※この作品はR-18です。

異界の性奴隷   作:Henon

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接触試行作戦等
接触試行‐壱型作戦 録画記録②


【前回の記録の続き】

 

「対等、ねぇ……♡」

 

女はあざ笑うように言うと、無遠慮に腰を引き寄せ、そのまま尻をねっとりと撫で回してくる。

その指先が、汗に濡れた肌を這い、時折、尻穴の縁をくすぐるように掠めた。

 

「……ッ」

 

近藤の喉がわずかに鳴った。

だが、動けない。

肉体は密着したまま、女の体温に溺れていた。 

 

「簡潔に言おう。我々の目的は、貴方たち――ドラゴニュート勢力との交渉だ」

 

近藤は、言葉を選びながら、それでも軍人らしい硬質な口調を崩さずに続ける。

 

「つまり……貴女の属する組織。その長と、正式に対話したい」

 

それを聞いた女が小さく鼻を鳴らすと、背後からしなるように伸びた尻尾が、ゆるやかに動き出す。

 

「……ふぅん?」

 

うねる蛇のように、近藤の太腿の内側を這い、ぬるりと股下へ潜り込んだ。

 

そして――

 

くにゅっ……もにゅっ……

 

湿り気を帯びた尾の先端が、無防備に垂れた睾丸をすくい上げるように撫でる。

とろけるような感触で、丸く張った肉を優しく揉み潰し、指の代わりに、

粘る尻尾が左右の玉をたぷたぷと持ち上げてゆく。

 

「ぐっ……」

 

耐えるような呻きが、近藤の喉から漏れた。

 

その反応に満足したのか、女の体が背中越しにふっと寄りかかってくる。

肩と肩が触れ、むわっと湿った熱が伝わる。

女の頬が、近藤の肩にそっと預けられた。

 

呼吸が……近い。

唇が、かすかに耳朶に触れるほどの距離。

 

ふぅ〜……

 

生暖かい吐息が、じわりと耳の奥に流れ込む。

言葉よりも先に、その熱だけが、神経を鈍く刺激する。

 

そして。

 

「要は……“交渉の橋渡し”ってことかぁ?♡」

 

甘く、粘ついた囁き。

それは返答ではなく、肉体で受けた“確認”への反応だった。

 

尻尾はなおも、睾丸をぬるぬると揉みつづける。

話の意味と重さを踏まえた上で、それでも女は――明確に、“快楽で上下関係を測る”というスタンスを崩さなかった。

 

この女にとって、政治も外交も、肉体の上で語られる。そう思わせるかのようだった

 

「そう――んむっ?!」

 

不意に女が動いた。

身体をひねると、ぐいっと近藤の頬に顔を押しつけ、そのまま――

 

んじゅるる♡ちゅる、んちゅ…ちゅっ♡

 

女の舌が、口元を乱暴に舐め回す。

粘ついた唾液が滴り、じゅるりと淫らな音が響いた。

 

「ちゅぅ……♡んちゅぅ♡」

 

唇が強引に重なり、舌が無理やり差し込まれる。

近藤の返答を封じるようなキス――否、“侵略”だった。

 

「……ぷはっ♡」

 

息を抜くように唇を離し、女は笑う。

 

「まぁ、意図はわかったよ?でもさぁ……まずは、種を貰わないとねぇ♡」

 

言いながら、女はくい、体勢を崩さぬまま、近藤の尻へと添えていた手に力を込める。

 

水の膜がついた掌が尻を掴み――

もぎゅっ…もにゅっ と、尻肉を貪るように揉みしだく。

 

そのまま、指がひとさし。

人差し指が、尻の割れ目をなぞり……ためらいもなく、くにゅっ…っ!と肛門へ押し込まれた。

 

「ッ……!」

 

反射的に近藤の肩が跳ねる。

だが、逃れられない。

女は肩越しにくすりと笑った。

 

「…っふぅ…身体を清めるんじゃ、なかったのか?」

 

近藤が低く問いかける。

その言葉には、かすかな苛立ちと警戒、そして――疑念を含んでいた。

 

「今清めてる最中だよ?♡」

 

にゅるっ……もにゅっ

 

女の指が、ぬるんだ水に濡れたまま、尻を優しく撫で回し、そのまま指先をさらに割れ目へ滑り込ませる。

 

「ッ……」

 

ぞわりと背中を走る感覚。

予期せぬ指の挿入と愛撫で近藤の身体は、わずかに跳ねた。

 

(これは……やばい)

 

不意に押し寄せる熱。

ぬるりとまとわりつく水の感触と、柔らかな皮膚の刺激。

 

近藤は、はっきりと自覚していた。

自分の性器が――どんどん硬さを増している。

 

水に濡れた皮膚の下、張りつめた肉が熱を帯び、脈動しているのがわかる。

押し寄せる羞恥、戸惑い、そして――興奮。

 

だがそれは…仕方のないことだ

 

相手は、明らかに人間の女性を凌駕する身体を持ち、強く、妖艶で、そして何より――彼を、欲している。

 

その眼差しは飢えていた。

その舌は涎を垂らし、唇がぬらりと光っていた。

そんな相手が、背後から密着し、自分の体温と反応を楽しむように撫で回してくるのだ。

 

それらの光景が男の本能を限界まで刺激してしまっていた。

 

「でっかッ♡……すごいなぁ」

 

女の声が跳ねた。

 

掌の中にある勃起した肉の感触に、彼女はまるで歓喜と驚愕を同時に呑み下したかのように、息を荒げて笑い出す。

 

「これ……♡ドラゴニュートの雄よりも…数段でかいよ?…♡」

 

