『主人公』冒険者リザリアと99のバッドエンド 作:AIRUNo(旧AIRU)
「ごめんなさい、私忘れ物しちゃったから取ってきます!」
リザリアは選択肢が出た事を気に病んではいた。
だが、仲間もすぐ側にいるし、まだ人の残っているギルドで危険な目には合わないだろう。
「そうか、じゃあまたな」
ケヴィンは相変わらずのぶっきらぼうで立ち去る。
反対にメイラは優しく残って。
「全く、女の子を置いて行っちゃうなんて……なら、私はここで待ってるわね。その荷物も預かっておく?」
「うん、ありがとう!」
身軽になった少女は、たったっとウサギのように道を飛び跳ねてギルドの門をくぐると、あっという間に倉庫の部屋まで戻った。
けれど、倉庫の扉に手をかけると、鍵がかかっていた。。
小窓から中を覗くと、確かに自分の肩掛けがそこにあるというのに。
職員の多くはもう帰宅し、相談できる受付嬢も見つからない。
(折角戻って来たのに、また明日取りに来なくちゃいけないのかな)
「やあ、どうしたんだいリザリアちゃん」
突然な肩に手を置かれて揉まれ、リザリアは思わず身震いした。
見ると、ギルドで何度か顔を合わせた、中年の男が近い距離で立っている。
「あ、あの……倉庫に忘れ物をしちゃって」
目線がなんだか怖い。
怯えながらも、リザリアは「人を見た目で判断してはいけない」という朝の教訓を思い出す。
中年は、オドオドとした少女の全身を舐めまわすように見た後、にこりと笑った。
「そうかそうか。じゃあおじさんが鍵を持ってくるから、ちょっと待っててね」
(わ、やっぱりいい人だったんだ!)
鍵を開けてもらい、すぐに肩掛けを手にすると、リザリアは満面の笑みで感謝を述べようとした。
「おじさん、ありが……?」
ガチャリ
丸太男は、なぜか内側から扉の鍵を閉めた。
その表情はずっと変わらず、ニコニコとしたままだ。
「おじさん? なんで鍵を閉めたの?」
「それはね、リザリアちゃんがおじさんのことを誘って来たからだよ」
指そう?
なんのことだか分からないが、ゾクゾクとした悪寒が止まらないリザリア。
咄嗟に背後の魔剣を抜こうとして、メイラに預けていたことを思い出す。
「こ、こないで……下さい」
「人の少ないギルドに戻って、倉庫なんていう密室におじさんと二人きりになりに来たんでしょう? 悪い子だなぁリザリアちゃん」
「わ、私あなたに名前を教えてません!」
「そうだねぇ。ずっとおじさんのことを割けてたからねぇ。緊張しちゃったのかな? でもう大丈夫だよ。ちゃんとわかってるからさ」
がっちりと身体を掴まれる。
運動には自身のあるリザリアも、体格差には敵わず、脂ぎった中年の肉体の感覚に吐きそうになった。
男は背後で手を伸ばし鷹と思うと、容赦なくリザリアのズボンに手を入れて、若くて張りの良い尻を撫でまわしてきた。
「ん~~~ッ!?」
反射的に叫ぼうとした少女の後頭部を、男はもう一方の手で掴むと、その顔を自分のたるんだ胸に押し付けた。
シャツの間から飛び出した胸毛が顔に当たりチクチクとする。
手足をバタバタとさせるも決して逃げることはできず、中年の指に尻の割れ目にまで撫でられて放題にさせてしまう。
誰にも触れられたことのない肛門を良いようにつっつかれ、穴はヒクヒクと反応しながら、その指先を受け入れるしかなかった。
「~~~~~ッ!! ~~~ッ!!」
「暴れないでね。分かっているから、本当に障って欲しいのはこっちなんでしょう?」
柔尻に沈み込んだ腕はショーツを引っ張り、まだ小さく閉じられた性器をぷにぷにと弄り始めた。
気付けばリザリアは、絶叫の代わりに涙を流していた。
何をされているかよく理解もできぬまま、ただ恐ろしいことをされているのだと理解した。
男が中指と薬指を内側へと滑り込ませ、細かく振動させ、時に大きく開いて膣口を広げながら、中をほぐしていく。
「リザリアちゃんは優秀だなぁ。すぐに濡れてきたよ。それにこの年齢にしては発育も良いから、これならおじさんのおちんちんも、ちゃんと飲み込んでくれそうだね」
