよ」

 

「ッ――!」

 

小田は、頭から冷や水を浴びせられたような衝撃を覚えた。

 

(日本に、接触だと……!?)

 

身体を襲っていた快楽が、一瞬だけ遠のき、自衛官としての冷徹な理性が弾かれたように僅かに覚醒する。

 

こいつらが、日本に?いや、させるべきではない。

 

この世界の異種族たちの異常な生態や、人を「肉」として扱う地獄をこの目で見たばかりだ。これ以上の情報を、この世界の住人に渡すわけにはいかない。

 

そんな小田の瞳に宿った警戒の色を見透かしたように、ガランは低くくすくすと笑った。

 

「なに、安心してくれたまえ……平和的な接触だよ?貴族院のバカどもには言わないさ……」

 

「信用できるかッ…だいたい…お前たちに、何のメリットが……うっ…おい…カザラ!」

 

ぶぽっーー。

 

小田が言い終わるより早く、カザラが深く身を屈め、小田のペニスの先端――最も敏感な亀頭を、その熱い口内で吸い上げた。

 

んちゅぅ……、れろぉ……♡

 

「ん…れろれろ…メリット? そりゃあ、極上の雄を独占できる事に決まってるだろうが♡」

 

カザラは口の端から肉棒を溢れさせ、濡れた唇を吊り上げて獰猛に言い放った。

 

その金色の瞳には、小田という「極上の雄」を、そして彼の背景にある未知の技術や富を、自分たちだけで囲い込もうとする大商人の強欲さがギラギラと輝いている。

 

ガランが、カザラの言葉に同意するように深く頷いた。

 

「まあ、それもあるけど…一番は『強国と争わない事』だからね」

 

「どういう……っ、あ……」

 

カザラの激しい舌使いが尿道口を突き上げ、小田の思考を再び乱そうとする。

 

ガランの言う「強国」とは何を意味するのか。彼女らはすでに、日本の軍事力や技術力の一端を察知しているというのか――。

 

背徳的な快楽で脳を焼かれながらも、小田は底知れない政治の闇へと引きずり込まれていく恐怖に、身体を震わせるしかなかった。

 

「はぁ……♡ 本当にすごい匂いだ……。別に私が今から直接躾けてもいいのだがね……?止められなくなってしまいそうだが♡」

 

ガランが一息つき、どこか楽しげに首を傾げた。

その言葉に呼応するように、カザラの金色の瞳孔が細まり、激しい殺気にも似た嫉妬の熱を放つ。

 

「……チッ。手出しは無用ですよ、ガラン卿…はむッ」

 

次の瞬間、小田の下腹部に走ったのは、先ほどまでの愛撫とは明らかに違う、生々しい「痛み」を孕んだ狂おしい快感だった。

 

「あッ!?……カ、カザラッ!まてッ……!」

 

カザラが、小田のまだ熱を帯びた睾丸を、ドラゴニュートの鋭い牙で容赦なく噛み含んだのだ。

 

くにゅぅ……じり…ッ

 

薄い皮膚の下にある、男としての最大の急所を鋭い犬歯の間に完全に挟み込まれ、小田の背筋に冷たい戦慄が走る。少しでも彼女が顎に力を入れれば、自らの誇りもその機能も、文字通り噛み砕かれてしまうだろう。

 

「くちゅッ……なぁに怯えてんだよぉ……?♡さっきまで、あの犬っころの乳吸いながら甘えてた癖によぉ……ッ♡」

 

牙を立てたまま、カザラは濁った金色の瞳で小田を見上げた。そこにあるのは、単なる嗜虐心ではない。自分以外の者に無防備な姿を晒し、快楽に溺れていた「飼い犬」に対する、ドロドロとした狂気的なまでの独占欲だった。

 

「そのくせ…そのだらしねえ穴まで抉らせて、甘い声上げてやがったんだ……なあ小田ぁ……俺以外のヤツに種搾り取られて、満足したか……?あァ!?」

 

「く、ッ……!が……っ!」

 

ぐり、と牙の圧が増し、睾丸が押し潰される恐怖に小田の腰が跳ねる。

 

「んくッ…なぁ…おい。今からでも、このでけえ玉…台無しにしてやってもいいんだぜ?」

 

カザラは牙の隙間から熱い吐息を小田の急所に吹きかけ、ドロリとした執着を隠そうともせずに低く囁いた。

 

その口元から漏れる熱い吐息が、小田をさらに狂わせていく。

 

さらに右側からは、ガランが衣服の隙間から覗く豊かな爆乳を、小田の剥き出しの肩口から胸元へと容赦なく押し付けてきた。

 

「おやおや…可哀想に…怖かったら私の所へいつでも来なさいな…♡」

 

むちぃ……っと柔らかく、しかし恐ろしいほどの弾力を持った伯爵の双丘が言葉と共に小田の身体を圧迫し、肌を通じてその脈打つような肉の熱が直接伝わってくる。

 

左右から退路を塞がれ、同時に脳髄を直接かき回されるような爆発的な快感と恐怖心に、小田の理性は完全に決壊した。

 

(もう、どうにでもなれ……っ……!)

