※この作品はR-18です。

お前らの好きな女、俺が全員堕としてやるよ   作:柊咲

17 / 40
第17話 元AV女優人妻と知らない男がセックスしている映像を見た旦那の反応 ※源蔵視点

※一人目のターゲット

 

柏原佐夜子(カシワバラサヨコ)、34才。

 

元大人気AV女優。

 

当時は清純派AV女優として活躍していた彼女。

一緒に仕事をした男優が撮影を終えたあと、必ず「まだしたかった」と語るほど魅力的で、多くの年代から人気を得ていた。

 

けれど24才の頃に突如として引退。

 

その後、資産家であった柏原源蔵の愛人として生きてきた彼女は、40才も離れた源蔵と30才の頃に結婚した。

結婚したとはいえ愛人の延長線上のようなもので、源蔵とは別に若いセフレが数人いた。

だが結婚して数か月後、女性総理大臣の誕生によって生まれた法律によって浮気や不倫が厳しく禁止されたことで異性との性行為を禁止された。

彼女に魅了された男たちも法に触れることを恐れあっという間に離れていき、手元にあるのは裕福な生活と枯れて老いた夫だけ。

女の幸せを求めて離婚することも考えたが、歳を重ねるごとに女としての幸せを諦めて平穏な生活を送ることに。

 

子供はなし。

最後にした性行為は3、4年ほど前。

 

現在は清純派からおっとり系のエロい人妻となった。

現役時代の頃から彼女のフェラとパイズリは人気で、一度されたら最後の一滴まで搾り取られるんじゃないかと言われていた……。

細身の筋肉質な男性に弱く、Мっ気があり、若い男に強引に迫られることを好む。

性欲が強く、かなり欲求不満で、毎日欠かさずオナニーをして自分を慰めている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ♦

 

 

 

「柏原源蔵さま、こちらの席へどうぞ」

「うむ……」

 

 

 和服姿の老人が迎えられたのは、何かの表彰式が行われるかのような会場。

 

 扇形に広がる座席には大勢の人が座っていた。

 男性八割に女性二割。

 身に付けているスーツやドレスは一級品で、装飾品も全てが高級なモノだと一目でわかる。

 

 そんな源蔵を含めた参加者はスクリーンを眺める。

 

 これから何か映画でも始まるのかという雰囲気だが、スクリーンに映し出されたのはよくある旅館の一部屋。

 そこに人はおらず、敷かれた布団があるだけ。

 時刻は夜中なのだろう、部屋は電気が付けられていて明るい。

 

 

「……ふう」

 

 

 源蔵は緊張しているのか、何度か大きく息を吐いていた。

 そわそわと周囲を見渡す。

 周りはまるで子供のような表情でこれから行われる”ショー”を楽しみにしていたが、源蔵一人だけが表情が暗い。

 気持ちを落ち着かせようと提供されたドリンクに口を付けようとした。

 

 その時だった。

 

 

『──雄吾さん、お待たせしました』

「──ッ!?」

 

 

 女性の声を聞いて、手に持っていたグラスを落としそうになるぐらい動揺した。

 ずっと聞いていた声。

 だが声色は、源蔵に聞かせていた声よりもずっと明るい。

 

 

『えっ、雄吾さんこれ……』

 

 

 スクリーンに映し出されていた映像を撮っていたカメラを見て、その女性は戸惑いを見せる。

 浴衣姿だがばっちりと化粧をした女性。

 その女性を見て、源蔵は小鹿のように脚を震わせながら立ち上がろうとした。

 

 

「おお、佐代子……佐代子……」

 

 

 自身の妻の浴衣姿を見つめ、亡霊のように名前を呼ぶ。

 だがスクリーンに映し出されていた佐代子がこちらを向いても、源蔵を見ることは一切ない。

 そして彼女は、後から現れた若い男性──雄吾を見る。

 

 

『懐かしいか? それとも現役時代に撮られていたときは男のカメラマンが撮っていたか?』

『こ、これ、撮影……撮ってるんですか?』

『ああ、録画中だ。佐代子の浴衣姿が撮られてるぞ』

 

 

 年下であろう男性がカメラの前に腰を下ろし、佐代子の腕を引く。

 後ろから抱きしめられた佐代子は恥ずかしそうに顔を隠そうとするが、雄吾が『隠すな』と命令されると素直に従う。

 真っ赤な顔に潤んだ瞳の妻が、カメラを見る。

 

