お前らの好きな女、俺が全員堕としてやるよ ~パートナー以外との性行為が法律で禁止された世界だなんて関係ない、俺は好きに寝取って楽しむだけだ~ 作:柊咲
※三人目のターゲット
石破大学に通う二年生。
家族構成は父と母と三奈の三人家族。
父と母は小さな工場を営む。
経営状況はそこまで良くはなく、いつ倒産してもおかしくなかった。
それでも今日まで続けてきたのは、他に行き場のない従業員がいる為、なんとか踏ん張っている状況。
三奈は大学進学と共に上京。
大学にて、
三奈の両親の営む工場は、石嶋グループと呼ばれる大企業から融資を受けていた。
この融資が断ち切られると工場はあっという間に倒産する。
そのことを知った石嶋から、工場への融資をネタに恋人(セフレ)になるよう脅され、従うことに。
容姿は快活な雰囲気のある茶色のポニーテール。
学生時代はテニス部ということもあって、健康的な体型。
大学でつるんでいる連中が派手で騒がしい者が多いが、三奈自身は誰にでも優しいことから、大学でのファンも多い。
依頼人は大学の学友で、寝取るだけでなく石嶋と別れさせてほしいという要望。
♦
「渚さん、ティッシュ」
「あ、ありがとうございます……」
目に入らないように目を瞑っていた私に、玄栖さんが数枚のティッシュを手渡してくれた。
ねっとりとした白濁液。
口に少しだけ入ったけど、苦くて濃くて……美味しくはないけど、そこまで不快感はない。
「えっとその、いっぱい射精ましたね……。気持ち良かったですか?」
「めちゃくちゃ気持ち良かったよ。ありがとう、渚さん」
「良かったです……え?」
射精したばかりのペニスを見て、まだ勃起したままだから困惑の声が漏れた。
「まだ、大きい……」
「一回しか射精してないからね」
「えっとそれは、一回だけじゃ満足できなかったってことですか……?」
「まあ。でも、もう大丈夫だから」
そう言って、玄栖さんは財布から5000円を取り出す。
「これ、オプション代」
「あ」
顔にかかった精液を拭きながらお金を貰うと、なんだか悪いことしている感が増す。
「ありがとう、ございます……」
「それで、次なんだけど……もうここに来るの、嫌だったりするかな?」
「どうして、ですか……?」
「こんなことになっちゃったからさ」
「別に私は。玄栖さんが嫌じゃなかったら、また呼んでほしいです」
それは掃除の仕事のことか。
それともマッサージ込みでのことか。
はたまた、オプション付きのマッサージのことか。
玄栖さんがそれを口にしなかったから、私も口にはせず、次の日取りを決めた。
「じゃあ、三日後ね。よろしく」
「はい、よろしくお願いします」
顔を拭いてから、玄栖さんの家を出た。
エレベーターに乗って、ロビーを通って、外へ。
「あ、また風雅から……」
スマホの電源を入れると、また風雅から連絡が来ていた。
今から会いたいって。
きっと家に行ったらすぐにセックスさせられるんだろう。
嫌だけど、風雅のご機嫌を取らないといけない。
「……」
でも、今の疼いた体のまま、あのペニスとオナニーセックスしたくない。
きっといつもみたいに演技できない。それに、あれでこの高まりを静めるのはなんか嫌だ。
私は初めて、風雅からの誘いを無視した……。
♦
「あっ、はあ、んっ、あ、はあん……っ♡」
渚美奈が帰ってすぐ、入れ替わるように佐代子が家にやって来た。
手コキで射精したばかりのペニスを見てうっとりとした表情を浮かべると、俺に跨り、そのまま愛液を垂らした蜜穴で締め付けてくる。
「どうしてあのまま、あの子を帰してしまったのですか……?」
騎乗位のまま、佐代子に聞かれた。
「配信を見ていましたが、あの子、雄吾さんのおちんぽを扱きながら雌の顔をしていましたよ……今にも、お口でしゃぶって、おマンコで咥えたそうでした。あのまま押せばセックスできたのでは?」
「だろうな。だけどそれだと面白くないだろ」
「んっ、はあ……まあ、確かに……あのまま一線を越えれば、ただ彼氏よりも雄吾さんの方が男として魅力的だから抱かれただけですものね」
「もちろん、それでも寝取りは寝取りだが、あのまま流れでいっても、彼女は『お金を貰えるから体の関係を持った』ってことで自分を正当化できる」
「浮気ではなくお仕事ですもんね。罪悪感も背徳感もない、ただの気持ちいいこと……」
「それだと意味はない、それだと俺も視聴者も面白くない」
何より、それだと体の寝取りはできても心の寝取りはできていない。
「彼女の中にある最優先事項は、お金を稼ぐことでも女としての幸せを掴むことでもなく、”実家の工場を守ること”だ。佐代子、実家の工場を守る為に彼女はどうしたらいいと思う?」
「それは……融資してくれる、あのボンボンに媚びを売ること?」
「そうだ。で、絶対にしたらいけないことはなんだ?」
「もちろん、あのボンボンに嫌われることです」
渚美奈にとって優先すべきは、石嶋風雅に嫌われず媚びを売って実家の工場の融資を続けてもらうこと。
大学の学費や生活費を稼ぐのは二の次だ。
だから当然、彼女は俺の家に来て仕事をしていることも、マッサージを頼んでいることも知らない。
もしも男にバレたら嫌われるとわかっているから。
「昨日、俺は予定に無かったが、今から家に来てくれないかと彼女に頼んだ。彼氏とのデート中だってわかっていながらな。もちろん断られた、彼氏とのデートをすっぽかして俺の家に来るわけにはいかないからな」
「今の彼女の優先事項が彼氏だからですね」
だが、
「彼女にとって一番大切な彼氏への媚びを売ることよりも、浮気相手の男がくれる快楽に走ったら──その時にようやく、心も体も完璧に寝取ったって言えるんじゃないか?」