魔女に敗北した男勇者は性転換させられる~勇者リュルケはメス堕ちしました。そのうえ、魔女の下僕として手足のように使われます~ 作:nene2012
「はぁ……うふぅ……」
「あうっ……あふぅ……」
古エルフの親子のお掃除フェラが終わり、魔女が綺麗になったのを確認すると2人の口から肉棒を離し親子に顔を近付け耳元で囁く。
「綺麗になったわね……さあ、綺麗にした後は約束通り世界樹の樹液を頂戴……」
母娘は魔女の言葉通り目を虚ろにさせながら小さく頷いたのである。それを見たモイラはほくそ笑むと2人に命令する。
「さあ、樹液を私に差し出しなさい! さあ……早く着替えて用意して!」
「わ……わかりました」
「は……はい……」
親子は小さく返事をすると、素早く着替えるのであった。
2人が着替えを終え部屋を出て階段を降りると祭壇の間に出て、魔女を待ちわびる勇者と女剣士、女魔法使いが待っていたのである。
ついでに、ダークエルフ達も縄で縛られ大人しくしていたのである。
「終わったか……これから世界樹の樹液を採るんだな?」
俺がそう聞くと、魔女はニヤリと笑い答える。
「ええ、これから世界樹の樹液を貰うから貴方達も付いて来なさい」
「わかった……じゃあ、行こうか」
そう答えると、ディアーネ、ロザミアも頷く。そして俺達は祭壇の間にある樹液の採取場へと向かうのであった……。
祭壇の間の奥には樹液を採取する為の樹液採取場が設けてあり、部屋中に甘ったるい匂いが漂っていた。
「なんか……甘い匂いだな……」
俺が部屋に立ち入った時に思わず感想を言うと、魔女は自慢気に説明をするのである。
「世界樹の樹液は長命、健康、精力効果があるのよ。そして、病気や怪我を治す事も出来る凄い薬なのよ!」
「へえ……万能薬みたいなものか……」
感心しながら呟くと魔女は頷き説明を続けるのである。
「そうよ! さあ、世界樹の樹液を約束通り貰うわよ! 瓶に入れて頂戴!」
魔女がそう言うと古エルフの母子は瓶を用意し黄金色の樹液を汲み取る。
どうやら祭壇の間にある世界樹の内側の樹皮から樹液が染み出ているようであった。
「これで、目的の品が2つ手に入ったわ……」
モイラは小瓶に入った金色の樹液を見ると、満面の笑みを浮かべて喜びを露にする。その笑みを見て俺は少し寒気を感じたのだった……。
金色の樹液が入った瓶をローブの懐にしまうと、俺達の方に顔を向け話し掛ける。
「じゃあ、樹液を手中にしたので帰りましょう……」
「そうか……これで目的を終えたな……」
俺がそう言うと、ロザミアとディアーネも頷く。だが、親子達は何か不安そうな顔をしていたのである。
「ん? どうしたのか?」
怪訝な顔をして聞くと、ダリアが重い口を開き応える。
「はい……まだ、この森には木々を枯らす虫がいます。私達だけでは退治できません……どうか手伝って下さい……」
「虫? ああ……ダークエルフ達が森に放った虫の事か?」
「はい……そうです」
俺の問いにダリアは肯定する。そして、どうするのかモイラの顔を窺ったのである。
「確かに……小さいし、空を飛ぶから捕獲するのは難しいわね……」
魔女は考え込んでしまう。その表情を見て次にダリアの困っている顔を見て即座に判断した。
「よしっ! 彼等の為に虫を退治して帰ろうぜ!」
古エルフの助力の訴えに快く俺がそう言うと、魔女もハッと我に返り俺の目を見て言ったのである。
「そうね……じゃあ、退治して帰りましょう!」
そして、俺達は世界樹を荒らす虫を駆除する為にダークエルフ達が侵入してきた入り口近くに入っていく。その後ろをディアーネとロザミアも付いて行くのであった。
因みにダークエルフ達も一緒に縛られたまま引っ張って行くのであった。
ダークエルフ達が侵入してきた辺りまで来ると、魔女によって幻術に掛けられた傭兵崩れ達は既におらず他の古エルフ達も居なくなっていた。
