鬼舞辻無惨が死んだ。
千年以上もの間、無辜の人々を脅かした 鬼たちは、その首魁と共に消滅した。
鬼に奪われ、
解散した鬼殺隊最後の蟲柱、胡蝶しのぶもまた、その一人である。
たった一人残った肉親の姉と共に鬼狩りの夜を駆け抜け、生き残ることが出来た。
失った人たちは、もう戻ってこない。憎悪を断ち切っても、悲しみが癒えるまで長い時間がかかるだろう。
それでも前を向いて、笑って生きよう。散っていった仲間たちが、せめて安らかに眠れるように。
「――しのぶ。私、結婚するわ」
姉の胡蝶カナエが幸せそうに告げてきたのは、その矢先の話だった。
蝶屋敷。
かつては鬼殺隊専用の医療施設として多くの負傷者が運び込まれたこの場所も、その役割を終えている。
鬼による被害が無くなった現在では、胡蝶姉妹の私邸としてゆっくりとした時間が流れていた。
『あ゛んっ!♥♥♥ あ゛んッ!♥♥♥ あぁん゛っ!♥♥♥ お゛んっ!♥♥♥』
……住人は家主の胡蝶姉妹の他に、家政婦として残ってくれた神埼アオイ。
そして祝言を上げたカナエの夫である、筋骨隆々の益荒男だ。
『あ゛ッイイっ!♥♥♥ 気持ちいいですっ、アナタぁッ!♥♥♥』
いつの間にかカナエが懸想していたその男は、周辺一帯の名士であり、盟主に等しい大地主だった。
鬼殺隊の強力な後援者でもあり、所属こそしていなかったが日輪刀を有していた男は、本人自ら刀を握り幾度となく鬼を屠っている。
蝶屋敷が鬼の出ない安全地帯であったのも、男の存在があってこそだ。嘘か真か鬼舞辻無惨が、男の一族を恐れ近寄らなかったとさえ言われている。
地元の民からも熱狂的に慕われているその男は、少なくとも初対面の時は、非の打ち所のない偉丈夫だと思えた。
『
…………甲斐性は、あるのだ。
忌々しい程に、認めたくないくらいに、姉を任せられるのは、彼を置いて他にいないと断言できる。
地位にも財力にも優れ、蝶屋敷の運営をずっと支え続けてくれた男だ。何より姉が死にかけた時、下手人の鬼を首ごと叩き斬って救ったのは他ならぬ彼なのである。
男らしく強引なところもあるが、二重の意味で剛腕を振るう彼が非常に頼もしいのは否定できない。
彼は、幸せになるべき姉を、絶対に幸せにしてくれると断言できる。事実として嫁入りしてから、姉の笑顔が曇った日を一度として見ていないのだから。
胡蝶カナエは幸せになるべきである。妹として、その邪魔をするつもりは決してなかった。
『ん゛オ゛ぉお゛オ~~~~ッッ!!♥♥♥』
バキリ、と。記録を描いていた筆を、思わず握り潰してしまう。
「……だからって、毎日毎日、毎晩毎晩……! 家中に響くくらい、姉さんを抱く奴がありますか……!」
蝋燭に火を灯して研究に没頭していた胡蝶しのぶは、その美貌を真っ赤にして憤慨していた。
折ってしまった筆を片付ける彼女の言う通り、男が蝶屋敷に住み込んでから姉の嬌声が絶えた日がない。
新婚なのだ、仕方ない部分もあるだろう。けれど妻の妹も、家政婦のアオイも共に暮らしている蝶屋敷で、どうしてこうも遠慮なく夜を営めるかが分からない。
それとなく苦言を呈しても、何故か姉の方が恥ずかしそうに言い訳するのみ。
まるでカナエが望んで毎晩激しく
イライラと、しのぶの堪忍袋が膨らんでいく。緒が切れるのも時間の問題だが……フーッ、と怒りを吐き出すような長いため息をついたしのぶは、新しい筆を手に取って研究を再開しようとする。
『あ゛んっ!?♥♥♥ だ、駄目ですッ、貴方様っ……!♥♥♥ こ、今宵はもう、お仕舞いに――お゛ッッほォ゛おお゛~~~~っっ!!♥♥♥』
「~~~~もぅっ! いい加減にしなさいよ……! 」
瞬間、終わったと思っていた情事の音に理性を蹴り飛ばされたしのぶは、グッと腕を振りかざし――勢いのまま胸元に手を入れ、ピン♡ と可愛らしく張った乳首に指を這わせた。
「あの男、絶対許さない……! 朝になったら日が暮れるまで説教してやる……! 」
フーッ、フーッ!♡ 怒りの混じった熱っぽい吐息を噛み殺すしのぶは、カリ、カリ、カリ……♡
しのぶは性に関する諸々を人体の基礎知識としてしか知らない。鬼殺隊が健在であった頃は、鬼に対する怒りと柱の激務に追われて、考えようともしなかったことだ。
それが今や姉の幸せな雰囲気に当てられ、
「説教、絶対お説教……! ああもう、指だけじゃもどかしい……! 」
加減が分からずへっぴり腰でしか自分を
柔らかく毛先が纏まった、熟練の職人の手による高級筆。研究に出資してくれる男から与えられた道具を見つめ、しのぶは無意識に喉を鳴らし。
「……やめて、触らないで……! 穢らわしい……! 」
口から出てくる悪態の意味に気づかず、もたもたとした手つきで
「んっ……!♡ ふぅっ……!♡」
恥ずかしそうに声を潜めるしのぶは、気づかなかった。
熱情を持て余す自分の体から、むっわぁッ……!♡♡ と立ち昇る、甘く切ない淫らな
「んっ、くぅっ……!♡ 乳首ばっかり、触るなっ……! あんっ……!♡」
だから今日も、
日に日に濃くなっていく、男を狂わせる発情香を、べっとり……♡♡ 私室に染みつかせるのだった。
翌朝。
「……結局、一睡もできなかった……」
ついでに言えば一度も
今でこそ昼夜を意識した生活をしているが、鬼殺隊が健在だった頃は夜こそがしのぶの戦場だった。
鍛錬も欠かさず続けている以上、一徹程度で体調が崩れる筈もない。十五歳という若さも相まって万全のしのぶは、姉夫婦の
深く息を吸って、呼吸を整える。朝まで耽っていた姉夫婦の閨がどうなっているか容易に想像できるが、構うものか。
キッ! と
「姉さん、起きてくださいっ!
