その男傲慢につき 作:アマチュアダックスフンド
無人島での特別試験が終わり翌日。水平線から昇る朝日に照らされ目を覚ます。眠たい目を擦り大きな欠伸をする。
「...んぅ」
隣には幸せそうに眠る一之瀬。時刻は朝の5時で健康な彼女と言えどまだ夢の中の様だ。
起こすのは申し訳ない、というよりヤバい。もうすぐ星乃宮が鍵を取りに来てしまう。
「やべ、どうすっかな」
セックスに夢中になり時間を忘れてしまうなんて..この俺がこんなしょうもない失態を犯すなんて思ってもいなかった。
廊下からコツコツと足音が聞こえてくる。歩き方や靴の種類から女性である可能性が高い。十中八九あのアバズレ女だな。
「神楽くーん?起きてるー?」
「ああ、今開ける」
諦めは心の養生。開き直って生まれたままの姿で星乃宮を出迎える。
「おはよ...うわデッカ..じゃなくて!何してんの!?セクハラだよ!」
「見慣れてんだろ、純情ぶってねぇでさっさと掃除手伝え」
「掃除って..まさか本当に連れ込んだの!?」
キャンキャンうるせぇなこの女は。茶柱辺りに頼むべきだったか?あの女は推しに弱い上にムッツリだから、ワンチャン抱けたかも知れない。
「さっきから声デケェよ、耳障りだから少し黙ってろ」
一之瀬が起きたら面倒なことに..
「んんっ..神楽くん?おはよ..」
「一之瀬さん!?」
「え..先生!?」
..平和ボケし過ぎたな。
「もう!起こしてくれたら良かったのに..今度からどんな顔したら」
「煽ってやれよ。あの女相当溜まってる」
船内のエレベーターから最上階のデッキに移動する。思っていたよりも片付けに時間が掛かってしまい、既に船内では数多くの生徒が夏休みを満喫していた。
「みんな楽しそう..」
すっかりと試験ムードは抜けて、備え付けのプールでは大胆に水着で往来している男女の姿もある。そのお陰で俺と一之瀬が2人で歩いていても目立つことはない。
「鬱憤が溜まりに溜まった反動だな。どっかの誰かも激しかったしな」
あの後は本能のままに互いに互いを貪り合った。
「うっ..ねえ、わ、私たちって」
「小腹が空いたな、カフェでも行くか?」
「うん..あっ」
一之瀬が聞きたいことは大方予想出来る。が、その返事は今じゃない。俺は彼女の手を引きカフェへと移動する。道中でBクラスの生徒と何度かすれ違ったが、慌てふためく様子もなく素直に俺の隣を歩いていた。
目的地のカフェに辿り着くまで一之瀬は頰を染めるだけで一言も喋らなかった。
「人多いね..」
「時間的にも考えることは同じか、近くにプールもあるし休憩がてら利用してんだろ」
カフェは殆どの席を埋め尽くされ、残っていたのは僅か数席。幸運なことに周囲にはAクラスの生徒やBクラスの生徒など、比較的真面目な生徒たちしかいない。俺たちが仲睦まじく接していても騒がれる心配はない。
「アイツも来れば良かったのによ」
「..アイツって?」
「ああ、坂柳だよ。身体弱いから無人島試験に参加出来ないのは分かるが、船に乗るくらいは出来んだろ。勿体無い、介護くらいなら俺がすんのに」
女の前で違う女の話をする。古から伝わる相手の嫉妬心を煽る方法ではあるが..