麻痺から回復した彼等が傭兵崩れ達を強制的に牢等に連行したのだろう。
「ここに、こいつ等が放った虫がいるのね?」
魔女はダークエルフ達を指差した後、ダリアに質問すると彼女は頷き答える。
「はい……そうです」
「それじゃあ、駆除しちゃいましょう!」
そう言うと魔女は辺りを見渡し何かを探し回り始めた。
周りの木々は枯れて死滅したかのようであった。樹木は茶色く枯れており、幹が穴だらけの状態であったのだ。
枯れていない木々には小さい黒い虫がたかっていて、穴を開け幹を食い荒らしている。
「う~~ん……数が多すぎるわね……」
魔女がそう呟くと、ダリアは申し訳なさそうに言う。
「はい……この森に放たれた虫は、数匹や数十匹ではないのです……」
「じゃあ、駆除するのは簡単にはいかないですね……」
ロザミアが思い悩みながら言うと魔女も考え込み始める。そして、何か思い付いたように口を開いたのだ。
「そうだ! いい方法があるわ!」
「いい方法ですか?」
ダリアが不思議そうに聞くと、モイラはニヤリと笑い答える。
「ええ……この虫を根絶やしにする良い方法があるの」
「どんな方法ですか?」
興味津々にロザミアが質問すると、魔女は皆を見渡し自慢気に胸を張って言う。
「ええ! 魔法で退治するの!」
「しかし、あまり派手な事はしないで下さいね……」
ダリアが少し釘をさすように言うと、モイラは少しムッとした表情になり言い返す。
「わかってるわよ、木を枯らさないで虫だけ駆逐するわ……じゃあ、始めるわよ!」
魔女は両手を天高く上げると、呪文を唱え始める。
「大気を冷気で満たせ! 辺り一面を凍えさせよ! 虫達よ氷結しろ!」
すると、周りの大気が急激に冷え出し、触れば凍り付きそうな白い霧が風と共に発生し始めたのだ。
「何か、凄く寒くない?」
「……寒いです」
ディアーネが体を震わせてそう言うと、ロザミアも体を震わせながら同意するように頷く。そして、魔女は更に呪文を唱え続けた。
「虫共よ氷漬けになり朽ち果てろ! 凍らせ全てを氷結させよ!」
すると、辺り一帯に白い霧が発生し始めると次第に濃くなっていき視界が遮られる。
その霧が木々に纏わり付く虫を凍らせていく。そして、虫達を覆うと段々と氷結していき完全に凍り付くのであった……。
「うわぁ……全部凍りついたぞ」
俺は寒さで体を小刻みに振るわせながらその光景を目の当たりにして驚愕した。全ての虫が凍り付き木から落ち絶命しているように見えたのである。
その隣で魔女は寒さにも平然として得意げに頷き答える。
「ふん! これで全滅ね!」
「凄い魔法ですね……今ので全て凍りついたのでしょうか?」
ロザミアも冷気に当てられ震えながら質問する。確かに周りを見渡すと、木にへばりついていた虫が全て氷漬けになっており全滅したように思われたのだ。
「確かに……虫達が凍って息絶えているようです……これで一安心ですね……」
ダリアも安心したようで胸を撫で下ろすと、魔女は徐に虫の死骸が付着した枝を折って観察する。
「さて、目的の虫は全て退治出来たわよ」
「ああ……これで帰れるな……」
俺がホッと胸を撫で下ろしていると、モイラは空間が歪んで人が入れる穴を凝視していた。
その穴はダークエルフが魔道具を使って結界に穴を生じさせたものである。
穴の先には黒曜石で出来た砂時計がポツンと置いてあり、唯の砂時計でないのが一目でわかる。
「どうやら……あの砂時計で結界を破り、穴を通り抜けて来たようね……」
モイラがそう説明すると、ターニア達を見て詰問する。
「あの砂時計を誰かから、借りて結界を破ったようね?」
魔女がターニア達を睨みながら言うと、彼女は悪びれる様子も見せずに答える。
「ああ……そうだ! でも、彼に頼まれたのだ……」
「彼?」
俺がそう聞き返すと、ターニアは頷く。そして、事の経緯を説明し始めたのであった……。