その声に、畏れも警戒もない。

あるのはただ、欲望と狩人の喜び――

「見つけた」という悦びだった。

 

女の指先が震える。

それは感情の震えではない。悦びによる本能の痙攣だ。

 

そして、まるで宝石に触れるように、丁寧に、丁寧に――だが、確実に快楽を生むように、指が動く。

 

にゅこ、にゅちゅっ……くちゅ、くにゅッ

 

水に濡れた掌が、肉棒の根元から先端までを滑り上がり、親指の腹で亀頭の裏をくりくりと押し、カリ首をなぞるように円を描く。

 

「ふぅッ♡…こりゃあ…とんだスケベを手に入れちゃったかな?♡」

 

女の声が、くすぐるような甘さで耳を撫でた。

喜悦と嘲りが混ざり合い、艶やかな声色が生まれる。

その声音には、獲物を品定めする獣のような愉悦が滲んでいた。

 

「しっかり、2発は貰いたいとこだけど……」

 

甘い声音とは裏腹に、言葉の裏には逃げ道のない執着が潜んでいる。

まるで、『雄』の限界をすでに把握しているかのように。

それは、“与えられる側”ではなく、“奪う側”の論理だった。

 

「雄は2回出すと、気絶しちゃうからなぁ♡」

 

女の尻尾が股間を這い、睾丸を下から持ち上げるようにくにゅりと押し上げる。

同時に指先が性器へと滑り込み――

 

にゅこ、にゅちゅ……

 

ぬるんと濡れた指が、脈打つ肉をしごき上げる。

その動きはあまりに緩やかで、それでいて決して逃がさない、狡猾な愛撫だった。

 

そして――

 

クニュ♡

 

女の親指が、尿道口にぴたりと押しつけられた。

軽く圧をかけると、そこに溜まっていた粘液が、ぬちゅ……と音を立てて溢れ出す。

 

「ゔッ……ふ、ぅ……っ、二回って……どういう――」

 

抗議の言葉を吐きかけたその瞬間

 

「んえ〜♡」

 

女が、ぐいと肩越しに身を回し、近藤の口に、自身の舌を強引に捩じ込んだ。

 

唇と唇がぶつかり、その隙間から伸びた女の舌が、蛇のように絡みつく。

 

ちゅぷっ、んちゅ、じゅるる……♡

 

舌を巻き取り、味わい、舐めまわす。

ただの接吻ではない。これは――支配行為。

 

男の口腔に押し入れ、舌の動きを封じ、

女はその間も、性器と睾丸に絶え間ない愛撫を続けていた。

 

くにゅっ、ぐにゅっ……ちゅぽっ、くちゅぅ……

 

膨らんだ睾丸を掌の中で転がし、性器の裏筋をなぞるように撫で上げ、カリ首の輪郭を執拗になぞる。

 

「ッふぅっ……こっちを弄ぶならッお前のことを教えたらどうだ?」

 

近藤の声は、唇から漏れる熱気とともに濁っていた。

それは命令のつもりで発せられたが、女の指先に嬲られる肉体は、すでに命令する側のものではなかった。

 

「ふふ…なぁに?アタシのこと、好きになっちゃったかな〜?」

 

女はくすりと笑いながらしゃがみ込み、近藤の肉棒を包むように握ると、根元から音を立てて扱き上げる。

 

にゅこ……にゅちゅ……♡

 

そのまま、熱を帯びた肉を、自らの乳の下へ――

たわんだ乳房のふくらみと腹の境目に、擦りつけるように押し当てた。

 

柔らかな皮膚と皮膚がぬめり合い、肉棒は女の乳の根元に沿って押し潰される。

汗と湯気に濡れた肌が、いやらしい熱と粘膜のような摩擦を生み、肉のこすれ合う音がこもった空間に広がっていく。

 

女の顔が、じりと近づく。

長く濡れた舌がにゅるりと這い、近藤のへそをなぞるように舐め回し――

唇を窄めたかと思うと、そこへ吸い付くように――

 

ちゅぷっ、ちゅぅぅ……♡

 

淫らな水音が、肌からではなく、内臓にまで響いた。

 

まるで、問いへの答えを「快楽」で返すかのように、女の全身が、近藤を喰らうように密着し始めていた――。

 

女の大きく張った乳房は、近藤の性器が擦りつけられるたびに、たわみ、潰れ、かたちを変えていく。

押しつけるごとに沈み、柔肉が絡みつき、その感触が、肉の芯をむき出しにされたかのような快感を何倍にも増幅させた。

 

「まあ、名乗ってあげる。私の名前は――アルザ」

 

低く、甘く、舌先で転がすようにそう囁くと、彼女は視線を下げ、ぬらりと伸ばした舌先を、再び近藤のへそへと這わせていく。

 

ちゅ、ずぞぞぞ……じゅぞ、じゅぞぞ……

 

舌が穴の奥へぬるりと差し込まれた。

まるで“そこから中身を吸い出す”かのように、腹の底を舐め取るような音とともに、アルザは執拗に吸い上げる。

 

近藤の身体が、反射的に跳ねた。

 

だが、アルザは止まらない。

――快楽を通じて、情報も尊厳も引き剥がすように。

 

そして――

 

「んふっ♡」

 

アルザはゆっくりと身を起こすと、勃起した近藤の性器の先端を、その巨大な乳房の先端へと、ぐい、と強く押しつけた。

 

むにゅっ…

 

熱く濡れた乳肉が潰れ、その中央に立つ乳首が、ぬるりと、鈴口にぴたりと当たる。

 

瞬間。

 

「っ……!」

 

近藤の腰が小さく震え、乳首に触れた刺激に抑えきれなかったのか、透明な液が肉棒の先端からとろりと漏れた。

 