 

『ど、どうして……』

『このまま不倫セックスをするのもいいが、少し趣向を変えて現役時代の頃みたいにしようと思ってな。嫌だったか?』

『それは……。こ、これ、誰かに見せたりは』

『さあ、どうだろうな。なんならお前の旦那に送るのもいいかもな?』

 

 

 その言葉に、会場中から「ふっ」という小さな笑いがいくつも生まれる。

 源蔵は死ぬんじゃないかと思えるほど心臓が激しく動いているというのに。

 

 

『ダメです! そ、そんなことしたら……』

『バレるな。俺とお前が、旦那の旅行中に何度も不倫セックスを楽しんでいたこと。──それと、何度もここに俺の精液を飲ませたこと』

 

「なっ、あ、ああ……っ!」

「源蔵さま、お座りください」

 

 

 ボーイに止められるが、源蔵はゾンビのような声を発しながらスクリーンに手を伸ばす。

 なにせスクリーンに映し出された妻は、中出しされたと雄吾が言った瞬間、女の顔をして喜んだからだ。

 あんな顔、源蔵は一度として見たことがない。

 

 

『いいだろ、撮りながらでも。それとも今夜は止めるか? 何もせず帰るか?』

『いや、です……っ! 今夜も、今夜もいっぱい抱いてください!』

『だったら撮影しながらだ。ほら、カメラの向こうにいる旦那を呼びかけろ』

 

 

 そう言われ、佐代子は源蔵を見る。

 

 

『源蔵さん、申し訳ありません……』

 

「ひぐっ!」

 

 

 源蔵は苦しそうに声を漏らし、会場からは再びクスクスとした笑いが漏れる。

 そして雄吾が佐代子の耳元で囁く。

 

 

『これから』

『こ、これ、から……』

『あなたの妻は』

『あなたの、妻は』

『不倫セックスをして、あなたとは全然違う若い男に』

『不倫セックス、して……あ、あなたとは、全然違う若い男性に』

『何度も、中出ししてもらいます』

『何度も……何度も……中出ししてもらいますっ♡』

 

 

 カメラの向こうの雄吾がこちらを見て笑うと、源蔵は真っ赤な顔で立ち上がる。

 目を大きく開き、鼻息を荒くさせ、上に立つ人間となってからもう何十年も感じたことのない悔しさから頭がおかしくなりそうになっていた。

 

 

『旅行から帰って顔を合わせたときには、きっと俺の子を孕んでいるだろうな。まっ、その時は何も言わず育ててくれよ……俺と佐代子の子供をな』

 

 

 その言葉に、佐代子は嬉しそうに微笑む。

 そして二人は見つめ合うと唇を重ねた。

 

 

『れろ、ちゅ……あむっ、ちゅ、ちゅっ、ぱあ♡』

 

 

 妻の濃厚なキスに、源蔵の枯れていたモノが蘇る。

 人を愛する心に、愛する者を奪われる苦しみ、そして性欲。

 妻の不貞を目の前にして苦しいというのに、ずっと勃たたなかった短小が硬さを取り戻す。

 

 だが、

 

 

『ほら、カメラの前でいつもみたいにしてくれよ』

 

 

 佐代子と優子がカメラに近付く。

 浴衣をかきわけ、パンツを下ろす。

 その瞬間、狂暴な肉棒が佐代子の目前でぶるんっと震えて顔を見せる。

 

 会場にいる女性が歓喜の声を漏らし、源蔵の短小が恥ずかしそうに顔を下げる。

 

 

『見ている旦那に違いを教えてやれ』

 

 

 雄吾が頭を撫でると、佐代子は肉棒とカメラ交互に見て微笑む。

 

 

『あの人のは、その……短くて、細くて。それに勃たないから。比べたら可哀想です』

『ははっ、そうか。それは比べたら失礼だな』

『はい……雄吾さんの、こんなに長くて太くて、それに反り返ったおちんぽと比べるなんてできません♡ はあ……温泉に入った後なのに、もう雄の匂いがします♡ 舐めたい、咥えたい……喉奥まで感じたいって、私の子宮がずっと切なく鳴いてるんです♡』

 

 

 根本から撫で上げた肉棒を見つめる佐代子のうっとりした瞳に、源蔵は体を動かすことを止めた。

 

 だが、源蔵の苦痛の時間はまだ始まったばかりだった。





※下ページにある評価欄から応援よろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。