 

思考を完全に放棄した小田は、狂ったように周囲の極上の肉塊へと貪りついた。

 

左手はカザラの豪華な衣服の隙間から強引に手を滑り込ませ、露わになった圧倒的な質感の生尻へ直に指先を食い込ませた。人外特有の強靭でいて柔らかく熟れた肉丘を、力任せに捏ねくり回す。

 

そして右手では、ガランの爆乳を鷲掴みにし、その頂にそびえる熟し切った乳首を指先で強く摘まむと、千切り飛ばす勢いでグイッと力任せに引っ張り上げた。

 

ぎにゅぅううッ……!

 

「ぅっん♡ この、野郎ッ……いっつも、ケツばっか触りやがって……♡」

 

生の肉感をダイレクトに捏ね回されたカザラは、肉棒を咥えたまま鼻から荒い熱息を吹き出し、歓喜と苛立ちの混ざった卑しい悲鳴を上げた。

 

一方、敏感な乳首を強く引っ張られ、爆乳を強引に絞り上げられたガランは、ぴくりと背筋を跳ねさせると、どこか小悪魔的に首を傾げた。

 

「はぁああッ!♡…キミィ……なんてことしてくれるのかなぁ……♡」

 

摘ままれた乳首から全身へ走る電流のような快感に、ガランの縦長の瞳孔がドロリとした捕食者の発情色に染まっていく。

 

「んぅぅ……随分と、遠慮がないねッ♡……わたしのメイドでも、もう少し弁えるよ?♡」

 

クスクスと愉しげに笑いながらも、その瞳に宿る熱は隠しきれない。彼女は小田の汗に濡れた首筋を抱き寄せると、逃がさないようにその顎を強引に掬い上げ、自らの熟した唇を深く重ね合わせた。

 

んちゅぅううッ……!じゅる、れろぉ……っ♡

 

「んぐ!?……んむぅッ……!?」

 

ガランの長い舌が、一切の容赦もなく小田の口内へ割り込み、歯列を舐めずり、唾液を撒き散らしながら奥深くへと侵入してくる。

 

脳髄を直接吸い尽くされるようなディープキスに、小田は息を詰まらせ、自衛官としての矜持も理性も完全に溶かされていった。

 

「んじゅ……っ、ふはぁ♡……ふふ、実に素直でいい子じゃないか♡」

 

たっぷりとお互いの唾液を混ぜ合わせ、銀の糸を引きながら唇を離すと、ガランは小田の紅潮した頬を愛おしそうになで上げた。

 

その様子を横目で睨みつけながら、カザラは小田の肉棒から口を離し、勝ち誇ったような、そしてどこか呆れたような溜め息を吐き捨てた。

 

「こいつは……ほっとくと、この雄棒を誰にでも擦り付けますからね……。今まで見てきた中で、一番の変態ですよ……♡」

 

「ほう……♡それは実に、お仕置きの甲斐がありそうだね……」

 

ガランの縦長の瞳孔が、純粋な欲情の色へと染まっていく。

 

彼女は存分に小田の舌を味わい尽くすと、名残惜しそうにその身体を離し、ゆっくりと立ち上がって衣服の乱れを優雅に整えた。

 

「まあ、あとで私の部屋に来なさい……ふぅ♡私も宥めなければね……♡もしその時に、そのでかい玉袋に出すものがあったら…ついでに私が出そう♡」

 

ガランのその言葉に、カザラの尻尾が不快げにピクリと逆立つ。大商人の独占欲が、伯爵相手であっても牙を剥きかけているのだ。

 

「…ご心配なく、ガラン卿。貴方のお手を煩わせるまでもありません。このカザラが、一滴残らず絞ります」

 

「そうかい♡では、楽しんでくれたまえ……終わったら外のメイドに泊まる部屋を聞くように」

 

クスりと含み笑いを残し、ガランが部屋を去っていく。

重厚な扉が音もなく閉まり、再び錠が下りる音が響いた。

 

完全な密室。

 

防壁だった犬人のニネも、辛うじて理性を繋ぎ止めるための交渉相手もいない。

 

残されたのは、圧倒的な質量を持つドラゴニュートの雌と、ソファに組み敷かれた無力な人間の雄のみだった。

 

「さて……小田ァ」

 

ガランが消えた瞬間、カザラから遠慮という名の薄皮が完全に剥ぎ取られた。

 

彼女は小田の肉棒を再び口内に深く咥え込むと激しい音を立てて 根元まで一気に吸い上げた。

 

じゅぞぞぞぉ!ぶじゅぅぅうッ!