我慢汁が、柔らかな乳首の先にぬるんと絡みつく。

アルザはその反応に、嬉しそうに目を細めた。

 

「私は名を名乗ったよ♡君も……名乗るべきじゃないかな?」

 

女は舌先で唇を湿らせながら、甘くねっとりと迫る。

問いかけというより、命令に近い声音。

その瞳は、すでに男の中身まで喰らうつもりで覗き込んでいた。

 

「はぁッ……はぁっ……近藤、だ……」

 

声を絞り出すように、近藤が答える。

呼吸は乱れ、腰は既に震え、理性は快楽の底でぐらついていた。

 

「近藤……大陸じゃあ全然聞かない名前だけど、いい名前だね♡」

 

女――アルザの唇が、ゆっくりと笑みに吊り上がる。

 

次の瞬間。

 

限界まで硬く張りつめ、血管が浮き出るほどに滾った近藤の性器が、アルザの手によって口元へと導かれる。

舐め回すような視線を這わせながら、彼女はにやりと笑い――

 

「……♡」

 

ぱくっ。

 

「う、ぅ……っ……!」

 

熱い。

ぬめりと唾液に濡れた粘膜が、亀頭から幹までを包み込む。

肉と肉が吸いつくように密着し、舌が底から這い上がる――

 

んちゅっ……れろ、れろれろ……じゅるっ……じゅるるるるっ♡

 

喉の奥から響く淫猥な水音。

それが耳ではなく、性器から脳に直接届いてくるようだった。

 

亀頭の裏をくるくると巻くように長い舌先が這い、裏筋を押し上げるたびに、腰が勝手に跳ねる。

 

そして――

 

ちゅぽっ、んくっ……じゅぞっ……

 

アルザの口が、亀頭の先端――尿道口に吸い付いた。

小さくすぼめた唇の中心に、敏感な先端がぴたりと埋まり――

音を立てた吸引が始まる。

 

「ぅ、くぅう……っ!」

 

吸われている。

まるで、“芯”そのものを抜き取られるような錯覚。

 

射精前の圧が蓄積し、鈍い快感が腰骨の奥から這い上がる。

だが、それを“逃がさず”と押さえ込むアルザの唇――

まるで、搾り取るタイミングを見計らっているかのようだった。

 

彼女の口内は熱く、柔らかく、そして異常なほど“馴染んで”いた。

 

近藤の名前を知り、その身体を咥え込み、その反応を舌で記憶する――

アルザの口は、すでに“近藤という男”を味で覚えはじめていた。

 

アルザの舌が尿道口をすぼめた唇で吸い上げ、同時に、ぬるりと伸びた指先が睾丸を包み込む。

その動きは決して乱暴ではない。

むしろ、慈しむように、柔らかく、絶妙な圧を加えて――

 

きゅう……にゅ、もにゅっ……

 

「っ……く、ぁ、あっ……はぁッ……うっ……!」

 

睾丸から根こそぎ引き抜かれるような快感に、

ついに、限界が崩れ落ちた。

 

――びくんっ!

 

どびゅるるっ……びゅっ、びゅるるるるっ……!!

 

熱い奔流が喉奥に押し出される。

腹の奥から、精髄を搾り取られるような感覚。

止めどなく、脈打つように吐き出される精液。

 

アルザは喉をぐるりと動かし、男の精を呑み込むように吸い取っていく。

 

んぅぅ……♡ちゅる……ごくっ、ごくっ……♡

 

頬を少し膨らませ、舌を裏筋に這わせながら、

唇の奥でしっかりと“味わって”いた。

 

それはただの奉仕ではない。

完全なる捕食。

近藤という男の本能を、身体ごと“喰らう”ための儀式。

 

最後の一滴まで啜り尽くしたあと、

アルザは唇をゆっくりと離し――

 

「んぅ……♡……すごいなぁ……♡」

 

瞳を細めて、喉を鳴らしながら呟く。

唇の端に残った白濁を、ぺろりと舐め取って――

 

「すごい濃い……雄汁♡」

 

恍惚とした微笑み。

それは、まさに“当たりを引いた”者の笑顔だった。

 

 

「ふぅ〜……♡ご馳走さま。……さて、このまま次は――交尾、する?」

 

アルザが、熱を含んだ吐息と共に微笑んだ。

唇の端には、彼の精液の名残が淡く輝き、喉の奥で啜るようにそれを味わった。

 

「…はぁっ……ッ……名前だけじゃなく……他のことも教えろ……!」

 

近藤は肩で息をしながら、掠れた声を吐き出した。

精を絞られた直後の虚脱と、なおも燃え上がる警戒と怒りが、その声に宿っている。

 

それを聞いたアルザは、ふふんと鼻を鳴らし、唇の端をぬぐうと――ゆっくりと腰を下ろした。

 

「そうだねぇ……ちょっと休憩がてら――情報を出し合おっか?」

 

そして。

 

ちゅっ♡

 

音を立てて、射精を終えたばかりの性器の先端――ぬらついた鈴口へと、

唇をそっと押し当てる。

 

まるで、“いったんの休戦”を告げるキスのように。

あるいは、征服の刻印を印すかのように――

 

「……ッ」

 

近藤の体がびくりと跳ねた。

刺激ではない。

その行為の“意味”が、肌を通して伝わってくる。

 

快楽ではなく、合意の印。

だが、それは決して対等な握手などではなく――

支配された側が許された、わずかな休息だった。

 

「まずは……『君たち』のことを聞きたいなぁ♡」

 

