魔女に敗北した男勇者は性転換させられる~勇者リュルケはメス堕ちしました。そのうえ、魔女の下僕として手足のように使われます~ 作:nene2012
気絶したリュルケ一行は錬金術師アスタールの地下室に運び込まれる。
床に寝かされたディアーネ、ロザミアは意識を失っており、リュルケと魔女もまだ気を失っていたのである。
「さてと……この者達をどう扱うかな?」
彼はそう言うと助手達と共に小汚い墓守の老人と魔女を交互に見て薄笑いを浮かべていた……。
「そうだな……この老人は私の実験体になってもらおう……そして、魔女の方は別室で監禁しておけ」
アスタールはそう言うと助手達に命令し、老人を実験室に運び込む。
そして、老人を運んだあと魔女を別室へと彼の言いつけ通りに2人で運ぶのであった。
彼は助手達がてきぱきと仕事をする姿に満足な笑みを浮かべ笑う。
「ふははは……実に面白いモルモット達だ……暫くは楽しめそうだな……」
その笑い声は薄暗い地下室に不気味に響いたのであった……。
俺は暫く意識を失っていたが、ゆっくりと目を覚ますと辺りを見渡す。周りは薄暗く、傍にはディアーネ、ロザミアの姿が暗がりの中確認できた。
どうやら俺達は地下室の牢の床の上で寝かされていたようだ……。
「う……」
痛む頭を押さえながら立ち上がると辺りを見渡す。すると、魔女と墓守の老人の姿が見えないのを確認する。
2人の姿は見えず何処かに連れさられたのか分からなかった。
仕方なく、彼女達の傍まで近寄ると肩をさすりながら声をかける。
「おい……起きろ……ディアーネ、ロザミア……」
「う~~ん……」
「うう……」
2人はまだ意識が完全に戻っておらず、呻き声を上げる。だが、暫くするとディアーネは目を開きゆっくりと起き上がった。
「ここは……一体?」
「どうやら、地下室のようだ」
俺はそう言うと彼女の顔を見詰めるが薄暗いためか良く見えなかった。
「そうみたいね……でも、モイラと爺さんは?」
彼女はそう言って立ち上がると、2人の姿を探す様に辺りを見渡した。
「どこかに連れて行かれたみたいだ……」
肩を竦めて言うと、ロザミアも意識を取り戻した。
「……一体何が?」
「分からない……どうやら、俺達は意識を失い地下室の牢に監禁されたみたいだ……」
「確かに……頭が割れる様に痛くなって気を失ったみたいですね……」
彼女はそう言うと顔を歪めて、頭を押さえていた。そして、ディアーネも思い出したかのように手を打つと俺に尋ねてくる。
「あの錬金術師と助手達はどうしたの?」
「……俺達を閉じ込めた後は分からないな……」
俺が答えると、2人は悔しそうな顔をしていた。その時である……地下室の扉が開き誰かが入って来る気配がしたのだ。
「目が覚めたようね……」
聞き覚えのある声がして暗闇の中目を凝らすと、そこにはアスタールの助手の姿が薄っすらと見えたのである。
そして、2人は蝋燭の灯に照らされてその姿を現わした……。
黒髪の助手の方は鼻筋が通って切れ長の目をして綺麗な顔をしており、もう1人は髪の色は金髪で目がパッチリとして唇が厚く美しかった。
彼女達はどちらも髪の長さは肩までで、瞳は燃えるように赤かったのである。
肌は透き通るように白く、グラマーであるが自然の美というより作られた美のように思える……おおよそ人間ではあるまい。
「……お前達は人間なのか?」
俺が気になって聞くと、彼女達はニヤッとして口角を上げる。
「あら? 気が付いた?」
金髪の助手が言うと、ディアーネも黙ってはおられず2人に尋ねる。
「貴方達は何者なの?」