 

「ぁ、がッ……!」

 

先ほどニネに散々絞り出され、空っぽのはずの尿道の奥が、カザラの規格外の吸引力によって強制的にじりじりと熱を帯び始める。

 

「んむ……れろぉ……ッ。やっと…本気で交尾できるなぁ……まあその前によ♡」

 

カザラは一度口を離すと、小田の太腿をさらに強引に左右へと割り開いた。

 

そこには、先ほどの行為の痕跡であるニネの愛液と、小田自身の精液が無残にこびり付いている。

 

カザラはその汚れを、まるで極上の蜜でも味わうかのように、長い舌でベロリと乱暴に舐め上げた。

 

「あぁ…くすぐっ…っ!」

 

「うるせえッ!俺以外の匂いをたんまりつけやがって…!誰がご主人様か思い出させてやるよッ」

 

ザラついた舌が小田の敏感な太腿の内側、そして、主を失ったように虚しく収縮を繰り返している後ろの門へと蛇のように這い寄る。

 

「ったく…ヒクつきやがって…そんなに俺のベロが待ち遠しかったか?♡」

 

カザラは小田の引き締まった腰を大きな手でガッチリと固定すると、その 完全に無防備な尻穴の入り口に、自らの熱い舌先を割り込ませるように 突き立てた。

 

じゅぽぽっ…!

 

「ちが、ぁぁッ……!」

 

脳髄を直接突き刺されるような異種族の舌技に、小田は涙を流し、ソファの背もたれに頭を打ち付けて激しく身を悶えさせるしかなかった。

 

ーー

 

人間よりも遥かに長く、鋭い舌先と圧倒的な質量を備えたドラゴニュートの舌が、小田の最奥――最も敏感な前立腺を容赦なく抉り、蹂躙していく。

 

にゅりぃ…にゅるるっ…こりぃ…

 

ニネの指とは比較にならない質量と熱が、小田の尻穴を蹂躙し尽くしていく。

 

さっき全てを吐き出したはずの身体が、その凶悪な刺激によって完全に誤作動を起こしていた。

 

「マジで…やばい…って…おいッ!」

 

休む暇もない快楽に、小田の萎びていたはずの肉棒がドクドクと卑しく血流を滾らせ、再び天を突くほどに猛り狂っていく。

 

にゅるるるッ――!

 

カザラは小田の肉棒が再び完全に勃起したのを確認すると、最奥を抉り抜くようにして、一気にその長い舌を引き抜いた。

 

ぶぽぉッ!

 

静まり返った部屋に、小田の肉体から鳴り響いたとは思えないほど、下品で、淫らな音が激しく響き渡る。

 

「あッ!…はぁッ、はぁッ……カ、カザラ……ッ」

 

完全に中を掻き回され、弛緩した後ろの門からは、カザラの濃厚な唾液がぽたぽたと垂れ落ちていた。

 

小田は汗でぐしゃぐしゃになった顔を歪め、もはや慈悲を乞うような、弱り切った瞳でカザラを見上げた。

 

「小田ぁ…」

 

カザラは舌を引き抜くと、小田の耳元でドロリとした低い声を響かせた。その縦長の金色の瞳孔は、快楽で完全に牙を抜かれ、ガタガタと怯えるように震える小田の無様な姿を、至上の愉悦とともに見つめている。

 

大商人としての強欲さと、雌としての獰猛な嗜虐心が、この無力な「人間の雄」を完全に我が物にしたという確信で歓喜に震えていた。

 

「……反省したかぁ?」

 

低い、しかし全ての主導権を握った者の声。

 

小田の自衛官としての理性が、「応じるな」と激しく警鐘を鳴らす。

ここで屈服すれば、本当に戻れなくなる。だが、肉体を支配する圧倒的な恐怖と快楽が、彼の唇を勝手に動かした。

 

「あ……ああ……ッ」

 

(なんで……!俺は、間違った事をしたか!?……やめろ、これ以上惨めになるな……っ!)

 

心の中で必死に叫ぶが、声にはならない。

 

屈服の声を絞り出した小田に対し、カザラは満足げに唇を吊り上げると、自らの豪奢な衣服を乱暴に左右へと押し開いた。

 

「へへ…この甘えん坊がッ……!♡」

 

ばゆん…!

 

目の前に晒されたのは、見慣れてしまった豊満で、圧倒的な質量を持った ドラゴニュートの魅惑的な胸だった。

 

見惚れる小田を他所に、そのむせ返るような本物の雌の匂いを放つ乳肉が体に押し付けられる。

 

同時に、カザラは今だ猛り狂う肉棒を、その熱い口内で舐り始めた。

 

んちゅ……れろれろ……♡

 

「んむ……ほら、てめえの大好きな乳だ……ッ♡」

 

カザラは肉棒を咥えたまま、小田の両手を強引に掴み、自らの巨大な乳房へと押し付けた。

 

「カザラ……っ……」

 

もにゅう……ッ!