「ぁぁ……うぁ……」
指を中に膣内に入れられた時から、リザリアは全身から力が抜けてくたぁっと男に身を任せていた。
痛いとか気持ちいいとか、そんな単純な感覚ではない。
後に思い返せば、ただ「犯されている」としか表現できない感覚が、全身を包んでいた。
「時間もないし、初めてで悪いけど、もう本番しちゃおうね。菰原がなくても、あっという間に、おじさんの女になれちゃうから」
リザリアの抵抗がなくなったと分かった途端、男はその服をはぎ取り、自らも全裸となる。
たるんだ腹に顔から尻まで毛だらけの肥満体型。
何より目を引くのは、天井に向けて反り立つ、血管の怒張した浅黒い肉杭。
隅の棚に手をつかされたリザリアは、背後の男が何をしようとしているか分からなかった。
腰を掴まれ、濡れた股に、我慢汁の溢れた肉棒をこすりつけられても、それを理解しようとはしなかった。
ただ、これでもう怖い男の人を見なくて済む、
これから酷いことされようとも、自分は目の前の埃被ったの木目しか見るだけでいいという安堵感すらあった。
そうして悪夢が、自分の尻に体重をかけながら、身体の中心を貫いてくる。
みちみちみち……
「ひゃ………あ、んんっ……はぁぁぁ」
「おぉぉぉぉ!!リザリアちゃん……すっごいよぉ!!」
(……)
リザリアの心は、何も考えないことに決めた。
もう背後で興奮する声も聞こえない。
「まずは形が馴染むまで、この姿勢でいるからね」
リザリアに奥まで肉棒をくわえ込ませた男は、その間首筋を唾液で汚し、発育途上の胸を揉みしだいた。
陰核はまだ摘まむにしては小さいから、指の腹でなぞることしかできない。
それでも身体がビクビクと痙攣しているから、感度は十分らしかった。
数分後
「あ゛ん、あん、お゛っ……」
背後から腰を掴まれて持ち上げられ、目の前の机に捕まることしかできないリザリア。
男もなるべく股を開いて腰を屈めるが、それでもリザリアは両脚をピンと張らねば宙ぶらりんとなってしまう。
しかしその後背位は、リザリアの奥まで肉棒が深く届く姿勢でもあり、それはつまり一回腰を振られるごとに全身を大きく貫かれる感覚を味わうことでもあった。
結果、リザリアはリズムに合わせるように、腹を殴られるときと同じ、苦悶の声をあげてしまう。
「う゛ぅ、あぁ、あん、あぁ……ひぃん」
「良い声で鳴く、軽くてキツキツの良い女の子だね! 大好きだよリザリアちゃん!!」
「うぐ……おぇ、んん……あぁ、はぁ」
(息、苦しいなぁ……)
リザリアは自分を、どこか他人事として見ていた。
男の性急で乱暴な行為は、リザリアを当然気持ちよくなどさせられず、彼女はどんどん心を閉ざし、一言も発さなくなっていく。
「それにしても運がないな、リザリアちゃんは! 本当は、おじさんもこんなことするつもりじゃなかったんだよ?」
ぱちゅんぱちゅんと野獣のように腰を打ちつけ、気持ちよくなった男は尋ねられてもいない軽口を言い始める。
結合部は鮮血と愛液の泡が伝い、リザリアの子供らしい太めの内股をびしょ濡れにしていた。
「あん、あぁん……あぁ、んっ、あぁぁ……」
「おじさんさぁ、君じゃなくてもう一人のほうを狙ってたんだよねぇ! 胸も尻も出てて、何よりエルフの血が混ざってる。この前までエルフの女の子を狙ってたから、尚更タイプでさ……」
女となったリザリアを犯しながら、次々と別の女の話をする男。
滑りの良くなった膣内へもっと自分の肉棒を摺りこもうと、大きく足を開き、リザリアに覆い被さった。
より激しく、荒い呼吸が一つとなった男女から零れて交わっていく。
「でも、彼女を捕まえる計画を立てようとしたら、リザリアちゃんが来てくれて、こんな倉庫で二人っきりになってくれたんだ。そこで、おじさんはね、この子を利用すれば良いって閃いたんだ!」
「うぅ……お゛ぅ……、……」
「彼女と仲良しな君を捕まえて、交渉の材料に使えるんじゃないかなって! だからお嬢ちゃんは、代わりの代わりに犯されて、大人になる前に処女を失ったんだよ!! 可哀想だねえ! 大丈夫、リザリアちゃんのことも好きだから、ちゃんと捨てないでしばらく可愛がってあげるから!」
