お前らの好きな女、俺が全員堕としてやるよ ~パートナー以外との性行為が法律で禁止された世界だなんて関係ない、俺は好きに寝取って楽しむだけだ~ 作:柊咲
※三人目のターゲット
石破大学に通う二年生。
家族構成は父と母と三奈の三人家族。
父と母は小さな工場を営む。
経営状況はそこまで良くはなく、いつ倒産してもおかしくなかった。
それでも今日まで続けてきたのは、他に行き場のない従業員がいる為、なんとか踏ん張っている状況。
三奈は大学進学と共に上京。
大学にて、
三奈の両親の営む工場は、石嶋グループと呼ばれる大企業から融資を受けていた。
この融資が断ち切られると工場はあっという間に倒産する。
そのことを知った石嶋から、工場への融資をネタに恋人(セフレ)になるよう脅され、従うことに。
容姿は快活な雰囲気のある茶色のポニーテール。
学生時代はテニス部ということもあって、健康的な体型。
大学でつるんでいる連中が派手で騒がしい者が多いが、三奈自身は誰にでも優しいことから、大学でのファンも多い。
依頼人は大学の学友で、寝取るだけでなく石嶋と別れさせてほしいという要望。
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「いらっしゃい、待ってたよ」
「お、お邪魔します!」
玄栖さんと約束したお仕事の日。
自宅に行くと、玄栖さんが出迎えてくれた。
「あの、昨日はせっかく依頼をしていただいたのに行けなくて、すみませんでした」
「気にしないで。先に予定があったんでしょ?」
「えっと、まあ……」
彼氏といた、というのは言いにくかった。
別に秘密にする必要はないのに、なぜか。
「それじゃあ、前回と同じ感じで。トレーニングが終わったらマッサージも頼めると有難いんだけど、いい?」
「はい、お任せください!」
「じゃあ、よろしくね」
玄栖さんはトレーニング部屋へ。
おそらく前のトレーナーさんとは別の人が来ているのだろう。
私は仕事にとりかかる。
ちなみに、風雅には今回もこのバイトのことは言っていない。
言ったらたぶん、行くなとか辞めろとか言われると思うから。
別にやましい行為をしているわけではないけど、束縛が激しいから。
「自分は他にも女いるくせにね」
自分はいいけど私はダメと。
前なんか居酒屋のバイトに男がいるだけで視察とか言ってお店に来て、しかも男性社員のこと威嚇していた。
玄栖さんが風雅に負けるとは思えないけど、迷惑をかけたくない。
「さて、仕事仕事! 頑張ろっと!」
…………。
……。
二回目だけど慣れたもので、前回よりも少しだけ終わるのが早かった。
「どうしよ、何もせずボーっとしてトレーニングが終わるのもなあ」
私は部屋へ行ってドアをノックする。
今度は勝手に開けて入るんじゃなくて、気付くのを待つ。
『どうぞ!』
「失礼します」
むわっとした熱気。
男の匂いと表現するのが正しい独特な匂い。
過酷なトレーニングで汗だくになった玄栖さんを見て、私の全身が熱くなっているのがわかる。
「終わった?」
「は、はい! それで、他に何かお手伝いできることはないかなと思って」
「そっか。うーん、別にないんだけど……まあ、もう少しでトレーニングも終わるから待っててもらっていい?」
「わかりました! あ、あの、ここで待っててもいいですか……?」
「いいけど、ここ暑くない?」
「私は平気です、えっとその、このぐらい温かい方が好きというか。ダメでしょうか?」
「いや、大丈夫ならいいよ。そこで座って待ってて」
「あ、ありがとうございます!」
イスに座ってスパーリングを眺める。
心地いいミットを殴る音と、ステップを踏むたびに靴底が音を鳴らす。
そして、視界に入る玄栖さんの姿。
この特等席で見させてもらって、見惚れない女はこの世にいないと思う……。
初めて、触ってもいないのに下半身から汁が溢れてくる。
こんなこと、絶対に無いんだけど自分が玄栖さんを見て疼いているのがわかった。
「……さん……渚さん?」
「は、はい!」
「ボーっとしてたけど、大丈夫?」
「す、すみません!」
気付くと玄栖さんが目の前に。
寝てないけど、気付いたら終わっていた。
「つい、その、玄栖さんのスパーリングに見惚れちゃって……」
素直に言ってから、慌てて誤魔化す。
「見惚れたってのは、その、なんていうか!」
「あはは、そう言ってもらえて嬉しいよ、ありがとう」
気付いたらトレーナーさんが帰ってしまっていた。
「このまま体の熱が冷める前にマッサージをお願いしたいんだけど、シャワー浴びた後の方がいいかな?」
「え、っと……私は、そのままでも大丈夫です。玄栖さんがそのままでいいなら、その」
「じゃあ、このまま」
寝室へ。
温かい空間から涼しい部屋へ。
タオルで汗を拭った玄栖さんが、ベッドにうつ伏せになる。
「それじゃあ、始めていきますね……」
肩から肩甲骨、そのまま腰に下り、お尻や太股へ。
硬くなった筋肉を解すように揉んでいく。
「あれ、前よりも上手になった?」
「本当ですか? 嬉しいです……。実は教科書とか読んだり、先生に聞いたりして、勉強したんです!」
「そうなんだ。わざわざありがとう」
「いえいえ。あっ、今日は仰向けだけじゃなくて他のところもマッサージしたいんですが、いいですか?」
「他?」
「はい! 後ろばっかりだと血流が悪くなるって言われて。なので前と、あと腕の辺りもしたいんです!」
褒められて嬉しかったから興奮気味に言う。
すると、玄栖さんは苦笑いを浮かべていた。
「えっと、前か……」
「え、どうかしました?」
「その、引かないでもらいたいんだけど」
こちらを向いた玄栖さん。
不思議に思って首を傾げるけど、下半身が膨らんでいるのがすぐにわかった。
「え、あっ、その……」
「トレーニング後は気が立って普段よりも興奮して。気にしないでもらえると助かるんだけど」