お前らの好きな女、俺が全員堕としてやるよ ~パートナー以外との性行為が法律で禁止された世界だなんて関係ない、俺は好きに寝取って楽しむだけだ~ 作:柊咲
※三人目のターゲット
石破大学に通う二年生。
家族構成は父と母と三奈の三人家族。
父と母は小さな工場を営む。
経営状況はそこまで良くはなく、いつ倒産してもおかしくなかった。
それでも今日まで続けてきたのは、他に行き場のない従業員がいる為、なんとか踏ん張っている状況。
三奈は大学進学と共に上京。
大学にて、
三奈の両親の営む工場は、石嶋グループと呼ばれる大企業から融資を受けていた。
この融資が断ち切られると工場はあっという間に倒産する。
そのことを知った石嶋から、工場への融資をネタに恋人(セフレ)になるよう脅され、従うことに。
容姿は快活な雰囲気のある茶色のポニーテール。
学生時代はテニス部ということもあって、健康的な体型。
大学でつるんでいる連中が派手で騒がしい者が多いが、三奈自身は誰にでも優しいことから、大学でのファンも多い。
依頼人は大学の学友で、寝取るだけでなく石嶋と別れさせてほしいという要望。
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苦い、臭い、感触が気持ち悪い……。
「渚さん、はい、ティッシュ」
お口一杯に射精された精液。
横目で差し出してくれた玄栖さんを見る。
「ん、くっ……ごっくん!」
嫌だ嫌だ、だけど喉を鳴らす。
玄栖さんが飲んでほしそうな、飲んだら喜んでくれると思ったから。
喉に濃い精液がひっかかる。
「けほっ、けほけほっ!」
「大丈夫?」
「す、すみません……でも、あ、あの、飲んじゃいました……えへへ」
そう伝えると、玄栖さんは頭を撫でてくれた。
「嬉しい。けど、無理しないでいいからね」
「無理なんて、そんな……。それよりその、私のフェラ……どうでしたか?」
「気持ち良かったよ。ただそれよりも、渚さんが頑張ってくれたのが嬉しかったかな」
「あ……。えへへ、良かったです」
嬉しい、嬉しい、嬉しい。
褒められたのが、喜んでくれたのが、嬉しい。
「どうしよっか」
「え?」
「まだ完全には治まってないけど、満足はできたから。今日はこの辺で」
嫌だ、嫌だ、嫌だ。
もっとしたいもっとしたいもっとしたい。
「えっとその、で、でも、まだ完全には治まってないんですよね? 私はその、まだできるので……」
手を伸ばして玄栖さんの太股に触れる。
ビッチだとか思われたら嫌だけど、ここで終わりにしたくなかった。
「ならさ、一緒にシャワー浴びない?」
「え、シャワー、ですか……?」
「お互いに色々と濡れちゃったから。どうかな?」
「あ、そ、そう、ですね……濡れちゃいましたね。じゃあ、一緒に」
一緒?
一緒ってことは、お互いの裸を見せ合うってことだよね。
「じゃあ、用意と、あと飲み物もってくるから少し待ってて」
「あ、まっ、はい……」
裸で一緒にシャワーは……。
「あれ、これって浮気……?」
お仕事とか、マッサージとか、オプションとかであやふやになってたけど、やってることって浮気だよね。
あの人──風雅と形上だけど付き合ってるから。
え、あ、もし風雅にバレたら、私ってヤバいよね。
捕まる? そもそも、工場の融資だって。
「えっと、えっと……」
急に夢から覚めたような。
覚めたくなかったのに。
どうしたらいいかわからず、切っていたスマホの電源を入れる。
「あ……」
スマホに着信とメッセージが。
相手は風雅だった。
『おい、お前なにしてんだよ!』
『俺が誘ってんのに無視とかいい度胸だな!?』
『みんなで呑んでんだから、今すぐ来い! 来なかったらわかってんだろうな!?』
そんなメッセージがたくさん。
熱が一気に冷め、私は慌ててスカートを履いた。
「あ、あの、玄栖さん!」
「ん、どうかした?」
「私その、よ、用事ができて……実家のことで、ちょっと」
嘘を吐いたことへの罪悪感。
「そっか、わかったよ。車で送ろうか?」
「え、あっ、いえ大丈夫です、すみません、すみません」
玄栖さんの優しさと悪いことをしているって自覚があるから、無駄に謝っちゃう。
「わかったよ。じゃあ、水だけ持って行って」
「あ、ありがとう、ございます……それじゃあ、すみません」
急いで部屋を出る。
小走りのまま風雅に連絡して、急いで風雅のいるとこへ。
貰ったお水で口内をゆすぎ、汗と精液の匂いを取る為に香水を吹きかける。
「大丈夫、大丈夫……絶対、バレないから」
電車に乗って移動すると、周囲の視線が気になった。
誰かが玄栖さんと浮気していることに気付いて通報しないか、それが怖かった。
有り得ないことなのに、一度でも不安になるとずっと不安になる。
なんとか待ち合わせ場所に着いた。
そこには風雅だけでなく、大学の友達が数人いた。
「ご、ごめん、遅れて……」
カラオケ店の個室へ謝りながら入ると、風雅が舌打ちした。
「お前さあ、何処で何してたんだよ?」
「え……」
「今日バイトの日じゃなかったよな?」
「えっと、その」
「何処で、何してたんだって聞いてんだよ!」