※この作品はR-18です。

TS男子大学生の受難 〜メス堕ちしても、君が好き〜   作:キツネリス

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ここから再び濡れ場に入っていきます。例の如く、またしばらく黙ります。


第十四章『融けてゆく境界』

 彼の腕の中で大泣きしてからしばらく経った後、私は夏樹くんを自分の部屋の中へと招き入れた。私たちは部屋に置いてあるベッドに隣り合って腰かけて休むと、夏樹くんは私の気分が落ち着くまでの間ずっと私の手を握ってくれたり、背中をさすってくれたりと絶えず労ってくれた。おかげでしばらくするとようやく涙も止まり、声が震えるのも収まりつつあったのだけど……そんな、折ふと彼が口を開いた。

 

「その……先輩さえ良かったらなんですけど……オ……あたしのこと、あらためて……ちゃんと、抱いて欲しいなって……」

 

 私はその言葉にビックリしてしまった。それってつまり……?私が驚きのあまり夏樹くんの方を恐る恐る見ると、彼はなんだかもじもじとしている様子で、顔もほんのりと赤らんでいるのが分かる。

 

「な、夏樹、くん……?」

 

 抱いて欲しい……とは、つまり、恐らくはそういうこと(セックスの誘い)で。唐突に感じられたその言葉に私が戸惑いうろたえていると、夏樹くんもまたこちらの方へと視線を向けてくる。そして私の方へと身体を傾けたかと思うと、私の口元に少しずつ唇を寄せて迫ってきたではないか。

 

「せんぱい……♡」

「な、なつきく、んん……っ」

 そのままさらに距離を詰めてくる彼。私は戸惑いながらもそれを受け入れて、そして互いに唇を重ね合わせた。どちらからともなく唇をついばみ、吸い付き、そしていつしか舌を絡めて求め合う。彼とこうしてキスしていると次第に抱きついて甘えたいという気持ちが強くなってきて、彼の腰に手を伸ばしていく。もう少しで彼に抱きつこうとしていた……そのとき。

 

「ん、ん……っ!?♡」

 不意に生じた快感に驚くあまりつい喉を鳴らしてしまった。なでなで……さわさわ……柔らかな手つきで着衣越しに撫でられる私のペニス。大泣きして感情が乱高下したせいで一旦は萎え縮んでいたモノが、彼の愛撫で再びその太さを増していき大きくなっていく。

 

「ふふ……また大きくなってきましたね……せんぱいの、おちんちん……♡」

「ま、まって夏樹く、あ、ああ…っ♡」

 彼がからかってくるその声色に耳をくすぐられ、そして着衣越しにペニスを撫でられるたびに淡い快感が生じて、私は次第にうっとりとしてきてしまう。

 夏樹くんはなおも私の方へとその豊かな乳房を二の腕に押しつけるほどに身を寄せてきて、私の耳元でその声を妖艶に響かせながら囁いてくる。

 

「本当のこと言うと……今朝からずっと……せんぱいのコレが欲しくて、お腹の奥が疼いていたんです……♡」

 突然とんでもないカミングアウトをしてきた彼に私は急激に興奮が高ぶってしまう。それはつまり、今日この日ついさっきに至るまで、彼はずっと……私のモノを欲しがっていたということに……?いや、それよりも……。

 

「え、えと、その……お、男の子と、女の子、使い分けるの……あ、あんまり、良くないと思うな……」

 正直を言えば、彼がわざとらしく女の子のように振る舞うのは……なんというか、私にとって非常に都合が悪いというか……恥ずかしい話、お……おちんちんが……むずむずとしてきてしまって困ってしまう。私はしどろもどろになりながら言葉を返すものの、どうしても気恥ずかしさを隠しきれずに夏樹くんから顔を背けてしまう。

 

「ふふ……恥ずかしがってるせんぱい、かわいい……♡」

「や、あ、んん…っ!♡」

 しかしながら彼は私の様子を見て不敵に笑ったかと思うと、突然私の穿いてるパンツの中へとその手を滑り込ませてきたのだ。彼の細くてすべすべした指先がパンツの下、続けてショーツの下へと潜り込んできて、そして気がつけば私は彼にペニスを直接撫でさすられていたのだ。

 