アルザが耳元で囁きながら、尻尾をぬるりと近藤の腹へ巻きつけてくる。

その動きは甘えるようでもあり、拘束の意図すら感じさせる――まるで、質問の重さを身体で測るかのように。

 

「……俺たちは、大陸の外から来た」

 

近藤は呼吸を整えながら、簡潔に答えた。

相手の体温に包まれながらも、頭のどこかは冷静さを保っていた。

 

「やっぱり、そうだろうねぇ」

 

アルザが楽しげに笑い、膝をすり寄せるように動かす。

むっちりとした太ももが、近藤の内腿にぴたりと張りつき、肌と肌がぬめりをもって密着する。

 

「装備とか見ても……こっちじゃ全然見ない物ばっかり。特に変な布と金属を組み合わせたような服なんかね」

 

その最後の言葉には、明らかな興味があった。

武器の性能、異物の知識、それらすべてをアルザは女としての“官能”と同列に舐めるように味わっている。

 

「……それで?お前は、どこから来たんだ?」

 

近藤の声は低く、慎重だった。

耳元に息がかかるほどの距離で交わされる問い。

肌と肌がぬめるように密着したまま、互いの視線だけが剣呑に交錯していた。

 

「ん〜……そうだね、大陸の西側のとある国家、かなぁ」

 

あっけらかんと、しかし舌先に艶を含んだ声音で、アルザは答えた。

さも当たり前のように、“国家”という言葉を口にする。

 

「……国、家、だと」

 

近藤の眉がわずかに動いた。

心の中で、冷たい水を浴びせられたような衝撃が広がっていた。

 

(国家だと……?西側に?)

 

異世界に転移した日本が、いまだ接触したのは部族単位、種族単位の存在にすぎない。

高度な政治機構や軍事体系を持つ“国家”の存在は、想定の範囲外だった。

 

(なんてことだ……現段階で、国家が存在するとは――誰も想定していない)

 

一瞬、呼吸が詰まる。

だがアルザはそんな内心などお構いなしに、足を組み替え、密着していた腿をより深く擦りつけてくる。

熱と湿り気を帯びたその動作は、まるで“質問”への報酬のようだった。

 

「どうしたの? そんな顔して。……驚いた?」

 

にやりと唇を吊り上げ、彼女は悪戯っぽく笑う。

だが、その目は笑っていなかった。

近藤の瞳の奥をのぞき込み、わずかな動揺すら漏らさぬように嗅ぎ取っていた。

 

「ま、私もちょっと変わり者でねぇ。部族社会に好んで入っちゃってる変人だけど、元はちゃんとした国の生まれさ」

 

「『国』の……生まれ」

 

「うん。」

 

軽口のように言いながら、その実、一つ一つの単語が針のように鋭い。

 

(西側の文明圏……すでに“国家”としての統治構造が、完成された形で存在しているのか?)

 

近藤は無意識に喉を鳴らした。

重たく胸に沈む情報の塊が、冷たい鉛となって肺を押しつぶす。

視線を伏せ、思考の波に呑まれぬよう、必死に意識を均衡へと保とうとする。

 

「さて……」

 

アルザが声を落とす。

その一音は、温度を帯びて近藤の鼓膜を撫でた。

 

と、彼女は艶めかしく体勢を変える。

ゆるやかに腰をひねり、まるで獲物を確かめるように――ぐっと、近藤の腿の上に跨る。

湿った腿の内側が彼の太腿に吸い付き、肌と肌のあいだに熱がこもる。

 

「族長との橋渡しの話だけど――理由を聞いても、いいかな?」

 

そう言って、大きくしなやかな手が、そっと近藤の手を包み込んだ。

 

まるで恋人のように、指を絡めて、握る。

力ではない。距離の消失という支配――

それが、アルザのやり方だった。

 

「……資源開発のための基地建設の許可。つまり、ドラゴニュートの勢力圏内で、基地を作る許可が欲しい」

 

近藤は、視線を逸らさずに告げた。

 

アルザの眉が、わずかに動く。

 

「資源……?それって、何かな?」

 

「俺たちが生きていくために必要な物だ。森や木々は伐採しない。必要なのは――地下にある」

 

「地下、ねぇ……ふふっ、なるほど。でも、ここの部族は排他的でね……余所者が好き放題するのは、危ないよ?」

 

アルザの尻尾が、近藤の腹を撫でながら、とぐろを巻くように下腹部を締めてくる。

言葉はあくまで穏やかだが、肉体では逃げられない位置取りを崩さない。

 

「……そもそも、お前はその族長と交流があるのか?」

 

近藤の問いに、アルザは一瞬、唇の端を吊り上げ――

 

「……あるよ?」

 

と、甘く笑った。

 

その瞬間、彼女の太腿がさらに密着し、股間をぬるりと擦り上げる。

体温と湿度、そして舌先に浮かぶ秘密ー

 

「自慢じゃないけど、今の私は結構いい階級だからねえ」

 

小さく、囁くように付け加えられたその言葉は、確かな重みを持って、近藤の胸に落ちた。

 

つまり――

この女は、単なる『現地の女』ではない。

『族長と交信できる存在』、すなわち外交上のパスそのもの。

 

アルザはその立場をひけらかすことなく、だが確かに――彼の上に乗る者として、その“重さ”を伝えてきていた。

 

「……君のお願い、届けてあげるよ?でも――」

 

くい、とアルザの指先が滑るように近藤の股間へと触れた。

重さを測るように、静かに、確かに、彼の中心を撫でる。

 

「――お願いの“重み”って、こういうところにも……出るんだよねぇ?♡」

 

甘く粘つく声が、耳を擽る。

それは戯れではなかった。

彼女にとっては、肉体がそのまま“交渉資料”であり、“価値の証明”だった。

 