あります、と続けようとしたしのぶの唇は、開いたまま停止した。
否、驚愕を露わにした表情で、体ごと完全に硬直してしまった。
何故なら、開け放たれた閨の中、差し込む陽光に照らされた布団の上で。
全裸の姉が、掠れた呼吸音を立てながら、土下座をしていて。
大量の汗と、よく分からない白濁とした粘つく液体塗れの姉の頭を……なんだかんだと、尊敬していた、義兄が、踏みつけていて……
「つ、使って、頂いて……♥♥♥ ありがとう、ございますぅ~~……!♥♥♥」
息も絶え絶えに、媚びに媚びた甘ったるい感謝を吐き出す姉は、見えなくても明らかに、踏みつけられた頭の下で、満面の笑みを、浮かべていて……
「……………………は?」
意識が、真っ白になったしのぶは。
やっとの思いで手に入れた筈の幸福な日常が、ガラガラと音を立てて崩れていく錯覚を、呆然と抱くしかなかった。
胡蝶カナエは、実に良い女である。
男は、前々から狙っていた。立場や倫理の是非を棚上げすれば、一目見た瞬間から「この女を絶対に手籠めにしてやる」という欲望が
だから何だ、という話でもある。男には立場があり、良識があり、責務があった。
獣の如き本能を猛々しい肉体に宿らせようとも、それ以上の理知と意志を以て自らを律する。
それが人という生き物の始まりであり、人が社会の成熟に伴って育て上げた必要不可欠な道理だ。
男は内なる獣性を自覚した瞬間からそれを表に出さなかったし、生涯誰にも知られず墓まで抱える腹積もりであった。
胡蝶カナエと出会った時も、救った時も、共に戦った時も、未来に連なる人生の道を重ね、
男は祖先から受け継いだ「
『あ、貴方様……♡ その、お願いが、あるのですが……♡』
その努力が、壊れたのは。
妻との愛を確かめ合うための、最初の夜の事であった。
「ひぇ゛……♥♥♥ え゛へぇ……♥♥♥」
胡蝶カナエは、良い女だ。
その評価に変わりはない。たとえ貞淑と純潔の化身のようだと思った女が、
その心の裡に如何なる欲望が渦巻いていようとも、理想の自分たらんとする気高い
見たくもない自らの醜さと向き合い、認めて、精一杯に生きようとする彼女を、眩しくも美しいと男は思ったのだ。
だから今も、男はカナエを愛している。一人の人間として尊敬し、大切にしたいと決意している。
ただ一点、以前との違いがあるとすれば。
『……できれば、少し乱暴に……♡ いえ……はっきり、言い申しますと……♡ 組み伏せて、私がどんなに泣き叫んでも、構わず凌辱して――滅茶苦茶に犯し潰して欲しいのです……♡♡』
男も、胡蝶カナエも。
ただお互いに対してだけは、自分を偽らなくなった。
「ぉ゛ひ、ぃ゛……♥♥♥ ん゛、べぇ……♥♥♥」
その結果、カナエは白んだ空に小鳥が鳴く気持ちの良い朝に、ハメ潰された仰向け降参腰ヘコガニ股♥♥♥ という見下げ果てた格好で、気持ち良く気絶している。
ピュ……ぷし……♥♥♥ 思い出したように潮を飛ばす股ぐらからは、信じられない量の精液が湯立つように溢れており。
万歳の姿勢で投げ出された手首には、抵抗できないよう力強く握った男の手形が残っている。
だらん……♥♥♥ と力なく垂れた舌は情欲に咲いた笑みを彩り、乱れた黒髪が貼りついた美貌は、涙と精液で無様に濡れ潰されていた。
「ひ、ぁ゛……♥♥♥ 貴方、様ぁ……♥♥♥」
夢の中でも犯されているのか、白目を剥いたカナエはだらしのない笑みを形作った。
仁王立ちで、未だに
破れ鍋に綴じ蓋。物のように扱いたい男と、物のように扱われたい女。
思えば最初から、互いに直感していたのかもしれない。目の前の
……運命と呼ぶにはあまりにも、倫理に背いた爛れた関係でしかないが。
それでも良いと嗤う男は、カナエの頭上に座り込み、気付け代わりの肉棒を淫らな美貌に叩きつけた。
「え゛ぁ゛……!?♥♥♥
数ヶ月に及ぶ調教の結果、無意識だろうと反応するように仕込まれたカナエは、脳天を貫くような快楽に絶頂しながら目覚める。
「すんっ、すんすんっ……♥♥♥ ふすぅ~っ、ふすぅ~~っ……♥♥♥ ちゅっちゅっ……べろべろべろ……♥♥♥」
そのまま肉棒の
ヘッコヘッコ……!♥♥♥ 腰が二、三度跳ね上がり、一本潮で盛大に布団を濡らした後、カナエの意識はようやく戻った。
「ちゅ……ちゅうぅ……ああんっ……♥♥♥ あ……も、申し訳ありません、貴方様……!♥♥♥ い、今すぐ、致します……!♥♥♥」
それでも肉棒舐りを止めなかったので、催促するようにもう一度
居住まいを正して座り、背筋を伸ばし、膝を揃え、ゆっくりと頭を下げる、三つ指揃えた裸土下座……♥♥♥
男からは見えないが、期待に満ちた
加減しつつ、体重は乗せる。そうしないとカナエは、満足できず
完全上下関係の
一つの区切り、儀式として、双方が――九割九分カナエの要望で――これを必要としていた。
「……………………は?」
その光景を、よりにもよって、潔癖のきらいがある義妹のしのぶに見られた男は。
……どうしよう、と。おそらく妹に見られて絶頂したであろう、カナエの震えを足裏で感じながら、心胆寒からしめていた。
頭の中が真っ白になっても、柱は即座に行動できてしまう。
一瞬一瞬の判断が命取りになる鬼との戦いは、か細い糸の上を走る綱渡りだからだ。
瞬時の行動を求められる柱は、反応ではなく反射の域に至るまで、己を律し鍛え上げる義務がある。
だから私も、思考の空白が埋まる前に行動していた。
意志も覚悟も置き去りに、ただ現実に対処するために。
「――何を、しているのよ……!」
ついさっきまで、義兄だと思っていた男に詰め寄る。
姉から離すために突き飛ばし、何度も平手を叩き込んで、あらん限りの罵詈雑言を放つ。
男は、困ったような顔をしていた。反論も抵抗も何一つ示さず、粛々と私の怒りを受け入れていた。
ああ、ああ――腹が立つ! なんでそんな申し訳なさそうな顔をするの!
姉を足蹴にして、裸で土下座までさせた癖に! 拭えない罪悪だと自覚しているなら、そもそもやらなければ良かったじゃない!
なのに、なんで――ちっとも傷つけられない非力な私に殴られて、そんなに痛そうな顔をするの!
だったら最初から、最初から――――!!
「――――信じて、いたのに…………!!」
やっとの思いで零れた本音は、それだけだった。
怒りとも悲しみともつかない感情でグチャグチャになった私は、無抵抗の男に八つ当たりする事しかできない。
思考が上手く纏まらなかった。視界が滲んで、体の芯が冷えて、頭に昇る血の熱さでおかしくなってしまいそうだった。
「――あらあら、今日来たのね……思っていたより、ずっと遅かったわ……」
「――ッ!? カナエ、姉さんっ……!?」
そんな中、感情的に暴れる私を、姉さんが背後から優しく抱きしめて止めてくれる。
今になって怒りより、姉さんへの心配が溢れてきた私は、反射的に容態を
医術の知識と経験から、一目だけでもある程度は診察できる。
全裸で、吸われたような跡や歯型がくっきりと肌に残る、白濁としたひどく匂い立つ何かに塗れた、姉さんは。姉さん、は――
「……でも、丁度良かった……♡♡ あんまりにも遅いから、こっちから呼ぼうと思っていたの……♡♡」
にっこりと、
ねっとりと、
逃げられないように背後から私を拘束したカナエ姉さんは、獲物を前にした捕食者の顔つきで、淫猥な笑みをこちらに向けていた。
その笑みに、訳の分からない空恐ろしさを感じた私は、反射的に身を引こうとして……姉さんの指で、何故か勃っていた自分の乳首を刺激され、はしたない声を上げてしまう。
「あっ!?♡ 姉さんっ、何をッ……んぅっ!?♡」
「ごめんねしのぶ、少し黙っててくれるかしら……♡♡」
「あんっ!?♡ やめッ、姉さっ、んうっ!♡」
「うん、うん……感度は良好みたいね……♡♡ ココと、それからココも……♡♡ 長引いた分、しっかり熟れていて……♡♡
えらいわ、しのぶ……とっても頑張ったのね……♡♡」
「ああ~~っ!?♡」
私の抗議も抵抗も、姉さんはまるで取り合わない。
血を分けた姉妹なのに、同じように華奢なのに、上背の差で抑え込まれてしまう。
そもそも、最愛の姉さん相手に本気なんか出せるわけない私は――当の姉から
「あっ、はんっ!♡♡ んんっ、んあぁっ!♡♡」
「うーん……? 思った以上に敏感……? しのぶ、貴女
「んんぅっ……!♡♡ わ、訳の分からないことを言わないで、姉さッ、あぁんっ!?♡♡」
「あらあら……♡♡ これは望外の
「っ!?♡♡」
滴る蜜のように心に潜り込む姉の言葉に、今になって意識外に追い出していた男の存在を思い出す。
ハッとして目を向ければ、居た堪れない表情を見せる男は、困ったようにこちらを見ていた。
姉を見て、私を見つめ、申し訳なさそうにしながら……醜くて、猛々しくて、馬鹿みたいに大きくて、穢らわしい肉棒を、信じられないくらい膨れ上がらせて……♡♡
「~~~~っ!?♡♡ イヤぁッ!♡♡ 見ないでぇっ!♡♡」
今更になって、人様に見せられないとても恥ずかしい痴態を見せつけていることに気づいた私は、けれど姉に阻まれて顔を背けることしかできなかった。
身体が震える。脚に力が入らない。頬がいやに熱くて、羞恥で頭がどうにかなってしまいそう……!