「な、なつき、くん……っ♡だ、だめだよ、そんな急に……っ♡」

 しっとりとしていて滑らかな手のひらで局部を撫で回される快感はとても心地よくて、私はつい甘ったるい声を漏らしながら形ばかりの制止の言葉を吐いてしまう。

 

「ふぅん……せんぱいのココは、もっとしてほしそうですけど……?♡」

 彼はいとも容易く私の本音を見抜いてくる。そうだ……少なくともこの身体は彼の愛撫をとても悦んでしまっている。頭の中ではどんなに理性を働かせようとしても、この身体は言うことをきいてくれない。撫でさすられて、扱かれて、そのたびにビクビク脈打って感じてしまうのだ。

 

「ねえ……おちんちん見せてほしいな……♡」

「はぁ、はぁ、や、で、でも、恥ずかしいよ……んっ♡」

 彼はなおも私のペニスを愛撫し続けながらさらに恥ずかしい要求をしてくる。私は恥じらうあまりそのお願いを渋ってしまった。今さら恥ずかしいも何もないとは自分でも思うのだけど、それでも抱えてしまった気持ちというものにそうそう嘘はつくことができない。

 

 

 

「…………もう、仕方のないせんぱいですね……♡」

「う、ううー……」

 私が彼の言葉に対して依然として渋ってしまっていると、彼はそんなことを言いながらちゅ…っと頬にキスしてきつつその手を引っ込めた。夏樹くんのからかうような物言いに私が顔を赤らめながら俯いてしまっていると、その横で不意に夏樹くんが急に立ち上がった。私は何事かと思い彼の方を見ると、彼はそのまま数歩前へと進み出る。

 

「見ててねせんぱい……よそ見しちゃ駄目ですよ?」

 

 彼は私に背を向けたまま首だけ横に振り向くとそう一言だけ呟いた後また前へと向き直った。そしてその言葉に私が彼の方へと視線を向けた……次の瞬間、彼はおもむろに着ていた服を脱ぎ始めたのだ。

 

「な、夏樹く……っ!?」

 私は驚き声を発しかけたものの、途中で目の当たりにした光景に思わず息を呑んでしまう。

 彼はまず羽織っていたシャツを脱ぎ始めた。袖から腕が抜かれてシャツが床にめがけてずり落ちていくと、まずうなじ周りがあらわになっていく。続けざまにタンクトップに包まれた背中が、そして肩から伸びる腕のラインが順々に私の視界にさらされていく。

 次に彼はタンクトップに手をかけた。前側をめくり上げるようにして布地がまくれていくと、彼の透き通るような白い素肌が徐々にさらけ出されていく。そして彼の脇の隙間からは、大きくて横に少しはみ出た乳房すら覗き見ることができてしまう。

 私は突如として始まった夏樹くんの脱衣ショーから目が離せずにいた。さらけ出された透き通るような柔肌は見ているだけで胸がドキドキとしてしまう。こんな風に女性の後ろ姿を、それもほぼ同年代のしかも下着すら身に着けていない素肌をさらしたところを見たことなんて今まで一度もなかっただけに、今この瞬間がとても新鮮かつ刺激的で私は彼の後ろ姿に釘付けになってしまう。

 しかしながらこのショーはまだここで終わりではなかった。いつも彼が着ていただぶだぶのズボン……今度はおもむろにそれを脱ぎはじめたのだ。彼は裾に両手をかけると、ゆっくりとズボンを下ろしていく。そうすると当然彼の穿いている下着があらわになるのだが……。

 

 

 

 次の瞬間、私の目は驚きのあまり見開かれてしまう。

 

 

 

「な、夏樹くん、そ、その、その下着って……!?」

 

 彼の臀部を包んでいたのは……薄桃色のショーツだ。少し大きめのお尻を包むその下着は簡素な作りながら細部に可愛らしい装飾が施されており、直前までの男性的な装いとは真逆の女の子らしいデザインのそのショーツが夏樹くんを一気により女性らしく印象付けてきたのだ。

 

「知ってます先輩?今どきのコンビニって、緊急時用の替えの下着なんてのも売ってるんですよ」

 戸惑う私の考えていることを察したのか、夏樹くんがそうやって教えてくれた。なんでもここに来る途中で買って着替えたらしい……のだけど、このとき私は話が耳に入ってくる気がしなかった。