触れられるたび、条件を突きつけられているような錯覚。

近藤は、熱を孕んだ空気の中で、言葉を切り出す。

 

「――単刀直入に言う」

 

押し寄せる湿度と欲望の圧に抗いながらも、その声は軍人らしい硬質な芯を残していた。

 

アルザの体温に包まれながらも、目だけは真っ直ぐに彼女を射抜いた。

 

「俺が……身体を差し出せば。族長との交渉を、お前が橋渡ししてくれるのか?」

 

その言葉には、恐れも、羞恥も含まれていない。

あるのは、ただ“取引”としての確かな意志。

しかしそれでも、言葉の意味が肌に残る温もりと交差し、微かな熱を帯びていた。

 

アルザの唇がゆっくりと吊り上がる。

 

「……♡いいよ?でもね――」

 

彼女の指先が、ぬるりと近藤の胸を撫でる。

その動きはどこか慈しみに満ちていて、まるで恋人の胸板に指を這わせるような柔らかさがあった。

 

「その頼みはただ“種”をもらうだけじゃあ……足りないかなぁ?」

 

にゅる、と尻尾が下腹を締めつける。

 

「ッ……」

 

近藤の眉がわずかに動く。

唇を噛み、言葉を絞るようにして問い返した。

 

「……あと、何が欲しい」

 

アルザは答えず、じらすように首をかしげた。

そして、濡れた舌を一度だけ唇に這わせると――

 

「“番”。」

 

その一語を、まるで求婚のように囁いた。

 

「君みたいな、スケベでいい雄を“番”にできたら……ねぇ?さぞ、極楽な日々だろうねぇ……♡」

 

そう言いながら、アルザの腰がゆるやかに揺れる。

密着した太腿が肌を擦り、巨大な乳房がくにゅりと押し潰される。

 

「毎朝、君を抱きしめて目覚めて――毎晩、君の種を受け取って眠る。こんな“番”を持てる雌は、この大陸じゃ貴族でも結構贅沢だよ?」

 

彼女の声には、官能だけではない――

所有欲と支配欲の結晶のような熱が込められていた。

 

それは一夜の代償ではない。

近藤の自由、生殖、立場――あらゆるものを“私のもの”と宣言する契約だった。

 

「交渉の橋渡し、族長への案内ーーぜんぶしてあげる。……その代わり、近藤。あんたは、アタシの“番”になってくれるかな?♡」

 

近藤の指を、そっと絡め取る。

唇が首筋に近づき、熱く湿った吐息が肌を這った。

 

「どうする?交渉のために、雄として、一匹の雌に――人生を差し出す覚悟、ある?」

 

答えを急かすように、彼女の太腿がもう一度、ぬるりと彼の股間を擦り上げた。

 

 

近藤は、ふと息を呑んだ。

アルザの湿った吐息と柔肉の熱に包まれながら、思考の奥に――日本の姿を浮かべる。

 

島ごと異世界に転移し、外交手段も限られ、未だこの世界の地図すら掴みきれていない。

その中で、自衛官として自分が何を成すべきか――その問いに、答えはとっくに出ていた。

 

命を差し出す覚悟はある。

尊厳を捨てる覚悟も、とうにできていた。

 

それが、『日本』のためになるのならば。

 

「……いいだろう」

 

近藤はゆっくりと視線を上げ、眼前の女――アルザを見据えた。

 

「お前の“番”になってやる。……交渉が成功したらな」

 

その声は、揺るがなかった。

快楽に弄ばれようと、意志だけは沈まずに残っていた。

 

するとアルザは――嬉しそうに、目を細めた。

 

「……言質は、取ったよ?♡」

 

ぺろり、と舌を唇に這わせながら、彼女は全身で“悦び”を表現した。

 

まるで、欲しかった玩具をようやく手に入れた少女のような、無邪気な色気――

いや、むしろ、獲物を嬲りながら飼い慣らす、雌獣の歓喜そのものだった。

 

「じゃあ……“休憩”は終わりにして――」

 

ぐい、と彼女の腰が近藤に押し付けられる。

濡れた肌が重なり、性器の先端が柔らかな下腹部にぬるりと触れる。

 

「ありがたく、“前報酬”として――交尾、しようか♡」

 

くいっ、と彼女の尻尾が近藤の背に回り、腰を引き寄せた。

それはもう、“選択”ではない。

 

外交の履行――肉体で刻まれる、異世界との外交の第一歩。

 

アルザは、笑っていた。

艶やかに、妖しく、熱を孕んだ目で――“群れのために身体を差し出す雄”を、まるでこの上ない愛玩物として、見下ろしていた。

 

 

「ふぅッ♡……ふぅッ♡……ほんと、君たちの群れって――バカだよね♡」

 

吐息を荒くしながら、アルザが喉の奥でくぐもった笑いを漏らす。

その声には、蔑みと興奮とが入り混じっていた。

 

「こんな……こんな極上の雄を、交渉の“駒”として差し出すなんてさぁ♡」

 

その言葉は、ただの感嘆ではない。

雄=戦略資源として捉えた彼女ならではの、明確な価値観の断絶だった。

 

「ふふ……これじゃ、損するのは――君たちのほうだよねぇ?」

 

そう呟くと同時に、アルザはぐい、と身体を沈めた。

覆いかぶさるように、むっちりとした太腿が近藤の脇を挟み込む。

 

柔らかく、それでいて重量感を持つ腿肉が、汗と熱をまとう肌をじっくりと圧していく。

 

その上から、暴力的とすら言える乳房がどすり、と重なる。

 

「んふぅ……♡どう?動けないでしょ?」

 