 

手のひらから伝わる、人間離れした肉の質量と、狂おしいほどの熱。

先ほどまでニネの母乳に思考を溶かされていた小田の脳は、この圧倒的な 母性の塊に、完全にノックアウトされた。

 

小田は興奮のあまり完全に我を忘れ、 まるで飢えた子牛のように、その巨大な乳房を夢中で強く絞り上げてしまう。

 

ぎにゅぅ…

 

「んぐッ♡……はぁッ……♡このガキがぁッ…すっかり夢中かよッ…♡」

 

小田の必死の力で絞られたカザラは、鼻から荒い吐息を漏らし、歓喜に満ちた悲鳴を上げたのであった。

 

夢中でその巨大な乳肉を貪り、牛の乳のようにギチギチと力任せに絞り上げていた小田の手のひらに、それまでとは異なる熱と、張りつめた感触が伝わった。

 

「ん゛ッ!♡ヘッへッ♡お、おいぃ、ま、まてぇッ」

 

次の瞬間――。

 

ぷしゃぁあッ!♡

 

「え……?」

 

小田の顔面に、生温かい、そして濃厚な甘い匂いを放つ白い液体が勢いよく吹き付けられた。

 

カザラの豊満な乳頭から迸ったのは、ニネのそれよりもさらに粘度の高い、濃厚な母乳だった。

 

「あ゛ぁあッ……♡クソッ…ん゛ぅ…はぁっ…ガキが、甘えっから、出ちまったぁ……♡」

 

カザラは鼻から荒い熱息を吹き出し、恍惚と羞恥が混ざり合った凄まじい表情で自身の胸を見下ろした。

 

「まあ……あんだけ交尾してんだ……っ。は、孕んじまったってわけだわぁ……♡」

 

「孕……っ!?」

 

小田の脳裏を、国家の危機をも忘却させるほどの衝撃が貫いた。自らの種が、この強大で傲慢なドラゴニュートの胎内に宿り、彼女を「母親」に変えてしまったのだという事実。

 

自衛官としての義務感や倫理観が、その圧倒的な生殖の証明を前に、ガラガラと音を立てて崩壊していく。

 

もはや彼を動かしていたのは、自衛のための理知ではない。ただの、本能に焼き切られた雄の獣だった。

 

「ふぅッー!ふぅっー!」

 

獣のような荒い呼吸を繰り返し、小田は催眠にでも罹ったかのように、さらに激しくカザラの胸を絞り始めた。

 

指を食い込ませ、根元から押し出すように交互に強く揉み上げる。

 

ぷしゃぁっ!…びゅぅッ♡

 

面白いように白濁液が室内へ飛び散る。

 

「はぁッ、お゛っ♡おいッてめッ…!♡」

 

ドラゴニュートとしての傲慢なプライドを、己の母乳と小田の容赦ない指先に蹂躙され、 カザラも完全に理性の限界を迎えていた。

 

このままでは雌として完全に屈服させられてしまう――。

その恐怖か、あるいは胎内から突き上げる異種族特有の狂おしいほどの興奮からか。

 

カザラは小田の短髪を乱暴に掴み寄せると、溢れ出る互いの唾液を撒き散らしながら、その頬が凹むほどの激しいディープキスで彼の唇を塞いだ。

 

んちゅぅぅ……ッ!れろ、ぶちゅ、じゅるるるぅッ……!♡

 

人間とは比較にならない力で押し潰される唇。

喉の奥を突き刺すように侵入してきたカザラの長い舌が、小田の口内を隅々まで舐り回し、自らの支配下へ置こうと狂ったように蠢く。

 

しかし、 その息の詰まるような接吻の間も、小田の昂ぶった興奮は収まるどころか、加速する一方だった。

 

(俺の、子供を……孕んでる……ッ!)

 

その背徳感と支配欲が、弱り切っていた自衛官の肉体に爆発的な力を与えていた。

 

カザラに口内を蹂躙され、呼吸を奪われながらも、小田の両手はさらに力を増し、 彼女の爆乳を壊さんばかりに強く、強く絞り続ける。

 

「んんぅーーーッ!♡んぐ、ぶふぅッ……!!♡」

 

口付けの隙間からカザラの押し殺した悲鳴が漏れる。

 

自身の乳肉を絞られるたびに、子宮の収縮が腹の奥を激しく駆け巡る。

大商人の女傑は、自らが仕掛けた調教の檻の中で、小田の執拗な乳搾りによって、逆に鳴き声を上げるだけの雌牛へと堕とされかけていた。

 

「んじゅぅ〜……ぷはっ!このッ、エロガキがッ…盛りやがってッ…♡」

 

頬が凹むほどの激しいディープキスからようやく唇を離すと、カザラは口元から銀の糸を長く引き、荒い息を吐き散らした。

 

小田の力強い「乳搾り」に、大商人の女傑としてのプライドが激しく火花を散らす。このまま雄に主導権を握らせてなるものか、と。

 

カザラはドサリと冷たいソファの上で身を翻すと、小田にその大きな背中を向けた。

 

衣服の隙間から露わになったのは、ドラゴニュート特有の強靭な肉付きでありながら恐ろしいほどに魅惑的で巨大な尻。

 

「ッ――!?」

 

小田が息を呑むより早く、カザラはその肉感的な尻を、小田の猛り狂う肉棒へと容赦なく圧し付け、激しく擦り付け始めた。

 

にゅぢぃ…にゅりぃ

 

彼女の臀部の付け根から生える太く、しなやかなドラゴニュートの尻尾が、まるで鞭のようにうねりを上げて小田の顔面を引っ叩くように襲う。

 

「カザラッ……!」

 

「イキがんなッ……♡」

 

カザラは愉悦に満ちた獰猛な声を上げ、その太い尻尾を小田の鼻から口へと押し付けた。

 