 私の目の前で、1人の女の子が、その柔肌のほぼ全てをさらけ出している……。白く透き通るような素肌。触れればとても柔らかそうで、思わず手を伸ばしたくなるほどに魅惑的な肌艶。スタイルも良くて、くびれた腰とほどよく大きくて丸みを帯びたお尻とのコントラストがとてもセクシーで……私は彼女の後ろ姿にすっかり見惚れてしまっていた。

 

 私が夏樹くんに見とれていると、ゆっくりと彼女がこちらの方へと振り返ってくる。そして私の方を向いた彼女は、片腕を胸元へと当ててそこだけを隠した姿で私を見つめてきていた。はにかむ笑顔を浮かべながら頬を赤らめこちらをじっと見つめてくる夏樹くんの姿から私は依然目が離せなかった。

 夏樹くんの裸はとっても綺麗で……大きく膨らんだ胸がまた魅力的でたまらなかった。ふとももなんかもほどよくむっちりとしているのが健康的で、眩しくて……。

 

 

 

「せんぱい……なんだか目つきがえっちですよ……?♡」

「えっ、あ、いや、あの……ご、ごめんなさい……」

 不意に彼にからかわれてつい謝りながらしゅんとしてしまった。思わず視線をさっと下に下げた後、遠慮がちにおずおずとまた彼の方を見ると……夏樹くんはやっぱりまたはにかみながら私の方をじっと見ていた。

 ふと夏樹くんがまた私のそばへと戻ってくる。ピンク色のショーツだけを残してその素肌をほとんどさらしてしまった彼女が再び迫ってくるのに私は思わずどぎまぎとして、そわそわと少し落ち着きがなくなってしまう。すると夏樹くんはそんな私の前に膝立ちの姿勢になってこちらを見つめてきながら口を開いた。

 

「ほら、今度は先輩の番ですよ?……さ、立って」

 彼はそう言うと私の手を取った。促されるまま私は恥ずかしながらに立ち上がる。すると、私のお腹の前くらいに彼の顔が来る形になる。そして……次の瞬間なんと、夏樹くんは私の穿いているパンツに手をかけたのだ。

 

「な、なつきく、ち、ちょっと待って」

「だーめ、待ちません……♡」

 慌てふためく私をよそに、夏樹くんはゆっくり私の穿いているパンツを下ろしていった。私はそのまま脱がされ、やがて彼女の眼前にショーツに包まれたペニスが顔を覗かせていく。およそ斜めに無理やり押さえつけるような形でショーツに包まれていたペニスは既に勃起しきっており、今にもはみ出てしまいそうになっている。

 

「せんぱいのおちんちん苦しそう……今楽にしてあげますね……♡」

 夏樹くんがさらにそう囁きながら私の穿いているショーツをずり下げようと指先をかけた。

 

「ま、待って、やっぱり恥ずかしいよっ…!」

「いいから、早くおちんちん見せてくださいよぉ♡」

 私は急に怖気づいてしまって彼女の手を止めようとしてショーツを押さえようとした。しかしながら夏樹くんはそんな私の咄嗟の動きに対して抵抗するようにそのまま無理やりショーツをずり下げようとしてくる。

 やがて抵抗虚しく、この頼りない薄布は彼女の手により下ろされていき、すると……。

 

 

 

「ひゃっ!?♡」

 ぶるんっ……!と、ショーツに無理矢理押さえつけられていたペニスが跳ね上がり、上を向いて屹立してしまった。勢いよく跳ね上がったペニスはその勢いのまま前へと飛び出て夏樹くんの頬にべちっと当たってしまう。恐らく想定外の勢いだったのだろう、夏樹くんの口から驚きのあまり甲高い声が漏れ出てしまっていた。

 

「ご、ごめん夏樹くんっ……だ、大丈夫?」

 私はつい今の出来事について謝った。しかしながら夏樹くんはつい今しがた見せた驚きの表情のまま、じっと私のペニスを見つめて動かないでいる。よく見ると何やら息遣いも少し荒くなりつつあるようで、その様子を若干の不安に駆られながら見つめていると……不意に彼が私のペニスに指先を絡めながら握り締めてきたのだ。

 

「……はぁ、はぁ、せんぱぁい……♡」

「な、夏樹く……あ、はぅ……っ♡」

 私は思わず喘ぎ声を漏らしてしまった。彼のすべすべしたてのひらと指先に包みこまれる感覚はやっぱり気持ち良くて、このスキンシップひとつで私はあっさりと心を奪われてしまいそうになる。