二つの巨乳は、近藤の胸板に押し潰され、左右にぬめりながら広がる。

汗と湯気、吐息と粘膜がこもった空間。

そこに、女の支配と淫らな悦びがどろりと溶け合っていた。

 

「ねぇ……交渉のためなら――」

 

ぬらり、と唇が近づく。

彼女の舌先が近藤の唇をなぞり、まるで口内に入りたがっているように震えた。

 

「ベロキスくらい、自分からしたら?」

 

そう囁くと、同時に乳房の一つが近藤の顔にぐい、と押し当てられた。

 

「それと……乳首。舐めて♡交渉の前払いでしょ?♡」

 

ふわりと香る甘い匂い。

濡れた乳輪が頬に触れ、柔肉がこめかみに沿って沈み込んでくる。

 

近藤は無言のまま、目の前の乳房へ顔を寄せた。

ふくよかで熱を帯びた乳肉の先端――濡れた乳首に、ゆっくりと舌を這わせる。

 

ぺろ……ちゅっ……くちゅ。

 

「んっ……はぁ〜……♡」

 

アルザの腰が、びくりと揺れる。

 

「強気な雄が……こうして屈服して、舐めてくれるの……ほんと、最高ぉ♡ほら、ちゃんと吸って?」

 

乳首が、じゅる、じゅるるるっ……と舌に吸われるたび、アルザの吐息が甘く震える。

柔らかく、蕩けるような乳肉が近藤の頬にまとわりつき、粘液と汗の匂いが、脳髄をぬるぬると痺れさせていく。

 

「んあっ……たまんな…ッ♡」

 

その声のすぐ下――

近藤の性器は、再びゆっくりと芯を取り戻しはじめていた。

 

女の喘ぎ声、肌の熱、味、匂い、柔らかさ……

理性を貫いて、本能が反応する。

 

それでも――

彼の表情に、欲情の色はない。

 

冷静に、静かに。

これは“奉仕”であり、交渉の履行。

国家のために肉体を差し出す、自衛官としての行為に過ぎない。

 

それが近藤の『意志』だった。

 

だがアルザは、その無言の献身に甘やかな喜びを滲ませながら、彼の股間に視線を落とし――嬉しげに囁く。

 

「あ……またでっかくなってるねぇ♡ほんと、相変わらず……えげつないくらい、でかいなぁ♡」

 

くすくすと喉を鳴らしながら、彼女の柔らかな尻肉が、ぐい、と近藤の肉棒に押し当てられる。

 

むにゅ……にゅるん……くちゅっ。

 

湿り気を含んだ肉が、根元から先端へと、ぬりぬりと擦れていく。

圧倒的な肉厚と粘性――まるで雌の下腹部が擬似挿入を繰り返すような動き。

 

「……スケベだなぁ♡。もう“前報酬”ってレベルじゃないよねぇ♡」

 

尻肉が性器を包み、上下に蠢く。

それは快楽の前戯であると同時に、近藤の本能が、どれだけ彼女に順応してきたかを測る“証拠”でもあった。

 

くにゅッ……!

 

「ッ……ゔ」

 

柔らかい尻肉がぬるりと擦れるうち、

その質量がわずかに角度を変えて、性器の先端が――雌穴へと、自然と触れてしまった。

 

押し当てる意図すらない、だが逃げられぬ“当たり”――

そこはあまりにも柔らかく、熱く、そして濡れていた。

 

「んあ゛ッ……♡まじ最高ぉ♡」

 

アルザが背中を反らしながら、たまらないというように喘ぐ。

目を細め、腰をくいっと揺らすと、潤んだ秘所がぬちゅり……と肉棒の根元を迎え入れそうな角度で沈む。

 

「てかさぁ……キスは?♡」

 

近藤は僅かに舌打ちした。

 

「……ちっ」

 

だが次の瞬間、彼は自ら顔を上げ、唇を重ね――深く、侵すようなキスを交わした。

 

ちゅっ……じゅるるるっ……ぺちゃっ……ぬちゅぅっ……♡

 

アルザの瞳が、驚きと快楽で蕩ける。

 

「んちゅぅっ♡」

 

彼女は歓喜に満ちた表情で、むしろ近藤の舌を逆に巻き取り、絡め取り、吸い上げる。

 

ちゅう……じゅるっ……くちゅ……♡

 

唇の隙間から溢れた唾液が垂れ、アルザは顔を傾け、近藤の鼻筋をぺろりと舐め上げた。

 

「どこもかしも美味いなぁ……♡」

 

舌が鼻梁から目尻に這い、ぬめった感触を残しながら頬へ回り込む。

キスはもはや口内の愛撫ではなく、顔全体への征服行為となっていた。

 

「じゃあそろそろいただきますかぁ…♡」

 

そんな中、アルザの腰が揺れ、熱を帯びた膣口が肉棒の先端にぬるりとまとわりつく。

濡れた音と粘膜の熱が、境界線をじわじわと溶かしはじめていた。

 

にゅぷっ……ぷぷっ……ずちゅうっ……

 

粘膜と粘膜が擦れ合い、雌穴に挿入される生々しい音が、湿った空間に響き渡った。

まるで熱い泥に杭をねじ込むような、ぬるりとした重く蠢く圧迫感――

そのたびに、尻肉が震え、秘肉がきつく蠢く。

 

「はぁっ♡……はいったぁッ♡……!」

 

アルザが絶頂寸前のように息を吐く。

喉の奥から漏れる声は震え、瞳は上を向いて蕩けていた。

 

「ゔッ……く、ぅ……あっつっ……」

 

近藤の喉が鳴る。

飲み込まれる肉の熱、そして絡みつく膣壁の蠢き――

ただ入れられているだけなのに、精を根こそぎ抜かれそうなほど強烈な熱と締まりだった。

 

「はぁッ♡……あ゛〜……♡…入れてるだけで……すっごぉ……♡♡」

 

アルザがゆっくりと腰を沈めるたび、ぐにゅっ、ずりゅっ、と粘膜が押し開かれ、膣奥へと肉棒が突き進んでいく。

 

ぱちゅんっ……!