「ひぎゅ……うぅ、あぁ、あぁ」
心を閉ざしたリザリアだが酷い言葉をかけられていることは分かる。
襲われ、股を開かされて、この中年は望まぬ行為を強制させているのに、その上で文句を言ってくるのだ。
涙がポロポロと零れるが、男はお構いなしにもっとリザリアに開脚させると、ずぶりと一物を根本まで挿れこんだ。
リザリアの割れ目が玉袋とくっつき、少し揺らすたびにぺちぺちと当たる。
「とりあえず一発出すからね! 冒険者になったお祝いに、赤ちゃんをプレゼントしてあげる! いっぱい気持ちよくして、孕ましてあげるからね!!」
「あ、あ、あ、あぁあぁあ、あ~~~~~~~……」
男の亀頭が子宮の入り口でひっかかった感覚のせいで、リザリアは舌を突き出し喘ぎ声をだすことしかできない。
(もう何も聞きたくない……早く終わって……)
だがそれが逆に、男と呼吸を合わせることになり、射精感を促すことになる。
男は勢いよく腰を突き出し、リザリアの尻を押し潰すほど密着させて、隙間なく子宮の入り口からヒダまですべてが肉棒で埋め尽くされる一体感に震えながら、人生最高潮に達した性欲を吐き出した。
「ぐぅ、ふぅぅぅぅ!! 孕め、リザリアーーーッ!」
ビュルルルル~~~~!!1
「あぁぁ……あっ……っ」
ドクドクドク……!!
男の波打つ脈動が激しい余り、リザリアの腰も射精の勢いに合わせて揺れる。
濃厚な精液は子宮の中に入り込み、漏れ出た分もヒダの内側に入り込んでこびりつく。
みっちりと塞がれた二人の結合部からは一滴も精液が垂れることなく、リザリアの膣はそのすべてを受けとめた。
やがて、ずると男が肉棒を抜くと、愛液交じりの白濁した液がリザリアの割れ目と橋をかける。
きゅっと幼い性器は再び入口をきっちりと閉ざしてしまい、不幸にも汚液を出す事ができなかった。
その光景に満足しながら、男は抱えていたリザリアの身体を床に寝かせる。
しばらく赤く腫れた尻を暇つぶしにもまれた後、男は物音を聞いて立ち上がった。
「……ん、そろそろかな。リザリアちゃんさ、外で友達を待たせてたでしょ。だからおじさんも早く終わらせたかったんだよね」
「……あ」
このとき、リザリアは何も考えられなかった。
もし男の言葉を考えていれば、更なる絶望を予期することになっていたと後に知る。
だから少女はこれからも、この先も、何も感じないし考えないことが楽だと、ゆっくり心を壊していく。
「リザちゃん……そこにいるの?」
扉がゆっくりと開き、メイラが倉庫に入ってきた。
手にはリザリアから預かった荷物や魔剣を抱えている。
そこで、精液でべとべとになったまま裸で床に転がされるリザリアを見つけた。
犯された少女の目は光を失い、呼吸をして胸を揺らすが、死んだとさえ錯覚するほど凄惨な姿だった。
「リザちゃん!」
もし彼女が新米の冒険者でなければ、突然の驚きに対しても、まずは仲間を呼ぶか、この状況を作った犯人が近くにいるかもと警戒できたかもしれない。
しかし、メイラはすぐにリザリアにかけよってしまった。
扉はゆっくりしまる。
その裏側に隠れていた男は、音もたてずにその背後に忍び寄る。
既に閉まったギルドには、3人以外の誰も、明日の朝までやってこない。
僅かな意識を盛ったリザリアは、うっすらと見える視界の中で、暴れようとするメイラと組み伏せる男の姿が見えていた。
そこから先を、リザリアは覚えていない。
考えることをやめた心では、何も分からないまま時間が流れていく。
自分の隣にいたメイラは、それでも最後の日まで抵抗していた。
(あの時、選択肢を間違えなければ)
そう思うことさえできないまま、リザリアという人間は早々に死んだ。
後に残るは男に貪られるだけの穢された肉体だけだった。
その結末を、リザリアの魔剣モルフェは最後まで見続けていた。
ハーメルンでの投稿は一旦ここまでです。
別々のサイトでの投稿は大変なので、また話が溜まったらこちらにも載せようと思います。