「仲良いんだね」
効果覿面の様だ。一之瀬は機嫌が悪くなっても顔や行動には出ない。ただ言葉の節々に多少の影響が出る。機嫌が悪い時や警戒している時は、必ずと言ってもいい程に会話において最初は受け手を選ぶ。最終的なイニシアチブを握る為にうんうんと頷き情報を探るのが一之瀬の癖。
「ホントに二股じゃないんだよね?」
この質問は2つの意味で捉えられる。坂柳と付き合ってるのに私とこんな関係で良いのか、もしくはその反対。
「坂柳とは付き合ってない..そしてお前とも」
「え、あ..」
一之瀬の表情が次第に曇り出す。お前が欲しいと言われて肉体関係まで持ったら恋人だと錯覚するのも無理はない。
「お前言ってただろ?『彼女になったつもりはないって』」
「そ、それは..」
「悲しいことに俺は1度振られてるからな」
「で、でも..あんなことまでして」
「ワンナイト、もしくはセフレ。少なくとも恋人ではないし、それを拒んだのは他の誰でもなく一之瀬だ」
言葉が詰まり黙り込んでしまう一之瀬。一之瀬の言動や行動から俺との関係を望んでるのは理解出来る。
ただその関係を最初に拒んだのは皮肉にも一之瀬本人。
「そういやこの関係には期間設けてたな夏休みの間だけだって..アレ、今日まででも良いぞ」
「え...」
一之瀬は既に俺の手に堕ちている。だが、まだ足りない。クラスメイトやその場の雰囲気を気にしたりと昔の自分を捨てきれていない。
「現にさっきも嫌がってたよな?チラチラ周り気にしてたろ?」
「ち、違う..」
俺の存在を忘れられないように深く刷り込んだ。
俺を優先する様に洗脳した。
最後は突き放すだけ。
「お前が望むのであればココで全てを無かったことに..」
「嫌っ!!待って..」
椅子から立ち上がり声を荒げる。周囲の生徒たちの視線が2人に集まる。
「捨てないで..行かないでよぉ..」
「ああ、何処にも行かない。ずっと一緒だ帆波」
我ながら完璧だ。『洗脳』し『依存』させる。
言うならばドメスティックバイオレンスを被害者が望んでいる状況。
ここまで来ればもう安心だろう。俺が何しようが彼女は肯定し、力を貸してくれるだろう。
一之瀬は俺だけを考え、俺に従う従順な傀儡となる。
でも安心して欲しい。俺は玩具は大切に使うんだ。
無人島での特別試験が終わってから4日。豪華客船で平穏な夏休みが過ごせると思っていた生徒たちを待っていたのは2度目の特別試験であった。
試験の内容は..もういいか。そんなことより..
「今日はここでしたい..」
船内の男子トイレを指差し、はあはあと息を切らす一之瀬。
「お前..ここ男子トイレだぞ」
「バレたらどうなっちゃうのかな..れ、レイプされちゃうのかな」
この暴走した女をどうするかだ。
一之瀬が完全に俺の手に堕ちたあの日以来、こうしてアブノーマルな癖を隠さなくなった。首を絞めて欲しい、痣が出来るくらいに強く叩いて欲しい。そんな要望に応えていった結果がこの様だ。
こいつを堕とす手順の中で1つだけ失敗があった。それはカフェテリアで一之瀬に優しくし過ぎたことだ。あの場で彼女を1度手放す選択を取っていればこうなることはなかった。
一之瀬は俺の事を『どんなに落ちぶれても私を見捨てない人』そう認識している。
今後の為にもそこを捻じ曲げる必要がある。
「でも最後には真央くんが助けてくれるよね」
今までの様なジャブではなく力強いストレートが必要だ。
「んっ..あんっ」
トイレの個室に入り、制服を脱がして、乱雑にブラジャーを剥ぎ取る。白く透き通った肌、ピンク色で硬く勃起した乳首。
「乳首こんなに勃たせてよ..ちょっと前まで処女だったのが嘘みたいだな」
豊満な胸を背後から鷲掴みにする。触る度に小さく声を漏らし、小刻みに震える。
「君のせいっ..なんだから..っあ」
「あんま声出すなよ。バレたらどうすんだ?」
「んあっ!はぁはぁ..」
勃起した乳首を強く摘む。こんなのただ痛いだけだと思うが、このマゾ女にはその痛みすらも快感らしい。
最早あの時の様に丁寧に扱う必要はない。スカートの中に手を入れてショーツ越しに一之瀬の秘所を触ると既に濡れていた。一之瀬は待っていたと言わんばかりに身体を大きく震わせる。
「いつから濡れてたんだ?」
「ここに来た時から..はぅ..んんっ!」
ショーツをずらして直接触ると、一之瀬の秘所は糸を引いていた。そして、そのまま指を挿入する。
「んあっ!はぁはぁ……っ」
指を動かす度に愛液が溢れ出しクチュクチュといやらしい音がトイレ内に響く。一之瀬は声を出さないように必死に口を抑えている。
「ほら声抑えないと聞こえるぞ?」
「だってぇ..んんっ!」
2本、3本と指を増やすがすんなりと受け入れた。そして、Gスポットを重点的に責め立てると一之瀬は身体を大きく震わせて絶頂した。
「はぁはぁ..っ」