 

肉と肉がぶつかる音。

下腹同士が密着し、汁と汁が弾け飛ぶように跳ねた。

 

「んあ゛っ♡……ッ♡」

 

アルザの背中がのけぞり、喉からあふれる甘い悲鳴がこだまする。

 

「うあっ……く、ぅ……ッ」

 

近藤もまた、思わず吐息を漏らす。

理性の防壁に亀裂が入り、快楽の奔流が一気に押し寄せてくる。

 

それでも――これは国家のため。

交渉の一環、“番”としての履行。

 

だが、肉体は……確かに“快楽”そのものを、求め始めていた。

 

 

ぐちゅっ、ぬちゅっ、ぱんっ、ぱんっ……!

 

アルザの腰が、上下に激しく跳ねる。

密着した下腹が肉と汁でぬめり合い、ぶつかるたびに、いやらしい水音と弾ける感触が空間に満ちていく。

 

「んっ♡んあっ――はぁっ、♡イイッ、奥ぅッ♡……」

 

ぬちゅっ、ぱちゅんっ……!

 

肉棒が膣内をかき混ぜるたび、アルザの体が震え、甘ったるい嬌声が喉の奥から引きちぎれるように漏れた。

 

そして、堪らず――

 

「んふぅッ♡……!」

 

ぐい、と身をかがめたアルザが、近藤の乳首を――かぷり、と噛んだ。

 

「ッ……うああッ!?」

 

一瞬、鋭い刺激が胸に走り、それが背中から睾丸の奥まで電流のように突き抜けた。

 

同時に、尻尾がぬるぬると動き、下から絡み上がるように、睾丸をにゅるりと掬い上げる。

 

粘液に濡れた鱗の感触が、肉の球を包み、揉み、転がす――

まるで搾精を促すような動き。

 

「うわぁっ……くそっ……く、ぅ……!」

 

近藤の口から思わず声が漏れる。

理性が削られていく――

国家のためだと自分に言い聞かせていた理屈が、快感の波に押し流される。

 

その様子を見て、アルザがくすぐるように笑った。

 

「はぁッ……♡エッロいなぁ、…なに感じてんの?♡」

 

ぬちゅ、くちゅっ、ぱちゅんっ!

 

腰をぶつけながら、尻尾を締め上げながら、アルザは愉悦の極みで身体を揺らしていた。

 

「だ……だめ……ッ、だぁッ……!」

 

喉から突き上げるような声。

言葉ではない、本能の叫びだった。

 

アルザの膣肉が蠢き、搾り取るように締め上げるその瞬間――

近藤の腰がびくんっと跳ねた。

 

「くッ……あああ……ッ!」

 

どくっ、どくっ……びゅっ、びゅるるっ、びゅくっ!

 

激しく脈打つ肉棒の先端から、白濁が噴き上がる。

膣奥を叩くように吐き出される熱。

それは一滴二滴ではない、息も止まるほど長く、濃く、重い射精だった。

 

「うあっ、く……ッ……ッッ……!」

 

堪らず、近藤の両手が反応する。

目の前で跳ねる女の腰を掴み、その柔らかすぎる尻肉を、無意識のうちに鷲掴みにした。

 

むにゅっ……むちゅっ……

 

弾力とぬめりに満ちた尻が、彼の掌に吸いつくように沈む。

 

「やばッ♡やばいってばッ♡♡」

 

アルザがぶち抜かれた快楽に震えながら、絶頂の声を上げる。

 

「アッ♡……あ゛〜♡……ッッほんとに、まじでヤバいッてッ!♡」

 

子宮口に直接注ぎ込まれる熱が、彼女の脳を白く焼く。

思わず背中を反らし、全身を痙攣させながら、歓喜と絶頂を何度も波のように迎える。

 

「でてる♡……すごいの、いっぱい……ッ♡♡」

 

近藤の腰は震えたまま止まらず、射精の余韻が尾を引くように続いていた。

 

「はぁッ……キスッ♡ベロ、出せよ……ッ!♡」

 

熱に濡れた声が、命令というより――獣の咆哮に近かった。

腰を打ちつけたまま、アルザは近藤の顔を強引に掴み、舌が出てくるのを待ちきれない様子で顔を寄せる。

 

べろぉ〜♡ん、れろれろ……♡ちゅぶっ、じゅるるっ

 

近藤が舌を差し出した瞬間、アルザは唇を押し当ててきた。

ねっとりと舌を絡ませ、吸い上げ、巻き取っていく。

互いの唾液がどろりと混じり合い、顎を伝って滴る音がいやらしく響く。

 

「んえぇ♡……絶対、番にしてやるッ♡」

 

顔を押しつけ、舌を絡ませながら、尻尾は腰に巻きつき、アルザの膣が性を出し切った肉棒をゆっくり締めあげた。

 

 

にゅぼっ……っ

 

ずぶ、とぬめった音を立てて――

肉が、離れた。

 

粘膜と粘膜が密着していたその結合が、わずかな空気に触れた瞬間、いやらしく糸を引きながら、ぬるぬると引き剥がされていく。

 

「ふぅぅ……♡」

 

アルザが腰をゆるやかに引いたその瞬間、近藤の肉棒が、熱と圧迫から解き放たれた。

 