異種族特有の、濃厚な発情香と獣の匂いが混ざり合った尻尾の匂いが、小田の視界と呼吸を完全に塞いでいく。

 

その匂いを脳髄に植え付けられている間にも、下半身では悍ましいほどの 官能が進行していた。

 

カザラの、潤いきって完全に開いた雌穴の入り口に小田のそそり立った肉棒が容赦なく押し潰され、卑しい摩擦音を立てて擦れ合っている。

 

孕んだことでさらに熱を増した彼女の粘膜が、触れ合うだけでも狂いそうなほどに伝わってきた。

 

「はぁッ……♡ガキぃ…どうだ?さっきのアバズレ雄とは大違いだろ……?」

 

カザラは尻を激しく揺らし、肉棒の先端を自身の雌穴へと執拗に擦り付けながら、勝ち誇ったように囁いた。

 

だが、男としての矜持を完全に奪われた小田は、もはやその問いに答える 言葉を持たなかった。

 

肉棒の先端を襲う爆発的な快感と、顔面を覆う尻尾の濃厚な匂い。

完全に我を忘れた彼は、目の前でうねるカザラの尻尾に狂ったように縋り付き、 その鱗の隙間に吸い付き、獣のように甘噛みした。

 

じゅぞぉ…はむっ

 

「んぅぅううッ……♡は゛ぁあッ…!♡どこ、までも、スケベな野郎だなッ……!♡」

 

ドラゴニュートにとって敏感な部位である尻尾を甘噛みされ、カザラの身体がビクンと激しく跳ね上がる。 彼女の口から、獣のような激しい鳴き声が漏れた。

 

「ん゛ッ!♡ガキはおしゃぶりでもしとけよッ……!」

 

完全に欲情に瞳を濁らせたカザラが、自身の巨大な尻をさらに強く押し込んできた、その瞬間だった。

 

にゅぶぶぶぅッ――

 

「あ゛ッぁ〜♡いつもの、きたッぁ♡」

 

潤滑液と互いの愛液で泥濘と化していたカザラの雌穴が、ついに小田の肉棒を、根元近くまで一気に飲み込んでいったのだ。

 

にゅぶぅッ――!

 

「はぁあっあ゛ぁ♡これ、だよッ♡」

 

すでに幾度となく小田の種を注ぎ込まれ、完全に彼の形状を覚え込んでいるカザラの熱い肉穴。

 

たぱッ、たぱッ……!

 

カザラが腰を激しく前後に振るたび、豊満で魅惑的なお尻が波打つように揺れ、肉と肉が衝突する卑しい音が静かな部屋に鳴り響く。

 

顔面を覆う太い尻尾が何度も鼻腔や唇を擦っていくが、小田はもはや抵抗するどころか、本能のままにその尻尾へと吸い付き、必死に舌を絡ませていた。

 

「ん゛んッ……♡やっぱでっけえ、なあッ……はぁッ、犬っころには過ぎたもんだぁ……なぁッ?♡」

 

カザラは背中を大きく反らせ、小田の肉棒が子宮口をこりゅこりゅと小突く衝撃に、歓喜の声を漏らす。

 

「カザラ……はむッ、ん……」

 

「んあぁッ♡っぅ…なんだぁ?そんな噛んだって…今更、ぁ…止めねえぞ……?♡躾けだ、躾けッ♡」

 

小田の甘噛みに腰を跳ね上げながら、カザラはさらに深く、彼の肉棒を雌穴の奥へと圧し潰す。

 

だが、限界まで高まった小田の肉体はすでに臨界点を迎えていた。

 

「ああ!出る……ッ!!」

 

「おまッ――お゛ぉぅッ!?♡」

 

びゅるるるッ!びゅる、びゅるるるぅッ――!!

 

小田の肉棒の先端が激しく脈打ち、カザラの子宮の入り口へと熱い白濁液が迸った。

 

先程ニネに絞り尽くされたはずの身体から、カザラの胎内という「最上の揺り籠」に導かれるようにして、際限のない種汁が溢れ出す。

 

「あぁぁ……っ……!」

 

小田は尻尾に顔を埋めたまま、 全身の力を絞り出されるような快感に身体を硬直させた。

 

「はぁッ、はぁああッ……!…相変わらず、なっげえッ……♡」

 

ドクドクと腔内で弾け続ける小田の脈動を感じながら、カザラは自身の胎内が彼の種で満たされていく圧倒的な充足感に、濁った金色の瞳を潤ませた。

 

「ふぅー…ふぅッ…」

 

「はぁ……うっ……」

 

やがて射精の激しい奔流が収まると、密室には二人の荒く、興奮した息遣いだけが残された。

しかし、小田の肉棒は射精を終えた今もなお、カザラの孕んだ雌穴の熱量によって萎えることを許されず、じっとりと熱く咥え込まれたままだ。

 

するとそんな中、カザラは小刻みに結合部を鳴らしながら、ゆっくりと向きを変えた。

 

にぃちぃ…にぅ…

 

小田を冷たいソファへ押し潰すようにして、その上にのしかかる。

 

「んむぅ……ッ、んちゅ、れろ……っ♡」

 