穴があったら入りたい……! それなのに、私の内心なんか手に取るように分かる癖に、姉さんは少しも拘束を緩めてくれなかった。
片腕で簡単に私を抑え込んで、空いた手で私の身体を
「んっ……くぅっ……!♡ ひっ……いやぁっ……!♡」
「ふふっ、そろそろかしら……♡♡ さあ、貴方様……♡♡ しのぶの初めては、何もかも貴方様が与えてあげて……♡♡」
「え……あっ!?♡♡」
姉さんが艶然と呟いた言葉を、私は理解できなかった。
分かったのは、私の身体に接触する、大きくて、硬くて、ゴツゴツした、無骨で力強い感触だけ……♡♡
気づけば、居心地が悪そうに立ち尽くすだけだった男が、私の目の前にいて。
申し訳無さそうに、心配するように、とても近い距離で私の顔を覗き込んでいて。
その、手が……私の身体に、触れていて……
触れているのは、はだけた着物の下に隠された、女の子の大切な、愛する人にしか、許してはいけないトコロで……♡♡
……ぬっ……ぷんっ……♡♡♡
「~~~~っ!?♡♡♡」
……く……ちゅん……♡♡♡
節くれだった、男らしい指が、『中』に侵入して。
『中』の、壁のような柔らかい部分を、優しく、あやすように、引っかかれて。
瞬間、私は。
秘裂から
「あ゛~~~~っっ!?♡♡♡」
身体が震える。意識が弾け飛ぶ。チカチカと星が瞬いて、信じられない快楽が雷鳴のように全身を貫く。
甘く
ドッと吹き出た汗で全身が濡れて、今までにないくらい体温が高まるのを感じる。
思考が千々に乱れて纏まらない。耐えても耐えても、耐えられない甘美な心地良さが駆け巡る。
犬のように舌を垂らして息を乱し、熟れた果実のように真っ赤に染めった私の顔は、いつの間にか溢れた涙で濡れていた。
その、熱っぽく濡れた視界は。心配そうにこちらを覗き込む、彼で一杯になっていて。
早鐘のように脈打つ心臓のせいで、変な勘違いをしてしまいそうになる。
そんな訳ない、そんな筈ない……!
こんな、下劣で、上辺だけで、恥知らずで、煩悩塗れな、姉を足蹴にした男に、なんで……!
――男らしい♡♡♡ 格好良い♡♡♡ 素敵な人♡♡♡ なんて、思わなきゃいけないのよ……!
「はっ、はっ、はっ……!♡♡♡ ふぅ゛、ゥッ……! ふゥ゛~~ッッ……!♡♡♡」
必死の思いで歯を食い縛って、散逸する怒りを保つ。
許せない、許せない、絶対に許さない……! 体の自由が聞かなくても、意志だけは屈服してなるものかと、私は男を睨みつける。
男は、困ったように私を覗き込むだけだった。嫌々ではないが、不本意そうな内心がありありと表情に浮かんでいる。
そんな顔をしたいのはこっちの方だ……! 今まさに無理やり絶頂体験をさせられた私は、あらん限りの罵倒を吐き出そうとした。
「はい♡♡ それじゃあ次は――
「え……きゃあっ!?♡♡♡」
……それなのに、他ならぬ最愛の姉に邪魔される。
ほんの少し揺さぶられただけで腰が抜けてしまった私は、カナエ姉さんに体を預けた状態で座り込んでしまった。
淫靡な微笑みで美貌を彩る姉さんも、同じように腰を落ち着ける。そのまま、しなやかな脚を私の脚に絡めて……
「~~っ!? お、お願い、正気に戻って姉さん! こんな男に従わないで!」
「あらぁ……♡♡ ふふっ、しのぶにはそう見えるのね……♡♡
安心して?♡♡ 私は正気よ……♡♡ 貴女のことが大事だから……一緒に幸せになりたいだけ……♡♡
だから、ね?♡♡ 初めても、何もかも、旦那様に捧げましょう……?♡♡♡」
「姉、さ――」
私の声は、届かない。
普段通りに言葉を交わしている筈なのに、カナエ姉さんの言っていることが分からない。分かりたくない。
そんな現実逃避を、する時間なんてないのに。
姉さんを止める最後の機会を、棒に振ってしまった私は。
「――いや、ぁ……!♡♡♡ 見ない、でぇ……!♡♡♡」
……ぱぁっ……くりっ……♡♡♡。
姉に絡め取られた脚を、連動するように大きく開いて。
尊敬していた義兄に。愛する姉の夫に。妻帯者である男に。
――ドロッドロに濡れそぼった、子を孕みたくて堪らないと疼いている、誰にも踏み荒らされていない秘部を――求愛するように、見せつけていた。
「ひぐっ、うぅ゛ッ……!♡♡♡ お願ッ、見な、いでぇッ……!♡♡♡」
大粒の涙を流す私は、消え入りそうな声で懇願する。
怒りも気力も、恥晒しでは済まない真似をしてしまった衝撃で、とうに霞んでいる。
心を叩き折られるような激甚に見舞われた私には、女の弱々しさしか残っていない。
抵抗を諦め、庇護を求め、身の安全と引き換えに貪られる、女の武器を利用した軽蔑されて然るべき姦悪。
それを、絶対に討ち果たすと誓った男に見せつける私は、命乞いのように尻を振って媚を売る、淫売以下の雌畜生に違いなかった。
「あらあら……大丈夫よ、しのぶ……怖くなんてないわ……」
そんな私を、姉さんは優しく抱きしめて、慰めてくれる。
状況判断なんてとっくに出来なくなっている私は、姉の優しさに縋るしかない。
「ほら、見て……♡♡ 怖くなんてないでしょう……?♡♡」
優しく促され、前を見て、声にならない悲鳴を上げる。
目の前には、いつの間にか……男性の、醜い肉の棒が、猛々しい大きさで屹立している……♡♡♡
「ね……♡♡ 旦那様の、とってもすごいのよ……♡♡
大きくて、硬くて、火傷しそうなくらい熱くて……♡♡ 女の子の柔らかくて
「ハッ、ハッ、ハッ……!♡♡♡」
「泣いても叫んでも、許してくれない……♡♡ 頑張って抵抗しても、
お前は
甘く垂らされる姉の言葉が、理性を穢すように侵食する。
それは毒で、甘やかな罠だ。残酷な優しさに溺れつつある理性が、危険を必死に訴える。
それでも私は、ただ見ていることしか出来なかった。決して受け入れてはならない現状を、無抵抗に受け入れるだけ……♡♡♡
早鐘を打つ心臓を高鳴らせ、熱い呼気を繰り返すだけの私は、眼前に屹立する雄の象徴から、一瞬も目を離せない……♡♡♡
「大丈夫よ、しのぶ……♡♡♡ 怖くないわ……♡♡♡ 怖いのは、一瞬で終わるから……♡♡♡」
姉の囁き声を合図にするように、ガチガチに勃起した肉棒が不意に離れ……私の股の間に先端を向ける……♡♡♡
姉の夫が覆い被さってきて、姉以外に向けてはいけない獣欲を、見せてはいけない雄の顔を、私に見せつけてくる……♡♡♡
「痛いのは、少し長く続くかもしれないけど……それもすぐに良くなるわ……♡♡♡ だから安心して、受け入れなさい……♡♡♡」
ねっとりと響く淫靡な姉の声で、思考を
先端が触れて、身構えて。入口に沈んで、怖さに震えて。
そして、そして…………
…………ぬ゛る゛っ……ぬ゛ぐっ、にゅぐううぅぅ~~~~……ごっっ……ちゅんっっ……!!♥♥♥