だが、それは解放ではない。

むしろ、むせ返るほどの名残だった。

 

膣口が亀頭の先端を――名残惜しそうに、舌を這わせるかのようにしゃぶりながら、ゆっくりと後ろへずれていく。

 

ぬちゅ……ずちゅっ……んぶ、じゅるるる……

 

まるで精液を最後の一滴まで啜るように。

女の肉の奥が、最後の“名残”まで逃がすまいと――

内側から蠢きながら、近藤の性器の形を記憶しようと締め上げてくる。

 

「ん……ぬぅ……♡本当にでっかいなぁ……♡」

 

くちゅっ……。

 

ついに、鈴口と濡れた膣口が、ぴたりと離れた。

 

ぬるりと透明な精が糸を引きながら、女の膣口からとろりと零れる。

白濁の精液が、アルザの腿を伝い、ぽたりと床に滴るたび――

彼女の膣が、ぴくんと悦びに痙攣した。

 

「はぁっ……はぁっ……おい、もう二回はイッてるだろ……」

 

近藤が荒い息をつきながら呟く。

しかし、その身体はまだ微かに火照りを帯び、熱は完全に引いていなかった。

 

「んえ?……あれ、なんで意識…あるの?♡」

 

アルザの声には、素直な驚きと興奮が混ざる。

その瞳が獣のように細められ、快楽と征服の色で濁っていた。

 

「……こりゃあ、ほんとに――とんでもない種族だねぇ……♡」

 

むにゅぅ……と、その暴力的なまでに肥大した乳房が、近藤の顔へと押し潰すように重なってくる。

 

鼻まで沈みそうな弾力。

肌が触れるたびに、乳房の温もりと淫靡な汗の香りが、近藤の理性を削っていく。

 

「あ〜♡ヤバいなぁ……♡そんな雄だって知っちゃったらさ――持ち帰りたくなっちゃうじゃん……♡」

 

がさり……。

 

草根が微かに鳴る。

水音とは異なる、乾いた踏み音。

 

「……ん?」

 

アルザがふと、目を細める。

獣のようにぴくりと耳を動かし、周囲を嗅ぎ取るように鼻先をすんと鳴らした。

 

「……。」

 

不意に、アルザの長い睫毛がぴくりと震えた。

再び草の根が、わずかに――しかし確かに、“鳴った”。

 

がさっ、がさり……。

 

その音は風ではない。

獣とも違う、二足で歩く者の踏み鳴らす、地を這う振動。

 

アルザの表情から、艶やかな笑みが一瞬、ひゅ、と消える。

 

代わりに浮かんだのは、静かな警戒。

その金色の瞳が、薄闇に向けて細く細く絞られていく。

 

「……これは……」

 

水音に混じって耳を澄ませるように、彼女はそっと背を起こした。

尻尾がゆるく揺れ、空気の流れを感じ取るようにくねる。

 

「君の……“群れ”かな?」

 

くすり、とひとつ、短く笑った。

だがその声音には、確かな警戒が潜んでいた。

 

そして――

 

「……雄の声?」

 

ふ、と呼吸を止め、視線が鋭くなる。

 

「…………いや、そんなはず、ないか」

 

一拍の沈黙ののち、声がほどけた。その目が、再び近藤へと戻る。

 

しばし考えるように唇を閉じると、彼女はそっと近藤の上から身体を浮かせ、名残を惜しむように見下ろす。

 

「――まぁ、今日はここまでだね。ほんと名残惜しいけど」

 

しなやかな指が、近藤の胸へ這う。

 

ふるり、と指先が乳輪をなぞり、そのまま、突き立った乳首へ、じっくりと顔を寄せ――

 

ちゅっ……

 

やわらかな唇が、吸い付くように密着した。

まるで“感触を覚えるように”――舌は使わず、唇だけでふにふにと吸いながら、愛おしげにその突起を形づけていく。

 

そしてもう一つの乳首にも――

 

ちゅぷ……ちゅっ……♡

 

濡れたキス音を、意図的に残してゆく。

まるで、「ここに私がいた」とでも言いたげな、妖しくも切ない印。

 

「うまっ……♡」

 

アルザは囁くと、指先を下腹部に滑らせる。

 

やがて辿り着いた肉棒は、先ほどまでの絶頂の余韻で赤く火照り、根元から鈍く脈動していた。

 

「んふぅ……♡…まだぬるぬるじゃないか……♡」

 

彼女はそっと顔を下げると、その鈴口に、唇を――そっと吸いつけた。

 

ちゅっ……

 

濃密な音とともに、亀頭の先が、彼女の唇にやわらかく包み込まれる。

 

舌は使わない。ただ、唇で“封”をするように、ぴたりと貼りつけ、

その熱をしっかりと吸い取り、口内に匂いを閉じ込めて――

 

ちゅぽっ。

 

わざと音を立てて、唇を引き剥がした。

 

アルザの舌が、唇をぺろりと舐める。

まだ微かに塩味を残すその唾液を味わうように、喉が小さく鳴った。

 

「じゃあね、“近藤”。」

 

彼女はそっと囁きながら、再び近藤の顔を見下ろし、今度は唇へ――濡れた音を立てて、唇と唇をなぞるように吸い上げる

 

んちゅ……ちゅっ……

 

甘やかで湿った別れの儀式。

 

アルザは、そっと身を引いた。

 

「毎日この池にいるからさ……絶対、来てね?♡」

 

尻尾が、すり、と水面を撫でた。

彼女の体温と匂いと粘膜の余韻を、なおも肌に焼きつけたまま――

 

音もなく、草むらの闇へと、その肢体は静かに消えていった。

 

【記録終了】

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