「イッたみたいだな」
一之瀬は息を荒くし、蕩けた顔で神楽を見つめる。
「服を全部脱げ。今のお前には必要ないだろ?」
「う、うん」
一之瀬は大人しく服を脱ぎ始める。生まれたままの姿の一之瀬を後ろから抱きしめる。そして、胸を揉みしだきながら耳元で囁く。
「抵抗してもいいんだぞ?」
「ううん、逆らえないの..私の身体」
「ならそのまま座ってくれ、やりたいことがある」
M字開脚にさせて両脚も固定する。そして、腕は頭の上で万歳させたまま固定する。これで一之瀬は完全に拘束されて身動きが取れない。
「ちょっと恥ずかしいかも……」
一之瀬の秘所は丸見えになっており、ヒクヒクと動いているのが分かる。
「お前に使うのは初めてだったな。一応持ってきて正解だった」
ローターを乳首とクリトリスに貼り付けて固定する。個室の外でも耳をすませば微かにバイブ音が聞こえるだろう。
「うぅ..んんっ..」
「これでいいか..」
さながらその姿は肉便器と言ったところか。
「んんっ..切ないよ、早く..んあっ!」
「...なあ一之瀬、さっきから誰に向かって口利いんでんだ?」
「え..ご、ごめんなさい」
突如態度を急変させた俺に戸惑いを隠せない一之瀬。咄嗟に謝罪をするも時既に遅い。
「俺は言う事聞かない女は好きじゃないだ。..じゃあな」
「え!?ま、待って..解いてっ..んんっ!や、ヤダ!」
「安心しろよ。1時間後くらいには誰か
来るだろうから」
「そ、そんな……っあ!んんっ!!」
一之瀬の必死の訴えを聞き流し、俺はトイレを後にしたのだった。
彼女は1人になった個室で快楽に抗えず、何度も絶頂を迎えた。
「..嘘だよね。きっと来てくれるよね..」
そう信じて10分、20分と待つも一向に神楽が来る気配はない。徐々に快楽よりもどうしようもない絶望と悲しみに襲われる。
そんな時、誰かがトイレに入って来た。1人ではなく間違いなく団体。その足音はこちらへと向かってくる。
利用する前に神楽が清掃中の看板を設置していたが、出ていく時に撤去したようだ。
レイプされちゃうかも..ふざけて発した言葉を思い出す。あの時は余裕があった。何よりも神楽がいたからだ。
今ここに守ってくれる人は居ない。
「今日も一之瀬とあのイケメン一緒にいたよな」
「デキてんだろ。ちっ羨ましいぜ」
「俺なら毎日セックスするな」
男子生徒が下世話な会話に花を咲かせている。1分1秒でも早く出ていって欲しい。そう願うばかりだった。
「..何か音聞こえね?」
「あ?気のせい..確かに。まあボイラーとか何かあんだろ船だし」
「いや、個室から聞こえね?」
身体から汗が吹き出る。扉に鍵を掛けてはいるも、覗かれる可能性が無いとは言い切れない。
助けて..何度心の中で願ったか数え切れない。ローターの振動が微々たるモノなのが唯一の救いだ。
「おい、もしかして……」
ドキリと心臓が高鳴る。男たちの足音は確実にこちらに向かっていた。そして個室の前で立ち止まる。
「っん...」
息が荒くなりそうで必死に抑えるも、バレるのも時間の問題だ。心臓の音が早くなるのを感じる。
(お願い..お願い!真央くん..)
しかし、そんな思いなど届くはずがなく無く扉は開かれたのだった。
「あ..」
「何て無様な顔してんだお前..懲りたか?」
扉の先に待っていたのは笑みを浮かべた神楽だった。一気に緊張が解け身体の力が抜けた一之瀬はコントロールすることが出来ずに失禁した。次第に床に水溜りが出来る。
「あっ..あぁ..」
一之瀬の顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃだった。
「お前は俺の女だ。..ただ口答えしていい訳じゃない。これに懲りたら少しは大人しくしてろ」
一之瀬は涙を流しながら何度も頷く。
生物を飼い慣らすには飴と鞭が重要。
甘いセックスという飴、今回の様なとびきりの鞭。それを交互に与えて家畜を調教する。
これで懲りてくれるだろうと楽観視していた。
「あはっ..えへっ..えへへ」
恍惚とした笑みを浮かべて涎を垂らす一之瀬。
「..コイツにとっては飴と飴か」
俺の考えは間違いだった。残念ながら真のドMには意味を成さないようだ。
あいも変わらず構成が下手くそで中途半端で申し訳ないです。
次回丸々1話エロのみで書きます。
アンケートも宜しくお願いします。
特別試験も書いた方がいいですか?
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はい
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軽く触れる程度で
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いいえ エ口のみ希望