…………――――~~~~っっ!!♥♥♥
「かッ……はっ……!!♥♥♥」
「……初体験おめでとう、しのぶ……♥♥♥ これで私と、御揃いね……♥♥♥」
訳が分からなまま、姉さんに祝福されて。
苦しくて、気持ち良くて、辛くて、満たされて、嬉しくて、申し訳なくて、許せなくて、幸せで、頭がいっぱいになって……♥♥♥
その後の事を、私は二度と、思い出したくない。
気づけば、朝方に姉夫婦の寝室に無理やり踏み入った私は、そのまま翌日の朝を迎え。
最愛の姉である、カナエ姉さんと一緒に……濃密に匂い立つ、白濁とした精液の海で、痙攣しながら気絶していて。
着物という着物を剥ぎ取られ、歯型と
その日、私は大罪を犯した。
カナエ姉さんを裏切って、カナエ姉さんの夫と肉体関係を結んでしまった、絶対に許されてはいけない、裏切りの罪悪を。
最低限の食事と身仕度以外、人との接触を拒絶し、ひたすら研究に没頭していた。
一心不乱に文机に向かう私の周りには、大量の紙束が散らばっている。
何百枚も書き殴った研究結果は、平時の私が見返せばきっと深い溜息と共に不適格の烙印を押すだろう。
頭では分かっている。理性では、自分の状態を把握している。
それでも私は、研究と言う名の現実逃避で頭を一杯にするしかなかった。
――――ギシリ。
「っ!」
唐突に響く、板の軋む音。
瞬間、飛び上がりそうなくらい肩が跳ね上がり、心臓がバクバクと音を立て、旋毛がシンと凍りついたように感じる。
ギシ、ギシ、ギシ……
「はっ、はっ、はっ……!」
浅く乱れる息遣いを、手で覆って隠そうとする。
意味がないなんて分かっている。それでも私は、気付かないでほしいと体を縮こませて祈ってしまう。
床板を軋ませて近づいてくる存在は、私の祈りも、願いも無視して――尊厳を淫らに、徹底的に辱めるのだと、理解しているのに。
ギシ、ギシリ。
音が、私の部屋の前で止まった。
そして、部屋と廊下を隔てる襖障子が、音もなく開かれ……
「ハァ……また来たんですか。いい加減、お呼びではないと理解して欲しいのですが」
……文机の前で姿勢よく正座する私は、氷のように繕った表情と声色で、一瞥すらせず筆を動かす。
内心で荒れ狂う感情を、必死に取り繕いながら。
それを見抜いているであろう足音の主は、無遠慮に私の部屋に踏み入り、ゆっくりと襖障子を閉めた。
そのまま、私の背後に立ち――腰を下ろした男は。
その大きな体で覆い被さるように、私の身体に密着した。
「っ……!♡」
震える肩が、一段と大きく跳ね上がる。背中越しに、彼の存在を感じる。
骨格の太さも、筋肉の分厚さも、私なんかとはまるで違う。柔らかさしか取り柄がない私の肢体とは、安心感が比べ物にならない。
初めて逢ったあの時から、私は彼に嫉妬していた。生まれ持った性別以上に、純粋で残酷な才能の差が、雲と花のように隔たっている。
神々の寵愛を一身に受けた存在とは、きっと彼の事を言うのだろう。
私が男であったなら、彼の強さに焦がれて、焼かれて、もがき苦しんでいたかもしれない。
それくらい、私は彼が妬ましくて、羨ましかった。
その負の感情と同程度には、彼を尊敬、していたのに。
背後から密着する男は、許可どころか、声さえも掛けず――むにゅんっ♡♡ と私の乳房を鷲掴み、いやらしい手つきで揉みしだいた。
「……貴方という人は、本当に……! やめてと、何度も言いましたよね……! 」
額に、手の甲に、青筋が浮かぶ。
怒りに震える声色で訴えかける私の言葉を、男はまるで意に介さない。
むにっ、むにゅむにゅっ♡♡ むぎゅう~~っ♡♡
それどころか、人様の胸を好き勝手に弄り回し――私の首元に顔を埋め、言い聞かせるように囁くのだ。
――カナエ姉さんと私を比べる、あまりにも身勝手な品評を。
「んっ、くっ、んぅっ……!♡♡ ね、姉さんより小さくて悪かったですね……! 」
身体の芯に響くような低い声で、実姉と胸の大きさを比べられる。
本当に失礼な
カナエ姉さんが牛みたいに大き過ぎるだけなのに……! 残念そうにため息なんか吐くな……!
これ見よがしに落胆する男に怒りが湧いてくる。
そうやって馬鹿にするなら、胸を
「くぅっ、んっ……あっ!?♡♡ やだ、押し当てないで……!?♡♡ お、大きいの、気にしてるんですよ……! 」
お尻にグリグリと突きつけられる硬くて熱い感触に、ぞわわわぁ……!♡♡ と背筋が粟立つ。
同時に、お尻の大きさは
こ、この男、人が気にしている事を軽々しく口にして……! 好きでお尻が大きいんじゃないのに……!
私が変なんじゃなくて、姉さんがおかしいだけなのに……! 何で私より胸大きくて、私よりお尻小さいのよ……!
堪えきれない怒りに震えると、男は愉快そうに忍び笑う。
愉しんでいるのだ、私をわざと怒らせて。
たとえ私が怒りを爆発させても、所詮は籠の中の鳥でしかないと、確信しているから。
ああ、本当に腹が立つ……! 嘗められて、辱められて、抗うことさえ手のひらの上……! それなのに、なんで……!
――身体の下品さを褒められて、嬉しいって思ってしまうの……!♡♡
「んっ、ぁっ……!♡♡ お、お腹、擦らないで貰えますか……! あんっ!?♡♡ ふ、太ももも駄目です……! 」
片手を空けた男は、私の下腹部や正座する太ももを優しい手つきで撫で回す。
硬くて、ゴツゴツして、男らしい大きな手……♡♡ 身体を弄られるなんてイヤなのに、段々と熱が高まるのを感じる……♡♡
優しくさすられる下腹部の内側が、きゅぅぅっ……ぅうんっ……♡♡♡ と収縮するのがイヤでも分かる……♡♡
甘えるように火照って、いやらしく欲しがって、一番奥の大切なトコロが、彼を求めて下がってしまう……♡♡♡
「~~~~っ! い、いい加減にしてくださいっ! これ以上は、姉さんに言いつけて――」
絆されているのを自覚して、怒りに任せて覆そうとした。
瞬間。
ぎゅううぅぅ~~っ……!♡♡♡
胸の先端を、急に摘み上げられて。
好き勝手弄られたせいで、完全に勃起してしまった乳首を、捏ねくり回されて。
「――ひぁ゛っ!?♡♡♡
一瞬で、高みにつれて行かれた私は。
大嫌いな
「あっ……ひぃ゛っ……!?♡♡♡ んっ……ォ゛っ……!♡♡♡」
首を仰け反らせて、張り詰めて、糸が切れたように脱力する。
きちんと揃えた正座を崩し、股を開いた膝立ちのような姿になった私は、背後の男に身体を預けて熱っぽい呼吸を繰り返す。
……
なけなしの抵抗を指先だけで破られて、羞恥と屈辱の涙が流れる。
私の身体なのに、私の物でなくなったような錯覚。一週間前の
大嫌いな男に良いように弄ばれて、望まれるままに淫らな反応をさせられる。
認めたくない、認めていい訳がない……!
