※一人目のターゲット
元大人気AV女優。
当時は清純派AV女優として活躍していた彼女。
一緒に仕事をした男優が撮影を終えたあと、必ず「まだしたかった」と語るほど魅力的で、多くの年代から人気を得ていた。
けれど24才の頃に突如として引退。
その後、資産家であった柏原源蔵の愛人として生きてきた彼女は、40才も離れた源蔵と30才の頃に結婚した。
結婚したとはいえ愛人の延長線上のようなもので、源蔵とは別に若いセフレが数人いた。
だが結婚して数か月後、女性総理大臣の誕生によって生まれた法律によって浮気や不倫が厳しく禁止されたことで異性との性行為を禁止された。
彼女に魅了された男たちも法に触れることを恐れあっという間に離れていき、手元にあるのは裕福な生活と枯れて老いた夫だけ。
女の幸せを求めて離婚することも考えたが、歳を重ねるごとに女としての幸せを諦めて平穏な生活を送ることに。
子供はなし。
最後にした性行為は3、4年ほど前。
現在は清純派からおっとり系のエロい人妻となった。
現役時代の頃から彼女のフェラとパイズリは人気で、一度されたら最後の一滴まで搾り取られるんじゃないかと言われていた……。
細身の筋肉質な男性に弱く、Мっ気があり、若い男に強引に迫られることを好む。
性欲が強く、かなり欲求不満で、毎日欠かさずオナニーをして自分を慰めている。
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「スッキリ、できましたか……?」
「どうだと思います?」
射精したばかりの肉棒は、まだ佐代子さんの目の前で硬さを持ちながら屹立していた。
「まだ、こんなに大きい……っ♡」
「スッキリするには、まだ三、四回はしないと無理そうです」
「そ、そんなに……若いって、凄いですね~♡」
肉棒を愛おしそうに見つめる佐代子さんの表情は、この後の展開を期待しているようだった。
「だけど、今日はこれで帰りますね」
「え……」
パンツとズボンを履いて、ポロシャツを着る。
お預け状態の佐代子さんは捨てられた子犬のような顔で俺を見つめる。
「旦那さんから連絡があって、もうすぐ帰ってくるそうですよ」
「え、あっ……」
「俺は介抱してもらっただけのつもりでしたが──他の人がこの状況を見たら、どう思うかわかりませんから」
「……」
勢いや雰囲気に飲まれて薄れていた不貞行為をしたという感覚。
それをはっきりと意識付けさせると、さっきまで幸せそうな佐代子さんの表情から一変、どうしようどうしようという慌てふためく表情に変わった。
あのまま続きをしても良かったが、それだと視聴者も楽しめないだろ。
はっきりと罪の意識を自覚させてから……それでも自分からしたいと思わせないと。
コンテンツ云々はどうでもいいが、俺もそっちの方が興奮する。
「佐代子さん、また明日……お昼ご飯を食べに来ていいですか?」
「えっ、明日ですか……?」
「はい」
「で、でも、あの人が家にいるかも……」
「じゃあ、連絡先を教えるので、もし良かったら連絡ください」
肩を抱き寄せながら彼女に連絡先を教える。
欲求不満な身体は抱き寄せただけで敏感に反応する。
肩から胸に手を移動させると、佐代子さんはスマホを操作しながら甘い声を漏らす。
「あっ、はぁ……ダメ、玄栖さん、そこ……ああんっ♡」
「名字は俺を捨てた両親のものなので、佐代子さんには名前で呼んでほしいです」
「あ……雄吾、さん♡ あんっ……強く、揉まないでっ♡」
「明日、待ってますね」
さっき意識付けしたのに、もうすっかり性欲に飲まれた顔に戻ってしまった。
まあいいか、はっきり自覚するのは旦那が帰ってからで。
唇を重ねてキスをすると、佐代子さんは受け入れ舌を絡ませる。
「あ、むっ……ちゅ、あっ……はあ、んんっ♡」
濃厚なキスはより彼女の欲求不満を激化させるだけなのに止められないようだ。
離れようとする舌先に唾液の橋を作りながら体を離すと、俺は玄関へと向かう。
「それじゃあ、また……」
「は、はい……またね、雄吾さん♡」
ドアが閉まるまで、彼女は顔を火照らせたまま小さく手を振り続けた。
少女よりも少女になった彼女と別れ、自室に戻ると、すぐにあいつから電話がかかってきた。
『あっ、もしもーし!』
「ああ」
『いやー、おみごとでした!』
上機嫌な男の声なんて聞きたくないのだが。
『お陰様で多くの出資者様にご満足していただき、な、ななな、なんと! どんどん出資したいと言っていただける方が増えているんです!』
「そうか、それは良かったな」
『はい! ですが、どうして途中で止めてしまったんですか? 旦那から今から帰るなんて連絡、来てなかったですよね?』
「ああ、あれか。先延ばしにした方があの女も出資者とやらも期待度が上げるだろ?」
『なるほどー、焦らしたってことですか。さすが、役者ですねー。お陰様で続きが早く見たいのコメントでいっぱいですよ』
「お前に褒められても嬉しくないんだが。それより旦那に長い旅行にでも行くよう伝えておいてくれ」
『はい、そう言うと思って既に連絡しておきました。どうです、いい相棒っぷりじゃないですかあ、僕?』
「……」
なんでこいつ、今日はこんなにめんどくさいテンションなんだ?
「もう疲れたから電話切っていいか?」
『えー、もっとお話というか、感想とか聞きたかったんですけどー』
「知らん」
『ざんねん……あっ、そういえば玄栖さんの取り分の報酬を振込済みなので、確認してみてくださいね。それではー、あっ、雄吾さん、また♡』
「お前なあッ! って、取り分? 報酬? おい……って、もう切りやがった」
そういえば、最初に話した時もそんなこと言っていたか。
だが一人のターゲットを完全に終わらせてから報酬を貰えると思っていたが……。
とりあえずスマホのアプリから確認してみた。
「……まじか」
まだフェラさせただけなのに、地下闘技場のファイトマネーと同じ数千万の金が振り込まれていた。
フェラさせるのと死闘を繰り広げるのが同等とか。
「なんだか複雑だな……」