魔女に敗北した男勇者は性転換させられる~勇者リュルケはメス堕ちしました。そのうえ、魔女の下僕として手足のように使われます~ 作:nene2012
ロザミアも外に出て2人の稽古を見学している。俺とディアーネも彼女の存在など気にならない様子で相対していた。
彼女の攻撃方法は蝶のように舞い蜂のように刺すのが得意な戦法だ。
以前の稽古の時、その攻撃の餌食になった俺は防戦一方になって最終的には負けたのだ……。
(とにかく、今はこの体で動きに慣れる事が先決だ……)
そう思いながらディアーネと相対する。すると彼女はチラッとロザミアの方を見たのだ。
「今のリュルケだったら一方的に私が勝つかも?」
そう言ってニヤリと笑みを浮かべる。俺はムッとしながらも彼女の動きに注意を払う。
「一瞬で終わらせてやるわ……」
ディアーネはそう言い一気に間合いを詰めて来て、そのまま目にも留まらぬ速さで突いて来た!
「くっ! 」
俺はその攻撃を何とか紙一重で避けると、よろめき反対に彼女は体勢を崩すことなくすぐに追撃してくる。
「ほら! 隙あり!」
そう言い鋭い突きを繰り出し俺は反応出来ず、彼女の突きが胸の前で止まったのであった。
「はっ!? や……やられた……」
「あはっ……まだまだね……」
ディアーネは余裕の表情で俺を見下していた。しかし、俺はこの短時間で彼女の攻撃パターンや自分の体の使い方がある程度わかったのである。
(よし! 次ならいけるか!?)
「もう1回頼む!」
そう言って再び剣を構えた。ディアーネも少し驚きつつも返事をする。
「ふ~~ん、勝つ見込みがあるの?」
そして俺達は稽古を再開したのである。何度も何度も打ち合っては隙を窺い、また打ち合いの繰り返しだった。
俺は自分の力を確かめつつディアーネの攻撃を避けたり受け流したりして反撃の機会を窺う。しかし、彼女の攻撃は素早くて中々隙が出来ない。
終いには、こちらが反撃の一撃を振るう前に俺の首元に彼女の剣が突き付けられていた……。
「はぁ……はぁ……」
俺は息を切らせながらディアーネを見据える。彼女はまだまだ余裕の表情で俺を小馬鹿にするように言ったのである。
「うふふ、まだやるつもり?」
その言葉にカチ―ンときたが怒りを抑えつつ何とか言い返す。
「当たり前だ! もう1回だ!」
その言葉にディアーネは肩を竦めながら呆れていた。しかし、すぐに真剣な表情に変わり剣を俺に向けると気合いの入った声で叫んだのである!
「いいわよ! 掛かってきなさい!」
そして俺達は再び剣を交えたのだった……。
一方、ロザミアは俺達の稽古を見学しながら考えていた。
(2人共、気合が入ってるな……)
2人の剣捌きに感心していたのだが、ふとある疑問が浮かんだのだ。
(何で、そんなにムキになって稽古をつけて貰うんだろ……?)
彼女が見つめる中、俺とディアーネは再び剣で激しくぶつかり合う音が暫く響いていたのである……。
「はあ~~っ……はぁ……はぁ……」
「はぁ……はぁ……最初の頃より、動きが良くなってきたじゃない……」
稽古を終えディアーネも汗だくになり息も切らして言うと俺達は地面にへたり込んで喋っていた。
俺は肩で息をしながらも何とか立ち上がり、ディアーネに礼を言ったのである。
「稽古をつけてくれて、恩に着るよ」
「あはっ、どういたしまして!」
彼女はそう言ってニッコリと笑みを浮かべたのだ。そして、俺達はロザミアの方に向かって歩いて行った。
すると、彼女は俺の様子を見て笑みを浮かべて言ったのである。
「本当に熱心ですね……リュルケの剣の腕も前のように戻ってきたと思います」
その言葉に俺は胸を張り自信に満ちた顔で答えたのだ。
「まあな! この体の戦い方も大体わかったし、あとは実戦を積んでいけば何とかなるさ……」
しかし、ロザミアは心配そうな顔をして俺に言ったのである。
「でも、本当に気を付けて下さいね? もしリュルケに何かあったら……」
彼女は心配そうに俺を見つめていたのだ。その心遣いに嬉しくなり彼女に微笑んで答えたのである。
「ああ、わかってるって! それよりロザミアも稽古をつけるか?」
「わ……私は結構です!」
そう言って慌てて拒否するロザミアを見て俺は心が和んだのである。
そうしている間に外は既に夕方になっていた。
剣の稽古で俺とディアーネは疲れたのと汗をかいたので、3人で屋敷に戻ったのだ。
そして、夕食を食べに疲れた体で食堂に向かうとモイラが俺達に向かって言ってきたのである。
「さあ、明日出発だから食べたら風呂に入って今日は早く寝なさい」
そう言いつつ食堂を出て行ったのだ。食事を終えると皆で浴場に向かったのだ……。
そして、服を脱ぐと稽古で掻いた汗を落とす為、ゆっくりと湯船に浸かっているとディアーネが話し掛けてきたのだ。
「ねえ、今日は一緒に寝る?」
彼女は妖艶な顔で、そう言い俺の肩を抱いてくる。そんな様子に俺は呆れながら言ったのである。
「おいおい、明日は世界樹に出発するんだぞ……」
俺が断ると彼女は不貞腐れた顔で言ったのだ。
「え~~っ! じゃあ、これをどうにかしてよ!」
湯船から立ち上がるとギンギンになった男性器を見せつけて言ったのだ。
「お……おい! なんで勃起させているんだよ!」
「これは……その……疲れマラというやつじゃないの……?」
「まあ……俺も男だった時は時々、疲れたらそんな状態になった事はあるけどさ……」
するとディアーネは恥ずかしくなり再び湯船に浸かり俺をジロッと睨みつけている。その様子に俺は額から冷や汗を流し苦笑していたのである。
「わ……わかったよ……あとで部屋に行くから……」
その言葉にロザミアが即座に反応し不満を漏らして言う。
「ディアーネ! 2人で気持ち良くなるのは駄目です! 私も一緒に部屋に行きます!」
そして、彼女は風呂の中で俺の腕を取り胸に押し付けてきたのだ。
(ロザミア……本当はお前もシタいだけなんだろ……)
俺は心の中で彼女達に呆れながら溜め息を吐いたのだった……。
風呂から上がった俺達は、一旦部屋に戻り寝衣に着替えてディアーネの部屋で合流したのである。
そして、彼女の部屋に行くと扉に鍵を掛け3人だけの空間を作り出したのだった。
すると、ディアーネがベッドに横になり俺に向かって手招きをする。俺は彼女の横に寝そべるとロザミアも俺の隣に来て寝転び3人で抱き合ったのであった……。