――私の身体はたった一日で、彼の手に堕ちているなんて……!
湧き上がる怒りに薪を焚べる。心火を吹き消されてなるものかと、頑張って自分を奮い立たせる。
――――ずるんっっ!!♡♡♡
「あ゛んっ!?♡♡♡」
……そんな、勇ましいだけの意気込みさえ、いつの間にか脱がされた股の間に、穢らわしい肉の棒を擦りつけられるだけで簡単に霧散させられ。
「や、ダメ……!♡♡♡ あ゛――♡♡♡」
にゅぐっ……ぬろぉ~~~~っ……!♥♥♥ どっっちゅんっっ……!!♥♥♥
「――――ア゛はァ゛~~~~っっ…………!!♥♥♥」
切ないくらい疼いていた私の膣は一切の抵抗なく、入口から最奥まで簡単に肉棒を受け入れてしまった。
「あ゛っ……はっ……!♥♥♥ かっ……ひぃっ……!♥♥♥」
膨れ上がった先端でゴリゴリ♥♥♥ 押し潰される私の子宮は、たったの一撃で白旗を上げて降参している。
柔らかく開いた子宮口で媚び
呼吸のせいだ……! 全集中の呼吸で肉体の隅々まで把握していた名残で、自分の身体が如何に男を求めているか分かってしまう……!
なんとか、抵抗しないと……! 力の入らない両手に活を入れて、引き剥がそうと試みるも。
「や、やめて、下さ……! ――あ゛っ!?♥♥♥」
男は私の身体ごと、簡単に立ち上がる。
身長差のせいで、足が地面につかない。腰を掴まれて、繋がったまま、宙吊りになった状態。
この一週間、何度も何度も、数え切れないくらいヤラれた、
「ま、待って――――お゛゛っっ!!♥♥♥」
言葉でさえ、一瞬も抵抗できず。
「お゛ほォ゛おオ゛~~~~ッッ!!♥♥♥」
次の瞬間、私は、無様に喘ぎ散らかすだけの肉壺になった。
ぼちゅんっ!♥♥♥ ばちゅんっ!♥♥♥ どっぢゅんっ!♥♥♥ どぢゅうう~~っ!♥♥♥
「あ゛んっ!♥♥♥ お゛んッ!♥♥♥ オ゛ひぃっ!♥♥♥ あ゛へぇ゛~~っ!♥♥♥」
肉を叩きつける淫らな水音と、耳を塞ぎたくなるような下品な嬌声が響く。
甘く爛れた喘ぎ声の
自分の物とは思いたくない穢らしく濁った絶叫を絞り出す私の顔は、涙で濡れた白目と突き出した舌で目も当てられない有様になっているのは明らかだった。
それもこれも全部、こいつが悪い……!
私の身体を
女の子の身体はお前の
――――ぼっっちゅんっっ…………!!♥♥♥
「オ゛ごぉ゛オお゛~~~~っっ!?♥♥♥」
かろうじて思考に浮かぶ怒りの言葉も、子宮を殴られる衝撃で露と消える。
雄々しくて、猛々しくて、女を孕ませるしか能がない精力漲る勃起
無駄に大きいし、馬鹿みたいに硬いし、火傷しそうなくらい熱くて、私の
か弱い乙女のように無抵抗の子宮は、とっくに屈服しているのだ。なのに彼は、
好き勝手に使って、私の都合なんか考えもしないで……欲望のままに腰を振り、最後には無責任に子種を注ぐのだ。
ぼびゅうっ!♥♥♥ ぼびゅるるるるるるっ!♥♥♥
「あ゛ひィ゛~~~~っ!?♥♥♥」
予告なく唐突に射精され、私は無様な悲鳴を上げながら絶頂した。
子宮に精液が突き刺さるのが分かる。勢いが強くて、一瞬で子宮をパンパンにして、全然止まらない精液の濁流……♥♥♥
たった一発で、下腹部が小さく膨らんだのを嫌でも感じる。馬並みに大きくて、量も馬並みなんて信じられない……!
常人を大幅に超えた彼の精力に訳の分からない怒りを掻き抱きながら、私は中空で足先をピンと伸ばして快楽に打ち震える。
本当に、意味が分からない……! 我が事だから許せない……!
ふざけるな馬鹿……! 何でこんなに、身体の相性が良すぎるのよ……!
「お゛っ……オ゛ほぉ゛っ……!♥♥♥ んぎっ……おへぇ゛っ……!♥♥♥」
ぷらーん……♥♥♥ と、肉棒に支えられた姿勢で脱力した私は、傍から見ればどうしようもない淫売だろう。
繋がった場所から精液を溢れさせ、袴から足袋まで濡らして床に垂れる愛液の量は、生まれついての淫乱だと如実に物語っている。
豊かに実った胸も、大きなお尻も、柔らかさだけが取り柄の身体も、何もかもが男を悦ばせるのに丁度良い、生粋の売春婦。
惨めで、情けなくて、人としての尊厳なんて何もない姿にさせられて。
――それでも私は、心底から幸せそうな
「ォ゛ひ……えへぇ゛……♥♥♥ ――――ん゛ほォ゛おオ゛~~~~っっ!?♥♥♥」
一頻り射精した男が、再び注挿を開始する。
そのまま私は何時間も、気絶するまで、
そして、目が覚めたら……♥♥♥
「じゅぷっ、じゅぽっ、じゅずずっ……!♥♥♥ 本当に、最っ低っ……!♥♥♥ 女の子の口で、
私を散々に犯し抜いた、精液と愛液でドロドロになった
ひどい匂い、気持ち悪い……! なのに……しゃぶるの、止められない……♥♥♥
幹についた性交の名残を、接吻を繰り返して啜り上げる。
先端は舌で、何度も、何度も、何度も……♥♥♥ とっくに綺麗になった亀頭を、夢中で舐め回し♥♥♥
根本に顔を埋め、睾丸を優しく、一つずつ口の中へ……♥♥♥ 子種を生産してくれる大事な部位に、精一杯の感謝を込めて舌で転がす♥♥♥
そして、最後の仕上げ……♥♥♥ 先端に口づけして、根本まで一気に喉奥へ♥♥♥
脳を直接犯されるような性暴力に、人として、雌として、完全な敗北感を刻み込まれながら♥♥♥
――ぼびゅるるるるるっ!♥♥♥
全てを台無しに、振り出しに戻す口内射精♥♥♥
一滴残らず、少しも零さず全て飲み干した私は、なおも猛々しく屹立する
姉に
例えば、ある日の昼間。
乾いた洗濯物を取り込んでいた私を、男は押し倒す。
「ハァ……何なんですか、急に……って、聞くまでもありませんでしたね…… 」
洗濯物の上に押し倒された私の着物を、男は無言で
姉と御揃いの貞淑な装いは、隠すべき秘部がまろび出た情婦のそれに早変わり。
私の両手を頭の上で押さえつけた男は、開かせた太ももの間に伸し掛かり――ガチガチに勃起した穢らわしい
「あの、いつも言ってますよね…… 女の子の身体は、貴方専用の
こんな風に押し倒されたら、女の子は絶対逃げられないんですよ……
無理♡♡♡ 勝てない♡♡♡ 諦めるしかない♡♡♡ って、分からされちゃうんです…… 」
蔑むように男を見上げながら、怒りで冷え切った言葉を投げる。
嘘偽りなく、それは真実だ。現に私の
絶対的な格付けが終わったら、女の子は媚び
「ほら、分かりますか……? 私の身体、貴方のせいで子作り準備が終わっちゃったじゃないですか……
体温が高まって、汗の匂いで貴方を誘って……乳首も
子宮なんかとっくに降り切って、犯されるのを待ち焦がれてるんですよ…… 全部全部、貴方のせいなんですからね…… 」
最近自覚した、男性に作用する濃密な
ただそれだけで、ギチギチギチィッ……!♡♡♡
ああもう、ムラつかせないで……!♡♡♡ 貴方のせいで、私は尻軽女みたいになっちゃってるのに……!