カザラは小田の顎を強引に奪うと、溢れる唾液ごと彼の唇を塞ぎ、先ほどとは打って変わって優しいディープキスを交わした。

 

人間離れした長い舌が口内の隅々までを優しく這い回り、小田は息が詰まるような快感と心地よさに支配された。

 

ようやく唇を離すと、カザラは小田の汗に濡れた短髪をまるで愛しいものを愛でるように優しく、大きな手で撫で回した。

 

その金色の縦長の瞳には、大商人としての冷徹な強欲さではなく、ドロドロとした深い情念――小田という個体への異常なまでの「執着」が宿っていたように見えた。

 

「んくっちゅッ…なあ…お前の国のことだがよ……そんな心配すんなよ……」

 

「んくぅ……何が、だ……っ」

 

下半身が繋がったままのカザラの不意の愛撫に、小田の声が情けなく震える。

 

「ガラン卿も、武力でいきなり侵略したりしねえよ……。まあ……接触の協力で、最後にはぁッ…てめえを伯爵へ差し出さなきゃならねえ話だがなッ…」

 

カザラはそこで言葉を区切ると、悔しそうに、そして酷く愛おしそうに目を細めて小田の頬を指先でなぞった。

 

「だがよォ…ぃ…てめえと、散々ヤっちまったからなぁ……。手放そうにも手放せねえ…はぁ…この身体も、お前に病みつきになっちまった……」

 

カザラの手が下り、小田の腰を折れんばかりに抱きすくめる。

 

「今さら……てめえを他の奴に差し出すなんざ……無理だ♡」

 

(俺に……執着している……?)

 

国家の危機という冷徹な事実の一方で、カザラから注がれる狂おしいほどの独占欲に、小田の脳は激しく揺さぶられる。自衛官としての警戒心よりも先に、本能的な優越感と背徳感が背筋を駆け上がった。

 

小田は抗う代わりに、己の胸に押し付けられている豊満な乳肉へと無意識に手を滑らせ、飢えた子供のように強く、ギチギチとその爆乳を絞り上げた。

 

ぎゅむッ!

 

「あ゛ッ!?♡ 」

 

びゅうッ!♡

 

突然の指圧に、カザラの乳頭から、先ほどよりもさらに濃厚な白い母乳が勢いよく空間に吹き飛んだ。

 

「ん゛ぅぁッ♡それによ…ガキの欲求に……応えねえといけねえしなァ……ッ♡」

 

カザラは自身の母乳で濡れた胸元を晒しながら、完全に理性を溶かした牝の顔で獰猛に微笑むのであった。

 

だが、小田の暴走はそれだけでは止まらない。

 

乳を絞り上げる両手から、今度はその下、カザラの圧倒的な質量を誇る巨大な尻へと腕を回したのだ。

 

人外の強靭な肉付きでありながら、驚くほど柔らかく熟れた二つの肉丘。小田はその果実へ容赦なく指を食い込ませ、形が変わるほど力任せに揉み捏ねた。

 

「んんあッ!?♡小田ァぁ……ッ!♡」

 

想定外の強烈な指圧が尻の肉を割り、結合部の最奥まで衝撃が伝わる。カザラは背中を弓なりに反らせ、鼻から甘い悲鳴を漏らした。

 

カザラは小田の頭を胸に抱き込み、彼の耳元でねっとりとした熱い吐息を吹きかけた。

 

「ふぅ…♡てめえのガキ孕んだことが、そんなに興奮するかぁ?…とんだ変態だぜ全く…まあ、すぐに次のを仕込んでやるよ……ッ♡」

 

その悍ましくも甘美な繁殖の宣言に、小田の腰が跳ねる。

 

だが、その瞬間ーー小田の人間としての、あるいは男としての意地が残っていたのか…それともただこのあまりに淫乱な光景に我を忘れたのかーー。

 

カザラの丸出しの尻を手のひらで引っ叩いた。

 

べちんッ!

 

静かな密室に、肉と肉が激しく衝突する乾いた音が響き渡る。

 

「ぐッ……!?♡」

 

ドラゴニュートの敏感な皮膚を襲った唐突な痛みに、カザラの縦長の瞳孔が歓喜で大きく見開かれた。

 

叩かれた箇所が瞬く間に赤みを帯び、彼女の雌穴が小田の肉棒を割れんばかりの力で締め上げる。

 

「へへッ……ったく…♡」

 

カザラは痛みを極上の愛撫へと変換し、獰猛に唇を吊り上げた。

 

「てめえも……もっとガキ産ませたくてたまらねえだろ…?♡あァ!?小田ぁッ!!♡」

 

そう叫ぶや否や、カザラは自らの巨大な尻を再び激しく振り始め、小田の肉棒を腔内の肉襞でガチガチと貪り始めた。孕んだ胎内が歓喜の悲鳴を上げ、二人の愛液が床へと滴り落ちていく――。

 

ーー

 

重厚な扉が閉まり、カチャリ、と冷たい施錠音が回廊へ響いた。

 