2人は顔を見合わせるとクスクスと笑い出す。その仕草に俺は苛立ちを感じたのだ。
「ふふ……私の名はジィよ……」
黒髪の方がそう答えると、金髪の方も続くように口を開く。
「私はアミーよ……」
どうやら、彼女達は自分達の名前を名乗ったようだが、俺の質問をはぐらかされた気がして助手達に再度質問する。
「お前達は何者なんだ?」
「ふふ……私達はアスタール様の忠実なる助手……そしてホムンクルスよ……」
金髪の助手がそう答えると、俺はその名称の意味が解らず質問する。
「ホムンクルスって?」
彼女達が答えるより先にロザミアが俺の質問に答える。
「ホムンクルスは錬金術を用いて作られた人造人間です……でも、私が知識で知っているホムンクルスは小人の様な背丈だと思っていましたが、彼女達は普通の人間とほとんど変わらない外見ですね……」
ロザミアがそう言うと、ジィと名乗った黒髪のホムンクルスは肩を竦めながら言う。
「ふふ……私達はアスタール様によって星界の雫を利用して造られた特別な人造人間よ……」
「星界の雫とは何なんだ?」
俺が思わず聞き返すと、金髪の方のアミーが代わりに答えた。
「ええ……私達の主人であるアスタール様が作り上げた万物に存在するエーテルをより純粋な物にろ過して濃縮する魔器具の事よ……」
「その星界の雫で君達を造り出したのか?」
ジィは髪の毛をかきあげてセクシーな仕草をし、ほくそ笑むと俺の質問に答えた。
「ふふ……そう……」
「魔女と老人は何処に監禁したんだ?」
俺が2人の行方を質問すると、アミーが入れ替えに答える。
「それはね……それぞれ、別の部屋に監禁されているわ」
「どちらも、アスタール様の実験体として活かしているの……ふふ……」
ジィも質問に答えると、口元に手を当ておかしそうに笑ったのである。今度はアミーが俺達に向かって言う。
「3人の中から、誰か1人を実験体の老人の被験者になって貰うわ……」
「被験者?」
俺が聞き返すと、アミーは頷き説明を始めた。
「ええ……アスタール様の実験で貴方達の中から1人だけ実験台になって貰うの」
「あの爺と一緒に実験台になる気はないっ!!」
ディアーネが強く拒否すると、ホムンクルス達は彼女が老人を気持ち悪がっている事を見抜きニヤニヤとしていた。
「ふふ……だから、あの老人の相手をする前に貴方達の裸を見せて……」
「貴方達の裸を精査して、誰にするか決めるわ……」
ジィとアミーがそう言うと、2人は俺達3人の体を舐め回すように見たのだ。
彼女達は恥ずかしさのあまり顔が真っ赤になっていたのだ。そして、ディアーネは顔を赤くしながらホムンクルス達に叫ぶ。
「ふざけないでっ!!」
「嫌です! 裸になんかなりたくないですっ!」
ロザミアも異議を唱え、2人はホムンクルス達の視線を拒むかのように服の上から手で胸や股間を押さえていた。
「ふふ……じゃあ、力づくで引ん剥きましょう……」
「そうね……そうしましょう」
ホムンクルス達がそう言い楽しそうに笑うと、俺は彼女達を睨み付けたのだった。
「ふざけるなっ! 誰が言う事を聞くか!!」
俺が怒りに任せて怒鳴ると、ジィが薄笑いを浮かべローブから結晶石を取り出すと、アミーも結晶石を取り出した。
そして、ジィとアミーは手に持つ結晶石を合わせると光が点滅し周期的なリズムで光っていたのだ。
「ふふ……貴方達は結晶石によって催眠状態に陥る……」
「ええ、これで私達の言いなりなるのよ……」
彼女達の説明通りに、光を見続けると段々と意識を失いそうになる。
そして、光の色が最初は青や緑色であったが赤や紫に変化していくに伴って意識が朦朧としていくのであった……。