こんな真似されたら、女の子なら誰だって犯されたくなるに決まってる……!♡♡♡ 貴方が悪いんですからね……! 私は、悪くありませんから……!♡♡♡
「……気持ち悪い……ケダモノみたいに息を荒げないでくれます……?
私が、貴方なんかに絆されるって勘違いしないでくださいね…… 貴方に押し倒されたら、女の子なら誰だってこうなっちゃうんです……
力強くて、格好良くて、甲斐性もあって……他の男なんかと比べ物にならないくらい、優れた
貴方に犯されたら、女の子は絶対好きになっちゃうんですから…… だから、少しは節度を持って――――お゛っっへぇ゛えええ゛え゛~~~~っっ!!♥♥♥」
ぬるぅっ……!♥♥♥ ごっっちゅんっっ!♥♥♥
一息に貫かれた私は、甘く
逆らうなんて無理、考えることすらできない……♥♥♥ 柔肌を痙攣させてよがりながら、男の逞しい
そのまま激しく
何度目かも分からない男らしい射精に、何十にも重なった絶頂の果てに、私は気絶した……♥♥♥
例えば、一日中。
朝から犯された私は、雄々しい
「だ、ダメです……♥♥♥ ソコ、
場所は、入口から少し奥のお腹側、ザラザラと肉襞が集中しているトコロ……♥♥♥
私も知らなかった
媚びっ媚びの甘トロ声で、嫌がっていた
「あ゛~~~~…………♥♥♥ ……もう、ダメですからね……♥♥♥ 覚えて、くださいね…… 二度と、絶対に、
桃源郷を
「今のトコロ……♥♥♥ 女の子が絶対に従っちゃう、泣き所なんですから……
幸せになっちゃうんです…… 運命だって思っちゃうんです…… 貴方の事、心から好きになって……貴方の言う事、何でも聞いてしまう、従順な
だからもう、ダメですからね…… 女の子は、大切にしないとイケないんですから……
あ……ダメ、待って、お願い――オ゛……♥♥♥ ほォ゛~~~~…………♥♥♥」
ちゃんと、言い聞かせたのに。絶対ダメだって、説明したのに。
女の子を従順にさせるトコロを、
「い、一日中、繋がったままで過ごすなんて……!♥♥♥ あ゛、はぁ゛、ん゛……♥♥♥ 分かり、ました……分かりました、からぁ……!♥♥♥」
「ち、違うんです、姉さん……!♥♥♥ これには、事情が……あ゛ん゛っ!?♥♥♥ あっ、やだっ!♥♥♥ 姉さんの前で……
「お願いします、アオイには見せないで……ん゛、ォ゛……♥♥♥ ……ア、アオイ……?♥♥♥ 少し、いいかしら……?♥♥♥」
「
「んちゅ……ひどい、です……♥♥♥ あんな、恥ずかしいコト……れろぉ……♥♥♥ アオイが、真似したら……あ゛ん……♥♥♥ ……もぅ、アオイで、硬くし過ぎですよ……れる、ちゅうぅ~……♥♥♥」
「や……触らせないで……♥♥♥ ……感想、ですか……?♥♥♥ ……その……すごく、張ってて……ずっしり、重くて……♥♥♥ こんなに溜まったの、
「……あの……そろそろ、じゃないですか……?♥♥♥ 我慢は、身体に毒ですよ……?♥♥♥ ……いえ、催促という訳では……ん゛……ん゛ぅ……♥♥♥」
「……まだ、ですか……?♥♥♥ ん゛……あ゛……ふ、ぅ……♥♥♥ ……正直に言えば、なんて……あ゛、ん゛……♥♥♥」
「……少しだけ、ですよ……?♥♥♥ 少しだけ……その……奥が、切なくて……♥♥♥ あ゛……ん゛、あ゛……はぁ゛、ん゛……!♥♥♥」
「あ゛……ひ……何、で……♥♥♥ 正直、に……言った、のに……ん゛、ひ……あ゛……♥♥♥」
「……お願……します……♥♥♥ も……
「い、言います……言います、からぁ……!♥♥♥ ど、どうか、私の部屋で……二人っきりで……お情け、下さい、ませぇ……!♥♥♥」
……朝から晩まで、たっぷりと時間を掛け、
仕方ないよね……?♥♥♥ だってこんなに、疼いて、欲しがって、切なくなってしまっているから……♥♥♥
彼を誘って、受け入れて、慰めてもらって……♥♥♥ 種付けして欲しいって、お願いしても……許されるよね……?♥♥♥
そんな風に言い訳を重ねて、部屋に辿り着いた私たちを待っていたのは。
「お疲れ様♡♡♡ 貴方様、しのぶ♡♡♡ よく頑張りましたね♡♡♡」
薄く透けた淫らな衣装に身を包んだ、カナエ姉さんで。
私から、簡単に引き抜いた男は、そのまま姉さんを、押し倒して。
「――――お゛ほォ゛オ゛お゛~~~~っっ!!♥♥♥ やべっ、
私が、受け取る筈だった、私の、身体で、
……なんで。
…………どうして、姉さんが。
……………………私の、なのに。
「…………ずるいよ、姉さん…………」
心の暗い、見えない場所で、目を背けたくなる、醜い何かが。
黒く、ドス黒く、はっきり膨れ上がったのを、私は自覚してしまった。
「ふぅ~っ、ふぅ~っ……!♥♥♥ ふぅ~~っっ……!!♥♥♥」
仰向けの彼に伸し掛かった私は全裸のガニ股で息を荒げ、愛液を垂らす
下劣な笑みを浮かべる彼の隣では、ハメ潰されたカナエ姉さんが、幸せそうな
無駄に脂肪が詰まった肉付きの良い肢体で、天然ムチムチ肉布団として彼に寄り添うカナエ姉さん。
無様に開いた股ぐらから大量の精液を噴出させる見下げ果てた姉の姿に、私は冷酷な目を向けていた。
どうでもいい……! 今は、姉さんの事なんて……! それより、
どこかで俯瞰する僅かな理性が、今の私に駆け巡る思考と振る舞いを嘆いている。
どうでも良かった。そんなもの、何の足しにもならない。
今更気にしたって、お腹の疼きも、切なさも、寂しさも全然、埋まってくれない……!