室内を満たしていた熱気から切り離されるように、ガラン伯爵はゆっくりと外へ踏み出した。磨き上げられた石造りの手すりへ優雅に指を添え、喉の奥から妖艶な笑いを漏らす。

 

「……ふふッ。まさか、この世にあれほど凄まじい雄がいるとはね」

 

扉一枚を隔てたというのに、鼻腔の奥にはまだ濃密な残り香がまとわりついていた。

 

あの雄――小田が放つ、異様なほど強い発情の匂い。

 

それに触発され、理性を乱された異種族たちの甘く獣じみた匂いまでが混ざり合い、回廊の冷たい空気の中へ薄く流れ出している。

 

ドラゴニュートの鋭敏な嗅覚には、それだけでも十分すぎる刺激だった。

 

「カザラ殿も、ずいぶんと余裕をなくしていたなぁ…」

 

ガランは唇へ指を添え、楽しげに目を細めた。

 

「あの大商人が、まるで初めて値を付けられぬ宝を手にした子供のようだった…誰かに触れられるだけで、あそこまで露骨に殺気を漏らすとはねえ」

 

からかうような口調とは裏腹に、縦長の瞳孔には冷静な観察者の光が宿っていた。

 

カザラは欲望に振り回されるだけの女ではない。

 

富を築き、危険な街道を渡り歩き、相手の腹の底を読みながら自身の商会を大きくしてきた女だ。その彼女が、小田という一人の雄を前にして平静を失っている。

 

それだけでも、あの雄がこの世界の雄とは根本から異なる存在であることを示していた。

 

だが、ガランの興味を引いたものは、小田の匂いや身体だけではない。

 

「……彼の国、か」

 

その声から、わずかに艶が消えた。

脳裏に浮かんだのは、小田が持っていたという黒い鉄砲だった。

 

火縄はなく、火薬皿も、着火石も見当たらない。

 

にもかかわらず、その銃は驚くほど無駄がなく、異様なまでに精巧だった。

 

装飾品として作られた武器ではない。

 

握りやすさ、照準の取りやすさ、携行性。すべてが、実際に敵を殺すためだけに洗練されていた。

 

何より気にかかったのは、雄がそれを持っているという点だった。

 

「東方に、強国が突然現れた、ね……」

 

ガランは東へ続く回廊の窓へ視線を向ける。

 

「信じ難い話だ。だが……」

 

銃一挺だけならば、優れた職人が生涯をかけて作り上げた逸品とも考えられる。

 

しかし、あの武器には職人個人の執念とは違うものがあった。

複雑な機構を、修理と交換を前提として組み立てた構造。

 

それは工芸品ではない。

 

数を作り、兵へ配り、壊れれば取り替えることを想定した武器だ。

 

「あれは、一人の天才が作った銃ではないね」

 

ガランは手すりを、指先で一定の間隔を刻むように叩いた。

 

「鉱山があり、製鉄所があり、同じ寸法の部品を作る工房がある。弾薬を絶えず生産し、それを兵士へ届ける制度もある……恐ろしいね」

 

彼女の唇が、わずかに吊り上がる。

 

「武器というものは、持ち主より雄弁だ。…その背後にある国の姿まで語ってしまう」

 

背後に控えていた直属の女騎士が、慎重に尋ねた。

 

「では、カザラ様の話を信じられると?」

 

「まだ完全に信じるとは言っていないよ」

 

ガランは振り返らなかった。

 

「だが、無視するには匂いが強すぎるからね」

 

雄の匂いではない、国力の匂いだ。

小田の手元にあった一挺の銃から、ガランはまだ姿すら見ぬ国家の影を感じ取っていた。

 

高度な技術と、統制された軍隊。

 

そして、異界の常識では考えられないほど多数の雄を抱えている可能性。

もしすべてが事実なら、その国はドラケンフェルド王国どころか、この世界の今後を根底から変えるだろう。

 

繁栄をもたらす交易相手となるか、恐怖を与える脅威となるか…

 

あるいは、大陸そのものを破壊する存在となるか。

 

「しかし、東方か……」

 

ガランは薄く息を吐いた。

 

「彼らと接触するにしても、駄馬と地下の虫ケラが邪魔になるね。」

 

ケンタウロス帝国とアントニア連邦。

3年前、ドラケンフェルド王国へ同時に牙を剥き、多くの兵と領民を死なせた二つの大国。

 

ガランは両国を侮ってはいなかった。

むしろ、その軍事力と執念を誰よりも理解している。

 

だからこそ、機会があるならば二度と立ち上がれぬよう、根から崩しておく必要があった。

 

「カザラ君が武器を流していたのは……確か、ケンタウロス領内の弱小種族による抵抗組織だったね?」

 

「…ッ。はい」

 

女騎士の返事はわずかに上ずっていた。

姿勢こそ崩してはいないものの、呼吸は浅く、鎧に覆われた両脚を不自然なほど強く寄せている。

 

扉の向こうから漏れる小田たちの交尾の匂いに当てられ、彼女もまた平静を保つだけで精一杯なのだろう。

 

ガランはその様子を横目で見て、愉快そうに笑った。

 

「カザラ君へ流す武具の量を増やしたまえ」

 