 

「さっき触ったときも思いましたけど……せんぱいのおちんちん、ホントに大きいですよねぇ……ん……♡」

「ひゃっ……!♡あ、ああ…っ♡はぁ……はぁ……♡」

 ゆったりと竿を扱き始めながら囁いてくる夏樹くんは、言い終わり際不意に私のペニスの裏筋にぬろぉ…っと舌を這わせて舐め上げてきた。その瞬間甘く痺れるような快感が先端に走って、私はまた喘ぎ声を漏らしてしまう。その後彼はゆっくりとしたペースで同じ部位を何度も舐め上げ、そして時折鈴口の辺りにキスして軽く吸い付いてきたりもした。

 

 夏樹くんが……彼が、私のペニスを……ふ、フェラしてる……!ついこの間まで男の子だった彼にペニスをフェラチオさせてしまっているという事実に私は大きな背徳感を覚えた。申し訳なさと罪悪感もまだ少し残っていたのだけれど……彼が私の弱いところや感じやすい箇所を的確に責めてくるおかげで私は夏樹くんの愛情を密に感じることができて段々と幸福感に包まれていき、次第にペニスを愛撫される快感にうっとりとしつつあった。

 

「んん……♡ひもちいいれふかぁ、ひぇんぱい(きもちいいですかぁ、せんぱい)……ん、ん……っ♡」

 夏樹くんがなおも裏筋に舌を這わせて舐めながら囁いてくる。その顔に恍惚の表情を浮かべてペニスに舌を伸ばす様子はあまりにもいやらしくて、こんなにも積極的に奉仕してくれる彼に私はますます夢中になり、胸の内に肉欲を募らせていってしまう。

 

「んああー……んむ……っ♡……ん……んっ、んっ……んむうぅ……っ♡」

 夏樹くんはなおも積極的に私に奉仕してくれる。大きな口を開けたかと思うと私のペニスにむしゃぶりついて亀頭を咥内いっぱいに含んだ後、口の中で舌を裏筋に這わせていやらしくしゃぶりたてていく。唇をすぼめて熱心に吸い付いてくる様子がまたたまらなくエロティックで、私は彼の顔がもっとよく見たくて自分の乳房を両手で押さえるほどにまで夢中になっていた。

 

「んっ♡んんっ♡はぁっ、はぁっ♡な、なつきくんのおくち、きもちいいよ…っ♡」

 彼にフェラチオされる快感は次第に私の理性をも蕩けさせてゆく。それは一心不乱に私のペニスにむしゃぶりつく彼の方も同じみたいで、しばらくすると私のペニスが次第に彼の喉奥近くにまで飲み込まれるほどにそのフェラチオは激しさを増していく。

 彼の咥内でにゅるにゅると亀頭を責め立てられて、すぼめられた唇にカリ首が擦れて、舌が裏筋に這わされて、それらの動きのどれもがペニス全体に甘く痺れる快感をもたらしてくる。

 

 ペニスを弄られ続ける私と、弄び続ける彼。私たちはお互いにこの淫らな交わりに夢中になりつつあった。

 

 

 

 私の心はそれまで無数の鎖で縛り付けられていた。それは自分を抑えつけるため、はたまた他者を傷つけないため、そして自分が傷つかないため……これまでそれらの鎖を外すことは自分を含めて誰にも出来なかったし、外そうという気になることも一切無かった。無意識のうちに諦めてしまっていたのだ。

 

 でも……その無数の鎖を今、夏樹くんが外そうとしてくれている。私を縛る鎖から、その鎖を繋ぎ止める錠前を外すことで、一本一本……優しく解き放とうとしてくれている。私を抑圧し続けていたものたちが、一つずつ……彼の手で取り除かれていく。

 

 

 

 

 

……もう、甘えて……良いんだよね……?……夏樹くん……

 

 

 

 

 

 私は彼という存在に安らぎと安心を覚えるようになり、いつしかまるで子供のように彼に想いを寄せていくようになっていた。そして……そんな私を、彼が優しく抱き寄せて、最愛の人を愛でるかのように頭を撫でてくれているような……夢のような光景を思い浮かべるほどにまでなっていたのだ。

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