「ふぅ~~っ……!♥♥♥ ふうぅぅ~~~~っ……!♥♥♥ ん゛っ、ふっ…………!♥♥♥」
言葉もなく、発情期のケダモノのように。
――――ばっっ……ちゅんっっ……!!♥♥♥
体重を掛けて、一息に、
「――――オ゛゛ッッほオ゛ぉ゛お゛オ゛~~~~ッッ!!♥♥♥」
女の子失格の、野太く爛れたいやらしい嬌声をブチ上げながら、初めて、自分の意志で絶頂した。
「お゛~~っ!♥♥♥ お゛ほォ゛~~ッ!♥♥♥ ん゛もォ゛~~っ!♥♥♥」
男の上で、根本まで
『気持ち良い♥♥♥』という思考だけで埋め尽くされる脳内。パチパチと電流が弾け、積み上げた知性が、努力が、貞淑さが、淫らな情火で焼け果てて
どうでも良かった。何もかも投げ出して、ただ溺れていたかった。
だから、私は。
強くなって、見知らぬ誰かを守りたい――そう願った、姉との誓いさえ、無惨に手放す。
「オ゛ほッ……ん゛ほォ゛っ……!♥♥♥ む、蟲の、呼吸……!♥♥♥
全集中の呼吸を。
戦うための、守るための、誇りを、願いを。
「
事後の処理に使う、クズ紙のように――気持ち良くなるためだけに、使い捨てた。
――――どちゅどちゅどちゅどちゅどちゅうっっ!!♥♥♥
「お゛っっごォ゛お゛オ゛お゛お゛~~~~っっ!!♥♥♥」
仰け反って、無様な嬌声を撒き散らしながら、それでも杭のように腰を打ちつける。
私は非力だ。私には力がない。低い背丈、華奢な身体、短い手足。何もかもが鬼との戦いに不適格だった。
私にあったのは身軽さだけで、それを活かすためにひたすら足腰を鍛え上げた。
強靭なバネと、踏み込みを支える脚力。それさえも、かろうじて、柱の格に届くかどうか。
私、頑張ったんだよ……! 負けないために、守るために、必死の思いでやったんだよ……!
でも、姉さんも、他の人たちも、この
じゃあ――もう、いいよね……? 無駄だったんだから、役立たずなんだから、何の価値もなかったんだから……
誰かのために頑張っても、何も出来なかったんだから……私の醜い欲望のために使い潰しても、いいよね……?
言い訳がましい思考が巡る。この期に及んで、私は許されたがっている。
どうでもいい、もう全部、何もかも。嫉妬も、羨望も、哀咽も、絶望も、イヤな事全部――忘れさせてよ!
見たくもない、自分のドス黒い一面に突き動かされるまま――どっちゅんっ!♥♥♥ 無駄に大きいお尻を打ちつける。
筋肉よりも脂肪がつきやすい、太くていやらしい太ももで、ガニ股の上下運動を支えて。
姉を見るといつも劣等感に襲われる、ちっとも痩せない腰回りの柔らかさで。
子種が欲しい!♥♥♥ 子種を搾り取ってやる……!
脳裏を埋め尽くすその一心で、私は男の腰の上で、淫らな舞を舞っていた。
「おぎっ、あぎぃッ!♥♥♥ ひぎっ、んぎぃ~~~~ッ!♥♥♥」
ばっちゅばっちゅばっちゅばっちゅ!♥♥♥ ばちゅんっばちゅんっ!♥♥♥ どっちゅううぅぅ~~っ!♥♥♥
「お゛へぇ゛~~~~ッッ!!♥♥♥ オ゛ほぉ゛~~~~っっ!!♥♥♥」
どびゅるるるるるっ!♥♥♥ どびゅるっ、どぷっどぷっ、どぽぉっ!♥♥♥
どっびゅるるるるううぅぅ~~~~っっ…………!!♥♥♥
「お゛っっひい゛い゛ぃ゛ぃ゛~~~~っっ!!♥♥♥」
ッ……!♥♥♥ ッッ……!♥♥♥ ~~~~ッッ!!♥♥♥
「え゛……ァ゛……♥♥♥ ぇ゛……ほへぇ゛……♥♥♥ ォ゛……♥♥♥」
……………………♥♥♥
か細い糸のような意識が戻って来た瞬間、私は何度目かも分からない絶頂に見舞われた。
「ォ゛、ほオ゛ぉ゛ッ……!♥♥♥ ん゛オ゛~~ッ……!♥♥♥」
パチパチと、脳内の壊れてはいけない部分が焼けていくような快楽に溺れる私は、疑問の一つも思い浮かべない。
ただ、気持ち良くなりたくて……もっと気持ち良くなって、ずっと溺れていたくて……♥♥♥
「――クスクス♥♥♥ しーのぶ♥♥♥ とっても素敵な舞いだったわ……♥♥♥」
「……姉、さん……?♥♥♥」
……それなのに、カナエ姉さんが背後に寄り添った瞬間。
捨てた筈の理性と良識が戻って来たのを、苦々しく感じ取った。
「子種、注いで貰えて良かったわね♥♥♥ 旦那様が一度だけ達した瞬間に、しのぶは
それでもすごいわ♥♥♥ 私なんて今になっても、同じ事が出来る気がしないもの♥♥♥」
「っ……イヤミですか、カナエ姉さん……♥♥♥」
「イヤミ? あらあら……♥♥♥ どうしてそう思ったのかしら?♥♥♥ 私がイヤミを言うなんて……♥♥♥
しのぶはただ、私の目の前で、私の旦那様と――裏切り上等♥♥♥ 背徳浮気子作り交尾♥♥♥ しただけなのに、ね……♥♥♥」
「あ……ああ……!?♥♥♥」
言われて、初めて気づく。理性と良識が騒ぎ立てる。
「ちが……私は……ああ……!?♥♥♥」
「ふふっ……今更、絶望しちゃうんだぁ……♥♥♥ 自分が何をやってるか、本当に分かってなかったの?♥♥♥ ねえ、しのぶ……♥♥♥」
「違う、違うんです、姉さん……私は、こんな、こんな……!?♥♥♥」
涙が溢れる。グラグラと世界が揺れる。私は、私は、取り返しのつかない事を……!?
――そんな私を、姉さんは、背後から優しく抱きしめる。
「あ……♥♥♥」
「いいのよ、しのぶ……♥♥♥ そんな顔しないで……♥♥♥
貴女は何も、悪い事なんてやってないんだから……♥♥♥ 胸を張っていいのよ……♥♥♥」
「ね、姉さ……でも……!♥♥♥」
「ふふふっ……♥♥♥ 大丈夫、分かってるわ……♥♥♥
――――しのぶにはあと一押し、必要だもの、ね……?♥♥♥」
その、瞬間。背後の姉さんが。
とても淫らで、恐ろしいモノに思えて。
「それじゃあ、イッちゃいましょうか♥♥♥
花の呼吸、袖ノ型――――月下美人♥♥♥」
抵抗する間もなく、姉さんに組みつかれ、持ち上げられた私は。
「え、あ――――お゛ぎょお゛ォ゛お゛お゛~~~~っっ!?♥♥♥」
淫靡に笑う姉さんに合わせて、強制的な
「ん゛ぎィ゛ッ!?♥♥♥ あ゛っ、ひぎぃ゛っ!?♥♥♥
姉゛さっ、止゛め゛てッ、姉゛さッ、あ゛っはァ゛あ゛ア゛~~っ!?♥♥♥」
「大丈夫よ♥♥♥ 安心して♥♥♥ 何も考えないで……♥♥♥」
「壊゛れ゛る゛ッ!♥♥♥ ひぎッ、あぎぁ゛っ!?♥♥♥ お゛がじくな゛る゛ッ!♥♥♥ ほっへぇ゛え゛え゛~~っ!?♥♥♥」
「壊れていいのよ♥♥♥ おかしくなって、しのぶ……♥♥♥
幸せになるために役に立たないもの、
「ほぎょお゛ォ゛お゛オ゛~~~~っっ!?♥♥♥」
それからは、地獄だった。
姉さんに強制され、姉さんに囁かれ、壊れる事を願われる。
理性も、良識も、捨て去る事を強要された。幸せの邪魔だと、訳の分からない事を言われて。
何度も、何度も、
逆らう気力、全部奪われて。
「ぁ゛……ぇ゛……♥♥♥」
気持ち良すぎて、おかしくなりかけた、その寸前。
「――ねえ、しのぶ……♥♥♥ 貴女も、旦那様の妻にならない……?♥♥♥」
壊れかけの私の意識を誑し込むように、姉さんは囁く。
「……い、や……!♥♥♥」
反射的に、否定するも。
「そう……じゃあ、教えてあげるね……♥♥♥
旦那様はね、
「――!?♥♥♥」
その言葉を、理解する前に。
きゅううぅぅううんっっ……!!♥♥♥
下腹部から脳天に駆け上がる、信じられない快楽と同時に、訳の分からない優越感で満たされる。
「旦那様はね、私の
「私のはね、柔らかくて、優しく包みこんで、溶け合うみたいだって♥♥♥
いつ使っても無抵抗だし、媚びて吸いついて、おねだりを忘れない、優秀な
「でもね、従順過ぎてつまらないんだって……結構ユルめだし、コキ捨てるには今一みたい……その点、しのぶはとっても優秀らしいわ♥♥♥」
「とってもキツくて挿入を拒むクセに、簡単に根本まで咥え込んじゃう天然淫乱
「反抗的に
「何より――
「羨ましいわぁ……♥♥♥ 私を裏切って、私から旦那様を寝取って、愛を確かめ合って……どれだけ気持ち良いのかしら♥♥♥
お姉ちゃんに、こっそり教えてくれない?♥♥♥ ねぇ、しのぶ……♥♥♥」
姉さんの言葉が重なる度、自覚したくなかった事を理解させられる。
見たくもない、醜くて、ドス黒い部分。私が必死に押さえつけて、綺麗な外面で隠していた心理を、姉さんにも、男にも、見抜かれている。
「はっ、はっ、はっ……!♥♥♥」
違う、違う……! こんなの私じゃない!