「…どの程度まででしょうか?」

 

「これまでの倍だ」

 

女騎士の表情が強張った。

 

「ですが、急激に数を増やせば…帝国側に出所を探られる恐れがあります。それに、貴族院へ知られれば……」

 

「我が領の刻印が残る品を渡すつもりはないよ」

 

ガランは静かに言い切った。

 

「保管庫に眠っている鹵獲品を中心に使いたまえ。足りぬ分は他の商会を経由させればいい。」

 

「そこまでして、弱小種族を?」

 

「武器だけではないよ?」

 

ガランは冷たい笑みを浮かべた。

 

「食料、医薬品、地図。それから、帝国軍の巡回経路も少しずつ流してやりなさい。だが、一度に与えすぎないこと。腹を空かせた獣は、餌をくれる手を忘れないからね…」

 

「……貴族院は、伯爵閣下が独断で他国の反乱を支援したと知れば、問題にするかと」

 

「あの無能たちは証拠がなければ動けないよ」

 

ガランはようやく振り返った。

その顔には先ほどまでの妖艶さとは異なる、冷徹な軍人の表情が浮かんでいた。

 

「そして証拠を掴んだ頃には、止めるべき相手が私ではなく、国境へ押し寄せる帝国軍へ変わっているだろうね。」

 

女騎士は息を呑んだ。

ガランは最初から、発覚しないことを願っているのではない。

 

発覚した時には、もはや自分を止められない状況を作ろうとしている。

 

「それに、帝国も先の侵攻で負った傷を癒やしきってはいない。」

 

ガランは地図を見るように、虚空へ視線を巡らせる。

 

「内側で火を起こせば、西を向く余裕はなくなる。抵抗組織が補給路を断ち、弱小種族が反旗を翻し、雄たちが逃げ出せば、あの大帝国とて耐えられないだろう。」

 

「それも…東方の強国と接触するために、ですか?」

 

「それだけではないよ」

 

ガランの瞳が細くなる。

 

「もし本当に小田君の背後に、あの銃を大量に作れる国があるのなら……他国に先に接触させるわけにはいかない」

 

敵国が未知の強国から武器を得る可能性。

あるいは、雄の価値へ目をつけ、小田の国へ略奪の手を伸ばす可能性。

 

どちらも看過できない。

 

「強国というものは、存在を知っただけでは意味がない」

 

 ガランは穏やかに続けた。

 

「誰よりも早く扉を叩き、こちらが敵ではないと教えなければならない。できれば、互いに利害を持つ相手としてね」

 

「では、あの雄を利用なさるおつもりですか」

 

その問いに、ガランはしばし沈黙した。

やがて、喉の奥で低く笑う。

 

「…利用、か」

 

彼女の指先が、無意識に自らの胸元へ触れた。

衣服の下では、ドラゴニュートの雌としての身体が、いまだ小田の残り香へ発情の熱を持って反応している。

 

「確かに、あれほどの雄を一度くらい味わってみたいとは思うよ。」

 

笑みが濃くなる。

 

「カザラ殿があれほど執着する理由も、この身で確かめてみたい」

 

女騎士が、わずかに顔を伏せた。

 

「ですが、奪うおつもりなら……」

 

「奪う?」

 

ガランはおかしそうに眉を上げた。

 

「そんな愚かな真似はしないさ」

 

その声音に、欲望へ溺れる女の甘さはなかった。

ガランは小田が持っていた銃を思い出す。

 

あの武器の向こう側に、どれほどの兵力が眠っているのかは分からない。

 

だが、それを確かめる前に敵意を向けさせるほど、彼女は浅慮ではなかった。

 

「奪う必要などないからね…」

 

ガランは妖しく微笑む。

 

「彼自身が、こちらへ歩いてくればいいのだから…」

 

その時、彼女は女騎士の強張った姿勢へ目を向けた。

 

「それと……君。…そのシミはみっともないから、後でメイド相手に発散したまえ」

 

「ッ…はっ!寛大なお言葉、感謝いたします……!」

 

女騎士が羞恥と快感に顔を紅潮させ、深く頭を垂れる。

 

「……いやぁ、私も人のことは言えないがね」

 

ガランは自身の胸元へそっと手を当てた。衣服の奥で、ドラゴニュートとしての自身の雌穴が、小田という雄を求めてじっとりと熱い蜜を分泌し始めているのを自覚している。

 

「本当…一度、あの子と交尾してみたいものだ……。っと、それよりも、まずはこの疼きを宥めなければね……」

 

ガランの冷徹な政治家の顔が、一瞬にして淫らな捕食者のそれに変わる。彼女は廊下の隅で小さくなって控えていた、給仕の兎人の奴隷へと妖しい視線を向けた。

 

「そこの兎君。……来るんだ」

 

「は、はい……っ!喜んでお供いたします、ガラン様……!」

 

主人に指名された兎人の雄は、恐怖と、それ以上の歓喜に満ちた高揚した声で返事をする。

 

ガランは彼を従え、自らの私室へと歩き出した。頭の片隅では、小田を自分の元へ歩かせる方法が静かに組み立てられていた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。