私は姉さんを裏切ったりなんかしない! 寝取って喜んだりなんかしない! 姉さんを踏み台にしたい訳じゃない!
ただ、幸せになって欲しいだけ……! 姉さんを、不幸にしたくないだけなのに……!
「最後に一つ、教えてあげるね、しのぶ♥♥♥
私はね……しのぶに踏みつけられて、寝取られて、情けない負け
「あ…………♥♥♥」
「だから、ね?♥♥♥ 遠慮しないで……♥♥♥
姉妹共々、仲良く、旦那様の
…………当の姉さんから、そう囁かれて。
私は、私の、私が、我慢していた全部――我慢しなくて良いんだって、許されて。
「……ずるい、です……姉さん……♥♥♥」
最後の箍が、完全に吹き飛んで。
「ずるいですよ……!♥♥♥ 私が、私の方が……先に好きだったのに……!♥♥♥」
上半身を起こした彼に、遮二無二抱きついて。
泣きながら、気持ち良くなりながら、隠していた全部を吐露した。
「私の方が先に逢ってたんですよ……!♥♥♥ 助けられたのも、一緒に戦ったのも、好きになったのも、全部全部、私が先だったのに……!♥♥♥
私の知らない所で密通して、お見合いもせず結婚して……!♥♥♥ 姉さんから結婚するって言われた時、私がどんな思いをしたか分かりますか……!?♥♥♥」
彼の太い首に腕を回して、二度と離れないよう脚で絡みついて、全身で私の
「毎日毎日、愛し合ってるのを見せつけられて惨めだった……!♥♥♥ 出て行きたくても、姉さんが悲しむから出来なかった……!♥♥♥
なんで私を引き止めたんですか……!♥♥♥ なんで、私を苦しめるような真似をしたんですか……!♥♥♥」
「ごめんね、しのぶ……私、
「そんな理由で私の脳を破壊したんですか!♥♥♥ 変態!♥♥♥ 変態、変態、ド変態!♥♥♥ 変態最低女!♥♥♥」
「あ、それヤバっ……ちょっと
「ちょっと
もう訳分かんない、何も考えたくない……!♥♥♥ 壊して!♥♥♥ 私のことめちゃくちゃにして!♥♥♥ 貴方で染め上げて、姉さん共々幸せにしなさいよ……!♥♥♥
――あ゛ひっ、ィいん゛っ!♥♥♥」
瞬間、がっしり♥♥♥ 尻肉を掴まれた私は、前から彼に、後ろから姉さんに挟まれて、人肌に溺れながら高みへ向かう。
「あ゛ん゛っ!♥♥♥ はん゛っ!♥♥♥ あ゛ぁ゛ん゛っ!♥♥♥ もっと、もっとぉ!♥♥♥」
ずっちゅっ!♥♥♥ ずっちゅっ!♥♥♥ ぱんぱんぱんっ!♥♥♥
「好きっ!♥♥♥ 好きぃッ!♥♥♥ 好き、大好き、愛してるっ!♥♥♥ 愛してますッ、ん゛お゛~~っ!♥♥♥」
ごちゅんっ!♥♥♥ ごちゅんっ!♥♥♥ ごちゅんっ!♥♥♥ ごちゅんっ!♥♥♥
「言ってっ!♥♥♥ カナエ姉さんより好きって、カナエ姉さんより気持ち良いって言ってッ!♥♥♥
~~~~ッ!♥♥♥ もうダメ、無理ぃっ!♥♥♥
ぶっちゅううぅぅ~~~~っっ…………!♥♥♥ ――――びゅくっっ!!♥♥♥
「――――
どびゅっるるるるるるっっ!!♥♥♥ どびゅっ、びゅくっ、びゅぶぶっ!♥♥♥
どびゅびゅっ、どっぼぉっ!♥♥♥ ぼびゅびゅっ、ぼびゅっ、ぼびゅっくぅっ!♥♥♥
どぷんっ、どぷんっ、どぷんっ、どぼぉっ!♥♥♥ どびゅっ、どくっ!♥♥♥ びゅるるるるるうぅ~~~~っっ…………!!♥♥♥
「ぁ゛……ぇ゛……♥♥♥ ォ゛……ぇ゛へぇ゛……♥♥♥」
「んォ、また
はぁっ、はぁっ……ふぅっ!♥♥♥ ああ、気持ち良かったぁ……!♥♥♥ やっぱり、しのぶより先に結婚して正解だったわ……♥♥♥
寝取り結婚、おめでとう♥♥♥ 最ッッ……低ッッ、ね……♥♥♥ しのぶ……♥♥♥」
「ォ゛――――♥♥♥」
――――ぷ、ちゅんっ…………♥♥♥
姉さんに、そう囁かれた瞬間。
彼との……旦那様との子供を、受精したのを、自覚して♥♥♥
心の底から幸せになりながら、私は意識を手放した……♥♥♥
「ちゅっ、ちゅうぅ~♥♥♥ ……やっぱり、二人だけじゃ心許ないと思うのよね……♥♥♥ 旦那様の性豪っぷりは、私たちじゃ手に負えないもの……♥♥♥」
「んちゅっ、むちゅうっ♥♥♥ ……けど姉さん、私は自分から受け入れましたけど、他の女性にそれを押しつけるのは……れろっ、れろぉっ♥♥♥」
「大丈夫よ、アテはあるわ♥♥♥ 蜜璃ちゃん、婚活が上手くいってないみたいだし、いっそのこと、ね……♥♥♥」
「……まあ、甘露寺さんであれば……♥♥♥ そういえば珠世さんも、無惨が死んで抜け殻みたいになってますね……♥♥♥」
「元鬼で人間に戻れなかった中途半端な人たちも、地下牢に閉じ込めているし……♥♥♥ 旦那様なら何人囲っても、問題ないわ♥♥♥」
「甲斐性はありますからね、甲斐性だけは……♥♥♥ それで行くとまずは、アオイからでしょうか……♥♥♥」
「そうね♥♥♥ アオイはもう、旦那様に堕ちてるようなものだし♥♥♥ 次はアオイにしましょう、旦那様♥♥♥」
「ヘマはしないでくださいね♥♥♥ 囲うなら、最後まで責任を持って、絶対幸せにしないと、許しませんから……♥♥♥」
「「今後とも末永く、よろしくお願いしますね、旦那様♥♥♥」」